JPH054688Y2 - - Google Patents

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JPH054688Y2
JPH054688Y2 JP1986127452U JP12745286U JPH054688Y2 JP H054688 Y2 JPH054688 Y2 JP H054688Y2 JP 1986127452 U JP1986127452 U JP 1986127452U JP 12745286 U JP12745286 U JP 12745286U JP H054688 Y2 JPH054688 Y2 JP H054688Y2
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storage battery
battery
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voltage
battery pack
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ポータブルタイプのビデオテープ
レコーダなどの電子機器に用いられるパツテリパ
ツクに関する。
〔従来の技術〕
一般に、カメラ一体型の8ミリビデオテープレ
コーダなどのポータブルタイプの電子機器には、
携帯性の面からある程度長時間使用が可能なリチ
ヤージヤブル型バツテリパツクが用いられ、第3
図はこのようなバツテリパツクの使用時の状態を
示している。
第3図において、1はバツテリパツクであり、
端子電圧1.2VのNi−Cd電池を複数個たとえば5
個縦続接続して構成された蓄電池2がパツクケー
ス内に収容され、前記パツクケースの外面に設け
られた正、負外部出力端子3,4に蓄電池2の
正、負端子がそれぞれ接続されており、バツテリ
パツク1が電子機器5に着脱自在に装着される。
6は電子機器5に設けられたモータなどからな
る負荷回路、7は電子機器5に設けられた負荷回
路6の制御や各種の信号処理を行なう処理回路、
8は電子機器5に設けられた電圧監視回路であ
り、たとえばつぎのような機能を有する。すなわ
ち、バツテリパツク1の出力電圧(バツテリ電
圧)が、 () 6.0〜9.0Vのとき、通常動作を行ない、
負荷回路6、処理回路7に給電する。
() 5.9Vのとき、負荷回路6、処理回路7
には通常給電を行ない、図外の表示部を点滅駆
動してバツテリ電圧の低下を報知する。
() 5.8Vのとき、前記表示部を所定時間点
滅駆動したのち、機器5の作動を停止する。
() 9.0Vのとき、過電圧を検出して機器5
の作動を停止する。
このとき、放電電流をたとえば1.3Aとしたと
きのバツテリパツク1の蓄電池2の放電特性、つ
まり放電時間とバツテリ電圧との関係は第4図に
示すようになり、残存容量が少なくなつてくる
と、バツテリ電圧は急速に低下し、バツテリ電圧
が5.9Vになつて前記表示部が点滅を開始してか
ら、バツテリ電圧が5.8Vになつて機器5の作動
が停止するまで、約1分程度であり、バツテリ電
圧が低下し始めて3分も経過しないうちにバツテ
リ電圧は5V以下まで低下する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、電子機器5が前記したようにカメラ一
体型8ミリビデオテープレコーダ(以下VTRと
いう)である場合に、蓄電池2の残存容量が少な
いにもかかわらず録画を開始すると、録画開始後
しばらくして前記表示部の点滅が始まり、その後
1分ほどでVTRの作動が停止するため、使用者
が前記表示部の点滅に気づかないうちにVTRの
作動が停止して録画を続けることができなくな
り、所望の画像を録画できないことがあるという
問題点がある。
ところで、電池の残存容量の少ないことを予告
する先行技術例として、実公昭60−6765号公報に
記載の電池寿命予告装置があるが、これは前記第
3図の場合と同様に、電池の起電力が所定の範囲
内にあるときに、発振器の発振出力によりLED
等の表示器を点滅させるものであるが、電池の放
電特性が乾電池のように端子電圧が徐々に低下す
る場合には、表示器の点滅時間がある程度長く、
非常に有効であるが、蓄電池2のように、縦続接
続された複数個のNiCd電池からなる場合には、
前記第4図に示すように、放電時の端子電圧が急
激に減少するため、前記した公報に記載の手段を
もつてしても、表示器の点滅時間は短く、前記し
た問題点を解消するには至らない。
そこで、この考案では、使用者が蓄電池の残存
容量の少ないことを十分認識できるようにするこ
とを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、電子機器に着脱自在に設けられるバツテ
リパツクにおいて、パツクケースの外面に設けら
れた正、負外部接続端子と、前記ケース内に収容
され正、負端子が前記正、負外部出力端子にそれ
ぞれ接続された第1蓄電池と、前記ケース内に収
容され正、負端子が逆流防止用ダイオードを介し
て前記正、負外部接続端子にそれぞれ接続された
第2蓄電池と、前記ダイオードに並列に接続され
た充電電流制限用抵抗とを備えたバツテリパツク
である。
〔作用〕
したがつて、この考案によると、第2蓄電池の
放電路に設けられた逆流防止用ダイオードの順方
向電圧降下分だけ、第1蓄電池の端子電圧が第2
蓄電池よりも高くなり、放電時には第1蓄電池が
先に放電を開始する。
そして、放電が進んで第1蓄電池の残存容量が
少なくなり、第1蓄電池の端子電圧が逆流防止用
ダイオードの順方向電圧降下分だけ低下すると、
第2蓄電池の放電が開始する。
このとき、第1蓄電池の端子電圧が低下し始め
るときの該端子電圧を残存容量表示用の表示部の
駆動開始電圧にすることにより、第2蓄電池の放
電期間中前記表示部が駆動され、使用者に両蓄電
池の残存容量の少ないことを十分に認識させ得る
ことになる。
また、充電時、充電電流制限用抵抗により第2
蓄電池への充電電流が制限されるため、第1蓄電
池の急速充電に対し、第2蓄電池は短時間充電あ
るいは長時間充電されることになり、満充電検出
法である−ΔV満充電検出法の適用が可能とな
り、さらに同じ時間充電した場合、第1蓄電池に
比べて第2蓄電池の充電容量は少なく、前記抵抗
の抵抗値を制御することにより、第2蓄電池の充
電容量を適宜制御して第2蓄電池の放電による表
示部の駆動時間を制御できることになる。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その1実施例を示した第
1図および第2図とともに詳細に説明する。
第1図において、第3図は同一記号は同一のも
のを示し、9はパツクケース(図示せず)内に収
容されて正、負端子が正、負外部出力端子3,4
にそれぞれ接続され、複数個のNi−Cd電池が縦
続接続されて構成された第1蓄電池、10は前記
パツクケース内に設けられカソードが正外部出力
端子3に接続された逆流防止用ダイオード、11
は前記パツクケース内に収容されて正、負端子が
ダイオード10のアノード、負外部出力端子4に
接続され、複数個のNi−Cd電池が縦続接続され
て構成された第2蓄電池、12はダイオード10
に並列に接続された充電電流制限用抵抗であり、
両蓄電池9,11、ダイオード10、抵抗12、
前記パツクケース、両外部出力端子3,4によ
り、バツテリパツク13が構成され、該バツテリ
パツク13が電子機器に着脱自在に装着される。
14は電子機器5に設けられた電圧監視回路で
あり、つぎのような機能を有する。すなわち、両
蓄電池9,11がそれぞれ6個の端子電圧1.2V
のNi−Cd電池により構成されているものとする
と、バツテリパツク13の出力電圧(バツテリ電
圧)が、 () 7.0〜9.0Vのとき、通常動作を行ない、
負荷回路6、処理回路7に給電する。
() 6.9Vのとき、負荷回路6、処理回路7
に通常給電を行ない、図外の表示部を点滅駆動
してバツテリ電圧の低下を報知する。
() 5.8Vのとき、前記表示部を所定時間点
滅駆動したのち、機器5の作動を停止する。
() 9.0Vのとき、過電圧を検出して機器5
の作動を停止する。
このとき、放電電流を1.3Aとしたときのバツ
テリパツク13の放電特性は第2図に示すように
なる。
まず、満充電の状態で放電を開始すると、第2
蓄電池11の放電路に設けられたダイオード10
の順方向電圧降下分(約0.6V)だけ、第1蓄電
池9の端子電圧が第2蓄電池11よりも高くな
り、第1蓄電池9が先に放電を開始する。
そして、放電が進んで第1蓄電池9の残存容量
が少なくなり、第1蓄電池9の端子電圧がダイオ
ード10の順方向電圧降下分である約0.6Vだけ
低下すると、第2蓄電池11の放電が開始する。
従つて第1蓄電池9の端子電圧が低下し始める
ときの該端子電圧を残存容量表示用表示部の駆動
開始電圧とすることにより、第2蓄電池11の放
電期間中前記表示部が点滅駆動され、従来に比べ
て表示部の点滅時間を長くすることができ、使用
者にバツテリパツク13の両蓄電池9,11の残
存容量の少ないことを十分に認識させることが可
能となり、第2蓄電池11の放電時間を予め測定
しておけば、バツテリパツク13の残存時間を数
字表示することも可能となる。
また、充電時、抵抗12により第2蓄電池11
への充電電流が制限されるため、第1蓄電池9の
急速充電に対し、第2蓄電池11は短時間充電あ
るいは長時間充電されることになり、前記第3図
の場合と同様に満充電検出法である−ΔV満充電
検出法の適用が可能となり、さらに同じ時間充電
した場合、第1蓄電池9に比べて第2蓄電池11
の充電容量は少なく、抵抗12の抵抗値を制御す
ることにより、第2蓄電池11の充電容量を適宜
制御して第2蓄電池11の放電による前記表示部
の点滅時間を任意に調整できることになる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のバツテリパツクによ
ると、第1蓄電池に並列に、逆流防止用ダイオー
ドおよび第2蓄電池を設けたため、第2蓄電池の
放電によりバツテリパツクの残存容量表示用の表
示部を駆動することができ、当該表示部を従来よ
りも長時間駆動してバツテリパツクの容量が残り
少ないことを使用者に十分認識させることが可能
となり、使用者がバツテリパツクの残存容量が少
ないことに気づかずに電子機器を使用し、途中で
バツテリパツクの容量切れにより電子機器の動作
が停止してしまうような不都合の発生を未然に防
止することができる。
さらに、第2蓄電池の容量にもとづき、バツテ
リパツクの容量の残存時間の表示を行なうことも
可能となる。
また、−ΔV満充電検出機能を有する通常の充
電回路を適用することができ、特殊な充電回路を
必要とすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のバツテリパツクの1実施例
の使用状態におけるブロツク図、第2図は第1図
のバツテリパツクの放電特性図、第3図は従来の
バツテリパツクの使用状態におけるブロツク図、
第4図は第3図のバツテリパツクの放電特性図で
ある。 3,4……正、負外部出力端子、5……電子機
器、9……第1蓄電池、10……逆流防止用ダイ
オード、11……第2蓄電池、12……充電電流
制限用抵抗、13……バツテリパツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子機器に着脱自在に設けられるバツテリパツ
    クにおいて、パツクケースの外面に設けられた
    正、負外部接続端子と、前記ケース内に収容され
    正、負端子が前記正,負外部出力端子にそれぞれ
    接続された第1蓄電池と、前記ケース内に収容さ
    れ正、負端子が逆流防止用ダイオードを介して前
    記正、負外部接続端子にそれぞれ接続された第2
    蓄電池と、前記ダイオードに並列に接続された充
    電電流制限用抵抗とを備えたバツテリパツク。
JP1986127452U 1986-08-20 1986-08-20 Expired - Lifetime JPH054688Y2 (ja)

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