JPH0546708Y2 - - Google Patents

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JPH0546708Y2
JPH0546708Y2 JP15443088U JP15443088U JPH0546708Y2 JP H0546708 Y2 JPH0546708 Y2 JP H0546708Y2 JP 15443088 U JP15443088 U JP 15443088U JP 15443088 U JP15443088 U JP 15443088U JP H0546708 Y2 JPH0546708 Y2 JP H0546708Y2
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pillar
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、室内に設置して間仕切りあるいは装
飾材や小物掛けとして利用される装飾ネツト装置
に関する。
[従来の技術及び解決すべき課題] 間仕切り装置は、広い室内空間を仕切つて室内
に独立の空間を設けるためのものであり、従来の
間仕切り装置としては、柱材間にパネル材を装着
したものがある。
しかしながら従来のものは、単に室内空間を仕
切ることに留まり、室内装飾材としての機能や小
物掛けとしての機能を有していなかつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題に鑑みてなされたものであ
り、室内空間を仕切るだけでなく、室内装飾材あ
るいは小物掛けとしての機能を合わせもつほか、
室内壁面に沿つて設置することによつて間仕切り
以外としても広く利用できる装飾ネツト装置を提
供することを目的としている。
具体的に本考案は、縦横の細棒材を格子状に配
置してなるネツトと、該ネツトの両側に設けられ
る柱材と、該柱材の端部の少なくとも一方に取付
けた固定具とからなり、上記ネツトは、アルミニ
ウム製の縦横の細棒材を交差部で溶着し、また上
記柱材は、アルミニウム製の押出型材からなり、
側面に長手方向に連続するネツト止着片を有し、
ネツトを構成する上記縦あるいは横方向の細棒材
の各端部を、上記柱材のネツト止着片に溶着し、
さらに上記固定具は、柱状の長手方向に伸縮する
伸縮構造を有するといつたものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る装飾ネツト装
置の斜視図、第2図は第1図の中央横断面図であ
る。
上記各図において装飾ネツト装置は、縦横の細
棒材2,3を格子状に配置してなるネツト1と、
ネツト1の両側に設けられる柱材5,5と、柱材
5,5の下端に取付けた固定具7,7とから構成
される。
上記ネツト1は、縦横の細棒材2,3をアルミ
ニウムによつて成形すると共に、格子状の各交差
部4を溶着してなる(第2,3図参照)。この交
差部4の溶接方法としては、電気溶接、ガス溶接
等種々の溶接方法を用いることができる。
上記柱材5は、ネツト1を室内空間に支持する
ためのものであり、建屋の天井高よりもやや短か
めに作られている。そしてこの柱材5はアルミニ
ウム製の押出型材から中空状に成形され、十分な
強度を有するものである。
両柱材5の対向側の側面には、長手方向に連続
するネツト止着片5aを形成してある。このネツ
ト止着片5aは、端縁にまるみをもたせて横方向
の細棒材3の端部を当接するようにしてある。そ
してこの当接部に溶接を施すことにより、ネツト
止着片5aと細棒材3の端部を溶着する。この部
分の溶着も上記交差部4の溶接方法と同様、電気
溶接やガス溶接等種々の方法を用いて行なうこと
ができる。
上記固定具7は、柱材5の下端に取付けられ、
柱材5の長手方向に伸縮する伸縮構造を有する。
すなわち固定具7は、第4図及び第5図に示すよ
うにボルト8aを備え、柱材5側に固定される取
付具8と、ボルト8aに螺合するナツト9aを備
えた脚部9からなる。
取付具8は、柱材5の端部を嵌合する断面コ字
形状を有すると共に、柱材5の下方に伸び、先端
側にネジを形成したボルト8aを備える。また、
脚部9はボルト8aを貫通してナツト9aに螺合
させてあり、取付具8に対し脚部9を回転させれ
ば脚部9は軸方向に移動できるようになつてい
る。したがつて固定具7の伸縮量を調節し、天井
と床との間に柱材5を突張らせることによつて、
装飾ネツト装置は室内空間に固定されることとな
る。なお、柱材5の上端には、樹脂製の端面カバ
ー6が設けてある。
上記固定具7は、実施例の他、柱材5の上端に
設けることもできるし、上下の両方に設けてもよ
い。
10は小物掛け具であり、第6図に示すように
小物掛け用のフツク10aを備えると共に、上下
を折り返してネツト1の横方向の細棒材3に引掛
けることができるよう形成してある。そして折り
返した両端部間の距離は、横方向の細棒材3のス
パンよりも短く形成してある。したがつて小物掛
け具10は簡単にネツト1に装着できるが、単に
前方に引張るだけでは外れることがない。そして
この小物掛け具10を複数個使用することによ
り、ネツト1には多数の小物を引掛けることがで
きる。
上記のように構成された装飾ネツト装置は、室
内の適宜箇所に単独であるいは複数連続して設置
され、間仕切りとして室内に独立した空間を形成
するものである。設置に際しては、装飾ネツト装
置を室内適所に配置した後、脚部9を回転させて
柱材5を天井と床との間に突張らせ、脚部9を床
へネジ固定して設置する。
なお本考案装飾ネツト装置は、全長をさらに短
いものとし、机と天井との間に設置して、小物掛
け具等として使用することもでき、あるいは壁面
に沿わせて設け、室内装飾具等として使用するこ
ともできる。
また、柱材5,5をネツト1の上下両側に設け
て、対向する壁面間に突張らせて設置することも
できる。
また固定具7は、柱材5の長手方向に伸縮する
構造のものであればよく、例えば柱材5内に挿通
され摺動する脚体を設け、両部材を貫通する係止
ピンによつて脚体を段階的に固定するものであつ
てもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の装飾ネツト装置
は、細棒材を格子状に配置してなるネツトの両側
に柱材を設け、その柱材の端部に伸縮構造を有す
る固定具を設けたことにより、室内の任意の位置
に簡単に装飾ネツト装置を設置することができる
と共に、間仕切りや室内装飾材あるいは小物掛け
として、その設置場所に応じた使用をすることが
できる。
さらに、柱材をアルミニウムの押出型材とし
て、ネツトをアルミニウムの細棒材としたので、
細棒材同士及び細棒材と柱材間を溶接によつて連
結して作製することができ、したがつて作製が簡
単にできる効果があり、また、各部材間が強固に
連結されるので、がたつきがなく、しかも小物等
をネツトに引掛けてもその荷重に十分耐えること
ができるといつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装飾ネツト装置の全体斜視図、
第2図は第1図の中央横断面図、第3図は第1図
の要部拡大図、第4図は固定具の斜視図、第5図
は固定具の縦断面図、第6図は小物掛け具を示す
斜視図である。 1……ネツト、2,3……細棒材、4……交差
部、5……柱材、5a……ネツト止着片、7……
固定具、10……小物掛け具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件を備えることを特徴とする装飾ネツト
    装置。 (イ) 縦横の細棒材を格子状に配置してなるネツト
    と、該ネツトの両側に設けられる柱材と、該柱
    材の端部の少なくとも一方に取付けた固定具と
    からなる。 (ロ) 上記ネツトは、アルミニウム製の縦横の細棒
    材を交差部で溶着してなる。 (ハ) 上記柱材は、アルミニウム製の押出型材から
    なり、側面に長手方向に連続するネツト止着片
    を有する。 (ニ) ネツトを構成する上記縦あるいは横方向の細
    棒材の各端部を、上記柱材のネツト止着片に溶
    着する。 (ホ) 上記固定具は、柱材の長手方向に伸縮する伸
    縮構造を有する。
JP15443088U 1988-11-28 1988-11-28 Expired - Lifetime JPH0546708Y2 (ja)

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JP15443088U JPH0546708Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28

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JPH0274857U JPH0274857U (ja) 1990-06-07
JPH0546708Y2 true JPH0546708Y2 (ja) 1993-12-07

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JPH0274857U (ja) 1990-06-07

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