JPH0547398B2 - - Google Patents

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JPH0547398B2
JPH0547398B2 JP56177703A JP17770381A JPH0547398B2 JP H0547398 B2 JPH0547398 B2 JP H0547398B2 JP 56177703 A JP56177703 A JP 56177703A JP 17770381 A JP17770381 A JP 17770381A JP H0547398 B2 JPH0547398 B2 JP H0547398B2
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JP
Japan
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plate cylinder
circuit
push button
numeric keypad
value
Prior art date
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JP56177703A
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JPS5878768A (ja
Inventor
Osamu Yoritsune
Takemasa Matsumoto
Itsuo Aso
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS5878768A publication Critical patent/JPS5878768A/ja
Publication of JPH0547398B2 publication Critical patent/JPH0547398B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/08Cylinders
    • B41F13/10Forme cylinders
    • B41F13/12Registering devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は印刷機の見当調整装置に関する。
[従来の技術] 例えば多色印刷を行なう場合には、各色共通画
線部の重なり具合を刷りあがつた刷り物を見て判
断し、もし印刷がずれているときには、版の取付
位置を修正するか、あるいは版を取り付けている
シリンダ(以下版胴と呼ぶ)を移動させて修正す
る見当調整作業を行なう。
従来の見当調整作業には、直接人手により版胴
を動かすマニユアル方式と、印刷機構にモータを
付設し、押釦スイツチ操作によりこれを動かす遠
隔操作方式がある。遠隔操作方式においては第1
図に示すように、版胴025の位置をポテンシヨ
メーター028,031にて検出し、電圧計M/
Mにて版胴025の位置を表示する。電圧計M/
Mの目盛零は印刷機に対する版胴の基準位置に対
応している。
電圧計M/Mの目盛は、第2図に示すように、
目盛の中央を零としてあり、目盛零か左右に版胴
の移動量に比例して版胴の移動可能な距離まで目
盛られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような装置では、電圧計
M/Mの指針は版胴の移動と共に移動し、版胴の
移動が停止するとその位置で指針も停止する。
そのためオペレータは見当調整作業において版
胴を移動させるには電圧計M/Mの指針が目標の
移動量になるまで押釦スイツチを押し続けていな
ければならず作業効率が悪いという問題があつ
た。
本発明はこのような問題を解決するためち提案
されたもので、テンキーにより版胴移動量をセツ
トし(セツト値を入力し)、押釦スイツチのワン
タツチで版胴を前記セツト値だけ移動して見当調
整作業を能率的に行なう印刷機の見当調整装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る印刷機の見当調整装置は版胴をそ
れぞれ回転方向又は軸方向に移動させる調整モー
タと任意に決めた版胴の基準位置を原点とする絶
対座標系で版胴の回転方向位置の座標値と軸方向
位置の座標値とを検出する検出回路とをそれぞれ
具える複数の印刷ユニツトと、上記各印刷ユニツ
トの上記検出値をそれぞれデジタル量として記憶
し選択釦を押すことにより版胴の現在位置のデー
タをデジタル表示する表示回路と、表示された版
胴の現在位置を示すデータに対する修正量をセツ
トするテンキーと、指令釦を押すことにより上記
テンキーのセツト量を上記表示データ量に加えて
版胴の目標位置の座標値を演算し基準位置を原点
とする座標値として記憶するとともに上記調整モ
ータを上記記憶値(目標位置の座標値)と上記検
出値とが一致するまで駆動する調整回路とを具え
たことを特徴とする。
[作用] (1) 各印刷ユニツトの版胴の現在位置の座標値A
1および移動開始後の新位置の座標値B1は、
各版胴ごとに任意に決めた版胴の基準位置を原
点とする絶対座標系の座標値としてデイジタル
値で検出し、表示する。
(2) しかし印刷機の見当調整のための版胴の必要
な移動量の指示は、各版胴ごとに版胴の現在位
置の座標値A1と目標位置の座標値C1の差D
1をテンキー7に入力することにより行なう。
このとき表示器4には、版胴の必要な移動量す
なわち版胴の現在位置からの修正量D1が表示
される。この修正量D1の表示は、テンキー設
定用釦15が押されるまで続く。
(3) テンキー設定用押釦15を押すと、表示4に
は、版胴の移動中の新位置(B1)が版胴の基
準位置を原点とする絶対座標系の座標値として
表示される。
(4) それとともに、CPU回路19はセツトされ
た版胴の現在位置からの必要な修正量D1と、
版胴の現在位置の絶対座標系における座標値A
1の和(合成値)E1を演算により求め版胴の
基準位置を原点とする絶対座標値としてデイジ
タル値で記憶し、その電気信号を版胴が現在位
置の座標値A1から目標位置の座標値E1に達
するまで保持する。
(5) さらにCPU回路19は、ユニツト選択押釦
6、操駆方向選択押釦10又は前後方向選択押
釦11、およびテンキー7の電気信号を処理
し、リレー回路23を選択して、調整用モータ
27,30を駆動し、版胴を移動する。
(6) CPU回路19は、ポテンシヨメータ19か
らの電気信号が、保持値E1になつたとき調整
用モータ27,30と版胴の移動を停止する。
このとき版胴の新位置の座標値B1と目標位置
の座標値E1が一致する。そのため表示器4に
表示される版胴の新位置の座標値B1は、同時
に版胴の目標位置の座標値E1を表示すること
になる。
(7) 表示器4は1個しか具備しないが、n個の印
刷ユニツトを有する印刷機に対しては、押釦の
選択により、表示対象を切換えて、次の4n種
類のデータを表示することができる。
ユニツト選択押釦6により、見当調整を行
なうべきユニツトを選択することができる。
その選択は印刷ユニツト数だけ、すなわちn
種類だけできる。
操駆方向選択押釦10と前後方向選択押釦
11により、操駆方向又は前後方向10の2
種類を選択することができる。
テンキー7により版胴の現在位置からの修
正量D1を、テンキー設定用押釦15によ
り、版胴の基準位置を原点とする版胴の現在
位置(又は新位置)の座標値を選択すること
ができる。
テンキー7を押すと版胴の現在位置から移動す
べき量(修正量)すなわち版胴の現在位置の座標
値A1と目標位置の座標値C1との差D1が入力
され版胴の現在位置からの修正量D1が表示され
る。この値はテンキー設定用押釦15を押すまで
表示される。テンキー設定用押釦15を押すと、
版胴の現在位置(又は移動中の新位置)の座標値
が表示される。
従つて、表示器4にはn×2×2=4n種類の
表示をすることができる。
[実施例] 本発明の一実施例を第3図及び第4図に示す。
第3図は本発明の回路構成を示すブロツク線図、
第4図は第3図の操作パネルを示す正面図であ
る。
第3図〜第4図において、1は操作パネル、2
は制御部、3は印刷ユニツト、4はデジタル表示
器、5は色別用磁石で対応印刷ユニツトで使用さ
れているインキの色を示し、取外し可能に作られ
ている。6はユニツト選択押釦でランプ付モーメ
ンタリ押釦で作られユニツト6の数値1〜4は印
刷ユニツトの番号を示す。7はテンキー、8は操
駆方向零点復帰押釦、9は操駆前後方向零点復帰
押釦、10は操駆方向選択押釦、11は前後方向
選択押釦、12は正転方向微調整用押釦で、8〜
12はそれぞれランプ付モーメンタリ押釦で作ら
れている。13は自己保持式の微調整切換押釦、
14は逆転方向微調整用押釦、15はテンキー設
定用押釦、16は停止押釦で、14〜16はそれ
ぞれモーメンタリ押釦で作られている。17,1
8はそれぞれバツフア回路、19はCPU回路、
20はI/F回路、21はA/D回路、22はマ
ルチプレクサ回路、23はリレー回路、24は微
調整設定器で版胴を一定量だけ移動させる際、そ
の移動量を設定するデジタルスイツチよりなる。
25は版胴、26は操駆方向歯車装置、27は操
駆方向調整用モータ、28は操駆方向用ポテンシ
ヨメータ、29は前後方向歯車装置、30は前後
方向調整用モータ、31は後側方向用ポテンシヨ
メータである。
次に各構成要素の役割と機能につき説明する。
デイジタル表示器4はテンキー設定用押釦15
を押した時は版胴の現在位置を絶対座標系におけ
る座標値として表示し、テンキー7を押したとき
はテンキーにより入力された版胴の現在位置から
の修正値を表示する。
ユニツト選択押釦6は複数ある印刷ユニツトの
うちどの印刷ユニツトを調整するかを選択する。
テンキー7は見当修正値を入力する。
操駆方向選択押釦10と前後方向選択押釦11
は操駆、前後いずれの方向の調整を行うか選択す
る。
テンキー設定用押釦15は見当修正量の入力が
完了したときに押す。
バツフア回路17と18はCPU回路とCPU回
路につながる各回路との緩衝器の役割をする。
CPU回路19はユニツト選択押釦6及び操駆
方向選択押釦10と前後方向選択押釦11の電気
信号を確認して駆動すべき調整用モータを決める
とともに読み取るべきポテンシヨメータを決め、
マルチプレクサ回路に選択信号を出力する。A/
D回路からのデイジタル信号を演算処理し、内部
の記憶装置に現在位置として記憶するとともに表
示器4に出力する。テンキーより入力された修正
値と、記憶してある現在位置とを演算し、これを
目標位置として記憶する。また、現在位置が目標
位置に一致するよう調整用モータへの駆動信号を
リレー回路へ出力する。
I/F回路20はA/D回路からのデイジタル
信号をクリーンなデイジタル信号へ変換する。
A/D回路21はアナログ信号をデイジタル信
号へ変換する。
マルチプレクサ回路22はCPU回路からの選
択信号により複数のポテンシヨメータからのアナ
ログ信号のうちの1信号をA/D回路へ出力す
る。
リレー回路23はCPU回路からの信号に基づ
き、調整用モータを駆動すべきリレーを選択す
る。
色ずれがある場合には、版胴を現在位置から目
標位置まで移動させる必要がある。
胴版の現在位置、新位置は版胴の機械的原点位
置すなわち任意に決めた、版胴の基準位置を原点
とする絶対座標系で表示する。
ここで基準位置とは、印刷機に対する版胴の位
置を表わすときに原点となる位置であり、印刷機
に対する版胴の回転方向位置および軸方向位置を
表わす座標の原点となる位置をいう。版胴の基準
位置は、各見当の調整可能範囲で任意に決めてよ
い。ただしある時刻t0における印刷機に対する版
胴の位置を基準位置としたとき、その基準位置に
対しては、電圧計M/Mの針は必ず0となるよう
に調整するとともに、ポテンシヨメータのB点は
必ずA点を重なるように調整する必要がある。
版胴の現在位置とは、現在すなわち時刻tおけ
る印刷機に対する版胴の位置をいう。版胴の目標
位置とは、色ずれをなくすために版胴を移動すべ
き位置をいう。
版胴の新位置とは、版胴が移動開始後、目標位
置に達するまでの各時刻(t+Δt)における版
胴の位置をいう。版胴の新位置が目標位置に達し
たとき版胴の移動は停止する。
版胴の現在位置が基準位置と異なつていると、
ポテンシヨメータには電位差が出てくる。その理
由は、版胴の基準位置は前述のように任意に決め
ることができるものであり、色ずれ防止のための
版胴の目標位置と一致するとは限らないこと、お
よび版胴が基準位置にあるとき、ポテンシヨメー
タの可動部Bが中間点Aに重なるように調整する
ためである。したがつて版胴の現在位置が基準位
置と異なつている場合にはポテンシヨメータの中
間点Aと、可動部Bとの間に電位差が生ずる。
そしてポテンシヨメータにより得られた電位差
は、A/D回路21によりデイジタル値に変換さ
れ、CPU回路に取り込まれ、CPU回路内の記憶
装置に記憶される。
見当調整作業は、印刷ユニツト3の操駆方向調
整用モータ27および前後方向調整用モータ30
に駆動信号を出力し、版胴を、色ずれを生ずる版
胴の位置から、色ずれを生じない版胴の位置まで
移動する作業である。そのため操駆方向用ポテン
シヨメータ28および前後方向用ポテンシヨメー
タ31からの信号をうけて版胴25の位置をデイ
ジタル表示器4に+あるいは−の符号と数字によ
り表示する。
操駆方向用ポテンシヨメータ28および前後方
向用ポテンシヨメータ31は、それぞれ全抵抗の
1/2の点に中間点Aを有するとともに、全抵抗値
幅で摺動可能な可動部Bを有する。版胴の基準位
置に対しては前記中間点Aと可動部B間に発生し
ている電位差が零となるように可動部Bを調整す
る。このようにして版胴25の操駆方向および前
後方向の基準位置を設定し、版胴とポテンシヨメ
ータを各歯車装置で接続する。
操駆方向の版胴位置を表示する符号は、版胴2
5が操方向Cへ移動したとき、操駆方向用ポテン
シヨメータ28の可動部BはD方向へ移動するよ
うにして、中間点Aの位置から可動部BがD方向
へあるときは+とし、逆に、版胴25が駆方向E
へ移動したとき、操駆方向用ポテンシヨメータ2
8の可動部BはF方向へ移動するようにして、中
間点Aの位置から可動部BがF方向へあるときは
−とする。
前後方向の版胴位置を表示する符号は、版胴2
5が紙を通す方向、つまり、前方向Gへ回転した
とき、前後方向用ポテンシヨメータ31の可動部
BがH方向へ移動するようにして、中間点Aの位
置から可動部がH方向にあるときは+とし、逆
に、版胴25が紙を通す方向と逆の方向、つま
り、後方向Iへ回転したとき、前後方向用ポテン
シヨメータ31の可動部BがJ方向へ移動するよ
うにして、中間点Aの位置から可動部BがJ方向
にあるときは−とする。
操駆方向の版胴位置を表示する数字は、操駆方
向用ポテンシヨメータ28の中間点Aから可動部
Bまでの電位差を、また前後方向の版胴位置を表
示する数字は、前後方向用ポテンシヨメータ31
の中間点Aから可動部Bまでの電位差をそれぞれ
版胴25の動き量に換算した量でデイジタル表示
器4に表示する。
操駆方向及び前後方向の版胴位置の表示は、操
作パネル1にある操駆方向選択押釦10又は前後
方向選択押釦11のどちらかを押すことにより切
り換えて表示する。
版胴の位置を移動させるためには、制御部の
CPU回路19からバツフア回路18及びリレー
回路23を通して調整用モータ27および30に
正転または逆転の駆動信号を出力する。
版胴の現在位置を表示するためには、まずポテ
ンシヨメータ28および31からのアナログ信号
をマルチプレクサ回路22を通してA/D回路2
1へ入力し、A/D回路21で版胴の現在位置信
号をデイジタル値へ変換する。このデイジタル値
をI/F回路20を通してバツフア回路18へ入
力し、CPU回路19からバツフア回路17を通
してデイジタル表示器4に出力することにより版
胴の現在位置の座標値が表示される。
以下、テンキー操作による本装置の作用を述べ
る。見当調整操作において版胴を移動させる方向
は操方向C、駆方向E、前方向Gおよび後方向I
があるが、いずれの方向においても本装置の作用
は実質的には同一であるので、説明の便宜上、版
胴25を操方向Cへ移動させる場合について述べ
る。
操作パネル1の操駆方向選択押釦10を押す
と、表示器には、版胴の操駆方向の現在位置の座
標値が表示される。実施例においては現在位置の
座標値として「+123」が表示される。
(1) ユニツト選択押釦6にて見当調整を行なう印
刷ユニツト3に相当する番号を押すと、ユニツ
ト選択押釦6からの電気信号はバツフア回路1
7を通してCPU回路19へ入力する。
(2) 操駆方向選択押釦10を押すと、操駆方向選
択押釦10からの電気信号はバツフア回路17
を通してCPU回路19へ入力する。
(3) CPU回路19はユニツト選択押釦6と操駆
方向選択押釦10の電気信号を確認して、操駆
方向用ポテンシヨメータ28を選択するように
バツフア回路18を通してマルチプレクサ回路
22へ電気信号を出力する。
(4) マルチプレクサ回路22は全印刷ユニツトの
操駆および前後方向用ポテンシヨメータに発生
している電位差を入力しており、上記(3)の電気
信号により指定された印刷ユニツト3の操駆方
向用ポテンシヨメータ電圧をA/D回路21へ
出力する。
(5) A/D回路21はCPU回路19からのA/
D変換制御信号によりマルチプレクサ回路22
の出力電圧であるアナログ信号をデジタル信号
に変換し、I/F回路20へ出力する。
(6) I/F回路20はダーテイなデジタル信号を
クリーンなデジタル信号に変換し、バツフア回
路18を通してCPU回路19へ入力する。
(7) CPU回路19はクリーンなデジタル信号を
演算処理し、符号と数字でデジタル表示器4に
版胴の現在位置を表示する。
操駆方向及び前後方向の版胴位置の表示は、
操作パネル1にある操駆方向選択押釦10又は
前後方向選択押釦11のどちらかを押すことに
より切り換えて表示する。
(8) 今、操駆方向の版胴の現在位置がデジタル表
示器4に「+123」と表示されているとする。
これは版胴の操駆方向の見当修正前の現在位置
が基準位置に対して+1.23mmの場合を示す。表
示は1/100mm単位で行つているため「+123」と
表示される。
(9) 版胴位置をこの現在位置から操方向Cへ0.05
mm修正移動する必要がある場合を考える。
(10) まず、テンキー7の「5」の押釦を押す。す
るとデイジタル表示器4には、今まで表示され
ていた現在位置「+123」に代わつて修正値
「5」が表示される。この表示はテンキー設定
用押釦15が押されるまで続く。
(11) テンキーで設定された修正値「5」は電気信
号に変換され、バツフア回路17を通して
CPU回路19へ入力される。
(12) CPU回路19はセツトされた修正値をバツ
フア回路17を通してデジタル表示器4へ出力
する。そのときデジタル表示器4には「+5」
の表示がなされる。その後テンキー設定用押釦
15を押すことにより、移動中の版胴の新位置
の座標値を表示器4に表示させることもでき
る。しかし、目標位置の座標値を示す「+128」
を表示させることはできない。
(13) テンキー設定用押釦位置5を押すと、その電
気信号はバツフア回路17を通してCPU回路
19へ入力される。すると、CPU回路19は
見当修正前の版胴25の現在位置の座標値を示
す「+123」の電気信号とテンキー7からの修
正値「5」の電気信号の和(合成値」を演算
し、記憶し、その演算結果すなわち合成値「+
128」に相当する電気信号を版胴25が現在位
置の座標値から目標位置の座標値「+128」に
達するまで保持する。この「+128」は見当位
置が目標位置になつた後に、新たな目標値が入
力された時点で、上書きされる。
それとともにCPU回路19はユニツト選択
押釦6、操駆方向選択押釦10およびテンキー
7の電気信号を処理し、操駆方向調整用モータ
27が版胴25を操方向Cへ移動させるように
電気信号をバツフア回路18を通してリレー回
路23へ出力する。
(14) リレー回路23はCPU回路19の出力信号
に基づきリレーを選択し、版胴25が操方向C
へ移動するように操駆方向調整用モータ27を
駆動させる。
(15) 操駆方向調整用モータ27が回転することに
より、変化していく版胴の新位置の座標値はデ
ジタル表示器4に時々刻々と表示される。
(16) CPU回路19は、操駆方向用ポテンシヨメ
ータ28からの電気信号が保持値の「+128」
に等しくなつたとき、操駆方向調整用モータ2
7を停止させる。このとき版胴25も停止す
る。
(17) そして版胴25の位置の座標値(すなわち基
準位置を原点とする座標値)は、デジタル表示
器4に「+128」と表示される。
[発明の効果] 本発明は前述のように構成されているので以下
に記載するような効果を奏する。
(1) 本発明装置によれば、テンキーの設定操作と
押釦スイツチのワンタツチ操作による見当調整
が、従来の方式におけるよりも、著しく短時間
かつ容易に行なうことができる。そのため印刷
作業能率を大巾に向上することができる。
(2) 各印刷ユニツトが 版胴を回転方向又は軸方向に移動させる調
整モータと、任意に決めた版胴の基準位置を
原点とする絶対座標系で版胴の回転方向位置
の座標値と軸方向位置の座標値とを検出する
検出回路をそれぞれ具えるとともに、 上記各印刷ユニツトは検出値をデジタル量
として記憶し選択釦を押すことにより版胴の
現在位置のデータをデジタル表示する表示回
路と、 表示された版胴の現在位置を示すデータに
対する修正量をセツトするテンキーと、 指令釦を押すことによりテンキーのセツト
量を上記表示データ量に加えて版胴の目標位
置の座標値を演算し基準位置を原点とする座
標値として記憶するとともに上記調整モータ
を上記記憶値(目標位置の座標値)と上記検
出値とが一致するまで駆動する調整回路とを
具えたことにより、 演算誤差の集積を発生することなく高性能の印
刷機の見当調整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の印刷機の見当調整装置を示す系
統図、第2図は第1図の電圧系の正面図、第3図
は本発明の一実施例の回路構成を示すブロツク線
図、第4図は第3図の操作パネルを示す正面図で
ある。 1……操作パネル、2……制御部、3……印刷
ユニツト、4……デジタル表示機、5……色別用
磁石、6……ユニツト選択押釦、7……テンキ
ー、8……操駆方向零点復帰押釦、9……前後方
向零点復帰押釦、10……操駆方向選択押釦、1
1……前後方向選択押釦、12……正転方向微調
整用押釦、13……微調整切換押釦、14……逆
転方向微調整用押釦、15……テンキー設定用押
釦、16……停止押釦、17,18……バツフア
回路、19……CPU回路、20……I/F回路、
21……A/D回路、22……マルチプレクサ回
路、23……リレー回路、24……微調整設定
器、25……版胴、26……操駆方向歯車装置、
27……操駆方向調整用モータ、28……操駆方
向用ポテンシヨメータ、29……前後方向歯車装
置、30……前後方向調整用モータ、31……前
後方向用ポテンシヨメータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 版胴をそれぞれ回転方向又は軸方向に移動さ
    せる調整モータと、任意に決めた版胴の基準位置
    を原点とする絶対座標系で版胴の回転方向位置の
    座標値と軸方向位置の座標値とを検出する検出回
    路とをそれぞれ具える複数の印刷ユニツトと、上
    記各印刷ユニツトの上記検出値をそれぞれデジタ
    ル量として記憶し選択釦を押すことにより版胴の
    現在位置のデータをデジタル表示する表示回路
    と、表示された版胴の現在位置を示すデータに対
    する修正量をセツトするテンキーと、指令釦を押
    すことにより上記テンキーのセツト量を上記表示
    データ量に加えて版胴の目標位置の座標値を演算
    し基準位置を原点とする座標値として記憶すると
    ともに上記調整モータを上記記憶値(目標位置の
    座標値)と上記検出値とが一致するまで駆動する
    調整回路とを具えたことを特徴とする印刷機の見
    当調整装置。
JP56177703A 1981-11-05 1981-11-05 印刷機の見当調整装置 Granted JPS5878768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56177703A JPS5878768A (ja) 1981-11-05 1981-11-05 印刷機の見当調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56177703A JPS5878768A (ja) 1981-11-05 1981-11-05 印刷機の見当調整装置

Publications (2)

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JPS5878768A JPS5878768A (ja) 1983-05-12
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