JPH0547520A - 膜抵抗のレ−ザトリミング方法及び装置 - Google Patents

膜抵抗のレ−ザトリミング方法及び装置

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JPH0547520A
JPH0547520A JP3232178A JP23217891A JPH0547520A JP H0547520 A JPH0547520 A JP H0547520A JP 3232178 A JP3232178 A JP 3232178A JP 23217891 A JP23217891 A JP 23217891A JP H0547520 A JPH0547520 A JP H0547520A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザビームに基づいて電気回路が誤動作し
て正確なトリミングが不可能になることを防ぐ。 【構成】 厚膜抵抗R1 又はR2 にレーザビームを投射
してトリミングする。このトリミングは厚膜抵抗R1 、
R2 を含むスイッチングレギュレータ用制御回路1の出
力を測定しながら進める。レーザビームの投射に同期し
て制御回路1の入力電圧を遮断し、制御回路1の誤動作
を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混成集積回路等の電気
回路装置に含まれている膜抵抗のレーザトリミング方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厚膜抵抗にコヒーレントなレーザビーム
をパルス的に投射し、ホットスポットを順次重ねてカッ
ト溝を形成する所謂レーザトリミング法は、ハイブリッ
ドICのファンクショントリミング等において周知の技
術である。ファンクショントリミングでは、膜抵抗にレ
ーザビームでホットスポットを所定個形成するごとに電
気回路の出力電圧を測定し、この出力電圧が所定値に達
するまで膜抵抗に繰返しレーザビームを投射する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザビー
ム自体もしくはトリミングされた際に膜抵抗から発せら
れる輻射線の中に様々な波長の光線が含まれている。膜
抵抗の近くにモノリシックICが配置された場合には、
特定の波長の光線がモノリシックICに悪影響を及ぼす
ことがある。例えば、モノリシックICにラッチ回路が
含まれている場合には、特定の波長の光線がモノリシッ
クICに入射することによってラッチ回路が誤動作し、
出力電圧の送出が遮断されることがある。このようにな
ると、膜抵抗のトリミング状態の確認が不可能になる。
また出力電圧が低レベルになると、制御装置はトリミン
グ不足と判断し、膜抵抗のカット溝の形成を継続し、膜
抵抗を不良に至らしめることがある。
【0004】そこで、本発明はレーザトリミングを正確
に行うことができる方法及び装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、電気回路装置の出力を測定し、この測定結
果に基づいて前記電気回路装置に含まれている膜抵抗を
レーザビームでトリミングする方法において、前記電気
回路装置の入力電圧を、前記レーザビームに基づいて前
記電気回路装置が誤動作しないレベルに切り換えて前記
膜抵抗にレーザビームを投射し、その後に前記電気回路
装置の出力を測定することが可能なレベルの入力電圧を
前記電気回路装置に与えることを特徴とする膜抵抗のレ
ーザトリミング方法に係わるものである。
【0006】電気回路装置がラッチ回路を含む場合に
は、請求項2に示すように、レーザビーム投射期間と測
定期間との間にラッチ回路をリセット(ラッチ解放)状
態にすることが望ましい。
【0007】上記トリミングを行うための装置に関する
発明は、電気回路装置に含まれている膜抵抗をレーザト
リミングする装置において、測定電源と、この測定電源
と前記電気回路装置の入力端子との間に接続された入力
電圧制御回路と、前記電気回路装置の出力端子に接続さ
れた測定装置と、前記膜抵抗にレーザビームを投射する
ためのレーザビーム投射装置と、前記入力電圧制御回路
と前記測定装置と前記レーザビーム投射装置とを制御す
る制御装置とを備えており、且つ制御装置は所定の周期
を有する第1の制御パルスを発生すると共に、前記所定
の周期と同一又はこの整数倍の周期を有する第2の制御
パルスを前記第1の制御パルスと異なる時間に発生する
ように構成されており、前記レーザビーム投射装置は前
記第1の制御パルスに応答してレーザビームを前記膜抵
抗に投射するように構成されており、前記測定装置は前
記第2の制御パルスに応答して前記電気回路装置の出力
を測定するように構成されており、前記入力電圧制御回
路は前記第1の制御パルスに応答して前記測定電源から
前記電気回路装置に供給する入力電圧を前記第1の制御
パルスの幅よりも長い所定時間だけ低いレベルにするス
イッチを有していることを特徴とする膜抵抗のレーザト
リミング装置に係わるものである。
【0008】電気回路装置がラッチ回路を有している場
合には、請求項4に示すように第1、第2及び第3の制
御パルスを発生させ、第3の制御パルスでラッチ回路を
リセットするように構成することができる。
【0009】
【作用】請求項1及び3によれば、レーザビームが投射
されている期間におけるレーザビームに基づく電気回路
装置の誤動作を防ぐことができる。請求項2及び4によ
れば、ラッチ回路を測定に先立ってリセットするので、
誤まったラッチ状態によるトリミングの継続を防ぐこと
ができる。
【0010】
【実施例】次に、図1〜図4を参照して本発明の実施例
に係わる混成集積回路装置の厚膜抵抗のレーザトリミン
グ方法及び装置を説明する。
【0011】図1はスイッチングレギュレータの混成集
積回路から成る制御回路1及びこのレーザトリミング装
置を示す。レーザトリミング装置は、直流電源2と、入
力電圧制御回路3と、レーザビーム投射装置4と、測定
装置5と、制御装置6とから成る。
【0012】直流電源2は測定電圧を被測定制御回路1
に与える。入力電圧制御回路3はトランジスタ7、8、
9と、抵抗10、11と、コンデンサ12と、モノマル
チバイブレータ即ちMMV13とを有する。トランジス
タ7は電源2と被測定制御回路1の入力電源端子14と
の間に抵抗10を介して接続されている。このトランジ
スタ7のベースは抵抗11とトランジスタ8を介してグ
ランドに接続されている。コンデンサ12は抵抗10の
出力端子とグランドとの間に接続されている。トランジ
スタ9はコンデンサ12に並列に接続されている。MM
V13は2つのトランジスタ8、9のベースに接続され
ている。
【0013】被測定制御回路1は、モノリシックIC1
5、トリミングされる抵抗R1 、R2 等を含んでいる。
測定装置5は被測定制御回路1の出力端子に接続され、
被測定制御回路1の出力を測定する。
【0014】制御装置6はライン6aで第1の制御パル
スをレーザビーム投射装置4に与えると共にMMV13
にトリガ信号を与える。また、制御装置6はライン6b
によって測定装置5に第2の制御パルスを与える。図1
の装置の動作及びトリミング方法は後で詳しく述べる。
【0015】図1の被測定制御回路1は、図2のスイッ
チングレギュレータのFETスイッチQ1 をオン・オフ
制御する回路である。図2のスイッチングレギュレータ
は、FETスイッチQ1 及びこの制御回路1の他に、直
流電源20と、トランス21の1次、2次3及び3次巻
線N1 、N2 、N3 と、整流平滑回路22と、電圧検出
及び制御回路23と、起動抵抗24と、補助電源用ダイ
オード25と、コンデンサ26とを有する。1次巻線N
1 とFETスイッチQ1 との直列回路は電源20に接続
されている。2次巻線N2 は整流平滑回路22に接続さ
れ、この出力端子27、28間に負荷29が接続されて
いる。制御回路1はFETスイッチQ1をオン・オフす
るためのPWMパルスを形成する回路であり、この出力
端子16がFETスイッチQ1 のゲートに接続されてい
る。制御回路1のグランド端子17は電源20のグラン
ド端子に接続されている。制御回路1の電圧制御信号入
力端子18は電圧検出及び制御回路23に接続されてい
る。電圧検出及び制御回路23は出力端子27、28間
の電圧を検出し、これと基準電圧とを誤差増幅で比較す
る周知の回路である。制御回路1の電源電圧を得るため
に、3次巻線N3 にダイオード25とコンデンサ26が
接続されている。制御回路1の電源端子14はコンデン
サ26に接続されている。なお、コンデンサ26は起動
時に抵抗24を介して充電される。
【0016】図3は混成集積回路構成の制御回路1を示
す。この制御回路1は、共通の絶縁基板(図示せず)上
に半導体集積化されたモノリシックIC30を配置する
と共に、厚膜抵抗R1 、R2 を配設し、更にコンデンサ
C1 、C2 等を配設することによって構成されている。
【0017】モノリシックIC30は、パルス発生器3
1と、出力遮断用スイッチ32と、駆動回路33と、過
電圧検出回路34と、過熱検出回路35と、トリガ回路
36と、ORゲート37と、ラッチ回路38と、定電圧
化回路39と、入力電源端子40と、出力端子41と、
外部トリガ端子42と、3つの接続端子43、44、4
5とを有する。このモノリシックIC30は更に多くの
端子及び回路を含むが、ここには主要なもののみを示し
た。
【0018】パルス発生回路31は駆動回路33と端子
41とを介して出力端子16に接続されている。発振出
力遮断用スイッチ32はパルス発生器31の出力ライン
とグランドとの間に接続されている。出力端子16はス
イッチングレギュレータを構成する時に図2のFETス
イッチQ1 に接続される。パルス発生器31の出力パル
スの幅を制御するために、パルス発生器31は接続端子
44、45を介して第1及び第2のコンデンサC1 、C
2 に接続されている。コンデンサC1 の上側端子は、第
1の抵抗R1 を介して定電圧化回路39に接続されてい
ると共に、抵抗R3 を介して制御信号入力端子18に接
続され、更にダイオードD1 を介して第2のコンデンサ
C2に接続されている。
【0019】過電圧検出回路34は入力電源端子40に
接続されている。この実施例ではトランス21の3次巻
線N3 に基づいて補助電源電圧を得、更にFETスイッ
チQ1 のオフ期間に3次巻線N3 に得られる電圧をダイ
オード25で整流するので、負荷電圧に対応した電圧を
3次巻線N3 を介して入力電源端子14に得ることがで
きる。従って、過電圧検出回路34において入力電源端
子14の電圧と過電圧レベルを示す基準電圧とを比較器
で比較することによって過電圧検出が可能になる。
【0020】過熱検出回路35は、IC30の温度を検
出するセンサの出力と基準電圧とを比較するように構成
されている。
【0021】トリガ回路36はIC30の端子42を介
して外部接続端子46に接続されている。外部接続端子
46には図2のFETスイッチQ1 をオフにする時に信
号が与えられる。なお、端子46と端子42の間には抵
抗R4 、R5 とコンデンサC3 が接続されている。
【0022】ORゲート37は過電圧検出回路34と過
熱検出回路35とトリガ回路36に接続され、これ等の
出力(トリガ信号)をラッチ回路38の入力端子に与え
る。
【0023】RSフリップフロップから成るラッチ回路
38はORゲート37の出力をラッチし、このラッチ出
力(セット出力)によってスイッチ32をオン制御し、
パルス出力を遮断する。ラッチ回路38のリセット端子
はリセットトリガ回路38aに接続されている。リセッ
トトリガ回路38aは入力電源端子40に接続されてお
り、入力電源電圧の立上りに同期してリセットトリガ信
号を発生する。
【0024】制御回路1の厚膜抵抗R1 、R2 をトリミ
ングする場合には、この制御回路1を図1に示すように
トリミング装置に接続し、制御装置6から図4の(A)
(B)に示す第1及び第2の制御パルスをライン6a、
6bに送出する。(A)に示す第1の制御パルスは、周
波数3kHz 、周期(1/3000秒)を有して時刻t1
、t4 、t7 で発生する。(B)に示す第2の制御パ
ルスは第1の制御パルスと同一の周期及び周波数を有し
て時刻t3 、t6 、t9 で発生する。第2の制御パルス
の発生時点は第1の制御パルスの相互間である。第1の
制御パルスはレーザビーム投射装置4に供給されると共
にMMV13に供給される。レーザビーム投射装置4は
第1の制御パルスに応答して厚膜抵抗R1 又はR2 にレ
ーザビームを投射し、溝を形成する。厚膜抵抗R1 又は
R2 の抵抗値は第1の制御パルスに応答したレーザビー
ムの投射回数に対応して高くなる。レーザビームの投射
に基づく厚膜抵抗R1 、R2 の抵抗値の変化は制御回路
1の出力電圧の変化によって判定する。制御回路1の入
力電源端子14に図2のコンデンサ26の代りに電源2
を接続することによって制御回路1は図2の場合と同様
に動作する。なお、図1では電圧制御信号入力端子18
が開放されているが、ここに所定の電圧を印加してもよ
い。測定装置5は制御回路1の出力端子16から得られ
る図3のパルス発生器31の出力パルスを平滑した電圧
を図4の(B)に示す第2の制御パルスに基づいてサン
プリングし、この値を制御装置6に通知する。出力端子
16の出力パルスを平滑した電圧は図4の(E)に示す
ようにレーザビームの投射毎に高くなる。制御装置6は
図4の(E)の電圧のサンプル値が所定基準値に達した
か否かを判断し、達した時に第1及び第2の制御パルス
の送出を停止し、トリミングを終了させる。
【0025】ところで、この実施例では図1の制御回路
1に連続的に入力電圧を与えない。MMV13は図4の
(A)の第1の制御パルスの前縁に応答して図4の
(C)に示す入力電圧制御パルスを発生する。この入力
電圧制御パルスは第1の制御パルス及びレーザビーム投
射時間幅よりも広い幅を有する。トランジスタ8及び9
はMMV13の出力パルスにオンになり、逆にトランジ
スタ7はオフになる。これにより、図4の(D)に示す
ようにt1 〜t2 、t4〜t5 、t7 〜t8 期間に入力
電圧が零ボルトになる。同時にコンデンサ12の電荷が
トランジスタ9を介して放出される。この結果、レーザ
ビームで抵抗R1 又はR2 をトリミングしている期間に
は図3のラッチ回路38及びこの入力側の種々の回路は
非動作状態になり、レーザビーム又は輻射線に基づいて
ラッチ回路38又はこのラッチ入力段の回路(過熱検出
回路35等)が誤動作し、ラッチ回路38が誤まってラ
ッチ状態になることが阻止される。MMV13の出力が
低レベルに戻ると、トランジスタ8、9がオフになり、
逆にトランジスタ7がオンになる。トランジスタ7の出
力段にコンデンサ12が接続されているので、入力電圧
は図4の(D)に示すように緩やかに立上る。このた
め、急激な立上りのために生じやすいラッチ回路38の
誤動作を防ぐことができる。入力電圧が立上るとリセッ
トトリガ回路38aからリセットトリガパルスが発生
し、ラッチ回路38がリセットされる。ラッチ回路38
が誤まってラッチ状態であったとしても、レーザビーム
投射毎にリセットされるので、第2の制御パルスの発生
時点t3 、t6 、t9 時点で正常な入力電圧が得られ
る。この結果、第2の制御パルスに基づく出力電圧の測
定が確実に達成される。また、パルス発生器31の出力
制御用スイッチ32はラッチ回路38の誤動作に基づい
てオンになることがないので、トリミングを正確に達成
することができる。
【0026】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 制御装置6から図5の(A)(B)に示すよう
に第1及び第2の制御パルスを図4の(A)(B)と同
様に発生させると共に、図5の(C)に示す第3の制御
パルスを第1の制御パルスと第2の制御パルスの間に発
生させ、この第3の制御パルスを図1のMMV13に与
え、図5の(D)に示すようにこれに同期して入力電圧
を低下させてもよい。なお、この場合にも第2の制御パ
ルスの発生前に入力電圧を回復させる。 (2) 抵抗R1 又はR2 のトリミングによって出力周
波数を所定値にする場合には、出力周波数を電圧に変換
し、これが基準値であるか否かを判断してもよい。 (3) 図4及び図5では第1の制御パルスと第2の制
御パルスとが同一の周期を有しているが、第2の制御パ
ルスの周期を第1の制御パルスの整数倍にしてもよい。
この場合には図5の第3の制御パルスの周期も第2の制
御パルスと同様に整数倍にすることができる。 (4) スイッチ32をラインに直列に接続することが
できる。また、ラッチ回路38の位相反転出力端子(負
出力端子)をスイッチ32に接続することができる。ま
た、ラッチ回路38をRSフリップフロップ以外のフリ
ップフロップで形成することができる。
【0027】
【発明の効果】上述から明らかなように各請求項の発明
によれば、レーザビーム又はこれに基づいて生じる輻射
線によって電気回路が誤動作し、トリミングが不可能に
なることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるトリミング装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1の制御回路が使用されているスイッチング
レギュレータを示す回路図である。
【図3】図1の制御回路を詳しく示すブロック図であ
る。
【図4】図1の各部の状態を示す波形図である。
【図5】変形例を説明するための波形図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 電源 3 入力電圧制御回路 4 レーザビーム投射装置 5 測定装置 6 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路装置の出力を測定し、この測定
    結果に基づいて前記電気回路装置に含まれている膜抵抗
    をレーザビームでトリミングする方法において、 前記電気回路装置の入力電圧を、前記レーザビームに基
    づいて前記電気回路装置が誤動作しないレベルに切り換
    えて前記膜抵抗にレーザビームを投射し、その後に前記
    電気回路装置の出力を測定することが可能なレベルの入
    力電圧を前記電気回路装置に与えることを特徴とする膜
    抵抗のレーザトリミング方法。
  2. 【請求項2】 出力信号の送出を制御するためのラッチ
    回路及び前記出力信号に所定の関係を有する膜抵抗を含
    んでいる電気回路装置から所定の出力信号を得ることが
    できるように前記膜抵抗をレーザビームでトリミングす
    る方法において、 前記膜抵抗にレーザビームを間欠的に投射してトリミグ
    し、前記電気回路装置の出力信号を間欠的に測定してト
    リミング状態を判定し、前記レーザビームの投射期間と
    前記出力信号の測定期間との間で前記ラッチ回路をリセ
    ット状態にすることを特徴とする膜抵抗のレーザトリミ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 電気回路装置に含まれている膜抵抗をレ
    ーザトリミングする装置において、 測定電源と、 この測定電源と前記電気回路装置の入力端子との間に接
    続された入力電圧制御回路と、 前記電気回路装置の出力端子に接続された測定装置と、 前記膜抵抗にレーザビームを投射するためのレーザビー
    ム投射装置と、 前記入力電圧制御回路と前記測定装置と前記レーザビー
    ム投射装置とを制御する制御装置とを備えており、且つ
    制御装置は所定の周期を有する第1の制御パルスを発生
    すると共に、前記所定の周期と同一又はこの整数倍の周
    期を有する第2の制御パルスを前記第1の制御パルスと
    異なる時間に発生するように構成されており、 前記レーザビーム投射装置は前記第1の制御パルスに応
    答してレーザビームを前記膜抵抗に投射するように構成
    されており、 前記測定装置は前記第2の制御パルスに応答して前記電
    気回路装置の出力を測定するように構成されており、 前記入力電圧制御回路は前記第1の制御パルスに応答し
    て前記測定電源から前記電気回路装置に供給する入力電
    圧を前記第1の制御パルスの幅よりも長い所定時間だけ
    低いレベルにするスイッチを有していることを特徴とす
    る膜抵抗のレーザトリミング装置。
  4. 【請求項4】 出力信号の送出を制御するためのラッチ
    回路及び前記出力信号に所定の関係を有する膜抵抗を含
    んでいる電気回路装置の前記膜抵抗をレーザトリミング
    する装置において、 測定電源と、 この測定電源と前記電気回路装置の入力端子との間に接
    続された入力電圧制御回路と、 前記電気回路装置の出力端子に接続された測定装置と、 前記膜抵抗にレーザビームを投射するためのレーザビー
    ム投射装置と、 前記入力電圧制御回路と前記測定装置と前記レーザビー
    ム投射装置とを制御するために第1、第2及び第3の制
    御パルスを間欠的に且つ互いに異なる時間に発生する制
    御装置とを備えており、且つ前記レーザビーム投射装置
    は前記第1の制御パルスに応答してレーザビームを前記
    膜抵抗に投射するように構成されており、 前記測定装置は前記第2の制御パルスに応答して前記電
    気回路装置の出力信号を測定するように構成されてお
    り、 前記入力電圧制御回路は前記第2の制御パルスに基づく
    前記出力信号の測定に先立って前記ラッチ回路をリセッ
    ト状態にすることができる前記入力電圧の変化が前記第
    3の制御パルスに応答して生じるように構成されている
    ことを特徴とする膜抵抗のレーザトリミング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8733184B2 (en) 2010-03-10 2014-05-27 Nhk Spring Co., Ltd. Position testing apparatus
US8740506B2 (en) 2010-03-10 2014-06-03 Nhk Spring Co., Ltd. Positioning apparatus

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US8733184B2 (en) 2010-03-10 2014-05-27 Nhk Spring Co., Ltd. Position testing apparatus
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