JPH0546574U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0546574U
JPH0546574U JP9864291U JP9864291U JPH0546574U JP H0546574 U JPH0546574 U JP H0546574U JP 9864291 U JP9864291 U JP 9864291U JP 9864291 U JP9864291 U JP 9864291U JP H0546574 U JPH0546574 U JP H0546574U
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JP
Japan
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lens
substrate
shape
light emitting
convex curved
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Application number
JP9864291U
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English (en)
Inventor
裕司 川口
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 灯具筐体21内に基板23を彎曲や分割せず
に、また各発光ダイオード24の支えリード線24aの
長さを各種異にしたりせずに、簡単に組付けるだけで、
各発光ダイオード24を凸曲面状のレンズ22に対し同
一距離に配列できて、その凸曲面状のレンズ22の全長
に亘り完全に均一な発光が得られる車両用灯具を提供す
ることにある。 【構成】 横長な灯具筐体21の前面部に長手方向に所
定の曲率の凸曲面状に彎曲形成されたレンズ22を設け
る一方、筐体21内に前端縁23aがレンズ22と一定
間隔を存して平行する凸曲線形状とされた水平板状の横
長な基板23を設け、この基板23に多数個の発光ダイ
オード24を、各々の支えリード線24aをL字形に屈
曲して固着することで、レンズ22に全て同一距離で対
向させて配設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば自動車等の車両のボディ後部にハイマウントストップランプな どとして取付け利用される車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年にあっては、車両用灯具として、自動車の追突事故の多発に伴い、ボディ 後部の通常のブレーキランプの他に、ブレーキ動作時に点灯して制動状態である ことを後続車に知らせるハイマウントストップランプが多く利用されて来ている 。このハイマウントストップランプは自動車のボディ後部のトランクリッド上面 部やルーフパネルの後端上面部などに設置される。
【0003】 このハイマウントストップランプの基本的構成を図2に示す。これは、横長な 灯具筐体1と、この筐体1の前面部(自動車への設置状態では車体の後方を向く )に設けられたレンズ2と、前記筐体1内に設けられた横長な基板3と、この基 板3に各々の支えリード線(支脚を兼ねた口出し線)4aを半田付けにより固着 してそれぞれ前記レンズ2の方向に向け多数個小間隔を存し取り付けられた発光 ダイオード(LED)4とを備えて構成されている。
【0004】 前記基板3は合成樹脂製等のハードボードに印刷配線を施した所謂プリント基 板で、全体が横長な帯板状をなし、この表面に前述の如く多数個の発光ダイオー ド4が予め組み付けられている。そしてこの基板3は各発光ダイオード4が前記 レンズ2の方向に向くように縦向きの状態(前記レンズ2と対面する状態)とし て筐体1内に長手方向に沿って納められ、両端部を該筐体1内底面に立設した架 台5上に支持板6とねじ7により固定することで取り付けられている。
【0005】 ところが、最近では自動車のボディの丸形化傾向に応じ、ハイマウントストッ プランプにおいても、筐体1の前面部のレンズ2がこの長手方向に亘り大きな曲 率の凸曲面状に彎曲形成されたものが要求されて来た。
【0006】 このような凸曲面状のレンズ2を設けた場合、図2に示す如く基板3前面に多 数配列して組み付けられている発光ダイオード4と該レンズ2との間隔が不揃い となり、レンズ2の左右両端方では発光ダイオード4との距離が小さいので点灯 時に強い光が出るが、中央付近では発光ダイオード4との距離が大きくなるので 出る光が弱くなると言った具合に、長手方向全体に亘り均一な発光を得ることが できない不具合が生じて来た。
【0007】 この対策としては、基板3に組み付けられる各発光ダイオード4と凸曲面状の レンズ2との距離を全て一定にすることが考えられるが、それには各発光ダイオ ード4の各々の支えリード線4aの長さを変えて基板3に取り付けるか、或いは 基板3をレンズ2に沿って凸曲面状に彎曲させて設けなければならない。
【0008】 しかしながら、その前者の場合は支えリード線4aの長さが順次異なる多数種 の発光ダイオード4を用意したり、或いは各支えリード線4aの基板3への組み 付け深さを調整したりする必要があり、部品調達並びに組み付け作業が非常に面 倒でコスト高を招いてしまう。
【0009】 また、後者の場合、通常プリント配線上の面から平板とされている基板3を無 理やり彎曲させなければならず、これでは該基板3に歪みが生じ、この表裏面の プリント配線が切断や短絡してしまう問題がある。
【0010】 そこで、そうした問題を解消するものとして、例えば特開平2−44603号 公報に示されているような車両用灯具が提案されている。これは図3(a)(b )に示す如く、灯具筐体11前面の凸曲面状のレンズ12と出来るだけ平行間隔 を保って対面すべく複数に分割した短尺な基板13,13を灯具光軸Hに対し傾 斜して互いにハの字状に配設することで、これら各分割基板13,13の前面に 組み付けた各発光ダイオード14から凸曲面状のレンズ12までの距離を略一定 にしようとした構成である。これであれば、支えリード線の長さが異なる多数種 の発光ダイオードを用意する面倒や、基板を無理やり彎曲させる必要もなくなる 。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した提案の分割基板13,13を用いた構成の車両用灯具の場 合、基板13の枚数が多く、しかもそれら基板13,13相互を電気的に接続す るジョイントハーネスなどが必要となり、それだけ部品点数が多く、組付け作業 にも多くの手間がかかり、組付不良や電気的接触不良などを招きやすいと共に、 組付工数が増えることからコストアップを招く問題がある。また基板13を複数 枚に分割して配置しても、各発光ダイオード14から凸曲面状のレンズ12まで の距離を全て一定にすることは出来ず、従って凸曲面状のレンズ12の全長に亘 り完全に均一な発光を得ることは困難である。
【0012】 本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところは、灯具筐体内に基板 を無理やり彎曲させたり分割したりせずに、また各発光ダイオードの支えリード 線の長さを各種異にしたりせずに、簡単に組付けるだけで、各発光ダイオードを 凸曲面状のレンズに対し同一距離に配列できて、その凸曲面状のレンズの全長に 亘り完全に均一な発光が得られ、性能アップと共に組立工数及びコストの低減が 図れる車両用灯具を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両用灯具は、前記目的を達成するために、横長な灯具筐体と、長手 方向に所定の曲率の凸曲面状に彎曲形成されて前記筐体の前面部に設けられたレ ンズと、前記筐体内に設けられた横長な基板と、この基板に各々の支えリード線 を固着してそれぞれ前記レンズの方向に向け多数個小間隔を存し列設された発光 ダイオードとを備え、且つ前記基板は前端縁が前記レンズと一定間隔を存して平 行する凸曲線形状とされた水平板とし、この基板に前記各発光ダイオードの支え リード線をL字形に屈曲して固着することで、該各発光ダイオードを前記レンズ に全て同一距離で対向させて配設したことを特徴とする。
【0014】
【作用】
前記構成の車両用灯具によれば、横長な灯具筐体の前面部に長手方向に所定の 曲率の凸曲面状に彎曲形成したレンズを設ける一方、多数個の発光ダイオードを 組付けた横長な水平板状の基板を、無理やり彎曲したり分割したりせずに、その まま凸曲線形状の前端縁がレンズと一定間隔を存して平行する状態に、前記筐体 内に取付けるだけで、組付作業が簡単に終了する。また、その基板に対し多数個 の発光ダイオードは各々のL字形に屈曲した支えリード線を該基板の凸曲線形状 の前端縁を基準にして一定条件で固着しておけば良く、これで各発光ダイオード が全て同一距離で凸曲面状のレンズに対向し、その凸曲面状のレンズの全長に亘 り完全に均一な発光が得られるようになる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の車両用灯具の一実施例を図1(a)(b)に基づいて説明する 。まず、図中21は横長な灯具筐体を示し、この灯具筐体21の前面部にこの長 手方向に亘り所定の曲率の凸曲面状に湾曲形成されたレンズ22が設けられてい る。また筐体21内には多数個の発光ダイオード24を長手方向に小間隔を存し て配列する状態に組付けた基板23が取付けられている。
【0016】 ここで、前記基板23は合成樹脂製等のハードボードに印刷配線を施した所謂 プリント基板で、一枚の平板を扇状型で打ち抜きしただけの全体が横長円弧状帯 板の水平板である。即ち、この基板23は筐体21内に水平に取付けられること で、前端縁23aが前記レンズ22の裏面と一定間隔を存して平行する凸曲形状 とされている。この基板23の筐体21内への取付けは、水平のまま両端部を該 筐体21内底部に立設した架台25上に載せ掛けてねじ26で締め付け固定する だけである。
【0017】 この基板23に前記多数個の発光ダイオード(LED)24が、各々の一対ず つの足とも称される支えリード線(支脚を兼ねた口出し線)24aをL字形に屈 曲して上面から下面に貫通し半田付けにより固着することで、それぞれ前記レン ズ22の方向に向けて取付けられている。この際、各発光ダイオード24のL字 形の支えリード線24aは全て同一長さとされ、且つ基板23の凸曲線形状の前 端縁23aを基準にして全て一定条件で固着されている。即ち、各発光ダイオー ド24のL字形の支えリード線24aは、この下側垂下部が基板23の前端縁2 3aから後方に全て等しい距離の位置に半田付けされて、上側水平部が灯具光軸 Hと平行状態で前方を向く姿勢とされている。これで各発光ダイオード24が全 て同一距離で凸曲面状のレンズ22の裏面に対向せしめられている。
【0018】 しかして、前述のように構成された車両用灯具であれば、横長な灯具筐体21 の前面部に長手方向に所定の曲率の凸曲面状に彎曲形成したレンズ22を設ける 一方、多数個の発光ダイオード24を組付けた横長な水平板状の基板23を、無 理やり彎曲したり分割したりせずに、そのまま凸曲線形状の前端縁23aがレン ズ22の裏面と一定間隔を存して平行する状態に、前記筐体21内に取付けるだ けで、組付作業が簡単に終了する。また、その基板23に対し多数個の発光ダイ オード24は各々のL字形に屈曲した支えリード線24aを該基板23の凸曲線 形状の前端縁23aを基準にして一定条件で固着しておけば良く、これで各発光 ダイオード24が全て同一距離で凸曲面状のレンズ22の裏面に対向し、その凸 曲面状のレンズ22の全長に亘り完全に均一な発光が得られるようになる。
【0019】
【考案の効果】
本考案の車両用灯具は、前述の如く構成したから、灯具筐体内に基板を無理や り彎曲させたり分割したりせずに、また各発光ダイオードの支えリード線の長さ を各種異にしたりせずに、簡単に組付けるだけで、各発光ダイオードを凸曲面状 のレンズに対し同一距離に配列できて、その凸曲面状のレンズの全長に亘り完全 に均一な発光が得られ、性能アップと共に組立工数及びコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用灯具の一実施例を示す(a)は
横断面図、(b)は(a)のX−X線に沿う拡大断面
図。
【図2】従来例を示す車両用灯具の(a)は横断面図、
(b)は(a)のY−Y線に沿う拡大断面図。
【図3】別な従来例を示す車両用灯具の(a)は横断面
図、(b)は(a)のZ−Z線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
21…灯具筐体、22…レンズ、23…基板、23a…
前端縁、24…発光ダイオード、24a…支えリード
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長な灯具筐体と、長手方向に所定の曲
    率の凸曲面状に彎曲形成されて前記筐体の前面部に設け
    られたレンズと、前記筐体内に設けられた横長な基板
    と、この基板に各々の支えリード線を固着してそれぞれ
    前記レンズの方向に向け多数個小間隔を存し列設された
    発光ダイオードとを備えてなる車両用灯具において、前
    記基板は前端縁が前記レンズと一定間隔を存して平行す
    る凸曲線形状とされた水平板とし、この基板に前記各発
    光ダイオードの支えリード線をL字形に屈曲して固着す
    ることで、該各発光ダイオードを前記レンズに全て同一
    距離で対向させて配設したことを特徴とする車両用灯
    具。
JP9864291U 1991-11-29 1991-11-29 車両用灯具 Withdrawn JPH0546574U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150059393A (ko) * 2013-11-22 2015-06-01 현대모비스 주식회사 차량용 멀티 어레이 엘이디 칩 및 이를 구비하는 헤드램프

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208