JPH054591Y2 - - Google Patents
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- JPH054591Y2 JPH054591Y2 JP1986193867U JP19386786U JPH054591Y2 JP H054591 Y2 JPH054591 Y2 JP H054591Y2 JP 1986193867 U JP1986193867 U JP 1986193867U JP 19386786 U JP19386786 U JP 19386786U JP H054591 Y2 JPH054591 Y2 JP H054591Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damping device
- vibration damping
- viscous liquid
- inner cylinder
- vibration
- Prior art date
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は振動減衰装置に係り、特に機器等を載
置する免震台等から受ける振動をばね及び粘性液
とによつて吸収する振動減衰装置に関する。
置する免震台等から受ける振動をばね及び粘性液
とによつて吸収する振動減衰装置に関する。
従来の振動減衰載置は第4図に示す構造になつ
ており、振動減衰装置70の外枠72は基礎床7
4に取り付けられる。振動をきらう機器類が載置
される免震台76は、防振ゴム78,78を介し
てフレーム80の上面に取り付けられる。フレー
ム80は、振動吸収用の圧縮ばね82,82に支
持され、圧縮ばね82は免震台76に生じる振動
の緩衝器となつている。また、フレーム80の外
側面と外枠72の内側面との間にはクツシヨン8
4,84が配置される。フレーム80の中央部の
下方には粘性ダンパ86が設けられ、粘性ダンパ
86は、外枠72に固定された容器88と、容器
88内の粘性液90と、粘性液90中に挿入され
た抵抗板92とから構成され、抵抗板92はフレ
ーム80の下面に取り付けられている。フレーム
80が上下移動した場合、抵抗板92は粘性液9
0中で上下方向に移動する。粘性液90は抵抗板
92の動きを和らげ減衰させる。
ており、振動減衰装置70の外枠72は基礎床7
4に取り付けられる。振動をきらう機器類が載置
される免震台76は、防振ゴム78,78を介し
てフレーム80の上面に取り付けられる。フレー
ム80は、振動吸収用の圧縮ばね82,82に支
持され、圧縮ばね82は免震台76に生じる振動
の緩衝器となつている。また、フレーム80の外
側面と外枠72の内側面との間にはクツシヨン8
4,84が配置される。フレーム80の中央部の
下方には粘性ダンパ86が設けられ、粘性ダンパ
86は、外枠72に固定された容器88と、容器
88内の粘性液90と、粘性液90中に挿入され
た抵抗板92とから構成され、抵抗板92はフレ
ーム80の下面に取り付けられている。フレーム
80が上下移動した場合、抵抗板92は粘性液9
0中で上下方向に移動する。粘性液90は抵抗板
92の動きを和らげ減衰させる。
しかしながら、このような振動減衰装置におい
て、緩衝器である圧縮ばねと、粘性ダンパとを個
別に取り付けているので、振動減衰装置の構造が
大型化、複雑化し、振動減衰装置の設置面積を広
く取る不具合がある。このためエア還流の為の通
気性が要求されるクリンルーム等の床面に設置す
る場合には、床面での設置面積が大きいため、ク
リンルームの性能を低下させるという不具合があ
る。
て、緩衝器である圧縮ばねと、粘性ダンパとを個
別に取り付けているので、振動減衰装置の構造が
大型化、複雑化し、振動減衰装置の設置面積を広
く取る不具合がある。このためエア還流の為の通
気性が要求されるクリンルーム等の床面に設置す
る場合には、床面での設置面積が大きいため、ク
リンルームの性能を低下させるという不具合があ
る。
このような不具合を解消する振動減衰装置とし
て、圧縮ばねを粘性液に一部没入させて設置面積
を小さく特開昭61−144480号公報に開示された振
動減衰装置がある。しかし、この振動減衰装置
は、圧縮ばねを保持する内筒がすべり材を介して
粘性液が貯められた外筒に接触しているので、鉛
直方向の振動は吸収することができるが、水平方
向の振動はすべり材を介して内筒に伝播し、吸収
することができない。この為、外筒の下部にケー
シングを設けると共にケーシング内に水平方向に
摺動可能な可動板を設置しなければならず、構造
が複雑になるという欠点がある。また、外筒に第
5図に示す変位波形の微振動が入力すると、その
振動が前記すべり材を介して内筒に伝達され、第
5図に示すような変位波形で応答する。更に、外
筒に第6図に示す加速度波形の微振動が入力する
と、その加速度変位がすべり材を介して内筒に伝
達されるので、第6図に示すような加速度波形で
応答する。即ち、第5図、第6図に示すように前
記特開昭61−144480号公報に開示された振動減衰
装置では、交通振動のような微振動を除振するこ
とができないという欠点がある。
て、圧縮ばねを粘性液に一部没入させて設置面積
を小さく特開昭61−144480号公報に開示された振
動減衰装置がある。しかし、この振動減衰装置
は、圧縮ばねを保持する内筒がすべり材を介して
粘性液が貯められた外筒に接触しているので、鉛
直方向の振動は吸収することができるが、水平方
向の振動はすべり材を介して内筒に伝播し、吸収
することができない。この為、外筒の下部にケー
シングを設けると共にケーシング内に水平方向に
摺動可能な可動板を設置しなければならず、構造
が複雑になるという欠点がある。また、外筒に第
5図に示す変位波形の微振動が入力すると、その
振動が前記すべり材を介して内筒に伝達され、第
5図に示すような変位波形で応答する。更に、外
筒に第6図に示す加速度波形の微振動が入力する
と、その加速度変位がすべり材を介して内筒に伝
達されるので、第6図に示すような加速度波形で
応答する。即ち、第5図、第6図に示すように前
記特開昭61−144480号公報に開示された振動減衰
装置では、交通振動のような微振動を除振するこ
とができないという欠点がある。
又、従来、粘性ダンパ86の減衰定数値は、容
器88内の粘性液90の粘度を変えて適度に調節
され、免震台76から受ける荷重(搭載機器の重
量)に応じて最適条件にセツトされる。しかし、
粘性ダンパ86の減衰定数値は機器搭載前に機械
の重量を計測して予め最適値が予測設定されるた
め、実際の減衰定数値とが相違することがある。
また、載置される機器を換える場合には、免震床
76に加わる重量が変わる為、粘性ダンパ86の
減衰定数値を変える必要が生じる。このため、搭
載機器を換える都度粘性ダンパ86の粘性液90
の粘度を変えなければならない不具合がある。
器88内の粘性液90の粘度を変えて適度に調節
され、免震台76から受ける荷重(搭載機器の重
量)に応じて最適条件にセツトされる。しかし、
粘性ダンパ86の減衰定数値は機器搭載前に機械
の重量を計測して予め最適値が予測設定されるた
め、実際の減衰定数値とが相違することがある。
また、載置される機器を換える場合には、免震床
76に加わる重量が変わる為、粘性ダンパ86の
減衰定数値を変える必要が生じる。このため、搭
載機器を換える都度粘性ダンパ86の粘性液90
の粘度を変えなければならない不具合がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、振動緩衝用のばねと粘性ダンパとの取付が小
スペースにできると共に、水平方向の振動、鉛直
方向の振動及び微振動を効率良く減衰して除振す
ることができる振動減衰装置を提案することを目
的としている。
で、振動緩衝用のばねと粘性ダンパとの取付が小
スペースにできると共に、水平方向の振動、鉛直
方向の振動及び微振動を効率良く減衰して除振す
ることができる振動減衰装置を提案することを目
的としている。
本考案は前記目的を達成するために、機器等が
載置される免震台と床との間に配せられる振動減
衰装置に於いて、前記床上に設けられ上部が開放
された粘性液入り外筒と、外筒内の粘性液中に一
部没入されて配置されたばねと、上免に各震台が
取付けられると共に下部が開放し、前記ばねに支
持されると共に下部が前記外筒の内免に接触しな
いように所定の間隔を保つて粘性液に没入される
内筒と、から成ることを特徴とする。
載置される免震台と床との間に配せられる振動減
衰装置に於いて、前記床上に設けられ上部が開放
された粘性液入り外筒と、外筒内の粘性液中に一
部没入されて配置されたばねと、上免に各震台が
取付けられると共に下部が開放し、前記ばねに支
持されると共に下部が前記外筒の内免に接触しな
いように所定の間隔を保つて粘性液に没入される
内筒と、から成ることを特徴とする。
本考案の振動減衰装置によれば、粘性液入り外
筒ばねの一部を没入させて配置したので、鉛直方
向の振動を吸収することができる。また、前記外
筒と内筒とを所定の間隔を保つて配置したので、
水平方向の振動も吸収することができる。
筒ばねの一部を没入させて配置したので、鉛直方
向の振動を吸収することができる。また、前記外
筒と内筒とを所定の間隔を保つて配置したので、
水平方向の振動も吸収することができる。
また、内筒内のエア圧を調節することによつて
粘性液の液面が変位するので、粘性ダンパの減衰
定数値を換えることができる。これにより、免震
台に載置される機器等の重量に応じて、簡単に粘
性ダンパの減衰定数を変えることができる。
粘性液の液面が変位するので、粘性ダンパの減衰
定数値を換えることができる。これにより、免震
台に載置される機器等の重量に応じて、簡単に粘
性ダンパの減衰定数を変えることができる。
以下添付図面に従つて本考案に係る振動減衰装
置の好ましい実施例を詳説する。
置の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本考案に係る振動減衰装置を免震台に
取り付けた時の側断面図である。第2図は第1図
の振動減衰装置の拡大断面図である。第1図及び
第2図に示すように免震台10は本考案に係る振
動減衰装置12,12に保持され、各振動減衰装
置12は基礎床14に固定される。免震台10に
は、振動を嫌う機器13が載置される。
取り付けた時の側断面図である。第2図は第1図
の振動減衰装置の拡大断面図である。第1図及び
第2図に示すように免震台10は本考案に係る振
動減衰装置12,12に保持され、各振動減衰装
置12は基礎床14に固定される。免震台10に
は、振動を嫌う機器13が載置される。
第2図に示すように振動減衰装置12の粘性ダ
ンパ用の粘性液20は、外筒22に貯留され、外
筒22はボルト24,24によつて基礎床14に
固定される。外筒22内にはコイル状に形成され
た圧縮ばね26が配置され、圧縮ばね26の略半
分は粘性液20中に没入されている。圧縮ばね2
6の没入部は振動時に粘性液20の抵抗を受け、
粘性ダンパの抵抗体として作用する。尚、コイル
状のばね26以外に、容器22内に収容可能なも
のであれば、皿ばね、板ばね等を用いてもよい。
ンパ用の粘性液20は、外筒22に貯留され、外
筒22はボルト24,24によつて基礎床14に
固定される。外筒22内にはコイル状に形成され
た圧縮ばね26が配置され、圧縮ばね26の略半
分は粘性液20中に没入されている。圧縮ばね2
6の没入部は振動時に粘性液20の抵抗を受け、
粘性ダンパの抵抗体として作用する。尚、コイル
状のばね26以外に、容器22内に収容可能なも
のであれば、皿ばね、板ばね等を用いてもよい。
また、圧縮ばね26の上方は略キヤツプ形状の
内筒28に覆われ、内筒28の内壁上面に圧縮ば
ね26の上端が固着される。内筒28はばね26
によつて支持された状態で、下縁部28Aが粘性
液20中に没入され、没入下縁部28Aは上下方
向の振動時の抵抗体として作用する。内筒28
は、外筒22と接触しないように所定の間隔を保
つて配置される。これにより、外筒22と粘性液
20と内筒28及び圧縮ばね26とによつて、粘
性ダンパが形成されることになる。また、内筒2
8には防塵壁28Bが一体形成され、防塵壁28
Bは外筒22の周囲を覆つて、外筒22内の粘性
液20の塵埃汚染を防止している。
内筒28に覆われ、内筒28の内壁上面に圧縮ば
ね26の上端が固着される。内筒28はばね26
によつて支持された状態で、下縁部28Aが粘性
液20中に没入され、没入下縁部28Aは上下方
向の振動時の抵抗体として作用する。内筒28
は、外筒22と接触しないように所定の間隔を保
つて配置される。これにより、外筒22と粘性液
20と内筒28及び圧縮ばね26とによつて、粘
性ダンパが形成されることになる。また、内筒2
8には防塵壁28Bが一体形成され、防塵壁28
Bは外筒22の周囲を覆つて、外筒22内の粘性
液20の塵埃汚染を防止している。
内筒28の上面には取付金具30を介して免震
台10が取り付けられる。取付金具30と内筒2
8とはボルト32、32を介して固定される。
台10が取り付けられる。取付金具30と内筒2
8とはボルト32、32を介して固定される。
また、キヤツプ形状の内筒28及び取付金具3
0には、取付孔が形成され、取付孔にはエア調節
弁42,42が取付けられる。内筒28内の空間
部40はエア圧調節弁42,42を介して外部と
連通され、空間部40のエア圧は調節弁42によ
つて調節され、粘性液20の液免20Aは上下に
変位される。粘性液20の液免20Aの上下動に
よつて、圧縮ばね26と内筒28の下縁部28A
との没入量が変化して抵抗率が変わる。このた
め、エア圧調節弁42を調節して空間部40のエ
ア圧を変えると、圧縮ばね26及び内筒28の抵
抗率、即ち粘性ダンパの減衰定数が変わる。
0には、取付孔が形成され、取付孔にはエア調節
弁42,42が取付けられる。内筒28内の空間
部40はエア圧調節弁42,42を介して外部と
連通され、空間部40のエア圧は調節弁42によ
つて調節され、粘性液20の液免20Aは上下に
変位される。粘性液20の液免20Aの上下動に
よつて、圧縮ばね26と内筒28の下縁部28A
との没入量が変化して抵抗率が変わる。このた
め、エア圧調節弁42を調節して空間部40のエ
ア圧を変えると、圧縮ばね26及び内筒28の抵
抗率、即ち粘性ダンパの減衰定数が変わる。
例えば、第3図に示すように粘性液20の液免
の高さがy1の状態では、圧縮ばね26及び内筒2
8の受ける抵抗率、即ち減衰定数値はh1である。
エア圧調節弁42で空間部40の圧力を減少させ
て、粘性液20の液面20Aをy2まで上昇させた
場合には、圧縮ばね26及び内筒28の下縁部2
8Aの没入量が増加し、減衰定数値がh2と高くな
る。
の高さがy1の状態では、圧縮ばね26及び内筒2
8の受ける抵抗率、即ち減衰定数値はh1である。
エア圧調節弁42で空間部40の圧力を減少させ
て、粘性液20の液面20Aをy2まで上昇させた
場合には、圧縮ばね26及び内筒28の下縁部2
8Aの没入量が増加し、減衰定数値がh2と高くな
る。
前記の如く構成された本考案に係る振動減衰装
置によれば、コイル状の圧縮ばね26は取付部材
30及び内筒28を介して免震台10に生じる振
動を吸収することが出来る。また、地震時等の大
きな振動時には、圧縮ばね26が収縮し、圧縮ば
ね26の没入部に生じた振動は、粘性液20によ
つて減衰される。これと共に密閉状態の内筒28
内の空間部40のエアは加圧され、粘性液20の
液面20Aを押圧して抵抗体として作用する。こ
のため、振動減衰装置は、大きな振動に対して充
分なダンパ効果を発揮する。
置によれば、コイル状の圧縮ばね26は取付部材
30及び内筒28を介して免震台10に生じる振
動を吸収することが出来る。また、地震時等の大
きな振動時には、圧縮ばね26が収縮し、圧縮ば
ね26の没入部に生じた振動は、粘性液20によ
つて減衰される。これと共に密閉状態の内筒28
内の空間部40のエアは加圧され、粘性液20の
液面20Aを押圧して抵抗体として作用する。こ
のため、振動減衰装置は、大きな振動に対して充
分なダンパ効果を発揮する。
更に、内筒28の下縁部28Aは粘性ダンパの
粘性液20中で、且つ外筒22の内面に接触しな
いように没入された状態にある。これにより、外
筒22に第7図に示す変位波形の微振動が入力す
ると、微振動時に粘性液20中で抵抗体として作
用し、内筒28は微振動を効率良く減衰して第7
図に示すような変位波形で応答する。また、外筒
22に第8図に示す加速度波形の微振動が入力す
ると、内筒28は前記加速度波形を効率良く吸収
して第8図に示すような加速度波形で応答する。
粘性液20中で、且つ外筒22の内面に接触しな
いように没入された状態にある。これにより、外
筒22に第7図に示す変位波形の微振動が入力す
ると、微振動時に粘性液20中で抵抗体として作
用し、内筒28は微振動を効率良く減衰して第7
図に示すような変位波形で応答する。また、外筒
22に第8図に示す加速度波形の微振動が入力す
ると、内筒28は前記加速度波形を効率良く吸収
して第8図に示すような加速度波形で応答する。
従つて、本実施例によれば、粘性ダンパ内に圧
縮ばね26が収容される一体構造となるので、従
来のように個別に粘性ダンパと圧縮ばねを設ける
必要がく、小スペースにすることができる。ま
た、本実施例では交通振動のような微振動を効率
良く減衰して除振することができる。
縮ばね26が収容される一体構造となるので、従
来のように個別に粘性ダンパと圧縮ばねを設ける
必要がく、小スペースにすることができる。ま
た、本実施例では交通振動のような微振動を効率
良く減衰して除振することができる。
一方、免震台10上の機器等は荷重を計測せず
に載置される。載置後、エア圧縮調弁42によつ
て内筒28内のエア圧が調節され、粘性液20に
よつて圧縮ばね26及び内筒28が受ける抵抗
率、即ち減衰定数が変えられ最適条件にセツトさ
れる。例えば、載置される機器の荷重量の減衰定
数がh1で最適とされる場合には、第3図に示すよ
うに粘性液20の液面はエア圧調節弁42を調節
してy1の高さに維持される。また、初期に設定し
た機器を除去して新たに重量が異なる機器を免震
台10に設定した場合には、減衰定数値を変える
必要が生じる。第3図に示すように減衰定数値を
新たにh2に変更したい場合には、エア圧調節弁4
2を再び調節して粘性液20の液面20Aを上昇
させy2に維持すれば、最適条件の減衰定数値、即
ち、圧縮ばね26及び内筒28が好適に抵抗を受
けることとなる。これにより、免震台10に載置
される機器等の荷重が変動する毎に、外筒22中
の粘性液20の粘度を変える必要がなく、粘性ダ
ンパの減衰定数を容易に最適値に変えることがで
きる。
に載置される。載置後、エア圧縮調弁42によつ
て内筒28内のエア圧が調節され、粘性液20に
よつて圧縮ばね26及び内筒28が受ける抵抗
率、即ち減衰定数が変えられ最適条件にセツトさ
れる。例えば、載置される機器の荷重量の減衰定
数がh1で最適とされる場合には、第3図に示すよ
うに粘性液20の液面はエア圧調節弁42を調節
してy1の高さに維持される。また、初期に設定し
た機器を除去して新たに重量が異なる機器を免震
台10に設定した場合には、減衰定数値を変える
必要が生じる。第3図に示すように減衰定数値を
新たにh2に変更したい場合には、エア圧調節弁4
2を再び調節して粘性液20の液面20Aを上昇
させy2に維持すれば、最適条件の減衰定数値、即
ち、圧縮ばね26及び内筒28が好適に抵抗を受
けることとなる。これにより、免震台10に載置
される機器等の荷重が変動する毎に、外筒22中
の粘性液20の粘度を変える必要がなく、粘性ダ
ンパの減衰定数を容易に最適値に変えることがで
きる。
前記実施例に於いては、振動減衰装置を基礎床
14に設けたが、これに限るものではなく、水平
方向の振動を減衰する水平振動減衰装置上に取付
られたフレーム等に本考案の振動減衰装置12を
設けても良い。これにより、免震台10は3次方
向からの振動を吸収することができる。
14に設けたが、これに限るものではなく、水平
方向の振動を減衰する水平振動減衰装置上に取付
られたフレーム等に本考案の振動減衰装置12を
設けても良い。これにより、免震台10は3次方
向からの振動を吸収することができる。
以上説明したように本考案に係る振動減衰装置
によれば、次の効果がある。
によれば、次の効果がある。
ばねの一部を粘性液中に没入させて配置した
ので、ばねの没入部に生じたばねの振動を粘性
液で減衰させることができる。
ので、ばねの没入部に生じたばねの振動を粘性
液で減衰させることができる。
免振台に載置される機器の重量に応じて、ば
ねの没入量が変わることにより、ばね定数を自
動的に変えることができる。即ち、重量の重い
機器を免振台に載置した場合には、ばねが粘性
液に全て没入するか或いは大部分粘性液に没入
することにより、ばね定数が大きくなるので、
振動の振幅が小さくなり、振動による転倒等を
防止できる。
ねの没入量が変わることにより、ばね定数を自
動的に変えることができる。即ち、重量の重い
機器を免振台に載置した場合には、ばねが粘性
液に全て没入するか或いは大部分粘性液に没入
することにより、ばね定数が大きくなるので、
振動の振幅が小さくなり、振動による転倒等を
防止できる。
また、重量の軽い機器を免振台に載置した場
合には、ばねが粘性液からより多く露出するこ
とにより、ばね定数が小さくなるので、緩やか
な振動で減衰することができる。
合には、ばねが粘性液からより多く露出するこ
とにより、ばね定数が小さくなるので、緩やか
な振動で減衰することができる。
粘性液入り外筒を床上に配設し、ばねをその
一部が前記粘性液に没入するように外筒内に配
置し、内筒を前記ばねで支持して内筒の下部を
粘性液に没入し、ばねと粘性ダンパを1つのユ
ニツトにしたので、ばねと粘性ダンパの取り付
け設置面積を小さくできる。
一部が前記粘性液に没入するように外筒内に配
置し、内筒を前記ばねで支持して内筒の下部を
粘性液に没入し、ばねと粘性ダンパを1つのユ
ニツトにしたので、ばねと粘性ダンパの取り付
け設置面積を小さくできる。
内筒の下部を前記外筒の内免に接触しないよ
うに所定の間隔を保つて粘性液に没入したの
で、水平方向振動及び鉛直方向振動を前記1つ
のユニツトで除振することができる。
うに所定の間隔を保つて粘性液に没入したの
で、水平方向振動及び鉛直方向振動を前記1つ
のユニツトで除振することができる。
第1図は本考案に係る振動減衰装置が免震台に
設置された側断面図、第2図は本考案に係る振動
減衰装置の拡大側断面図、第3図は本考案に係る
振動減衰装置に使用される粘性液の液面の高さと
減衰定数との関係曲線図、第4図は従来の振動減
衰装置の断面図、第5図は従来の振動減衰装置で
振動の変位量を確認した説明図、第6図は従来の
振動減衰装置で加速度を確認した説明図、第7図
は本考案に係る振動減衰装置で振動の変位量を確
認した説明図、第8図は本考案に係る振動減衰装
置で加速度を確認した説明図である。 10……免震台、12……振動減衰装置、14
……基礎床、20……粘性液、20A……液免、
22……外筒、26……ばね、28……内筒、4
0……空間部、42……エア調節弁。
設置された側断面図、第2図は本考案に係る振動
減衰装置の拡大側断面図、第3図は本考案に係る
振動減衰装置に使用される粘性液の液面の高さと
減衰定数との関係曲線図、第4図は従来の振動減
衰装置の断面図、第5図は従来の振動減衰装置で
振動の変位量を確認した説明図、第6図は従来の
振動減衰装置で加速度を確認した説明図、第7図
は本考案に係る振動減衰装置で振動の変位量を確
認した説明図、第8図は本考案に係る振動減衰装
置で加速度を確認した説明図である。 10……免震台、12……振動減衰装置、14
……基礎床、20……粘性液、20A……液免、
22……外筒、26……ばね、28……内筒、4
0……空間部、42……エア調節弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機器等が載置される免震台と床との間に配せ
られる振動減衰装置に於いて、前記床上に設け
られ上部が開放された粘性液入り外筒と、外筒
内の粘性液中に一部没入されて配置されたばね
と、上免に免震台が取付けられると共に下部が
開放し、前記ばねに支持されると共に下部が前
記外筒の内面に接触しないように所定の間隔を
保つて粘性液に没入される内筒と、から成るこ
とを特徴とする振動減衰装置。 (2) 前記内筒に内筒内のエア圧を調節するエア圧
調節弁を設け、内筒内のエア圧を変えて粘性液
の液面を変位するようにしたことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載の振動減衰
装置。 (3) 前記床を、水平方向の振動を吸収する水平振
動吸収装置上に取付けられたフレームとするこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の振動減衰装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986193867U JPH054591Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986193867U JPH054591Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6397739U JPS6397739U (ja) | 1988-06-24 |
| JPH054591Y2 true JPH054591Y2 (ja) | 1993-02-04 |
Family
ID=31150295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986193867U Expired - Lifetime JPH054591Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054591Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3023624B2 (ja) * | 1992-04-17 | 2000-03-21 | 株式会社複合材料研究所 | 浮基礎式強振動緩衝装置 |
| DE4492362C5 (de) * | 1993-04-09 | 2004-07-01 | Nippon Steel Corp. | Vibrationsisolierstütze |
| JP5094029B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2012-12-12 | 川崎重工業株式会社 | 車両の車体間安定化装置 |
| JP6161979B2 (ja) * | 2013-07-10 | 2017-07-12 | シバタ工業株式会社 | 免震構造体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6119220U (ja) * | 1984-07-06 | 1986-02-04 | ミノルタ株式会社 | フイルム情報読み取り装置を備え且つアクセサリ−装置を使用するカメラ |
| JPS61144480A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-02 | 日揮株式会社 | 配管の防振支持装置 |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP1986193867U patent/JPH054591Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6397739U (ja) | 1988-06-24 |
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