JPH0547020U - 車止め - Google Patents

車止め

Info

Publication number
JPH0547020U
JPH0547020U JP10664391U JP10664391U JPH0547020U JP H0547020 U JPH0547020 U JP H0547020U JP 10664391 U JP10664391 U JP 10664391U JP 10664391 U JP10664391 U JP 10664391U JP H0547020 U JPH0547020 U JP H0547020U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car stop
cap
rectangular parallelepiped
resin
elongated rectangular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10664391U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2505511Y2 (ja
Inventor
勝則 竹松
Original Assignee
太陽インダストリー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 太陽インダストリー株式会社 filed Critical 太陽インダストリー株式会社
Priority to JP1991106643U priority Critical patent/JP2505511Y2/ja
Publication of JPH0547020U publication Critical patent/JPH0547020U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2505511Y2 publication Critical patent/JP2505511Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 充分な強度を有し、その取付けも容易で、し
かも長期の使用によって劣化しない車止めを提供する。 【構成】 樹脂と骨材との混合物からなる樹脂コンクリ
ークによって成り、適当ピッチで取付け用孔11が形成
された細長直方体物からなる車止め10であって、前記
取付け用孔11にはネジ止め用の第1の拡径部14及び
キャップ装着用の第2の拡径部18が形成され、しかも
該細長直方体物の上面及び側面には黄色層が形成され
て、該黄色層の表面に黒色の縞模様が塗布されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、岸壁等において使用される車止めに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、港湾の岸壁の角部近傍には、自動車等が岸壁から落下するのを防止 する為、岸壁と平行に帯状に突出した車止めが設けられている。この車止めは、 箱状の金物と、該金物を地面に固定するアンカーボルトと、前記箱状の金物の内 部に充填するコンクリートからなり、前記箱状の金物を前記アンカーボルトによ って地面に固定し、内部にコンクリートを流し込み、外表面に黒色と黄色の縞模 様を描いて構築されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記金物を使用した車止めにおいては、長期間の使用によって 金物が腐食するという問題点があった。 また、一部において使用されているコンクリート製の車止めもあるが、該車止 めにおいては、長期の使用によってコンクリートが破損したり、あるいは表面が 風化する等の問題点があった。 本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、充分な強度を有し、その取付け も容易で、しかも長期の使用によって劣化しない車止めを提供することを目的と する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の車止めは、樹脂と骨材との混合物からなる樹脂 コンクリークによって成り、適当ピッチで取付け用孔が形成された細長直方体物 からなる車止めであって、前記取付け用孔にはネジ止め用の拡径部及びキャップ 装着用の拡径部が形成され、しかも該細長直方体物の上面及び側面には黄色層が 形成されて、該黄色層の表面に黒色の縞模様が塗布されている。 また、請求項2記載の車止めは、請求項1記載の車止めにおいて、取付け用孔 のキャップの表面は、細長直方体物の模様に合わせて予め黄色あるいは黒色の色 彩が付されている。
【0005】
【作用】
請求項1及び2記載の車止めにおいては、全体が樹脂コンクリートによって形 成されているので、強度が大きく外圧に対して強く、金属のように腐食すること がない。また、該車止めの上面及び側面には黄色層が形成され、該黄色層の表面 に黒色の色彩が付されているので、黄色層がはげ落ち難い。 また、取付け用孔にはネジ止め用の拡径部が形成されているので、内部でアン カーボルトのネジ止めを行うことができ、キャップ装着用の拡径部が設けられて いるので、この部分にキャップを嵌入させることができ、全体の据え付け組立て が容易となる。 特に、請求項2記載の車止めにおいては、更に取付け用孔のキャップの表面は 、細長直方体物の模様に合わせて予め黄色あるいは黒色の色彩が付されているの で、更にキャップの表面に色彩を塗布する必要がなく、現場での手間を省略でき る。
【0006】
【実施例】
続いて、本考案を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の一実施例に係る車止めの側面図、図2は同平面図、図 3は同断面図、図4は同部分断面図、図5は取付け状態を示す断面図、図6は該 車止めの製造工程に使用する型枠の斜視図である。
【0007】 図1〜4に示すように、本考案の一実施例に係る車止め10は、細長直方体物 からなって、その主要部全体が樹脂コンクリートによって形成され、適当ピッチ で複数の取付け用孔11と、吊り金物を螺着させる2個の雌ネジ金物12とが設 けられている。 前記樹脂コンクリートは、充分乾燥した骨材と熱硬化性樹脂(例えば、不飽和 ポリエステル、エポキシ樹脂等)との混合物からなって、その配合比率は、例え ば、不飽和ポリエステル10重量部に対して、粒径5〜13mm程度の骨材が3 0重量部、粒径が1〜5mm程度の骨材が30重量部、1mm以下の粉状骨材が 30重量部となっている。
【0008】 前記取付け用孔11は、図5に示すように地面に埋設されたアンカーボルト1 3を装入してネジ止めするためのもので、下部は前記アンカーボルト13よりや や大きい径となって、中間部に第1の拡径部14が形成され、前記アンカーボル ト13に装着される座金15及び螺合するナット16が嵌入するようになってい る。そして、該第1の拡径部14の上部にはキャップ17が嵌入する第2の拡径 部18が形成されている。 また、前記細長直方体物の内部には、図3に示すように長さ方向に横筋19が 配置され、これらを固定する支持筋20が適当ピッチで複数個配置されて、該細 長直方体物の強度の向上を図っている。
【0009】 前記雌ネジ金物12は、図4に示すように、先端部に円錐台状の膨出部21が 設けられ、中央には雌ネジ22が形成された金物からなって、上部から一定の深 さの位置に埋設され、該雌ネジ金物12の上部には、拡径し一定の高さのキャッ プ装着部が形成されて該雌ネジ金物12の使用後はキャップ23を被せることが できるようになっている。 該雌ネジ金物12を使用する場合には、前記雌ネジ22に図示しないアイボル トあるいはフックボルトを螺合させて、該車止め10全体をバランス良く吊り上 げることでできるように、2個の雌ネジ金物12が細長直方体物に対称に取付け られている。
【0010】 この車止め10を製造する場合には、図6に示すようにFRP製の型枠24を 使用するが、前記取付け用孔12に相当する位置に中型25を配置し、更に前記 キャップ装着部には固定金具が、該固定金具の上には前記雌ネジ金物12を載せ て構成され、予め内表面全体に離型剤を塗布し、該型枠24の底面及び側面に黄 色のゲルコート(黄色の顔料が混入した樹脂)を塗布し、これによって黄色層を 形成させた後、内側に前記配合の樹脂コンクリート26を充填する。そして、上 面を均一に均した後、放置することによって固化させ、更に図1、図2に示すよ うに表面に黒色の縞模様を塗布することによって車止め10が完成する。
【0011】 該車止め10を使用する場合には、図5に示すようにまず配置しようとする位 置に特定ピッチでアンカーボルト13を埋設し、この上に敷モルタル27を施工 した後、該車止め10を被せる。そして、前記アンカーボルト13に座金15を 装着し、ナット16を螺合させて該車止め10を固定する。 この後、取付け用孔11の上部の樹脂あるいは樹脂セメントを注入した後、拡 径部18に所定の色彩が塗布されたキャップ17を被せて接着する共に、前記雌 ネジ金物12の上部の拡径部にも樹脂あるいは樹脂コンクリートを充填して所定 の色彩のキャップ23を被せるようにする。以上の作業によって車止め10の取 付けが完成する。
【0012】
【考案の効果】
請求項1及び2記載の車止めは、以上の説明からも明らかなように、細長直方 体物の車止めが樹脂コンクリートによって形成されているので、従来の車止めに 比較して耐腐食性が優れ、強度が大きく長期の寿命を有する。 そして、表面には黄色層が形成され、その上に黒色の色彩が縞模様に塗布され るようになっているので、黒色と黄色とを色分けして塗る必要がなく、塗装作業 が省略化される。 更には、取付け用孔の上部には拡径部が設けられ、該拡径部にはこの部分にキ ャップを被せるようにし、表面が黒色または黄色となったキャップが被さるので 、この部分に塗装を施す必要もなく、これによって据え付け工事も簡略化される 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る車止めの側面図であ
る。
【図2】同平面図である。
【図3】同断面図である。
【図4】同部分断面図である。
【図5】同断面図である。
【図6】前記車止めの型枠の斜視図である。
【符号の説明】
10 車止め 11 取付け用孔 12 雌ネジ金物 13 アンカーボルト 14 第1の拡径部 15 座金 16 ナット 17 キャップ 18 第2の拡径部 19 横筋 20 支持筋 21 膨出部 22 雌ネジ 23 キャップ 24 型枠 25 中型 26 樹脂コンクリート 27 敷モルタル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂と骨材との混合物からなる樹脂コン
    クリークによって成り、適当ピッチで取付け用孔が形成
    された細長直方体物からなる車止めであって、前記取付
    け用孔にはネジ止め用の拡径部及びキャップ装着用の拡
    径部が形成され、しかも該細長直方体物の上面及び側面
    には黄色層が形成されて、該黄色層の表面に黒色の縞模
    様が塗布されていることを特徴とする車止め。
  2. 【請求項2】 取付け用孔のキャップの表面は、細長直
    方体物の模様に合わせて予め黄色あるいは黒色の色彩が
    付されている請求項1記載の車止め。
JP1991106643U 1991-11-29 1991-11-29 車止め Expired - Lifetime JP2505511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991106643U JP2505511Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 車止め

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991106643U JP2505511Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 車止め

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0547020U true JPH0547020U (ja) 1993-06-22
JP2505511Y2 JP2505511Y2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=14438807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991106643U Expired - Lifetime JP2505511Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 車止め

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2505511Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60130486U (ja) * 1984-02-11 1985-08-31 山分物産株式会社 一方向折曲自在、カツタ−ナイフで切断自在の合成樹脂の危険標示平板
JP3021411U (ja) * 1995-06-30 1996-02-20 ニシガキ工業株式会社 枝切り鋏等の鋏部の構造
JP3108015U (ja) * 2004-10-01 2005-04-07 株式会社岡崎製作所 シース熱電対先端パッド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60130486U (ja) * 1984-02-11 1985-08-31 山分物産株式会社 一方向折曲自在、カツタ−ナイフで切断自在の合成樹脂の危険標示平板
JP3021411U (ja) * 1995-06-30 1996-02-20 ニシガキ工業株式会社 枝切り鋏等の鋏部の構造
JP3108015U (ja) * 2004-10-01 2005-04-07 株式会社岡崎製作所 シース熱電対先端パッド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2505511Y2 (ja) 1996-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3599379A (en) Bolt-anchoring devices for concrete
JPH0547020U (ja) 車止め
KR102063260B1 (ko) 복합구조재료와 스틸앵글을 이용한 건축용 방수패널
US4351139A (en) Connecting element for concrete or reinforced concrete structural members that are to be cast one after the other
CN214575683U (zh) 一种现浇楼面放线孔留置及封堵的组合套装模具
CN210395868U (zh) 一种钢筋马凳
JPH0538086Y2 (ja)
CN212295646U (zh) 一种用于狭窄沉降缝处的工具式加固模板组件
CN214460371U (zh) 一种装配式土钉墙
US2332109A (en) Divider strip and supporting bracket therefor
JP2581815Y2 (ja) バルコニー等における手摺子の固定構造
JP2004300764A (ja) 型枠用化粧パネル
CN216142056U (zh) 一种岩土防护坡加固装置
CN216341062U (zh) 一种可拆卸式楼承板调平、封缝工具
JP2003082680A (ja) 固化材を用いた構造体の構築方法及び型枠形成器具
JPH0931993A (ja) 法面保護用受圧板の施工法
CN219471508U (zh) 一种用于搭建操作平台的工字钢辅助限位机构
JP2597518Y2 (ja) 車止め
JPH0648004Y2 (ja) 基礎の防水構造
JP3729751B2 (ja) 表面ならい性がある固化材を用いた構造体の構築方法
JPH0229126Y2 (ja)
KR200246507Y1 (ko) 콘크리트구조물용 매립식 앵커
CN206873933U (zh) 一种带有固定装置的止水节
JPH0524500Y2 (ja)
JPH0716746Y2 (ja) 法面保護構造物固定用アンカー頭部