JPH054602Y2 - - Google Patents

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JPH054602Y2
JPH054602Y2 JP1985080270U JP8027085U JPH054602Y2 JP H054602 Y2 JPH054602 Y2 JP H054602Y2 JP 1985080270 U JP1985080270 U JP 1985080270U JP 8027085 U JP8027085 U JP 8027085U JP H054602 Y2 JPH054602 Y2 JP H054602Y2
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reduction
mounting plate
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cylindrical
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はモータの回転軸の回転を減速し、所望
の回転数を得る減速装置に関する。
(従来技術) 従来減速装置として第1図に示す構成の装置が
知られていた。第1図の構成は、符号1はモータ
の軸で該軸1には歯部2Aを有する第1の平歯車
を固定し該平歯車に、ケース4に軸支され歯部6
Aを有する第2の平歯車6を噛合し、該第2平歯
車に出力軸8を固定する構成である。上記従来の
構成の場合、モータの軸の軸線O1と減速出力軸
の軸線O2とは一致せず偏位量を有し、このため
モータの回軸を出力軸8に伝えるに際し偏心、ブ
レを生ぜずに伝達することが困難であつた。更
に、前記構成において減速作用を行なう平歯車
2,6の外周径寸法が大きくなり、小型化を要求
する機械への組み込みに難点があつた。
即ち第1図の従来装置においてモータの軸1と
出力軸8との軸線の距離寸法はモータケース(不
図示)と減速用ケース4との取付位置と出力軸8
の不図示の軸受の取付位置によつて定まり、両者
の取付位置は取付孔と取付ネジの調整等によつて
行なわれ、正確な取付位置の位置出しは困難であ
り、又部品の仕上り寸法の許容誤差の関係もあつ
て減速装置1個をそれぞれ多少の範囲にわたつて
バラツキがあつた。そのためモータの回転を減速
装置を介して不図示のFA機器の駆動軸に伝える
場合駆動軸にモータの回転が滑らかに伝えにくい
問題がありFA機器の性能にも多大の影響を及ぼ
していた。
(考案の目的) 本考案は従来の減速装置の問題点を克服した装
置を提供することを目的とし、小型化の要望に答
え、特に装置の径寸法を小さくし、FA(フオクト
リーオートメーシヨン)の機器に組み込むのに好
適な減速装置を提供する。
更に本考案はモータの軸と出力軸の軸線を一致
させることのできる減速装置を提供し、更に出力
軸のトルクを任意に増巾することのできる構成と
成した減速装置を提供する。
更に本考案は、モータの回転軸の回転数を減速
するにあたり、同一の組合せ部品を有する1単位
の減速ユニツトを設け、該減速ユニツトの直列的
組合せ結合によつて上記の目的を得るとともに、
減速ユニツトを構成する歯車取付筒を減速ユニツ
トのケースの代用と成り得るように構成すること
により、部品点数の削減、及び組立ての容易性を
達成できる減速装置を提供することを目的とす
る。
(考案の実施例) 以下第2図乃至第4図を用いて本考案の一実施
例を説明する。
第2図は本考案に係る減速装置の展開斜視図、
第3図は軸方向の断面図を示す。
10はモータ、10Aはモータの回転軸であ
る。12はモータ軸10Aに固定したピニオン歯
車である。14はモータ10に取り付けた座板で
ある。該座板はモータ10に後述する減速装置B
を取付けるための板である。該座板にはその中心
貫通孔14Aの中心位置より離れた距離に数種類
のネジ孔14a,14b,14c……を設け、種
類の異なるモータに後述減速装置Bを取付けるこ
とができるようになつている。
16は第1の歯車取付筒でカツプ状筒形を成
し、その中心貫通孔16Aと筒の閉成蓋部16a
にピン16a1,16a2,16b1,16b2,……を
有する。該第1歯車取付板の前記ピン16a1,1
6a2は貫通孔16Aの中心から等距離に180対向
位置に設け、他のピン16a1,16a2は前記ピン
16a1,16a2とは異なつた径方向に180対向し
て設ける。該ピンは後述する中間歯車と減速歯車
の組合せに応じて中間歯車の取付位置を変えるた
めのものである。
更に該歯車取付筒はその筒形の内側に後述中間
歯車18A,18Bを収納するようにし、筒部は
各ユニツトのケースを兼用する。
18A,18Bは前記第1歯車取付筒のピン1
6a1,16a2、16b1,16b2……に軸支した中
間歯車であり、前記ピンを中心に回転する。
20は第1の減速歯車で、該第1減速歯車20
は第4図に示すように前記中間歯車18A,18
Bと噛合する内歯歯車部20Aと、平歯車部20
Bを一体的に形成した歯車である。
前記ピニオン歯車10A・中間歯車18A,1
8B・第1歯車取付筒16・第1減速歯車20に
て第1段の減速部を構成する。
24は第2の歯車取付筒で第1歯車取付筒16
と同じようにピン24a1,24a2と、前記第1の
減速歯車20の平歯車部20Bが挿通する貫通孔
24bを有する。26A,26Bは第2の歯車取
付筒のピン24a1,24a2に軸支された第2の中
間歯車である。
28は前記第2の中間歯車26A,26Bと噛
合する第2の減速歯車であり、内歯歯車部28A
と平歯車歯28Bを有する。
前記第2の歯車取付筒24と中間歯車26A,
26B及び第2の減速歯車28にて第2段の減速
部を構成する。
以下、順次に第3,第4……と第6次の歯車取
付筒30,32,34,36と、中間歯車38
A,38B,40A,40B,42A,42B,
44A,44Bと、第3段……第6段の減速歯車
46,48,50,52を組合わせる。前記第6
段の減速歯車52の歯部は内歯歯車52Aを有
し、平歯車部は有さない。54は前記第6段の減
速歯車52にカシメ結合した中空出力軸である。
56はケースであり、円板状ケースにスリーブ軸
受56Aをカシメ結合する。
58A,58Bは前記ケース56と前記各歯車
取付筒16,24,30,32,34,36を連
結固定する中空カラーであり、カラー58A、5
8Bの両端をケース56と第1の歯車取付筒16
にカシメ固定する。60は出力軸54と各減速歯
車20,28,46,48,50,52の軸芯を
一致させるための中心ピンであり、該中心ピン6
0は各減速歯車の中心貫通孔と中空軸の中心穴5
4Aに嵌合している。
上記構成の減速装置において、モータ軸10A
が回転すると第1段の減速比はピニオン歯車12
と第1の減速歯車20の内歯20Aの歯数比とな
り、第2段の減速比は第1の減速歯車20の平歯
車部20Bの歯数と第2との減速歯車28の内歯
の歯数との比となり、以下各段の減速比は前記減
速歯車の平歯車と後段減速歯車の内歯の歯数の比
となる。
そして、減速装置Bの出力軸54の減速比は各
段の減速比の積となる。
モータ軸の回転はピニオン歯車10Aを介して
中間歯車18A,18Bに伝わる。中間歯車18
A,18Bは第1の歯車取付筒16のピン16
a1,16a2を中心に回転し、その回転を第1の減
速歯車20に伝える。
本実施例の構成において、各中間歯車を介して
歯車取付筒のピンに軸支されてその回転を後段の
各減速歯車に伝えるに際し、中間歯車はその回転
中心は変動せず定位置で回転するので、回転伝達
を安定に行なうことができる。
上記の構成において各中間歯車の歯数と、各減
速歯車の内歯及び平歯車部の歯数をそれぞれ一定
にした場合には各歯部の噛合部の各基準ピツチ円
a,b,c,d……eと出力軸の軸線O1−O2
の距離寸法は各一定となる。減速比を大きくする
ため中間歯車と各減速歯車の各歯部の歯数をそれ
ぞれ異ならせた場合には、各中間歯車の歯車径寸
法も異なる。そのため歯車取付筒には中間歯車を
軸支するピン16a1,16a2と別の取付位置の異
なるピン16b1,16b2又は16c1,16c2を設
ける。このように歯車取付筒に位置の異なるピン
を複数設けることにより減速比の変向に対応した
構成とすることができる。
本実施例において前記の各歯車取付筒と各中間
歯車及び各減速歯車を樹脂材料例えばポリアセタ
ール樹脂で成形することにより軽量化と回転時の
騒音を減少させることができた。
(考案の効果) 以上のように本考案は歯車取付筒、中間歯車及
び減速歯車を1つの減速単位のユニツトとし、該
ユニツトを直列的に結合することにより所望の減
速比を得ることができ、径方向寸法の拡大を伴な
わずに減速比の調整が行える。
更に前記歯車取付筒は前記減速ユニツト毎のケ
ースを兼用することができ、部品点数の削減の効
果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の減速装置の断面図、第2図乃至
第4図は本考案の実施例を示し、第2図は要部展
開図、第3図は断面図、第4図は第3図のA−
A′方向の歯車取付板と中間歯車の平面方向を示
す図。 16,24,30,32,36……歯車取付
筒、18A,18B,20A,20B,38A,
38B……中間歯車、20,28,46,48,
50……減速歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動軸に固定されるピニオン歯車と、上記ピニ
    オン歯車を挿通する中心孔を備えた筒状歯車取付
    板と、上記筒状歯車取付板内に位置し、内歯を有
    するとともに上記駆動軸に軸線を一致させるよう
    に出力軸を有した筒状減速歯車と、上記筒状歯車
    取付板の端面に設けられた位置調整用の2組以上
    の軸と、該減速歯車の内歯に組合わせて所望する
    減速比に応じた歯数比を設定するように上記2組
    以上の軸の1組に軸支され、上記ピニオン歯車に
    噛合される中間歯車と、これら中間歯車を備えた
    歯車取付板並びに減速歯車から一段の減速ユニツ
    トが構成され、各段の減速ユニツトを密接接合す
    るために上記筒状歯車取付板の両端に設けられた
    結合部とを備えることにより、任意の数の減速ユ
    ニツトを連結し、上記減速歯車の出力軸に設けた
    平歯車を上記ピニオン歯車に変えて次段の減速ユ
    ニツトの中間歯車に噛合させて減速ユニツト間の
    駆動力の伝達を行うことを特徴とする減速装置。
JP1985080270U 1985-05-29 1985-05-29 Expired - Lifetime JPH054602Y2 (ja)

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JP1985080270U JPH054602Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29
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JP1985080270U JPH054602Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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JPS61194845U JPS61194845U (ja) 1986-12-04
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JP5591278B2 (ja) * 2012-04-11 2014-09-17 オリジン電気株式会社 複数段を備えた遊星歯車型の増減速機

Citations (1)

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JPS5736850U (ja) * 1980-08-08 1982-02-26

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