JPH0546019U - コイル組立装置 - Google Patents

コイル組立装置

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JPH0546019U
JPH0546019U JP9564591U JP9564591U JPH0546019U JP H0546019 U JPH0546019 U JP H0546019U JP 9564591 U JP9564591 U JP 9564591U JP 9564591 U JP9564591 U JP 9564591U JP H0546019 U JPH0546019 U JP H0546019U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
wire
station
holding means
cutting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9564591U
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English (en)
Inventor
寿浩 阿部
了二 斎藤
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワイヤーのコイル始端となる位置を切断する
カッターの数をなくして装置のコストダウンを図るよう
にする。 【構成】 ワイヤー5のコイル始端となる位置を切断す
る第1のカッター7を、ワイヤー5からコイルボビン9
側に待機して配置するように特定のステーションに1個
のみ配置する。ワイヤー5のコイル始端となる位置を切
断する際は、第1のカッター7をコイルボビン9からプ
ッシャーピン6の方向へ移動して行う。第1のカッター
7を必要最小限の数だけ用意して目的を達成することが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コイルボビンを順次に複数のステーションへ移動してワイヤーの巻 回を行ってコイルを組立てるコイル組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のコイル組立装置として図5及び図6に示した構成のものが知ら れている。なお、図6は図5と結合されて一体の構成となっている。また、図5 及び図6において、上段部Aに示した構成は装置の概略正面図、下段部Bに示し た構成は装置の概略平面図を示している。コイル組立装置は、複数の保持手段2 0にチャック21が用意され、この保持手段20は順次に複数のステーション例 えばステーション1乃至ステーション9からなる9個のステーションへ順次に移 動されて、各ステーションにおいて所望の作業が施されることにより最終的にコ イル装置が組立てられるようになっている。
【0003】 各ステーション1乃至9の各保持手段20におけるチャック21の対向面には 絡げ部23によってワイヤー25が張設されており、またチャック21のほぼ中 央には第1のプッシャーピン26が設けられている。更に各ステーション1乃至 9には、ワイヤー25のコイル始端となる位置を切断する第1の切断手段として の第1のカッター27が配置され、またステーション4にはワイヤー25のコイ ル終端となる位置を切断する第2の切断手段としての第2のカッター28が配置 されている。
【0004】 先ず、ステーション1に移動した保持手段20のチャック21にワイヤー25 を巻回すべきコイルボビン29を供給する。次にチャック21によって保持され た状態でコイルボビン29をステーション2に移動し、ここではワイヤー25の 始端となる位置を第1のカッター27によって切断する。
【0005】 図7及び図8はこの切断方法の詳細を示すもので、図8は図7のA部分の拡大 図である。ステーション1でプッシャーピン26とコイルボビン29との間に挟 まれた状態のワイヤー25は、予めプッシャーピン26側に配置されている第1 のカッター27がその移動始端Sからコイルボビン29の方向へ移動することに より、コイルボビン29の端面に第1のカッター27が押付けられて押切りされ る。Eは移動終点を示している。
【0006】 続いてこのステーション2で前記ワイヤー25をコイルボビン29にその切断 位置をコイル始端として巻回する。次にステーション3でワイヤー巻回によって 形成されたコイル22を有するボビン29に対して、ヒータ31からの熱風によ って、予めそのコイル手前側端面に設けてある接着剤を溶融してコイル22を固 める。
【0007】 次にステーション4でワイヤー25を保持している絡げ部23を、図示左側の 絡げ原点Lから図示右側の絡げ原点Rへ移動した後、予めコイルボビン29側に 配置されている第2のカッター28を、プッシャーピン33によって押さえた状 態で、プッシャーピン26の方向へ移動することによりワイヤー25のコイル終 端となる位置を切断する。続いて、ステーション5で図示しないエレベータへ保 持手段20を移動した後、エレベータによって保持手段20を下側へ移動する。 ここで絡げ部23が原点Lへ戻っていることを確認する。
【0008】 続いて、ステーション6において、チャック21によって保持されていコイル ボビン29を一対の取出しチャック32によって手前側に取出す。次にステーシ ョン7でセンサ34によってコイルボビン29の取出しの有無を確認した後、ス テーション8でコイル終端を切断したワイヤー25の残部25Aを吸引具35に よって取出す。
【0009】 続いてエレベータへ保持手段20を移動した後、エレベータによって保持手段 20を上側へ移動し、更に保持手段20をステーション1へ移動する。以下同様 な動作を繰返してコイル装置の組立てを行う。
【0010】 このような構成の従来のコイル組立装置において、ワイヤー25のコイル始端 となる位置を切断する第1のカッター27は、予めワイヤー25からプッシャー ピン26側に待機させるように配置して、プッシャーピン26側からコイルボビ ン29の方向へ移動してワイヤー25を切断する方法をとっているので、これら 第1のカッター27は各ステーションごとに配置される構成となっている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来のコイル組立装置では、各ステーションごとにカッター27を用 意しなければならぬため、装置のコストアップが避けられないという問題がある 。また、これに伴い各カッターの維持管理が煩雑になる。更に、ワイヤー25の コイル始端を切断する場合コイルボビン29の端面を利用して押切りする方法を とっているが、コイルボビン29の端面の状態は一定でないのでワイヤー25の 断線や不定量切断などの不都合が発生し易くなる。
【0012】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、カッターを必要最小限 の数だけ配置してコストダウンを図るようにしたコイル組立装置を提供すること を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、ワイヤーを巻回すべきコイルボビンを保 持手段によって保持した状態で、順次に複数のステーションへ移動してワイヤー の巻回を行ってコイルを組立てるコイル組立装置において、特定のステーション に配置され、前記コイルボビンの近傍に用意されたワイヤーのコイル始端となる 位置をコイルボビンから保持手段の方向へ移動して切断する1つの第1の切断手 段と、前記ステーションの後方の他のステーションに配置され、コイルボビンに 巻回されたワイヤーのコイル終端となる位置をコイルボビンから保持手段の方向 へ移動して切断する1つの第2の切断装置とを備えたことを特徴とするものであ る。
【0014】
【作用】
請求項1記載の構成によれば、ワイヤーのコイル始端となる位置を切断するカ ッターを、コイルボビンから保持手段の方向へ移動してワイヤーを切断するよう にしたので、このカッターはコイルボビン側に1個のみ配置すればよい。これに よって装置に必要なカッターを必要最小限の数に抑えることができるのでコスト ダウンを図ることができる。またこれに伴い種々の不都合も改善することができ る。
【0015】 請求項2記載の構成によれば、保持手段を複数配置することにより連続的にコ イル組立を行うことができるので、コイル組立の効率を向上させることができる 。
【0016】
【実施例】
以下図面参照して本考案の実施例を説明する。図1及び図2は本考案のコイル 組立装置の構成を示すもので、図2は図1と結合されて一体の構成となっている 。また、図1及び図2の構成において、上部Aは装置の概略正面図、下段部Bは 装置の概略平面図を示している。
【0017】 本実施例コイル組立装置は、複数の保持手段10にチャック1が用意され、こ の保持手段10は順次に複数のステーション例えばステーション1乃至9からな る9個のステーションへ順次に移動されて、各ステーションにおいて所望の作業 が施されることにより最終的にコイル装置が組立てられるようになっている。
【0018】 各ステーション1乃至9の各保持手段10におけるチャック1の対向面には絡 げ部3によってワイヤー5が張設されており、またチャック1のほぼ中央には第 1のプッシャーピン6が設けられている。更にステーション2には、ワイヤー5 のコイル始端となる位置を切断する第1の切断手段としての第1のカッター7が コイルボビン9側に配置され、他のステーションには第1のカッター7は配置さ れていない。すなわち、本実施例では第1のカッター7は1個だけ配置されてい る。また、ステーション4にはワイヤー5のコイル終端となる位置を切断する第 2の切断手段としての第2のカッター8が配置されている。
【0019】 次に本実施例の作用を説明する。
【0020】 先ず、ステーション1に移動した保持手段20のチャック1にワイヤー5を巻 回すべきコイルボビン9を供給する。次にチャック1によって保持された状態で コイルボビン9をステーション2に移動し、ここではワイヤー5のコイル始端と なる位置を第1のカッター7によって切断する。
【0021】 図3及び図4はこの切断方法の詳細を示すもので、図4は図3のA部分の拡大 図である。ステーション1で第1のプッシャーピン6とコイルボビン9との間に 挟まれた状態のワイヤー5は、予めコイルボビン9側に配置されている第1のカ ッター7がその移動始端S′からプッシャーピン6の方向へ移動することにより 切断される。E′は移動終点を示している。
【0022】 続いてこのステーション2で前記ワイヤー5をコイルボビン9にその切断位置 をコイル始端として巻回する。次にステーション3でワイヤー巻回によって形成 されたコイル2を有するボビン9に対して、ヒータ11からの熱風によって、予 めそのコイル手前側端面に設けてある接着剤を溶融してコイル2を固める。
【0023】 次にステーション4でワイヤー5を保持している絡げ部3を、図示左側の絡げ 原点Lから図示右側の絡げ原点Rへ移動した後、予めコイルボビン9側に配置さ れている第2のカッター8を、第2のプッシャーピン13によって押さえた状態 で、第1のプッシャーピン6の方向へ移動することによりワイヤー5のコイル終 端となる位置を切断する。続いて、ステーション5で図示しないエレベータへ保 持手段10を移動した後、エレベータによって保持手段10を下側へ移動する。 ここで絡げ部3が原点Lへ戻っていることを確認する。
【0024】 続いて、ステーション6において、チャック1によって保持されているコイル ボビン9を一対の取出しチャック12によって手前側に取出す。次にステーショ ン7でセンサ14によってコイルボビン9の取出しの有無を確認した後、ステー ション8でコイル終端を切断したワイヤー5の残部5Aを吸引具15によって取 出す。
【0025】 続いてエレベータへ保持手段10を移動した後、エレベータによって保持手段 10を上側へ移動し、更に保持手段10をステーション1へ移動する。以下同様 な動作を繰返してコイル装置の組立てを行う。
【0026】 このような本実施例によれば、ワイヤー5のコイル始端となる位置を切断する 第1のカッター7を、予めワイヤー5からコイルボビン9側に待機させるように 配置して、切断の際にはコイルボビン9からのプッシャーピン6の方向へ移動さ せるようにしたので、この第1のカッター7はいずれか特定のステーション例え ばステーション2に1つ配置すれば共通使用が可能となる。
【0027】 従って第1のカッター7は必要最小限の1つのみ配置するだけで目的を達成で きるので、装置のコストダウンを図ることができる。またこれに伴いカッターの 維持管理は極めて容易となる。更に、ワイヤー5のコイル始端を切断するに際し ても、従来のようにコイルボビンの端面を利用した押切りは行わないので、ワイ ヤーの断線や不定量切断などの不都合は発生しなくなる。
【0028】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、ワイヤーのコイル始端となる位置を切断す るカッターを、ワイヤーからコイルボビン側に1個のみ配置するようにしたので 必要最小限の数だけ用意すればよいため装置のコストダウンを図ることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコイル組立装置の実施例を示す構成図
である。
【図2】図1と一体に結合される本実施例を示す構成図
である。
【図3】本実施例においてワイヤーのコイル始端の切断
方法を説明する概略平面図である。
【図4】図3のA部分の拡大図である。
【図5】従来のコイル組立装置を示す構成図である。
【図6】図5と一体に結合される従来装置を示す構成図
である。
【図7】従来装置においてワイヤーのコイル始端の切断
方法を説明する概略平面図である。
【図8】図7のA部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 チャック 2 コイル 3 絡げ部 5 ワイヤー 6 第1のプッシャーピン 7 第1のカッター 8 第2のカッター 9 コイルボビン 10 保持手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーを巻回すべきコイルボビンを保
    持手段によって保持した状態で、順次に複数のステーシ
    ョンへ移動してワイヤーの巻回を行ってコイルを組立て
    るコイル組立装置において、特定のステーションに配置
    され、前記コイルボビンの近傍に用意されたワイヤーの
    コイル始端となる位置をコイルボビンから保持手段の方
    向へ移動して切断する1つの第1の切断手段と、前記ス
    テーションの後方の他のステーションに配置され、コイ
    ルボビンに巻回されたワイヤーのコイル終端となる位置
    をコイルボビンから保持手段の方向へ移動して切断する
    1つの第2の切断装置とを備えたことを特徴とするコイ
    ル組立装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段が複数配置され各々が順次
    に複数のステーションへ移動される請求項1記載のコイ
    ル組立装置。
JP9564591U 1991-11-22 1991-11-22 コイル組立装置 Withdrawn JPH0546019U (ja)

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JP9564591U JPH0546019U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 コイル組立装置

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JPH0546019U true JPH0546019U (ja) 1993-06-18

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JP9564591U Withdrawn JPH0546019U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 コイル組立装置

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19960208