JPH0546093Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546093Y2 JPH0546093Y2 JP1987167544U JP16754487U JPH0546093Y2 JP H0546093 Y2 JPH0546093 Y2 JP H0546093Y2 JP 1987167544 U JP1987167544 U JP 1987167544U JP 16754487 U JP16754487 U JP 16754487U JP H0546093 Y2 JPH0546093 Y2 JP H0546093Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- value
- current
- resistor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、過電流時に出力電圧を垂下させる定
電圧調整手段を有する電源盤に関する。
電圧調整手段を有する電源盤に関する。
本考案は、過電流領域で出力電圧を垂下させる
定電圧電源盤において、 垂下特性を電流の増加とともに所望の傾きで出
力電圧を減少させる特性にすることにより、 電源盤の並列運転時にひとつの電源盤に負荷が
集中することを防止することができるようにした
ものである。
定電圧電源盤において、 垂下特性を電流の増加とともに所望の傾きで出
力電圧を減少させる特性にすることにより、 電源盤の並列運転時にひとつの電源盤に負荷が
集中することを防止することができるようにした
ものである。
従来例では、第3図および第4図に示すよう
に、定電圧状態の出力電圧を過電流時に定電圧垂
下または「フ」の字垂下させていた。
に、定電圧状態の出力電圧を過電流時に定電圧垂
下または「フ」の字垂下させていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような制御特性を有する従来の電源盤のn
台を並列運転すると、各出力電圧にバラツキを生
じた場合に出力電圧の高い電源盤に負荷電流が集
中し、その電源盤の出力が定格出力をオーバす
る。また、過電流保護手段を付備する場合には、
保護設定点は出力垂下点より前に設定する必要が
あり、その結果として、総合必要出力Poに対し
1台当りの出力はPo/n以上の余分の出力パワ
ーを持つて設計する必要があり、規模が大型化す
ると共にバランス運転が難しい欠点がある。
台を並列運転すると、各出力電圧にバラツキを生
じた場合に出力電圧の高い電源盤に負荷電流が集
中し、その電源盤の出力が定格出力をオーバす
る。また、過電流保護手段を付備する場合には、
保護設定点は出力垂下点より前に設定する必要が
あり、その結果として、総合必要出力Poに対し
1台当りの出力はPo/n以上の余分の出力パワ
ーを持つて設計する必要があり、規模が大型化す
ると共にバランス運転が難しい欠点がある。
本考案はこのような欠点を除去するもので、過
電流時に出力電圧をゆるやかに垂下させることが
でき、かつ並列運転が容易に行える電源盤を提供
することを目的とする。
電流時に出力電圧をゆるやかに垂下させることが
でき、かつ並列運転が容易に行える電源盤を提供
することを目的とする。
本考案は、出力電流の電流値が所定値未満では
出力電圧の電圧値をほぼ一定値に保ち、出力電流
の電流値が上記所定値を越えるときは出力電圧の
電圧値を垂下させる電圧調整手段と、出力電流の
電流値に相当の電圧値と、基準電圧とを比較する
出力電流検出手段と、出力電圧の電圧値に相当の
電圧値と基準電圧とを比較する出力電圧検出手段
と、上記出力電流検出手段の比較結果およひ上記
出力電圧検出手段の比較結果に基づき上記電圧調
整手段に制御信号を与える制御手段とを備えた電
源盤において、上記出力電流検出手段が有する出
力電流の電流値に相当の電圧値が与えられた端子
に出力電圧を帰還する回路手段を備えたことを特
徴とする。
出力電圧の電圧値をほぼ一定値に保ち、出力電流
の電流値が上記所定値を越えるときは出力電圧の
電圧値を垂下させる電圧調整手段と、出力電流の
電流値に相当の電圧値と、基準電圧とを比較する
出力電流検出手段と、出力電圧の電圧値に相当の
電圧値と基準電圧とを比較する出力電圧検出手段
と、上記出力電流検出手段の比較結果およひ上記
出力電圧検出手段の比較結果に基づき上記電圧調
整手段に制御信号を与える制御手段とを備えた電
源盤において、上記出力電流検出手段が有する出
力電流の電流値に相当の電圧値が与えられた端子
に出力電圧を帰還する回路手段を備えたことを特
徴とする。
出力電圧Vpは、
Vp=K1Vref−K2Io
ただし
Vref……基準電圧、
Ip……出力電流、
K1,K2……出力電流検出手段の端子に接続さ
れる抵抗器の抵抗値および出力電流検出用の
抵抗器の抵抗値により定まる定数 になる。K2の値を所望の値に設定することによ
り、垂下の傾度を所望の値に設定することができ
る。
れる抵抗器の抵抗値および出力電流検出用の
抵抗器の抵抗値により定まる定数 になる。K2の値を所望の値に設定することによ
り、垂下の傾度を所望の値に設定することができ
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
この実施例は、第1図に示すように、出力電流
の電流値が所定値未満では出力電圧の電圧値をほ
ぼ一定値に保ち、出力電流の電流値が上記所定値
を越えるときには出力電圧の電圧値を垂下させる
電圧調整手段である電圧変換回路1と、出力電流
の電流値に相当の電圧値と基準電圧とを比較する
出力電流検出手段であるオペアンプ23および抵
抗R4,R5と、出力電圧の電圧値に相当の電圧値
と基準電圧とを比較する出力電圧検出手段である
オペアンプ22および抵抗R2,R3と、上記出力
電流検出手段の比較結果および上記出力電圧検出
手段の比較結果に基づき上記電圧調整手段に制御
信号を与える制御手段であるドライブ制御回路2
1と、上記出力電流検出手段が有する出力電流の
電流値に相当の電圧値が与えられる端子に出力電
圧を帰還する回路手段である抵抗R6を備える。
の電流値が所定値未満では出力電圧の電圧値をほ
ぼ一定値に保ち、出力電流の電流値が上記所定値
を越えるときには出力電圧の電圧値を垂下させる
電圧調整手段である電圧変換回路1と、出力電流
の電流値に相当の電圧値と基準電圧とを比較する
出力電流検出手段であるオペアンプ23および抵
抗R4,R5と、出力電圧の電圧値に相当の電圧値
と基準電圧とを比較する出力電圧検出手段である
オペアンプ22および抵抗R2,R3と、上記出力
電流検出手段の比較結果および上記出力電圧検出
手段の比較結果に基づき上記電圧調整手段に制御
信号を与える制御手段であるドライブ制御回路2
1と、上記出力電流検出手段が有する出力電流の
電流値に相当の電圧値が与えられる端子に出力電
圧を帰還する回路手段である抵抗R6を備える。
さて、通常時には、出力電圧Vpをオペアンプ
22が分圧抵抗R2およびR3で検出し、基準電圧
Vrefと比較してドライブ制御回路21に信号を送
出し、ドライブ制御回路21は電圧変換回路1を
制御して出力電圧Vpを定電圧状態に保つ。とこ
ろで、出力電流Ipが定格電流を越すと、オペアン
プ23が抵抗R1に生じた電圧と基準電圧Vrefを分
圧した電圧とを比較し、ドライブ制御回路21に
信号を送出して出力電圧Vpを垂下させる。この
際に、出力電圧Vpが抵抗R6を経由してオペアン
プ23に帰還され、第2図に示すように出力電圧
Vpは出力電流Ipに比例して除々に垂下する。
22が分圧抵抗R2およびR3で検出し、基準電圧
Vrefと比較してドライブ制御回路21に信号を送
出し、ドライブ制御回路21は電圧変換回路1を
制御して出力電圧Vpを定電圧状態に保つ。とこ
ろで、出力電流Ipが定格電流を越すと、オペアン
プ23が抵抗R1に生じた電圧と基準電圧Vrefを分
圧した電圧とを比較し、ドライブ制御回路21に
信号を送出して出力電圧Vpを垂下させる。この
際に、出力電圧Vpが抵抗R6を経由してオペアン
プ23に帰還され、第2図に示すように出力電圧
Vpは出力電流Ipに比例して除々に垂下する。
ここで、
R4/R4+R5(Vref+IoR1)
=R7/R6+R7Vp+IpR1 ……(1)
であるので、出力電圧Voは、
Vo=〔R4/R4+R5・R6+R7/R7〕Vref
−〔R1・R5/R4+R5・R6+R7/R7〕Ip ……(2)
になる。垂下の傾きをK、垂下開始点をIpcとす
ると、(2)より K=R1・R5/R4+R5・R6+R7/R7 ……(3) Ipc=R4/R4+R5Vref−Vp/K ……(4) になり、垂下の傾きと垂下開始点を任意に設定す
ることができる。
ると、(2)より K=R1・R5/R4+R5・R6+R7/R7 ……(3) Ipc=R4/R4+R5Vref−Vp/K ……(4) になり、垂下の傾きと垂下開始点を任意に設定す
ることができる。
本考案は以上説明したように、出力電圧を出力
電流検出回路に帰還することにより出力電流に比
例した任意の垂下特性が得られるので、電源盤の
並列運転を容易にする効果がある。また、過電流
保護を付備する場合に、保護設定点を垂下点以上
に任意に設定できるので、並列運転時の1台当り
の分担する出力を垂下点にとることができ、した
がつて従来の方式に比べて電源盤の規模を小型化
することができる効果がある。
電流検出回路に帰還することにより出力電流に比
例した任意の垂下特性が得られるので、電源盤の
並列運転を容易にする効果がある。また、過電流
保護を付備する場合に、保護設定点を垂下点以上
に任意に設定できるので、並列運転時の1台当り
の分担する出力を垂下点にとることができ、した
がつて従来の方式に比べて電源盤の規模を小型化
することができる効果がある。
第1図は本考案実施例の構成を示すブロツク構
成図。第2図は実施例の負荷変動特性。第3図は
従来例の負荷変動特性。第4図は従来例の負荷変
動特性。 1……電圧変換回路、2……制御回路、21…
…ドライブ制御回路、22……オペアンプ、2
4,25……ダイオード、R1〜R7……抵抗。
成図。第2図は実施例の負荷変動特性。第3図は
従来例の負荷変動特性。第4図は従来例の負荷変
動特性。 1……電圧変換回路、2……制御回路、21…
…ドライブ制御回路、22……オペアンプ、2
4,25……ダイオード、R1〜R7……抵抗。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 出力電流の電流値が所定値未満では出力電圧の
電圧値をほぼ一定値に保ち、出力電流の電流値が
上記所定値を越えるときは出力電圧の電圧値を垂
下させる電圧調整手段と、 出力電流の電流値に相当の電圧値を発生する検
出抵抗R1およびこの抵抗に生ずる出力電流の電
流値に相当する電圧を第一の比較手段23の一方
の端子に入力する第二の抵抗R7ならびにこの第
一の比較手段の他方の端子に入力される基準電圧
を分圧する第三の抵抗R4および第四の抵抗R5を
備え第二の比較手段で基準電圧と出力電流の電流
値に相当する電圧値とを比較する出力電流検出手
段と、 出力電圧を分圧して第二の比較手段22の一方
の端子に入力する分圧回路R2,R3およびこの第
二の比較手段の他方の端子に基準電圧が入力さ
れ、この分圧回路に生ずる出力電圧に相当する電
圧と基準電圧とを比較する出力電圧検出手段と、 上記出力電流検出手段の比較結果および上記出
力電圧検出手段の比較結果に基づき上記電圧調整
手段に制御信号を与える制御手段と、 を備えた電源盤において、 上記出力電流検出手段の第一の比較手段の一方
の入力端子に出力電圧を帰還する抵抗R6を備え、 上記垂下特性の傾きKが K=R1+R5/R4+R5・R6+R7/R7 で与えられることを特徴とする電源盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987167544U JPH0546093Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987167544U JPH0546093Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0172617U JPH0172617U (ja) | 1989-05-16 |
JPH0546093Y2 true JPH0546093Y2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=31455934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987167544U Expired - Lifetime JPH0546093Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546093Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018581A (ja) * | 1973-05-09 | 1975-02-27 |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP1987167544U patent/JPH0546093Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018581A (ja) * | 1973-05-09 | 1975-02-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0172617U (ja) | 1989-05-16 |
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