JPH0546900A - 航空機誘導装置 - Google Patents
航空機誘導装置Info
- Publication number
- JPH0546900A JPH0546900A JP20710391A JP20710391A JPH0546900A JP H0546900 A JPH0546900 A JP H0546900A JP 20710391 A JP20710391 A JP 20710391A JP 20710391 A JP20710391 A JP 20710391A JP H0546900 A JPH0546900 A JP H0546900A
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- JP
- Japan
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- aircraft
- lamp
- runway
- landing
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明はストップバー灯、誘導路中心灯及び
連鎖閃光灯の点灯消灯を制御する灯火制御部を備えた航
空機誘導装置である。 【効果】 航空機の衝突事故を防止することができる。
連鎖閃光灯の点灯消灯を制御する灯火制御部を備えた航
空機誘導装置である。 【効果】 航空機の衝突事故を防止することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管制官の誤指示による
滑走路内での航空機衝突事故の防止に用いられる航空機
誘導装置に関する。
滑走路内での航空機衝突事故の防止に用いられる航空機
誘導装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】着陸待ちの航空機への滑走路進入許可は
全て管制官の判断と指示によって行われている。
全て管制官の判断と指示によって行われている。
【０００３】例えば、航空機のパイロットが着陸のため
管制官に着陸許可を求めた場合、無線でその許可のやり
とりを行う。その際に管制官は滑走路内に着陸中、離陸
中又は、誘導路から滑走路へ進入を行っている航空機が
いないことの確認を行う。この確認終了後、着陸要求の
あった航空機に対して無線で着陸許可を連絡する。着陸
許可を受けた航空機は滑走路進入灯を視覚で確認し連鎖
式閃光灯の連鎖方向で進入方向を確認し着陸進入を行
う。
管制官に着陸許可を求めた場合、無線でその許可のやり
とりを行う。その際に管制官は滑走路内に着陸中、離陸
中又は、誘導路から滑走路へ進入を行っている航空機が
いないことの確認を行う。この確認終了後、着陸要求の
あった航空機に対して無線で着陸許可を連絡する。着陸
許可を受けた航空機は滑走路進入灯を視覚で確認し連鎖
式閃光灯の連鎖方向で進入方向を確認し着陸進入を行
う。
【０００４】一方、離陸する航空機は、誘導路から滑走
路への進入に際し、管制官の無線指示とストップバー灯
の点灯・消灯による視覚での確認を行い進入開始又は停
止位置での待機継続動作を行っている。
路への進入に際し、管制官の無線指示とストップバー灯
の点灯・消灯による視覚での確認を行い進入開始又は停
止位置での待機継続動作を行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
着陸要求のあった航空機への着陸許可は全て管制官個人
の判断により決定されている。つまり滑走路内又は、滑
走路に進入を開始している航空機を見落として誤着陸許
可を出した場合、滑走路内航空機と着陸進入してくる航
空機とで衝突事故が発生するという問題があった。
着陸要求のあった航空機への着陸許可は全て管制官個人
の判断により決定されている。つまり滑走路内又は、滑
走路に進入を開始している航空機を見落として誤着陸許
可を出した場合、滑走路内航空機と着陸進入してくる航
空機とで衝突事故が発生するという問題があった。
【０００６】ここで着陸を開始した航空機のパイロット
が滑走路内に航空機がいる事を、着陸するか再度上昇す
るかを決める決心高度までに肉眼で確認できればこの問
題は解決するが、これは昼間の視程条件の良い場合であ
っても距離的にほとんど不可能である。
が滑走路内に航空機がいる事を、着陸するか再度上昇す
るかを決める決心高度までに肉眼で確認できればこの問
題は解決するが、これは昼間の視程条件の良い場合であ
っても距離的にほとんど不可能である。
【０００７】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
めに着陸進入してくる航空機のパイロットに対して、人
間の判断による無線連絡以外に、機械的にしかも自動的
に滑走路が着陸できない状態である事を視覚的に知らせ
る事により安全性を高める事のできる航空機誘導装置を
提供することにある。
めに着陸進入してくる航空機のパイロットに対して、人
間の判断による無線連絡以外に、機械的にしかも自動的
に滑走路が着陸できない状態である事を視覚的に知らせ
る事により安全性を高める事のできる航空機誘導装置を
提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、離陸待ちの航
空機が誘導路から滑走路に進入し、ストップバー灯を通
過したことを検出する第１のセンサーと、航空機が誘導
を終了したことを検出する第２のセンサーと、ストップ
バー灯及び誘導路中心灯及び連鎖閃光灯の点灯消灯を制
御する灯火制御部と、第１のセンサー及び第２のセンサ
ーからの出力信号によって灯火制御部の制御方法を決定
する情報処理部と、を具備してなる航空機誘導装置であ
る。
空機が誘導路から滑走路に進入し、ストップバー灯を通
過したことを検出する第１のセンサーと、航空機が誘導
を終了したことを検出する第２のセンサーと、ストップ
バー灯及び誘導路中心灯及び連鎖閃光灯の点灯消灯を制
御する灯火制御部と、第１のセンサー及び第２のセンサ
ーからの出力信号によって灯火制御部の制御方法を決定
する情報処理部と、を具備してなる航空機誘導装置であ
る。
【０００９】
【作用】航空機の位置を検出し、センサー部から出力さ
れた信号により灯火の制御方法を決定し、航空機パイロ
ットに視覚的に指示、又は確認をうながす。
れた信号により灯火の制御方法を決定し、航空機パイロ
ットに視覚的に指示、又は確認をうながす。
【００１０】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図１及び
図２は離陸待ちの航空機が誘導路から滑走路に進入し、
ストップバー灯６を通過したことを検出するセンサー５
と、航空機が誘導を終了したことを検出するセンサー７
と、ストップバー灯６及び誘導路中心灯８及び連鎖閃光
灯９の点灯消灯を制御する灯火制御部３と、センサー５
及びセンサー７からの出力信号によって灯火制御部３の
制御方法を決定する情報処理部２と、を具備してなる航
空機誘導装置を示している。
図２は離陸待ちの航空機が誘導路から滑走路に進入し、
ストップバー灯６を通過したことを検出するセンサー５
と、航空機が誘導を終了したことを検出するセンサー７
と、ストップバー灯６及び誘導路中心灯８及び連鎖閃光
灯９の点灯消灯を制御する灯火制御部３と、センサー５
及びセンサー７からの出力信号によって灯火制御部３の
制御方法を決定する情報処理部２と、を具備してなる航
空機誘導装置を示している。
【００１１】即ち、本発明は、地上の航空機４の位置を
検出するセンサー５，７と、センサー５，７から出力さ
れた信号により灯火の制御方法を決定する情報処理部２
と、航空機４のパイロットに着陸進入方向や誘導路から
滑走路への進入ルート及び進入許可を視覚的に指示する
灯火制御部３とを備えた事を特徴としており、ストップ
バー灯６が消灯状態である事、又はセンサー５，７によ
り離陸待ち航空機４が離陸していない事を検出する。こ
の信号を情報処理部２が取り込む。滑走路が着陸を受付
できない状態である事を情報処理部２が判断する。この
情報を灯火制御部３に転送し灯火制御部３で連鎖式閃光
灯９を進入時と反対方向に連鎖点灯させる。
検出するセンサー５，７と、センサー５，７から出力さ
れた信号により灯火の制御方法を決定する情報処理部２
と、航空機４のパイロットに着陸進入方向や誘導路から
滑走路への進入ルート及び進入許可を視覚的に指示する
灯火制御部３とを備えた事を特徴としており、ストップ
バー灯６が消灯状態である事、又はセンサー５，７によ
り離陸待ち航空機４が離陸していない事を検出する。こ
の信号を情報処理部２が取り込む。滑走路が着陸を受付
できない状態である事を情報処理部２が判断する。この
情報を灯火制御部３に転送し灯火制御部３で連鎖式閃光
灯９を進入時と反対方向に連鎖点灯させる。
【００１２】着陸まち航空機４のパイロットは管制官の
誤着陸許可を受けてもこの逆連鎖点灯で滑走路が着陸で
きない状態にあることを決心高度に到達する以前に視覚
的に知る事ができる。
誤着陸許可を受けてもこの逆連鎖点灯で滑走路が着陸で
きない状態にあることを決心高度に到達する以前に視覚
的に知る事ができる。
【００１３】離陸まち航空機４が離陸を行うとこれをセ
ンサー５，７で検出しその信号を情報処理部２が取り込
み滑走路が着陸できる状態である事を判断する。これを
灯火制御部３に転送し灯火制御部３で連鎖式閃光灯を自
動的に正常の連鎖点灯に復旧させる。
ンサー５，７で検出しその信号を情報処理部２が取り込
み滑走路が着陸できる状態である事を判断する。これを
灯火制御部３に転送し灯火制御部３で連鎖式閃光灯を自
動的に正常の連鎖点灯に復旧させる。
【００１４】そして、センサー部は離陸まち航空機４が
誘導路から滑走路に進入を開始しこれがストップバー灯
６を通過完了した事を検出するセンサー５と、離陸まち
航空機４が誘導を終了した事を検出するセンサー７で構
成される。灯火制御部３は灯火の点灯・消灯操作制御及
びこれにより制御されるストップバー灯６と誘導路中心
線灯８と連鎖閃光灯９により構成される。
誘導路から滑走路に進入を開始しこれがストップバー灯
６を通過完了した事を検出するセンサー５と、離陸まち
航空機４が誘導を終了した事を検出するセンサー７で構
成される。灯火制御部３は灯火の点灯・消灯操作制御及
びこれにより制御されるストップバー灯６と誘導路中心
線灯８と連鎖閃光灯９により構成される。
【００１５】次に、図３に示すフローチャートを参照し
ながらこの実施例の動作を説明する。この制御は情報処
理部２と灯火制御部３及び管制官により行われる。
ながらこの実施例の動作を説明する。この制御は情報処
理部２と灯火制御部３及び管制官により行われる。
【００１６】まずストップバー灯６と連鎖閃光灯９を含
めた灯火を点灯させる。（ステップ３１） 管制官が離陸まち航空機４に進入許可をだす。（ステッ
プ３２） ストップバー灯６を管制官が消灯。（ステップ３３） 連鎖式閃光灯９を逆連鎖点灯に変更。（ステップ３４） 誘導路中心線灯８を点灯。この時離陸まち航空機１０は
誘導路から滑走路に進入を開始する。（ステップ３５） 離陸まち航空機４がストップバー灯６を通過完了した事
をセンサーＡ６が検出する。（ステップ３６） ストップバー灯６を点灯。（ステップ３７） 離陸まち航空機４が滑走路に進入終了し滑走開始した事
をセンサー７で検出する。（ステップ３８） 連鎖式閃光灯９を正常連鎖点灯に復旧。（ステップ３
９） 誘導路中心線灯８を消灯。（ステップ４０） ストップバー灯６の消灯があるまで離陸まち航空機４は
ストップバー灯６の手前で待機状態となる。
めた灯火を点灯させる。（ステップ３１） 管制官が離陸まち航空機４に進入許可をだす。（ステッ
プ３２） ストップバー灯６を管制官が消灯。（ステップ３３） 連鎖式閃光灯９を逆連鎖点灯に変更。（ステップ３４） 誘導路中心線灯８を点灯。この時離陸まち航空機１０は
誘導路から滑走路に進入を開始する。（ステップ３５） 離陸まち航空機４がストップバー灯６を通過完了した事
をセンサーＡ６が検出する。（ステップ３６） ストップバー灯６を点灯。（ステップ３７） 離陸まち航空機４が滑走路に進入終了し滑走開始した事
をセンサー７で検出する。（ステップ３８） 連鎖式閃光灯９を正常連鎖点灯に復旧。（ステップ３
９） 誘導路中心線灯８を消灯。（ステップ４０） ストップバー灯６の消灯があるまで離陸まち航空機４は
ストップバー灯６の手前で待機状態となる。
【００１７】このようにこの実例においては滑走路の状
態が着陸まち航空機１０を受け入れられない状態では連
鎖式閃光灯９が逆連鎖点灯する。
態が着陸まち航空機１０を受け入れられない状態では連
鎖式閃光灯９が逆連鎖点灯する。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、着
陸まち航空機のパイロットが管制官の誤着陸許可を受け
ても連鎖式閃光灯の逆連鎖点灯で滑走路が着陸できない
状態にあることを決心高度に到達する以前に視覚的に知
る事が出来る。
陸まち航空機のパイロットが管制官の誤着陸許可を受け
ても連鎖式閃光灯の逆連鎖点灯で滑走路が着陸できない
状態にあることを決心高度に到達する以前に視覚的に知
る事が出来る。
【図１】本発明の一実施例を示す航空機誘導装置の構成
図である。
図である。
【図２】図１の実施例の説明図である。
【図３】図１の作用を示すフロチャート説明図である。
２ 情報処理部 ３ 灯火制御部 ５ センサー ６ ストップバー灯 ７ センサー
Claims (1)
- 【請求項１】 離陸待ちの航空機が誘導路から滑走路に
進入し、ストップバー灯を通過したことを検出する第１
のセンサーと、前記航空機が誘導を終了したことを検出
する第２のセンサーと、前記ストップバー灯及び誘導路
中心灯及び連鎖閃光灯の点灯消灯を制御する灯火制御部
と、前記第１のセンサー及び前記第２のセンサーからの
出力信号によって前記灯火制御部の制御方法を決定する
情報処理部と、を具備してなる航空機誘導装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20710391A JPH0546900A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 航空機誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20710391A JPH0546900A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 航空機誘導装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0546900A true JPH0546900A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16534253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20710391A Pending JPH0546900A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 航空機誘導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0546900A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007137187A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Nec Lighting Ltd | 航空灯火システム |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP20710391A patent/JPH0546900A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007137187A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Nec Lighting Ltd | 航空灯火システム |
| JP4708971B2 (ja) * | 2005-11-16 | 2011-06-22 | Ｎｅｃライティング株式会社 | 航空灯火システム |
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