JPH0546422Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0546422Y2
JPH0546422Y2 JP1990088251U JP8825190U JPH0546422Y2 JP H0546422 Y2 JPH0546422 Y2 JP H0546422Y2 JP 1990088251 U JP1990088251 U JP 1990088251U JP 8825190 U JP8825190 U JP 8825190U JP H0546422 Y2 JPH0546422 Y2 JP H0546422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
blood vessel
catheter
obturator
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990088251U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0447416U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1990088251U priority Critical patent/JPH0546422Y2/ja
Publication of JPH0447416U publication Critical patent/JPH0447416U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0546422Y2 publication Critical patent/JPH0546422Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば動脈瘤や静脈瘤が破裂した場
合や脳内出血した場合に、血管内の血液の流れを
一時的に止めるために用いられる血路閉塞具に関
する。
「従来の技術」 例えば、動脈や静脈が破裂した場合や、脳内出
血した場合などにおいては、多量の出血のために
直ちに治療を施すことができないときがある。こ
のような場合に、血路閉塞具を用いて血液の流れ
を一時的に止めてから治療を施すことが行なわれ
ている。
このような血路閉塞具として、金属のコイルか
らなり、血管内に挿入されたとき、ランダムに絡
まることにより血路を閉塞するようにしたものが
知られている。このような血路閉塞具は、血管内
にカテーテルなどのガイドチユーブを挿入し、閉
塞具をガイドチユーブに入れてプツシヤー等で押
し出すだけで挿入でき、血流を止めることができ
るため、迅速な止血ができるという利点を有して
いる。
このような血路閉塞具の一例として、第9図に
示すように、ステンレス等の線材2をコイル状に
成形して一次コイル2aとし、この一次コイル2
aをランダムに絡まつた状態に成形して二次コイ
ル2bとしたものが知られている。
この血路閉塞具1を血管内に挿入するには、ま
ず、穿刺針を用いて経皮的に血管内にカテーテル
を挿入し、所定箇所に配置する。次に、そのカテ
ーテル内に血路閉塞具を挿入して、プツシヤ等に
よつて押し出して血管内に挿入するという方法が
採られる。すなわち、血路を閉塞するように絡ま
つた状態にある二次コイル2bを、例えば手で引
つ張つて第9図中の矢印方向に引き伸ばして、ほ
ぼ直線状をなす一次コイル2aの状態にし、第1
0図に示すように、これをカテーテル4内に挿入
する。そして、プツシヤ5によりカテーテル4の
先端から血管3内に押し出す。閉塞具1は、血管
3内に押し出されると、弾性復元力によつて二次
コイル2bの状態に復帰して、血管内を閉塞し
て、血液の流れを止める。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このようなコイルからなる血路
閉塞具1は、二次コイル2bを形成したときに管
状器官内を十分に閉塞できるように密に絡まるこ
とが要求され、このため、一次コイル2aの長さ
を十分長いものにする必要がある。したがつて、
第14図に示すように、カテーテル4内に挿入す
るときに、二次コイル2bを外力によつて直線状
に伸ばすと、一次コイル2aの長さlがかなり長
いものとなる。このため、カテーテル4内への挿
入が困難となる一方、コイル2aをカテーテル4
外に押し出すときに摩擦抵抗が大きくなり、スム
ーズに押し出すことができなかつた。
このため、実際には、一次コイル2aを直線状
のガイド管(カートリツジ)に挿入し、このガイ
ド管をカテーテル4内に挿入して血管3内に導
き、ガイド管からプツシヤによつて押し出すよう
にしている。しかし、この方法では、ガイド管が
直線状であるため、折曲した血管内には入りにく
く、適用箇所に制限があつた。
したがつて、本考案の目的は、カテーテル等の
内部に挿入する際に、縮径しても長くならず、形
状が復元されたときに、血管を十分に閉塞するこ
とができる血路閉塞具を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案の血路閉塞具
の一つは、軸芯が複数本の芯線をねじつて形成さ
れ、かつ、前記軸芯から多数の細線のループが放
射状に突出し、全体としてブラシ状をなすと共
に、前記細線は前記芯線の間に挟まれて固定され
ていることを特徴とする。
また、本考案の血路閉塞具のもう一つは、軸芯
の両端部に、少なくとも外周が複数枚に分割され
た花びら状の板材を取付け、この板材が軸芯に対
して放射状に広がるようにしたことを特徴とす
る。
以下、本考案について更に詳細に説明する。
本考案の血路閉塞具の一つは、複数本の芯線の
間に細線を挟み、芯線をねじつて軸芯とすると共
に、細線を芯線で挟んで固定し、細線のループを
軸芯に対して放射状に突出させたものである。
これらの芯線としては、ねじつた状態で細線を
固定できるように、金属の線材が好ましく用いら
れる。より好ましくは、ねじつた後の戻りを防止
するため、ステンレスのなまし線が用いられる。
芯線の径は、適用される管状器官の径を考慮する
と100〜500μmであることが好ましい。
また、軸芯の両端部は血管の組織を損傷させな
いようにするため、樹脂デイツピングや溶融によ
つて丸みを帯びた形状に処理することが好まし
い。
軸芯から放射状に突出する細線としては、形状
記憶合金、形状記憶樹脂、ステンレスなどが好ま
しく採用される。
形状記憶合金としては、例えばTiNi合金など
が用いられる。
また、形状記憶樹脂は、高分子材料特有のガラ
ス転移点の上下の温度での特性変化を積極的に利
用した樹脂である。ガラス転移点以下の温度(ガ
ラス領域)では高い剛性を有しているが、ガラス
転移点以上の温度(ゴム領域)では剛性が低下し
てゴム状となる。ゴム領域で所望の形状に変形さ
せ、そのままガラス領域まで冷却すると、変形さ
れた形状に固まる。これを加熱して再びゴム領域
にすると、成形時に記憶されたもとの形状に戻る
性質を有している。
形状記憶樹脂としては、例えばポリノルボルネ
ン(日本ゼオン(株)製)、スチレン・ブタジエン共
重合体(旭化成工業(株)製)、ポリウレタン(三菱
重工業(株)製)など各種の樹脂が知られており、本
考案ではこれらのいずれを用いてもよい。
前記細線に形状記憶合金又は形状記憶樹脂の線
材を用いる場合、管状器官内において形状復帰が
十分になされるように、形状記憶合金の変態点又
は形状記憶樹脂のガラス転移点を体温よりやや低
い温度に設定するのが好ましく、より好ましくは
0〜20℃とされる。
この血路閉塞具の作り方の一例を挙げると、細
線は、1本又は複数本のものを波状又は楕円コイ
ル状に形成しておく。そして、細線のループの中
央部分(波状に形成した場合には折り返しの中間
部分、楕円コイル状に形成した場合には楕円の短
形に沿つた部分)を複数本の芯線で挟み込み、そ
の状態で芯線をねじると、細線は、芯線のねじり
部分で固定され、各ループが芯線を中心に放射状
に突出した、試験管ブラシのような形状となる。
このとき、細線の芯線から放射状に突出する部分
が丸いループとなつているので、血管の内壁に接
触したときに突き刺さることがなく、組織を傷付
ける心配がない。なお、細線のループの芯線の軸
方向におけるピツチは、できるだけ小さい方が血
管内に配置されたときの密度が高められるので好
ましい。
細線の径は、好ましくは10〜100μmとされる。
10μm未満では縮径させて管状器官内に挿入した
後の拡径力が十分に得られず、100μmを超えると
カテーテルとの接触抵抗が強くなりスムーズに押
し出すことができなくなる。
また、この血路閉塞具は、芯線を中心に放射状
に突出した細線の拡径したときの径、すなわち血
管を閉塞するときの径が3〜8mmとなることが好
ましい。
本考案の血路閉塞具のもう一つにおいて、軸芯
としては、金属又は樹脂の円柱、角柱、円筒など
が用いられる。また、花びら状の板材としては、
金属の薄い板であつてもよいが、樹脂の板が好ま
しく用いられ、特に形状記憶樹脂の板が好ましく
用いられる。花びら状の板材は、全体として1枚
の板からなり、外周から放射状の切り込みが入れ
られて複数に分割された板であつてもよく、ある
いは複数枚の板を花びら状に組合せた板であつて
もよい。
軸芯の両端部に花びら状の板材を取付ける方法
としては、例えば、溶着、接着などの他、ピンや
ネジやカシメなどで固定する方法、機械的に嵌合
させる方法、あるいは軸芯と花びら状の板材とを
樹脂で一体に成形する方法など、各種の方法が採
用できる。
花びら状の体材として形状記憶樹脂を用いる場
合、板材を傘のように閉じさせて縮径した状態で
カテーテル等に挿入でき、血管内に押し出される
と体温によつて形状復帰して花びら状に開くよう
にするため、形状記憶樹脂のガラス転移点を体温
よりも低い温度、好ましくは0〜20℃とする。
なお、血路閉塞具を血管内から回収するとき、
鉗子等で把持しやすくするため、軸芯の少なくと
も一方の端部に、花びら状の板材から突出する突
起部を設けることが好ましい。
「作用」 本考案の一つにおいては、血路閉塞具は試験管
ブラシのような形状をなしており、カテーテル挿
入時には細線がつぼみ状に縮径されて押し込まれ
る。そして、血管内に配置されると、弾性力や形
状復帰力によつて細線が放射状に広がり、血流を
止める作用をなす。このため、縮径させたときの
長さが短く、しかもカテーテルと細線との接触面
積が小さくなるので、押し出し抵抗を小さくする
ことができる。また、試験管ブラシのような形状
をなすので、細線の密度が高められ、十分な閉塞
効果を得ることができる。更に、細線の突出部分
はループを描いているので、血管の内壁に細線が
突き刺さることはなく、組織を損傷するおそれも
少ない。
本考案のもう一つにおいては、軸芯の両端に取
付けられた花びら状の板材が開いて血流を止める
ものであるため、線材を用いた血路閉塞具に比べ
て血流をより確実に止めることができる。また、
軸芯の両端に花びら状の板材を取付けたことによ
り、血路を二箇所で閉塞して閉塞効果を更に高め
ることができる。軸芯の両端に板材を取付けたこ
とは、血管内に配置されとき閉塞具を正しい姿勢
で安定させることにも寄与する。また、花びら状
の板材を傘状に閉じて縮径させたときの軸方向長
さが短いので、カテーテルを通して血管内に挿入
するときの抵抗が小さく、挿入操作がスムーズに
なされるとともに、曲折した血管内にも挿入しや
すくなる。
「実施例」 第1〜4図には、本考案による血路閉塞具の一
実施例が示されている。
第1図は血管内に血路閉塞具を挿入するときの
状態を示す説明図、第2図は血管内に血路閉塞具
を挿入した状態を横方向から示す説明図、第3図
は血管内に血路閉塞具を配置した状態を血管の流
路方向から示す説明図、第4図は血路閉塞具を作
製する方法を示す説明図である。
第4図に示すように、この血路閉塞具11は、
ステンレスのなまし線からなる2本の芯線18,
18の間に、全体として波形に成形された形状記
憶合金の細線16を挟み、図中矢印A方向にねじ
つて細線16を芯線18,18の間に固定し、芯
線18,18の両端部を樹脂デイツピングして形
成されている。その結果、第1〜3図に示すよう
に、細線16の各ループ16aがねじられた芯線
18から放射状に突出し、全体として試験管ブラ
シのような形状となる。ねじられた2本の芯線1
8は、本考案における軸芯を構成している。細線
のループ16aは、第3図に示すように、芯線1
8の軸方向から見ると芯線18に対して放射状に
突出しているが、第1,2図に示すように、芯線
18に対して直角方向から見ると突出した先端部
が軸方向に沿つて螺旋を描くような形状となつて
いる。また、芯線18の両端部は、樹脂20で丸
く覆われている。
この実施例では、細線16として形状記憶合金
の線材が用いられているが、ステンレス等の他の
金属線材でもよく、あるいは形状記憶樹脂などの
線材であつてもよい。また、芯線18の両端を覆
う樹脂20の代わりに、芯線18の両端部を溶融
して丸く形成してもよい。更に、第4図におい
て、芯線18で挟むときの細線16の形状は、波
形に限らず、楕円コイル状であつてもよい。ま
た、細線16は、この実施例では1本の連続した
ものを用いているが、複数本のものをそれぞれ波
形にして用いることもできる。
次に、この血路閉塞具11の使用方法について
説明する。
第1図において、12は血管、14はカテーテ
ル、24はプツシヤを表わしている。まず、血管
12内に、図示しないガイドワイヤを挿入した
後、このガイドワイヤに沿つてカテーテル14を
挿入する。そして、形状記憶合金の変態点以下の
温度において、閉塞具11の細線16を芯線18
に近接するように倒して縮径させ、細線16の倒
した方向を後ろ向きにしてカテーテル14内に挿
入する。この閉塞具11をプツシヤ24で押して
カテーテル14の先端部に配置する。このとき、
閉塞具11は、縮径させたときの長さが短く、カ
テーテル14の内壁との接触面積も小さいので、
挿入がスムーズになされる。
この状態で、内視鏡や造影剤によつて位置を確
認しつつ、カテーテル14の先端部を血管12の
所定の箇所に配置する。そして、プツシヤ24の
先端を閉塞具11の後部に当接させ、プツシヤ2
4を手で押えながらカテーテル14を後方に引い
て、閉塞具11を血管12内に押し出す。
こうして閉塞具11が血管12内に配置される
と、細線16は形状記憶合金であるため、体温に
よつて暖められて形状復帰して拡径し、第2図及
び第3図に示すように放射状に開いて血管12内
を閉塞する。細線16の放射状の突出部は、ルー
プ16aをなしているため、血管12の内壁に突
き刺さることはなく、組織の損傷を防止すること
ができる。なお、治療が終了して閉塞具11を取
り出すときは、血管12内にカテーテル14を挿
入し、閉塞具11の後端の樹脂20を鉗子等でつ
まんでカテーテル14内に引つ張り込み、そのま
まカテーテル14と一緒に抜き出すことができ
る。
第5図〜第12図には、本考案による血路閉塞
具の他の実施例が示されている。
第5図は血管内に血路閉塞具を挿入するときの
状態を示す説明図、第6図は血管内に血路閉塞具
を挿入した状態を横方向から示す説明図、第7図
は血路閉塞具の端面図、第8図は血管内に配置さ
れた状態の血路閉塞具の部分側面図である。
この閉塞具31は、直線状をなすステンレスの
軸芯33の両端部に、形状記憶樹脂からなる花び
ら状の板材35,37を取付けたものである。こ
れらの板材35,37は、第7図(一方の板材3
5が示されているが板材37も同様である)に示
すように、形状記憶樹脂からなる円形の板の外周
から90°ずつの角度で4つのスリツト41を形成
し、花びら状に広がる4枚の部材35aに分割し
て構成されている。そして、第8図に示すよう
に、花びら状に広がる4枚の部材35aが一部重
なるようにして、軸芯33に対して傘の如く開閉
できるようにされている。軸芯33と板材35,
37とは、溶着、接着、ピン、ネジ、カシメ、嵌
合などの方法で接続されている。また、一方の板
材37の外側の中心部には突起39が設けられて
いる。この突起39は、閉塞具31を血管12内
から取り出すときに鉗子等でつまみやすくするた
めのものである。なお、形状記憶樹脂の板材3
5,37は、血管12内で十分に形状復帰がなさ
れるようにするため、ガラス転移点を0〜20℃に
設定されている。
次に、この血路閉塞具31の使用方法について
説明する。
前記実施例と同様に、まず、血管12内に、図
示しないガイドワイヤを挿入した後、このガイド
ワイヤに沿つてカテーテル14を挿入する。閉塞
具31は、形状記憶樹脂のガラス転移点以上の温
度において、板材35,37を傘のように閉じさ
せ、その状態でガラス転移点以下の温度にして縮
径させておく。この閉塞具31をカテーテル14
内に挿入し、プツシヤ24で押してカテーテル1
4の先端部に配置する。閉塞具31は、縮径した
状態でその長さが短いので、カテーテル14内へ
の挿入がスムーズになされる。
この状態で、内視鏡や造影剤によつて位置を確
認しつつ、カテーテル14の先端部を血管12の
所定の箇所に配置する。そして、プツシヤ24の
先端を閉塞具31の後部に当接させ、プツシヤ2
4を手で押えながらカテーテル14を後方に引い
て、閉塞具31を血管12内に押し出す。
こうして閉塞具31が血管12内に配置される
と、体温によつて形状記憶樹脂のガラス転移点以
上の温度になるため、板剤35,37が形状復帰
して花びら状に広がり、第6図及び第8図に示す
ように血管12内を閉塞する。この場合、血管1
2の血流に対して交差し、かつ、面積のある板材
35,37で閉塞がなされるので、血流をより確
実に止めることができる。なお、治療が終了して
閉塞具31を取り出すときは、前記実施例と同様
に、血管12内にカテーテル14を挿入し、閉塞
具31の後端の突起39を鉗子等でつまんでカテ
ーテル14内に引つ張り込み、そのままカテーテ
ル14と一緒に抜き出すことができる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の血路閉塞具によ
れば、カテーテル挿入時の縮径したときの長さが
短いので、挿入抵抗が小さくなり、血管内への挿
入操作をスムーズに行なうことができる。また、
曲折した血管内にも挿入しやすくなる。更に、本
考案の一つにおいては、芯線からブラシ状に広が
る細線によつて、本考案のもう一つにおいては、
軸芯から花びら状に広がる板材によつて、確実な
血路閉塞効果をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による血路閉塞具を
血管内に挿入するときの状態を示す説明図、第2
図は同血路閉塞具を血管内に挿入した状態を横方
向から示す説明図、第3図は同血路閉塞具を血管
内に配置した状態を血管の流路方向から示す説明
図、第4図は同血路閉塞具を作製する方法を示す
説明図、第5図は本考案の他の実施例による血路
閉塞具を血管内に挿入するときの状態を示す説明
図、第6図は同血路閉塞具を血管内に挿入した状
態を横方向から示す説明図、第7図は同血路閉塞
具の端面図、第8図は同血路閉塞具を血管内に配
置した状態の部分側面図、第9図は従来の血路閉
塞具が形状復帰した状態を示す図、第10図は従
来の血路閉塞具を血管内に挿入する方法を示す説
明図である。 図中、11,31は血路閉塞具、12は血管、
14はカテーテル、16は細線、18は芯線、2
0は樹脂、24はプツシヤ、33は軸芯、35,
37は板材、39は突起である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸芯が複数本の芯線をねじつて形成され、か
    つ、前記軸芯から多数の細線のループが放射状
    に突出し、全体としてブラシ状をなすと共に、
    前記細線は前記芯線の間に挟まれて固定されて
    いることを特徴とする血路閉塞具。 (2) 前記細線が、形状記憶合金、形状記憶樹脂又
    はステンレスからなる請求項1記載の血路閉塞
    具。 (3) 軸芯の両端部に、少なくとも外周が複数枚に
    分割された花びら状の板材が取付けられ、この
    板材が軸芯に対して放射状に広がるようにされ
    ていることを特徴とする血路閉塞具。 (4) 前記板材が形状記憶樹脂からなる請求項3記
    載の血路閉塞具。
JP1990088251U 1990-08-23 1990-08-23 Expired - Lifetime JPH0546422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990088251U JPH0546422Y2 (ja) 1990-08-23 1990-08-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990088251U JPH0546422Y2 (ja) 1990-08-23 1990-08-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0447416U JPH0447416U (ja) 1992-04-22
JPH0546422Y2 true JPH0546422Y2 (ja) 1993-12-06

Family

ID=31821330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990088251U Expired - Lifetime JPH0546422Y2 (ja) 1990-08-23 1990-08-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546422Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6511468B1 (en) * 1997-10-17 2003-01-28 Micro Therapeutics, Inc. Device and method for controlling injection of liquid embolic composition
US10124087B2 (en) 2012-06-19 2018-11-13 Covidien Lp Detachable coupling for catheter

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0447416U (ja) 1992-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0546421Y2 (ja)
US5871501A (en) Guide wire with releasable barb anchor
US6790218B2 (en) Occlusive coil manufacture and delivery
EP1656072B1 (en) Ureteral backstop filter and retrieval device
JP3619241B2 (ja) 血管閉塞用カテーテル装置
JP6154394B2 (ja) 患者の脈管構造における異常な開口部を閉塞する機器および方法
JP3045678B2 (ja) 繊維を備えた微小脈管閉塞デバイス
RU2447908C2 (ru) Оплеточное закупоривающее устройство, имеющее повторяющиеся участки увеличенного объема, разделенные участками сочленения
JP3310256B2 (ja) 柔軟な末端の繊維を備えた微小脈管閉塞デバイス
US8518063B2 (en) Arteriotomy closure devices and techniques
US20050187564A1 (en) Occlusive coil manufacturing and delivery
JPH11313830A (ja) カバ―付き自動拡張式脈管閉塞装置
JPH07501953A (ja) 変形可能なカテーテル
US11642145B2 (en) Guidewire with an atraumatic clot-circumventing configured distal end for use in an endovascular medical system
JPH0613686Y2 (ja) 血路閉塞具
JPH0546422Y2 (ja)
JPH0546424Y2 (ja)
JPH0546419Y2 (ja)
JPH0788192A (ja) 手術用ガイドワイヤ
JPH0546423Y2 (ja)
JPH0546418Y2 (ja)
CN113951964B (zh) 栓塞弹簧圈和弹簧圈系统
JP2545805Y2 (ja) 血管用治療具
JPH0584307U (ja) 側枝血管閉塞具
JP2003245282A (ja) 血管閉塞用具