JPH0546852U - 自動充填用フィルムの紙管への連結構造 - Google Patents

自動充填用フィルムの紙管への連結構造

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JPH0546852U
JPH0546852U JP10044791U JP10044791U JPH0546852U JP H0546852 U JPH0546852 U JP H0546852U JP 10044791 U JP10044791 U JP 10044791U JP 10044791 U JP10044791 U JP 10044791U JP H0546852 U JPH0546852 U JP H0546852U
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JP
Japan
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paper tube
film
automatic filling
adhesive tape
tape
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Application number
JP10044791U
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English (en)
Inventor
克規 二瀬
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Taisei Lamick Co Ltd
Original Assignee
Taisei Lamick Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結用粘着テープによる紙管外表面層の剥き
取りを防止して、フィルム終端の正確な検知を可能とす
る。 【構成】 自動充填用フィルム2の端部分に一端部3a
を貼着させた粘着テープ3の他端部3bを、紙管1の外
表面に貼着したテープ4の、離型剤をコーティングした
外面上に貼り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動充填製袋機に適用される自動充填用フィルムの、紙管への連 結構造に関するものであり、とくに、連結用粘着テープによる紙管外表面層の剥 き取りを有効に防止するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動充填用フィルムの、紙管への連結は、従来は一般に図3に示すように、自 動充填用フィルム21の端部分に一端部を貼着させた粘着テープ22の他端部を紙管 23の外表面に直接的に貼り付けることによって行われており、このようにして紙 管23に連結された自動充填用フィルム21は、その紙管上に、たとえば数百メート ルを単位としてロール状に巻き取られてユーザーに供給される。
【0003】 一方、フィルムのユーザーは、ロール状に巻き取られたそれを自動充填製袋機 に、図4に略線図で例示するように適用して、フィルム21を所定の速度で繰出し つつ、液体、粘稠物質その他の包装を行う。
【0004】 ところで、このような包装の継続によって、紙管上に巻き取られたフィルム21 が使い尽くされた場合、すなわち、図示のような従来の自動充填製袋機では、た とえば、繰出される自動充填用フィルム21に回動アームの自重を支持させて配置 したリミットスイッチ24が、図4(b) に示すように、フィルム21の終端部分がそ こを通過することに起因する回動アームの回動によってフィルム21の存在を検知 し得なくなった場合は、自動充填製袋機を一旦停止させて、そこに残った紙管23 を、新たな巻取りロールと交換するとともに、その巻取りロールの繰出し端部分 を、先の自動充填用フィルム21の終端部分に、粘着テープその他によって継いだ 後に、その自動充填製袋機の作動を再開させている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 なおここで、自動充填用フィルム21の端部分を紙管23の外表面に、粘着テープ 22によって直接的に連結する従来の連結構造によれば、フィルム21が使い尽くさ れて、その粘着テープ22が紙管23から引き剥がされるに際し、粘着テープ22の、 紙管23への貼り付き強度との関連において、紙管外表面への粘着テープ22の貼り 付き部分、とくには、その粘着テープ22の引き剥がしの終端部分から、紙管23の 外表面層が剥き取られることがしばしば生じ、これがため、自動充填用フィルム 21の終端がリミットスイッチ24を通過してもなお、粘着テープ22が紙管23の剥き 取り部分を介してその紙管23に連続することに起因して、紙管上に、フィルム21 の巻き残りが存在するかの如くの誤検出が起こり、自動充填製袋機の一時停止の タイミングが遅れることになる。
【0006】 しかしながら、上述したような従来の自動充填製袋機にあっては、一時停止の タイミングに若干の早遅はあっても、機械の停止状態の下にて自動充填用フィル ム21の終端部分と繰り出し端部分との継ぎ合わせを行うことから、上述したよう な、紙管外表面層の剥き取りがとくに問題となることはなかった。
【0007】 これに対し、自動充填製袋機の高速化、高能率化の要求の下で、自動充填製袋 機を一時停止させることなしに、フィルムの継ぎ合わせを行う場合には、先のフ ィルムの終端部分に、次のフィルムの繰出し端部分を確実に継ぎ合わせることが 必須となり、従って、フィルムの終端についての誤検出の原因となる、紙管外表 面層の剥き取りを完全に阻止することが必要になる。 いいかえれば、紙管の外表面層が従来通りに剥き取られた場合には、その剥き 取り部分の終端部分に繰り出しフィルムが継ぎ合わされることになるため、強度 の低い剥き取り部分が破断することによる自動充填製袋機の不測の停止を余儀無 くされる他、仮りにその破断が生じなかったとしても、包装フィルムの体をなさ ない剥き取り部分に対して液体その他の自動充填および製袋が行われることにな るという不都合があった。
【0008】 そこでこの考案は、自動充填用フィルムの連結用粘着テープによる紙管外表面 層の剥き取りを確実に防止することができる、自動充填用フィルムの紙管への連 結構造を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の、自動充填用フィルムの紙管への連結構造は、自動充填用フィルム の端部分に連結用の粘着テープの一端部を貼着させるとともに、その粘着テープ の他端部を、紙管の外表面に貼着したテープの、離型剤をコーティングした外面 上に貼り付けたものである。
【0010】 ここでより好ましくは、粘着テープの中間部を、紙管の外表面に直接的に貼り 付け、また好ましくは、紙管外表面に貼着したテープの貼着面積を、連結用の粘 着テープの、紙管外表面への貼着面積より大きくする。
【0011】
【作用】
この考案の連結構造では、自動充填用フィルムの端部分に一端部を貼着させた 粘着テープの、とくに他端部を、紙管に貼着したテープの、離型剤をコーティン グした外面上に貼り付けていることから、自動充填用フィルムを使い尽くすこと によって、その粘着テープが紙管から引き剥がされるに当たり、粘着テープは、 紙管上のテープの離型剤コーティング面から極めて円滑に剥離することになり、 その粘着テープ、とくにはその他端部による、紙管外表面層の剥き取りが完全に 防止されることになる。
【0012】 なおここで、連結用の粘着テープの中間部を、紙管外表面に直接的に貼り付け た場合には、自動充填用フィルムの紙管への連結強度を高めることができる他、 その中間部分の長さの選択によって、フィルムの終端が紙管を離れてから、粘着 テープが紙管から引き剥がされるまでの時間を所要に応じて調節して、フィルム の自動継ぎのタイミングを調整することができる。
【0013】 またここで、紙管外表面に貼着したテープの貼着面積を、連結用粘着テープの 中間部の、紙管への貼着面積より大きくした場合には、テープの、紙管への貼着 強度が貼着テープの同様の貼着強度よりも大きくなるため、粘着テープの引き剥 がしに際して、その粘着テープの中間部の、紙管への貼着に起因する紙管外表面 層の剥き取りが発生したとしても、その剥き取りの進行は、紙管表面に予め貼着 したテープによって十分に阻止されることになり、それ故に、紙管外表面の剥き 取りが、粘着テープの端縁を越えて進行することによる弊害を確実に取り除くこ とができる。
【0014】
【実施例】
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、この発明の実施例を示す図であり、図中1は円筒形状をなす、従来例 で述べたと同様の紙管を、2は、紙管1の長さと実質的に等しい幅を有する自動 充填用フィルムをそれぞれ示す。 ここでは、自動充填用フィルムの幅方向のほぼ中央部に、連結用の粘着テープ 3の一端部3aを貼着させるとともに、その他端部3bを、紙管1の外表面に、 図ではその全長にわたって貼着した、好ましくはなるべく薄いテープ4の、離型 剤をコーティングした外面上に貼り付ける。
【0015】 なお、図に示すところでは、自動充填用フィルム2の紙管1への連結強度を高 め、併せて、そのフィルム2の用尽時に、そこに作用する引張力が零となるタイ ミンクを調整すべく、粘着テープ3の中間部3cを紙管1の外表面に調整的に貼 着させているが、このことは、この考案の必須の要件ではない。
【0016】 ところで、粘着テープ3の中間部3cを、図示のように紙管1に貼着させる場 合には、その中間部3cの、紙管1への貼着面積よりも、テープ4の、紙管1へ の貼着面積を大きくすることが好ましく、このことによれば、たとえその中間部 3cによる、紙管外表面層の剥き取りが生じたとしても、その剥き取りの進行を 、テープ4をもって有効に阻止することができる。ここで、テープ4の貼着面積 は、紙管1の周方向に大きくするよりも、長さ方向に大きくすることが好ましく 、より好ましくは、そのテープ4を、紙管1の外表面を越えてそれの端面、さら には内表面まで延在させる。
【0017】 以上のような連結構造によれば、とくには、粘着テープ3の他端部3bが、テ ープ4の離型剤コーティング面に貼り付けられていることから、自動充填用フィ ルム1を使い尽くすことによって、その粘着テープ3が紙管1から引き剥がされ るに当たり、粘着テープ3は、紙管1の外表面層を剥き取ることなしに、テープ 4から極めて円滑に剥離されることになる。 なおここで、粘着テープ3の、紙管1からの引き剥がしに際し、その粘着テー プ3の中間部3cによる、紙管外表面層の剥き取りが発生することがあっても、 その剥き取りの進行は、テープ4によって確実に阻止されることになる。
【0018】 かくして、この連結構造では、自動充填用フィルム2の巻き終端を、紙管外表 面層の剥き取りをもたらすことなしに常に正確に検知することができる。
【0019】 図2は、上述したようにして紙管1に連結した自動充填用フィルム2を用いる フィルム継ぎ機構を例示する略線図である。 ここでは、一の巻取りロールのフィルム2の使用中に、他の巻取りロールを繰 り出し装置に装着し、そして、そのロールの繰り出し端部分を、図2(a) に示す ように、エアシリンダ機構を具えるクランパー10の一方のクランプ部材10a に負 圧吸着させて、先の巻取りロールのフィルム2の使い終りを待機させる。なお、 この場合には、他の巻取りロールの繰り出し端部分には両面テープ11が予め貼付 してある。
【0020】 ここで、先の巻取りロールのフィルム2が、図2(b) に示すように使い尽くさ れて、その終端が紙管1から離隔し、これに伴って、粘着テープ3が紙管1から 引き剥がされると、それを、たとえば、従来技術で述べたと同様のリミットスイ ッチをもって、誤検出なしに、いいかえれば、紙管外表面層の剥き取りのおそれ なしに直ちに検知して、クランパー10を作動させ、一方のクランプ部材10a に負 圧吸着させた、他の巻取りロールのフィルム繰出し端部分を、そこに予め貼付し た両面テープ11の作用下で、先の巻取りロールのフィルム2の終端部分に、装置 を停止させることなく、適正に、かつ確実に継ぎ合わせる。 ところで、この継ぎ合わせに当たっては、繰出し端部分に設けた両面テープ11 が、先の巻取りロールのフィルム終端部分に当接すると同時に、一方のクランプ 部材10a によるその繰出し端部分の負圧吸着を解除する。また、両クランプ部材 10a, 10bは、このような継ぎ合わせの終了後、迅速に元位置へ復帰する。
【0021】 しかる後は、先の巻取りロールの紙管1を、図2(c) に示すように、さらに他 の巻取りロールに交換し、その繰出し端部分を、他方のクランプ部材10b に負圧 吸着させて、前述したと同様に、他の巻取りロールのフィルム2の使い終りを待 機させる。そしてこの場合にもまた、繰出し端部分に、両面テープ11を予め貼付 する。
【0022】
【考案の効果】
以上に述べたところから明らかなように、この考案によれば、自動充填用フィ ルムの使い終りを、常に正確に検知することができ、これがため、充填製袋機を 停止させることのない自動フィルム継ぎを、高い信頼性の下で、確実に行うこと が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す図である。
【図2】この考案を用いたフィルム継ぎ機構を例示する
図である。
【図3】従来例を示す図である。
【図4】従来装置のフィルム継ぎの説明図である。
【符号の説明】
1 紙管 2 フィルム 3 粘着テープ 3a 一端部 3b 他端部 3c 中間部 4 テープ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動充填用フィルムの端部分に一端部を
    貼着させた粘着テープの他端部を、紙管の外表面に貼着
    したテープの、離型剤をコーティングした外面上に貼り
    付けてなる、自動充填用フィルムの紙管への連結構造。
  2. 【請求項2】 前記粘着テープの中間部を、紙管の外表
    面に直接的に貼り付けてなる請求項1記載の連結構造。
  3. 【請求項3】 前記テープの、紙管外表面への貼着面積
    を、前記粘着テープの、紙管外表面への貼着面積より大
    きくしてなる請求項2記載の連結構造。
JP10044791U 1991-12-05 1991-12-05 自動充填用フィルムの紙管への連結構造 Pending JPH0546852U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51137097A (en) * 1975-05-23 1976-11-26 Hitachi Ltd A vacuum vessel supporting apparatus for a torus type nuclear fusion a pparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51137097A (en) * 1975-05-23 1976-11-26 Hitachi Ltd A vacuum vessel supporting apparatus for a torus type nuclear fusion a pparatus

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