JPH0547706U - ヒーターの残熱表示装置 - Google Patents

ヒーターの残熱表示装置

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JPH0547706U
JPH0547706U JP9553091U JP9553091U JPH0547706U JP H0547706 U JPH0547706 U JP H0547706U JP 9553091 U JP9553091 U JP 9553091U JP 9553091 U JP9553091 U JP 9553091U JP H0547706 U JPH0547706 U JP H0547706U
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electric heater
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三次 西川
幹夫 友近
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株式会社ハーマン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気ヒーターが高温であるか否かを正確に表
示する。電気ヒーター近傍の判りやすい位置で表示す
る。 【構成】 電熱ヒーター1の側方で天板2に表示窓3を
設ける。表示窓3の下方に回転自在な回転板4を配設す
る。回転板4を回転自在に支持する保持枠5内に温度変
化により変形するバイメタル6aのような熱変位体6を
内装する。温度変化にて熱変位体6で回転板4が回転駆
動されるように熱変位体6と回転板4とを連繋せしめ
る。所定温度以上になったとき表示窓3から色表示され
るように回転板4に色表示部を設ける。電熱ヒーター1
と保持枠5とを熱伝導性のよい金属にて連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気ヒーターを有するコンロにおいてヒーター部に熱が残っている か否かを表示するヒーターの残熱表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に電気ヒーターにあっては、電源オフ時において表面の温度が高いか低い かが目視では判らず、やけどしたり火災事故につながったりする可能性があった 。 従来の電気ヒーターを有するコンロには電源のオン,オフの表示ランプを設け たものがある。これは電源のオンオフは判別できるが、オフ状態でも高温のとき には判らず危険である。またタイマーによりヒーターのオフ後、30分程高温ラ ンプが点灯している装置もあるが、間接的なものであり、周囲の状況により温度 の変化が異なるため程度が判らない。
【0003】 また従来の高温ランプ等のランプ表示はコンロの前面パネル側に位置し、高温 となる電気ヒーターの近辺に位置していないから判りにくい。また電気ヒーター の近傍にランプを設けようとした場合、電気ヒーター近辺(天板、グリル、ガス バーナー)は温度が条件によって異なり、また高温になるため、ランプ等の電気 部品が装備しにくい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例にあっては、上記のように電気ヒーターが高温であるか否かを正確 に表示できなく、また目視しやすい位置で表示できないという問題があった。 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ ろは電気ヒーターが高温であるか否かを正確に表示でき、しかも電気ヒーター近 傍の判りやすい位置で表示できるヒーターの残熱表示装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案ヒーターの残熱表示装置は、電熱ヒーター1を 有するコンロAにおいて、電熱ヒーター1の側方で天板2に表示窓3を設けると 共に表示窓3の下方に回転自在な回転板4を配設し、回転板4を回転自在に支持 する保持枠5内に温度変化により変形するバイメタル6aのような熱変位体6を 内装し、温度変化にて熱変位体6で回転板4が回転駆動されるように熱変位体6 と回転板4とを連繋せしめ、所定温度以上になったとき表示窓3から色表示され るように回転板4に色表示部7を設け、電熱ヒーター1と保持枠5とを熱伝導性 のよい金属にて連結した。
【0006】
【作用】
電気ヒーター1の温度に応じて熱変位体6が変位して回転板4が回転し、電気 ヒーター1が高温のときには表示窓3から高温であることを示す色表示がされる 。これにより電気ヒーター1が所定温度以上であるか否かを正確に表示できる。 また電気ヒーター1の近傍に設けた表示窓3から表示できて表示を目視しやすい 。また熱変位体6の変位にて回転板4を回転して表示するために電気関係を要せ ず電気ヒーター1の近傍でも表示できる。
【0007】
【実施例】
図6はコンロAを全体を示すものであって、上面側の天板2には電気ヒーター 1やガスバーナー9を有しており、内部にはグリル10を有している。ここで図 中11は排気口、12はガスバーナー9の五徳、13は操作つまみである。電気 ヒーター1は図1に示すように熱伝達性のよい材料にて形成せるヒーター本体1 4にヒーター線15を埋設して形成され、電気ヒーター1の中央には電気ヒータ ー1に載せた鍋等の温度を検知したりするセンサー16を設けてある。電気ヒー ター1の側方で天板2には表示窓3を設けてある。この表示窓3の周囲には窓枠 17を嵌めてあり、窓枠17にはガラス18を嵌めてあり、窓枠17の裏面側に 配置した固定板20と窓枠17との間に固定ビス19を締結してある。これによ り窓枠17と固定板20との間にガラス18が挟持されてガラス18が固定され ると共に窓枠17と固定板20との間に天板2が挟持されて天板2に取り付けら れる。ガラス18には手形ピクトのような印刷を施してある。この手形ピクトは 例えば手形部分が透明で周囲がベタ黒塗りになっている。この表示窓3のある部 分の下方には保持枠5を配置してあり、保持枠5の取り付け孔29から取り付け ビス21を固定板20に螺入することにより保持枠5を取り付けてある。この保 持枠5には一体に取り付け板22を設けてあり、取り付け板22を電気ヒーター 1の裏面側に取り付けてある。この取り付け板22を取り付ける部分で、23, 24はカラー、25は押さえ板、26はナット、27はビスである。表示窓3と 保持枠5との間には円板状の回転板4を配置してあり、保持枠5に回転自在に装 着した回転軸28に回転板4の中央を固着してある。この回転軸28は窓枠17 の周囲の適所に対応するように設けてあって、回転板4の中心と表示窓3の中心 とをずらせてある。回転板4の上面には周方向の一定区間に亙って色表示部7を 設けてある。この色表示部7は例えば赤色に着色してあり、残りの部分は無色や 白色にしてある。保持枠5内には熱変位体6として例えばバイメタル6aを配置 してある。バイメタル6aは回転軸28を中心とする渦巻き状に形成され、バイ メタル6aの内周側の一端を回転軸28のスリット33に係止してあり、バイメ タル6aの外周側の他端を調整板30の係止孔31に係止してある。調整板30 は回転軸28の回りに回転して位置調整できるようになっており、調整板30を 回動することによりバイメタル6aの他端の位置を調整できるようになっている 。保持枠5と電熱ヒーター1との間の取り付け板22や押さえ板25はアルミニ ウムや銅等の熱伝達性のよい金属にて形成されている。また保持枠5には換気孔 32を設けてある。
【0008】 しかして電熱ヒーター1の電源をオンすると、ヒーター線15に通電されて電 熱ヒーター1が加熱される。電熱ヒーター1が加熱されると、取り付け板22や 保持枠5によりバイメタル6aに熱が伝えられてバイメタル6aが回転方向に変 形して回転板4が回転する。回転板4が回転すると回転板4の色表示部7と表示 窓3のガラス18とが対応し、ガラス18から赤色の手形ピクトが表示され、高 温であることが表示される。電熱ヒーター1の電源をオフすると、ヒーター線1 5への通電が遮断されて電熱ヒーター1の温度が徐々に下がる。電熱ヒーター1 の温度が下がると、バイメタル6aも徐々に温度が下がってバイメタル6aが元 に戻るように回転して回転板4も回転する。このとき換気孔32にがあるためバ イメタル6aの温度が電熱ヒーター1の温度に応じてスムーズに下がる。電熱ヒ ーター1の温度が所定温度以下に下がると、表示窓3からの上記赤色の手形ピク トの表示が消える。このとき回転板4の回転度合いにより赤色表示の手形に対す る度合いが変化することにより熱さの程度が目視判断できる。
【0009】
【考案の効果】
本考案は上述のように電熱ヒーターの側方で天板に表示窓を設けると共に表示 窓の下方に回転自在な回転板を配設し、回転板を回転自在に支持する保持枠内に 温度変化により変形するバイメタルのような熱変位体を内装し、温度変化にて熱 変位体で回転板が回転駆動されるように熱変位体と回転板とを連繋せしめ、所定 温度以上になったとき表示窓から色表示されるように回転板に色表示部を設け、 電熱ヒーターと保持枠とを熱伝導性のよい金属にて連結しているので、電気ヒー ターの温度に応じて熱変位体が変位して回転板が回転し、電気ヒーターが高温の ときには表示窓から高温であることを示す色表示がされるものであって、電気ヒ ーターが所定温度以上であるか否かを表示窓から正確に表示できて安全に使用で きるものであり、しかも電気ヒーターの近傍に設けた表示窓から表示できて表示 を目視しやすくて安全に使用できるものであり、また熱変位体の変位にて回転板 を回転して表示するために電気関係を要せず電気ヒーターの近傍でも弊害なく表 示できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部省略断面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の要部の斜視図である。
【図5】同上の要部の裏面側から見た斜視図である。
【図6】同上のコンロ全体を示し、(a)は正面図、
(b)は平面図である。
【符号の説明】
A コンロ 1 電熱ヒーター 2 天板 3 表示窓 4 回転板 5 保持枠 6 熱変位体 6a バイメタル 7 色表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電熱ヒーターを有するコンロにおいて、
    電熱ヒーターの側方で天板に表示窓を設けると共に表示
    窓の下方に回転自在な回転板を配設し、回転板を回転自
    在に支持する保持枠内に温度変化により変形するバイメ
    タルのような熱変位体を内装し、温度変化にて熱変位体
    で回転板が回転駆動されるように熱変位体と回転板とを
    連繋せしめ、所定温度以上になったとき表示窓から色表
    示されるように回転板に色表示部を設け、電熱ヒーター
    と保持枠とを熱伝導性のよい金属にて連結して成るヒー
    ターの残熱表示装置。
JP1991095530U 1991-11-21 1991-11-21 ヒ―タ―の残熱表示装置 Expired - Fee Related JP2507059Y2 (ja)

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JPH0547706U true JPH0547706U (ja) 1993-06-25
JP2507059Y2 JP2507059Y2 (ja) 1996-08-14

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849116U (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 クラリオン株式会社 電気コンロの安全装置
JPH02124408U (ja) * 1989-03-20 1990-10-12
JPH0384324A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 調理器の残熱表示装置

Patent Citations (3)

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JPS5849116U (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 クラリオン株式会社 電気コンロの安全装置
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JPH0384324A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 調理器の残熱表示装置

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JP2507059Y2 (ja) 1996-08-14

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