JPH0545903B2 - - Google Patents

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JPH0545903B2
JPH0545903B2 JP62108985A JP10898587A JPH0545903B2 JP H0545903 B2 JPH0545903 B2 JP H0545903B2 JP 62108985 A JP62108985 A JP 62108985A JP 10898587 A JP10898587 A JP 10898587A JP H0545903 B2 JPH0545903 B2 JP H0545903B2
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JP
Japan
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painted surface
image
image signal
glossiness
level
Prior art date
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JP62108985A
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English (en)
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JPS63274847A (ja
Inventor
Masahiko Inaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のボデー等の塗面の光沢度を
オプトエレクトロ式に測定する塗面の光沢度測定
方法に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
この種の測定方法としては、塗面を所定の入射
角度で光照射し、正反射強度と所定の拡散反射強
度との比を基に測定する方法等がある。しかしな
がら、このようなオプトエレクトロ式のいずれの
方法も点状の測定を基に面的な評価を行なうもの
で、一括して測定することができなかつた。
よつて、本発明は2次元面の塗面の光沢度を広
範囲にわたりオプトエレクトロ式に一括して評価
可能にする塗面の光沢度測定方法を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段と作用〕
本発明は、この目的を達成するために、第1図
に示すように、複数本の直管型蛍光灯をそのほぼ
管径間隔で黒色パネルに配列して構成した平行縞
格子を、塗面の前方に配置して塗面に写像させ、
塗面をこの塗面にピントを合わせて2次元イメー
ジセンサで撮像し、平行縞格子像とほぼ直交方向
の格子像に応じてレベルが変化する画像信号を検
出した。平行縞格子像の画像信号レベルは、平行
縞格子にイメージセンサのピントが合わないこと
に起因して緩やかに変化する。この際、光反射の
光沢は正反射成分の比率が高い程高く、したがつ
て光沢の低い塗面の場合には拡散反射成分が増大
し、各格子像に対応する画像信号のレベル変化曲
線のピーク部分が拡散し、ボトム部分を埋める度
合が高まる。つまり、光沢の低い塗面の場合に
は、各格子像の画像信号のピーク及びボトム間の
レベル差が小さくなる。
また、直管型蛍光灯を利用した格子像により、
画像信号波形がゆず肌の影響を受け難く、光沢の
測定が高精度に行われる。
そこで、塗面の2次元面における各格子像の画
像信号についてのレベル差を統計処理して塗面の
光沢度を判定する。
〔発明の実施例〕
第2図は本発明を実施する装置の一例を示すも
ので、塗面の平滑度の測定も同時に行う。即ち、
数100mm平方の塗面1の前方に格子パネル2が配
置され、その側部に配置されたCCD式のTVカメ
ラ3が塗面1に写つている縦縞格子像を撮像して
いる。この格子パネル2は、第3図に示すよう
に、複数本の直管型蛍光灯2aが黒色パネル2b
を背面とし、その管径の間隔で配列して構成され
ている。
TVカメラ3には画像信号処理部10が後続し
ている。即ち、この処理部は、読出し走査により
発生されたTVカメラ3の画像信号をデイジタル
化するA/Dコンバータ11と、このデイジタル
信号を256×256のTVカメラ3の画素に対応した
アドレスに記憶するRAM12と、このメモリか
ら画像データを取込んで処理を行う解析用コンピ
ユータ13と、画像信号又は処理信号をD/Aコ
ンバータ14bでアナログ化して切換回路14a
を通して、選択的に表示するブラウン管モニタ1
4とから構成されている。
解析用コンピユータ13は、第4図のフローチ
ヤートに示すようにRAM12に取込んだ画像デ
ータを縦縞方向と直交方向に読出してA/Dコン
バータ11の解像度単位でいずれのレベルである
かを判断し、全塗面に対して各アドレスの画像信
号レベルの度数分布を求め、さらにこの標準偏差
σを求めることにより、各縦縞格子画像信号につ
いてピーク及びボトム間のレベル差の統計処理を
行う。そして、予めRAM13aに格納した標準
偏差σに対する光沢度を指示する検定曲線テーブ
ルと照合して、その光沢度信号を付属の記録装置
或は表示装置(図示せず)に出力する。
さらに、特願昭61−241796による平滑度測定方
法に従い、各縦縞格子の画像信号のレベル変化曲
線のピーク及びボトム間に塗面の凹凸に起因し
て、より短い時間間隔で重畳する変曲点を逐次前
後のアドレスの信号レベルを比較することにより
検出する。そして、この変曲点を計数してこの計
数値から塗面のゆず肌状態を判定する。
このように構成された光沢度・平滑度測定装置
の動作を説明する。
所定距離離れたTVカメラ3の焦点距離を塗面
1に合わせ、絞りは開放状態にする。この状態で
TVカメラ3への入射像は縦縞格子パネル2の格
子に対応して明度が変化し、第5図aに示す画像
信号が出力され、RAM12にはA/Dコンバー
タ11により第5図bに示すように量子化された
画像信号が供給される(変曲点の数は省略して示
す)。この際、平行縞格子像が管径間隔の直管型
蛍光灯が写像されることにより、1〜10mmのゆず
肌の波長領域に対して充分大きな平行縞格子像が
生じ、したがつて画像信号のピークレベルへのゆ
ず肌の影響が回避される。
解析用コンピユータ13は、RAM12に取り
込んだ1画面分の画像データを第4図に示すフロ
ーチヤートに従がい処理することにより、画像信
号レベルの度数分布を算出し(第5図c)、標準
偏差σを求めて光沢度を定量化して判断して出力
装置に指示させる。標準偏差σが大きい程光沢度
は高くなる。
さらに、検出された変曲点Nを計数して平滑度
を判断して同様に出力装置に指示させる。つま
り、ゆず肌状態が悪くなるにつれて明度の乱れ度
合が大きくなり、対応して変曲点Nの計数値は大
きくなる。
尚、TVカメラ3が、塗面でなく縦縞格子パネ
ル2をシヤープに撮像するように焦点或は絞りが
調整されていると、入射像は明度差が明確にな
り、画像信号は縦縞格子に対応して方形状に表わ
れ、所期の測定が難しくなる。1画面分の各格子
像の画像信号についてのボトム及びピーク間のレ
ベル差の評価は、実際にレベル差を算出する等の
他の方法でも実施可能である。
第6図は格子パネルの別の実施例を示すもの
で、同図aに示すように、画像信号レベルはカメ
ラ視野が外へ向う程塗面で拡散反射した光の視野
外に出ていく比率が高くなるのに起因して塗面両
側でレベルが低下するのを補正するようになつて
いる。即ち、同図bに示すように、蛍光灯22を
黒色縦縞格子23の背後に配置し、黒色縦縞格子
23間の隙間である明部分の幅を中央部で狭くす
ることにより、画像信号レベルの周辺部での変化
を抑制している。
第7及び8図は、幅及び相互間隔が30mmで大き
さ700×700mmの縦縞格子パネル、大きさ250×200
mmの塗板、焦点距離50mm(標準16mm)、絞りF1.8
(開放状態)のレンズ付きTVカメラを用い、パ
ネル−塗板間1500mm、塗板−カメラ間1200mm、入
射角及び反射角共20゜の測定条件下で、種々の基
準塗面に対する標準偏差σ及び変曲点数を測定し
た実験例を示す。この実験例から明らかなよう
に、種々の光沢度に対応して画像信号のレベル分
布の標準偏差(A/D変換の分解能を64段階にし
た場合)が変化する(第7図)。同様に、変曲点
数も、塗肌ランクに対応して変化することが確認
されている(第8図)。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば管径間隔の直管型蛍光灯
を写像した幅広の平行格子像により、輝度レベル
にゆず肌の影響を与えなくすることにより、塗面
の光沢度の評価が、高精度・自動的・定量的に行
えるようになる。さらに、スリツト平行格子像に
対して大きな寸法の平行格子像を前提にするため
に、高い解像度を必要とせず、したがつて塗面の
広範囲の測定を可能にする。この際、直管型蛍光
灯を利用した格子により、広範囲の均一写像が容
易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の塗面の光沢度測定方法を説明
するフローチヤート、第2図はこの方法を実施す
るための装置の構成を示す図、第3図は同実施例
の格子パネルの斜視図、第4図は同実施例の動作
を説明するフローチヤート、第5図は同実施例の
動作を説明する図、第6図は別の実施例の格子パ
ネルを説明する図並びに第7図及び第8図は本発
明の成立性を確認する実験例を示す図である。 1……塗面、2……縦縞格子パネル、2a……
直管型蛍光灯、2b……黒色パネル、3……TV
カメラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数本の直管型蛍光灯をそのほぼ管径間隔で
    黒色パネルに配列して構成した平行縞格子を、塗
    面の前方に配置して前記塗面に写像させ、 前記塗面にこの塗面にピントを合せて2次元イ
    メージセンサで撮像し、 前記平行縞格子像とほぼ直交方向に前記各平行
    縞格子像に応じてレベルが変化する画像信号を検
    出し、 前記各平行縞格子像の画像信号についてピーク
    及びボトム間のレベル差を統計処理して前記塗面
    の光沢度を判定する塗面の光沢度測定方法。
JP10898587A 1987-05-06 1987-05-06 塗面の光沢度測定方法 Granted JPS63274847A (ja)

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JP10898587A JPS63274847A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 塗面の光沢度測定方法

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JP10898587A JPS63274847A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 塗面の光沢度測定方法

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JPS63274847A JPS63274847A (ja) 1988-11-11
JPH0545903B2 true JPH0545903B2 (ja) 1993-07-12

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ID=14498662

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JP10898587A Granted JPS63274847A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 塗面の光沢度測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2588297B2 (ja) * 1990-06-20 1997-03-05 日産自動車株式会社 塗装表面の鮮映性評価方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6175237A (ja) * 1984-09-20 1986-04-17 Nippon Soken Inc 塗装面測定装置
JPS6175236A (ja) * 1984-09-20 1986-04-17 Nippon Soken Inc 塗装面測定装置

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JPS6175237A (ja) * 1984-09-20 1986-04-17 Nippon Soken Inc 塗装面測定装置
JPS6175236A (ja) * 1984-09-20 1986-04-17 Nippon Soken Inc 塗装面測定装置

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