JPH0441678Y2 - - Google Patents

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JPH0441678Y2
JPH0441678Y2 JP2035587U JP2035587U JPH0441678Y2 JP H0441678 Y2 JPH0441678 Y2 JP H0441678Y2 JP 2035587 U JP2035587 U JP 2035587U JP 2035587 U JP2035587 U JP 2035587U JP H0441678 Y2 JPH0441678 Y2 JP H0441678Y2
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JP
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voice coil
hot plate
tinsel wire
guides
bobbin
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JP2035587U
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JPS63131495U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、スピーカ等のボイスコイルの自動組
立機に使用するボイスコイルリード線の接続装置
に関する。
〈従来の技術〉 従来この種の接続装置は、特開昭60−237800号
公報に開示されているように、ボイスコイルに錦
糸線を押圧して、間隔をあけて配置した二枚の刃
物で錦糸線の中央部を切除する装置がある(第8
図乃至第9図)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上述のような従来例は第7図及
び第8図において二枚の刃物39,39がボイス
コイル31上に載置した錦糸線35の中央部を押
圧して切除する際、錦糸線35のみでなく刃先
が、紙製のボイスコイルボビン31に食い込ん
で、ボビン31をも切断して切れ目36が入るの
でボビン31自体が機械的に弱くなり真円形を保
てず、歪んでしまつて組立時スピーカの狭隘な磁
気空隙に挿入したとき、空隙の壁に接触して不良
品となつたり、音響出力時振動に耐えられない欠
点がある。
本考案装置は上記のような刃物39,39を使
用せずに、錦糸線のみを最初のモーシヨンでニツ
パーようの切断具で一箇所だけ切断し、次のモー
シヨンで錦糸線を外方へズラして切断部を広げて
ボビンに接着して、リード線をハンダ付け接続す
ることを目的とする装置であつて、扱い易く、ボ
ビンを傷めたり、歪ませたりすることのない接続
装置である。
〈問題点を解決するための手段〉 この目的を達成するための本考案の構成を、実
施例に対応する第1図乃至第6図を用いて説明す
ると、本発明は、先端部をボイスコイル巻き芯2
の外形に適合した凹曲面とした板状の熱板8の表
裏両面を挟んで、後部にバネ24を弾装して摺動
運動するガイド9,9′を配し、当該ガイド9,
9′の中央部に切断具22挿入用の凹欠部23を
設けるとともに、その先端を熱板8の先端より突
出せしめて、錦糸線3を嵌挿入する凹部25を形
成した熱板器具80を、ボイスコイルボビン1に
対して遠近移動させる移動具16に取り付けたボ
イスコイルリード線接続装置である。
〈作用〉 本考案はこのような構成であるから、ボイスコ
イルボビン上方に配置したクランパ17,18で
クランプして保持した錦糸線3にエアシリンダの
ような移動具16によつて熱板8、ガイド9,
9′、バネ24からなる熱板器具80を近接させ
て、ガイド9,9′の間の凹部25に錦糸線3を
嵌入して、中央の切断具挿入用の凹部23を利用
してエアーニツパのような切断具22で錦糸線3
を切断する(第1図)。さらに、錦糸線3をクラ
ンプしたクランパ17,18をエレベータ(図に
不示)により下方へ下降させるとともに、熱板器
具80をボイスコイルボビンに近付けて、ガイド
9,9′をボビン1に当接して、さらに押圧力を
加えると、バネ24の押圧力に抗しながらガイド
9,9′が熱板8上を摺動して熱板8の先端の曲
面部が、錦糸線3の切断口を介してボビン1上の
外周に押圧される(第5図、第6図)。その際、
錦糸線3の切り目はクランパ17,18が錦糸線
3をクランプしたまま下降することによつて外方
へ切り口の間隔が開くとともに、ボイスコイルの
巻き始め、巻き終り両端リード線4,4の上に熱
板8により押圧される。而して、予めボビン1上
に塗着した熱可塑性接着剤19が熱板8の熱で溶
融して、ボイスコイルリード線4,4を錦糸線3
の接続部が、ボビン1に熱融着される。
しかるのち、ハンダ饅によつて錦糸線3の切口
端と、リード線4,4をハンダ付け接続される。
〈実施例〉 8は熱板であり、電気ヒーター等の加熱源7か
ら、扁平板舌片状に熱を伝導する如く形成してあ
り、先端をボイスコイル巻き芯2の外周曲線に適
合する凹面状に形成してある。
熱板8の先端扁平状部の両面に断熱材のガイド
9,9′が熱板8を挟んで摺動するように取り付
けてあり、ガイド9,9′はバネ24でもつて常
に軸方向外方へ向けて押圧する如き力を加える方
向に弾装してあるる。
ガイド9,9′の先端部は熱板8の先端部より
前方へ突出して、錦糸線3を挿入する凹入部25
を形成し、ボイスコイル巻き芯2の外周曲線に適
合する凹面状としてある。そして、中央部に切断
用エアーニツパ22の刃が入る切欠部23が設け
てある。
このような熱板8、ガイド9,9′、バネ24
からなる熱板器具80を、エアシリンダのような
二段モーシヨン移動装置16に取り付けてある。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備えかつ、本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
〈考案の効果〉 本考案は以上の説明から既に明らかなように、
錦糸線は水平にクランプされたままで、ガイドに
よつて形成される凹欠部に保持されて錦糸線のみ
がエアーニツパのような切断器で切断され、続い
て、錦糸線の両端をクランプして下降するから外
方へ引つ張る力が加わるので、切り口が開いて間
隔があき、ボイスコイルリード線のハンダ付け作
業が容易にできる。従つて、従来例のようなボビ
ンを傷付けたり、歪んだりするおそれはなくなる
ので、本考案装置によるときは、自動組立機に装
着して、真円形のボイスコイルが大量に製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の構造を示す外観図、第2
図は本考案装置を装備したボイスコイル製造装置
の全体正面図、第3図はエアーニツパが錦糸線を
切断する姿勢を示す要部の側面図、第4図は錦糸
線を切断した断面図、第5図は切断した錦糸線を
ボイスコイルボビンに押圧した図、第6図は第5
図の断面図、第7図は本考案装置により完成した
ボイスコイルの外観図、第8図は従来例の説明断
面図、第9図は従来例装置により完成したボイス
コイルの外観図である。 図中1はボイスコイルボビン、2はボイスコイ
ル巻き芯、3は錦糸線、8は熱板、9,9′はガ
イド、16は移動具、23は凹欠部、24はバ
ネ、25は凹部、80は熱板器具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部をボイスコイル巻き芯2の外形に適合し
    た凹曲面とした板状の熱板8の表裏両面を挟ん
    で、後部にバネ24に弾装して摺動運動するガイ
    ド9,9′を配し、当該ガイド9,9′の中央部に
    切断具22挿入具の凹欠部23を設けるととも
    に、その先端を熱板8の先端より突出せしめて、
    錦糸線3を嵌挿入する凹部25を形成した熱板器
    具80を、ボイスコイルボビン1に対して遠近移
    動させる移動具16に取り付けたボイスコイルリ
    ード線接続装置。
JP2035587U 1987-02-13 1987-02-13 Expired JPH0441678Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2035587U JPH0441678Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JP2035587U JPH0441678Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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Publication Number Publication Date
JPS63131495U JPS63131495U (ja) 1988-08-29
JPH0441678Y2 true JPH0441678Y2 (ja) 1992-09-30

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ID=30815788

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JP2035587U Expired JPH0441678Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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