JPH0546016Y2 - - Google Patents

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JPH0546016Y2
JPH0546016Y2 JP8470188U JP8470188U JPH0546016Y2 JP H0546016 Y2 JPH0546016 Y2 JP H0546016Y2 JP 8470188 U JP8470188 U JP 8470188U JP 8470188 U JP8470188 U JP 8470188U JP H0546016 Y2 JPH0546016 Y2 JP H0546016Y2
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light
optical
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light shielding
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、産業機器分野、特にFA用として生
産ライン等で物体の有無を光を用いて判別する光
センサに用いられる光学式ボリユームに関するも
のである。
[従来の技術] 光センサとしては、検知エリアに光を投光する
投光手段と、検知エリア内の物体からの反射波を
受光する受光手段と、受光手段出力に基づいて物
体の有無を演算判定して物体検知信号を出力する
信号処理手段とを備えた反射型のものがある。と
こでろで、従来のこの種の光センサでは、光学ブ
ロツクと電子回路ブロツクと動作表示部とを接続
する作業が、電気的、機械的及び光学的に夫々行
われていたため、接続作業が画一化されず、部品
点数が多くなると共に、組立工数も多くなり、し
かも作業が繁雑になる問題があつた。
そこで、第4図に示すように電子回路ブロツク
のプリント基板10の裏面に光配線板4を取着し
て、できるだけ光を用いて各ブロツクなどを光接
続して上記問題を解消するようにしたものが、実
願昭62−190205号に記載されている。この光セン
サの光配線板4は、第3図に示すように表面に溝
20を穿設し、この溝20内に光配線板4を形成
する材質よりも屈折率の高い光学材料を充填して
光導波路14を形成したものであり、この光配線
板4は第4図に示すようにプリント基板10に実
装された光入出力部(発光素子や受光素子)や動
作表示部に対応して上記光導波路14を形成して
各部を光接続してある。なお、この光配線板4と
一体または個別に投受光手段の投光、受光用のレ
ンズ13が形成してあり、このレンズ13により
投光素子15の光を投光すると共に、受光素子1
6で検知エリア内に存在する物体による反射光を
受光する。上記光配線板4には、感度設定などを
行うセンサ機能設定部を光導波路14を用いて形
成してある。つまり、このセンサ機能設定部は、
第4図に示すように一つの発光素子17と複数の
受光素子18,19との間に2本に分岐された光
導波路14で連結し、この光導波路14の伝送光
量を可変することにより、感度設定などを行うも
のである(但し、第4図には伝送光量を可変する
手段は示していない。)。なお、発光素子17の発
する光はミラーなどで屈折して光導波路14内に
導くとともに、ミラーで屈折させて受光素子1
8,19に受光させるようにしてある。ところ
で、この光センサの信号処理手段は受光量と測距
量(光学的に物体までの距離を測定した値)とを
用いて物体が検知エリア内に入つたかどうかを判
定するものであり、このため複数の感度設定用の
パラメータの設定が必要であり、このため複数本
の光導波路14を形成してある。このセンサ機能
設定部の伝送光量の調節は光学式ボリユームで行
うようにしてある。
この従来の光学式ボリユームを第5図に示す。
この光学式ボリユームは、センサ機能設定部に対
応する光導波路14a,14bを分断するように
穿孔された角孔11の分断された光導波路14の
幅と略等しい幅を有する直方体状の遮光体21
で、光導波路14a,14bの伝送光量を調節す
るようにしたものである。なお、この従来例では
光導波路14a,14b毎に遮光体21を備え、
両遮光体21を合わせた断面形状が角孔11と略
同一形状になつている。上記遮光体21は、下部
に光導波路14a,14bの光を通過させる透光
窓22が穿孔してある。また、上部にはこの遮光
体21を上方に付勢力する板ばね23の自由端を
係止する鍔21aが形成してあり、上面にはカム
1と接触する断面半円状の突条24を形成してあ
る。カム1はシヤフト12と一体に形成されてお
り、操作つまみ3により回転運動する。
上記遮光体21は、第6図に示すように、板ば
ね23にて上方に付勢され、上面に形成された突
条24が常にカム1の弾接しており、操作つまみ
3を回転するとカム1の周面に沿つて遮光体21
が上下に動く。このように遮光体21が動くと、
透光窓22の位置も上下し、第7図に示すよう
に、透光窓22の位置により光導波路14a,1
4bの伝送光量が可変できるのである。
しかし、上記従来の光学式ボリユームでは、角
孔11で遮光体21をガイドするのみであるた
め、遮光体21にがたつきが生じ、このため遮光
体21と角孔11との寸法によつては、遮光板2
1のカム1との接触位置が定まらない場合があ
り、伝送光量を精度良く可変することができない
という問題があつた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、カムに対して遮光
体を正確に位置決めし、精度の良い伝送光量の調
節ができる光学式ボリユームを提供することにあ
る。
[課題を解決するためにの手段] 上記目的を達成するために、本考案は光配線板
に穿設され上記センサ機能設定部に対応する光導
波路を分断する角孔と、この角孔内に挿入され上
記角孔で分断された光導波路の光を通過させる透
光窓が穿孔された遮光体と、角孔内に挿入された
遮光体を抜く方向に付勢する板ばねと、上記遮光
体の上面が弾接されるカムと、このカムがシヤフ
トに一体に形成され上記遮光体を角孔内で挿抜自
在に移動させる操作つまみと、上記遮光体の上面
に形成され遮光体の移動をシヤフトで案内するガ
イドとを備えている。また、複数本の光導波路を
角孔で分断して、この角孔内に挿入された複数個
の遮光体を一本のシヤフトに形成された複数個の
カムで挿抜自在に移動させる光学式ボリユームに
おいては、上記遮光体のガイドをカムの間に挟み
込むようにする。
(作用) 本考案は、上述のように遮光体の上面に形成さ
れ遮光体の移動をシヤフトで案内するガイドを備
えることにより、シヤフトに対する遮光体の位置
決めが為されるようにして、遮光体とカムとが正
確に接触するようにしたものである。また、複数
本の光導波路を角孔で分断して、この角孔内に挿
入された複数個の遮光体を一本のシヤフトに形成
された複数個のカムで挿抜自在に移動させる光学
式ボリユームにおいては、上記遮光体のガイドを
カムの間に挟み込むようにすれば、遮光体のシヤ
フトの軸方向のがたつきも防止できて、さらに好
適なものとなる。
(実施例) 第1図及び第2図に本考案の一実施例を示す。
本考案の光学式ボリユームの基本構造は上述の第
5図従来例のものと同様に、複数本の光導波路1
4a,14bを角孔11で分断して、この角孔1
1内に挿入された2個の遮光体21を一本のシヤ
フト12に形成された複数個のカム1で挿抜自在
に移動させる光学式ボリユームであり、本実施例
では遮光体21の上面の一端に遮光体21をシヤ
フト12で案内するガイドとしての2本の角柱状
の突起30を突設してある点が上述の従来例と異
なる。上記両突起30の間の間隔はシヤフト12
の直径よりも若干大き目に形成してあり、夫々の
遮光体21の突起30は互いに他方の遮光体21
に隣り合う側に形成してあり、角孔11内に両遮
光体21を挿入した状態で突起30の対向面が接
触するようにしてある。この両突起30を合わせ
たシヤフト12の軸方向の幅は、夫々の遮光体2
1を駆動する2個のカム1の間隔と略同一に形成
してある。
本実施例の光学式ボリユームでは、上記遮光体
21の夫々の突起30の間に、両カム1の間のシ
ヤフト12部分を挟み込むようにして、遮光体2
1とシヤフト12とを組み合わせる。このため、
シヤフト12の回転により遮光体21が角孔11
内で上下運動した時、両突起30により遮光体2
1はシヤフト12に案内されて運動し、遮光体2
1の突起24がカム1に対してずれることなく正
確な位置で接触する。しかも、両カム1の間に両
突起30が挟まれて位置決めされているので、シ
ヤフト12の軸方向にも遮光体21ががたつか
ず、遮光体21とカム1とが正確に接触する。従
つて、光学式ボリユームの伝送光量の調節が正確
に行える利点がある。
[考案の効果] 本考案は上述のように、遮光体の上面に形成さ
れ遮光体の移動をシヤフトで案内するガイドを備
えるので、このガイドによつてシヤフトに対する
遮光体の位置決めが為され、このため遮光体とカ
ムとが正確に接触し、光学式ボリユームの伝送光
量を正確に調節することができる効果がある。ま
た、複数本の光導波路を角孔で分断して、この角
孔内に挿入された複数個の遮光体を一本のシヤフ
トに形成された複数個のカムで挿抜自在に移動さ
せる光学式ボリユームにおいては、上記遮光体の
ガイドをカムの間に挟み込むようにすれば、遮光
体のシヤフトの軸方向のがたつきも防止できて、
さらに好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同上の断面図、第3図は光導波路の断面図、第4
図は光配線板を備える電子回路ブロツクの斜視
図、第5図は従来例の斜視図、第6図は同上の動
作説明のための断面図、第7図は従来例の斜視図
である。 1はカム、3は操作つまみ、4は光配線板、1
1は角孔、12はシヤフト、21は遮光体、22
は透光窓、14a,14bは光導波路、30は突
起、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 検知エリアに光を投光する投光手段と、検知
    エリア内の物体からの反射波を受光する受光手
    段と、受光手段出力に基づいて物体の有無を演
    算判定して物体検知信号を出力する信号処理手
    段とを備え、動作表示部と上記各手段の電子回
    路部とを光導波路及びミラーなどを用いて形成
    された光配線板で光接続し、上記光配線板に感
    度設定などを行うセンサ機能設定部を光導波路
    を用いて形成した光センサに用いられ、光配線
    板に穿設され上記センサ機能設定部に対応する
    光導波路を分断する角孔と、この角孔内に挿入
    され上記角孔で分断された光導波路の光を通過
    させる透光窓が穿孔された遮光体と、角孔内に
    挿入された遮光体を抜く方向に付勢する板ばね
    と、上記遮光体の上面が弾接されるカムと、こ
    のカムがシヤフトに一体に形成され上記遮光体
    を角孔内で挿抜自在に移動させる操作つまみ
    と、上記遮光体の上面に形成され遮光体の移動
    をシヤフトで案内するガイドとを備えて成るこ
    とを特徴とする光学式ボリユーム。 (2) 複数本の光導波路を角孔で分断して、この角
    孔内に挿入された複数個の遮光体を操作つまみ
    の一本のシヤフトに形成された複数個のカムで
    挿抜自在に移動させる光学式ボリユームにおい
    て、上記遮光体のガイドをカムの間に挟み込ん
    で成る請求項1記載の光学式ボリユーム。
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JPH026215U JPH026215U (ja) 1990-01-16
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