JPH054585A - 列車接近検知装置 - Google Patents
列車接近検知装置Info
- Publication number
- JPH054585A JPH054585A JP19410691A JP19410691A JPH054585A JP H054585 A JPH054585 A JP H054585A JP 19410691 A JP19410691 A JP 19410691A JP 19410691 A JP19410691 A JP 19410691A JP H054585 A JPH054585 A JP H054585A
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- Japan
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- rail
- pressure sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 列車の接近を検知する検知器や圧力センサが
故障したり、これらを相互に接続する光ファイバケーブ
ルが断線してもフェイルセーフとなる列車接近検知装置
を得る。 【構成】 レール1の所定区間の少なくとも両端にレー
ル1からかかる圧力の変化により光信号の伝送損失を生
じる圧力センサ31、32を装着し、この圧力センサ31、32
を介して光信号を発生する発光器21a、22aと光信号を
受光して圧力センサ31、32での伝送損失による減衰が所
定レベル以下であるか以上であるかを判定する受光器21
b、22bとを光ファイバケーブル41a、41b、42a、42
bで接続し、受光器21b、22bの判定した各結果の論理
積を論理積回路23で演算する。
故障したり、これらを相互に接続する光ファイバケーブ
ルが断線してもフェイルセーフとなる列車接近検知装置
を得る。 【構成】 レール1の所定区間の少なくとも両端にレー
ル1からかかる圧力の変化により光信号の伝送損失を生
じる圧力センサ31、32を装着し、この圧力センサ31、32
を介して光信号を発生する発光器21a、22aと光信号を
受光して圧力センサ31、32での伝送損失による減衰が所
定レベル以下であるか以上であるかを判定する受光器21
b、22bとを光ファイバケーブル41a、41b、42a、42
bで接続し、受光器21b、22bの判定した各結果の論理
積を論理積回路23で演算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鉄道の各種信号保安設
備を制御するのに用いる列車接近検知装置に関する。
備を制御するのに用いる列車接近検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来からよく知られた列車の接近
を自動的に検知する列車接近検知装置の原理を示す電路
図である。この列車接近検知装置は点制御方式と呼ば
れ、非常に短い区間(例えば25m)の範囲内で列車を検
知するのに用いられる。図において、1はレール、2は
車輪車軸、3は列車の接近を検知する検知器、3aは検知
器3を構成する送信機であり、数10kHZ の高周波信号を
発振出力する。3bは検知器3を構成する受信機であり、
受信した高周波信号により検知信号を出力する。4a、4b
はそれぞれ送信機3a、受信機3bとレール1とを接続する
ケーブルである。
を自動的に検知する列車接近検知装置の原理を示す電路
図である。この列車接近検知装置は点制御方式と呼ば
れ、非常に短い区間(例えば25m)の範囲内で列車を検
知するのに用いられる。図において、1はレール、2は
車輪車軸、3は列車の接近を検知する検知器、3aは検知
器3を構成する送信機であり、数10kHZ の高周波信号を
発振出力する。3bは検知器3を構成する受信機であり、
受信した高周波信号により検知信号を出力する。4a、4b
はそれぞれ送信機3a、受信機3bとレール1とを接続する
ケーブルである。
【0003】次に動作について説明する。列車が検知器
3に接近すると列車の車輪車軸2により左右のレール1
が電気的に短絡されて、検知器3、ケーブル4a、4b、レ
ール1、車輪車軸2からなる閉ループが形成される。検
知器3の送信機3aから発振出力した高周波信号はケーブ
ル4a、レール1、車輪車軸2、レール1、ケーブル4bを
経て受信機3bに入力し、列車が接近したことを検知する
検知信号を出力する。この検知信号により踏切保安設備
などを制御するのであるが、送信機3aから発振出力する
高周波信号はケーブル4a、4bのレール1への接続点と車
輪車軸2との距離が長くなると減衰するので、列車がこ
の接続点からある一定の距離以内に接近しないと検知す
ることができない。したがって、非常に短い区間に検知
器3を2個以上設置して列車の接近を検知するようにな
っている。
3に接近すると列車の車輪車軸2により左右のレール1
が電気的に短絡されて、検知器3、ケーブル4a、4b、レ
ール1、車輪車軸2からなる閉ループが形成される。検
知器3の送信機3aから発振出力した高周波信号はケーブ
ル4a、レール1、車輪車軸2、レール1、ケーブル4bを
経て受信機3bに入力し、列車が接近したことを検知する
検知信号を出力する。この検知信号により踏切保安設備
などを制御するのであるが、送信機3aから発振出力する
高周波信号はケーブル4a、4bのレール1への接続点と車
輪車軸2との距離が長くなると減衰するので、列車がこ
の接続点からある一定の距離以内に接近しないと検知す
ることができない。したがって、非常に短い区間に検知
器3を2個以上設置して列車の接近を検知するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車接近検知装
置は以上のように構成されているので、検知器3の送信
機3aが故障したり、送信機3a、受信機3bとレール1とを
接続するケーブル4a、4bが断線すると列車が接近しても
検知器3、ケーブル4a、4b、レール1、車輪車軸2から
なる閉ループが形成されないので、列車の接近を検知す
ることができず、フェイルアウトになるという解決しな
ければならない技術的課題があった。
置は以上のように構成されているので、検知器3の送信
機3aが故障したり、送信機3a、受信機3bとレール1とを
接続するケーブル4a、4bが断線すると列車が接近しても
検知器3、ケーブル4a、4b、レール1、車輪車軸2から
なる閉ループが形成されないので、列車の接近を検知す
ることができず、フェイルアウトになるという解決しな
ければならない技術的課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、検知器が故障したり、送信機と受
信機とを接続するケーブルが断線してもフェイルセイフ
となる列車接近検知装置を得ることを目的としており、
さらに、煩雑な調整が不要で長期間に亙って使用しても
列車の接近を確実に検知することができる列車接近検知
装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、検知器が故障したり、送信機と受
信機とを接続するケーブルが断線してもフェイルセイフ
となる列車接近検知装置を得ることを目的としており、
さらに、煩雑な調整が不要で長期間に亙って使用しても
列車の接近を確実に検知することができる列車接近検知
装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車接近
検知装置はレールの所定区間の少なくとも両端にレール
からかかる圧力の変化により光信号の伝送損失を生じる
圧力センサを装着しこの圧力センサを介して、光信号を
発生する発光器と、光信号を受光して圧力センサでの伝
送損失による減衰が所定レベル以下であるか以上である
かを判定する受光器とを光ファイバケーブルで接続し、
受光器の判定した各結果の論理積を論理積回路で演算す
るものである。
検知装置はレールの所定区間の少なくとも両端にレール
からかかる圧力の変化により光信号の伝送損失を生じる
圧力センサを装着しこの圧力センサを介して、光信号を
発生する発光器と、光信号を受光して圧力センサでの伝
送損失による減衰が所定レベル以下であるか以上である
かを判定する受光器とを光ファイバケーブルで接続し、
受光器の判定した各結果の論理積を論理積回路で演算す
るものである。
【0007】また、上記のものにおいて、受光器は発光
器で発生する光信号と圧力センサでの伝送損失により減
衰した光信号とに基づき差信号を検出し、その差信号が
所定レベル以下であるか以上であるかを判定する。
器で発生する光信号と圧力センサでの伝送損失により減
衰した光信号とに基づき差信号を検出し、その差信号が
所定レベル以下であるか以上であるかを判定する。
【0008】
【作用】上記のように構成された列車接近検知装置の圧
力センサはレールからかかる圧力の変化により光信号の
伝送損失を生じ、受光器は圧力センサでの伝送損失によ
る光信号の減衰が所定レベル以下であるか以上であるか
を判定する。
力センサはレールからかかる圧力の変化により光信号の
伝送損失を生じ、受光器は圧力センサでの伝送損失によ
る光信号の減衰が所定レベル以下であるか以上であるか
を判定する。
【0009】また、上記のものにおいて、受光器は発光
器で発生する光信号と圧力センサでの伝送損失により減
衰した光信号とに基づき差信号を検出し、その差信号が
所定レベル以上であるか以下であるかを判定する。
器で発生する光信号と圧力センサでの伝送損失により減
衰した光信号とに基づき差信号を検出し、その差信号が
所定レベル以上であるか以下であるかを判定する。
【0010】
実施例1.図1はこの発明の一実施例の電路の接続を示
す系統図、図2は圧力センサをレールに装着した状態を
示す断面図である。図1と図2において、1、2は従来
の技術(図5)で説明したものと同じものである。10は
レール1の上を進行する列車、11、12はレール1を固定
する枕木、20は列車10の接近を検知する検知器、21a、
22aはいずれも光信号を発生する発光器、21b、22bは
いずれも光信号を受光して伝送損失による減衰が所定レ
ベル以下であると論理値1、所定レベル以上であると論
理値0の電気信号を出力する受光器、23は受光器21b、
22bの出力する電気信号の論理積を演算する論理積回
路、31、32はレール1の所定区間の両端に装着した圧力
センサであり、圧力の変化に対して光ファイバの伝送損
失が生じることを利用したものである。41a、41bはそ
れぞれ発光器21aと圧力センサ31、圧力センサ31と
受光器21bを接続する光ファイバケーブル、42a、42b
は発光器22aと圧力センサ32、圧力センサ32と受光器22
bを接続する光ファイバケーブルである。また、図3は
列車の接近を検知する説明図である。
す系統図、図2は圧力センサをレールに装着した状態を
示す断面図である。図1と図2において、1、2は従来
の技術(図5)で説明したものと同じものである。10は
レール1の上を進行する列車、11、12はレール1を固定
する枕木、20は列車10の接近を検知する検知器、21a、
22aはいずれも光信号を発生する発光器、21b、22bは
いずれも光信号を受光して伝送損失による減衰が所定レ
ベル以下であると論理値1、所定レベル以上であると論
理値0の電気信号を出力する受光器、23は受光器21b、
22bの出力する電気信号の論理積を演算する論理積回
路、31、32はレール1の所定区間の両端に装着した圧力
センサであり、圧力の変化に対して光ファイバの伝送損
失が生じることを利用したものである。41a、41bはそ
れぞれ発光器21aと圧力センサ31、圧力センサ31と
受光器21bを接続する光ファイバケーブル、42a、42b
は発光器22aと圧力センサ32、圧力センサ32と受光器22
bを接続する光ファイバケーブルである。また、図3は
列車の接近を検知する説明図である。
【0011】圧力センサ32は枕木11に設けた凹部に装着
し、その上にレール1を置いてレール1を枕木11に固定
する(圧力センサ31についても同様である)。列車10が
圧力センサ32に接近しておらず、圧力センサ32に列車10
の重量の影響がないときには圧力センサ32にはレール1
の重量とレール1を枕木11に固定するための締付力だけ
がかかる。このとき圧力センサ32を透過する光信号があ
る一定レベルだけ減衰するようにしている。これは列車
10が圧力センサ32に接近したときに列車10の重量による
光信号の減衰を確実に検知するためである。
し、その上にレール1を置いてレール1を枕木11に固定
する(圧力センサ31についても同様である)。列車10が
圧力センサ32に接近しておらず、圧力センサ32に列車10
の重量の影響がないときには圧力センサ32にはレール1
の重量とレール1を枕木11に固定するための締付力だけ
がかかる。このとき圧力センサ32を透過する光信号があ
る一定レベルだけ減衰するようにしている。これは列車
10が圧力センサ32に接近したときに列車10の重量による
光信号の減衰を確実に検知するためである。
【0012】まず、列車10が図1の右から左の方向へ進
行し、まだ圧力センサ32に接近していないときには発光
器21a、22aで発生した光信号(図3のL)はそれぞれ
光ファイバケーブル41a、42aを経て圧力センサ31、32
に入力し、レール1の重量とレール1を枕木11に固定す
るための締付力に対応してある一定レベル(図3のL−
L1 )だけ減衰し、再び光ファイバケーブル41b、42b
を経て受光器21b、22bに入力する。このとき受光器21
b、22bは光信号の伝送損失による減衰がまだ所定レベ
ル(図3のL−L0 )以下であると判定してそれぞれ論
理値1の電気信号を論理積回路23へ出力する。論理積回
路23ではその論理積を演算し、論理値1の検知信号を出
力して列車10が接近していないことを検知する。
行し、まだ圧力センサ32に接近していないときには発光
器21a、22aで発生した光信号(図3のL)はそれぞれ
光ファイバケーブル41a、42aを経て圧力センサ31、32
に入力し、レール1の重量とレール1を枕木11に固定す
るための締付力に対応してある一定レベル(図3のL−
L1 )だけ減衰し、再び光ファイバケーブル41b、42b
を経て受光器21b、22bに入力する。このとき受光器21
b、22bは光信号の伝送損失による減衰がまだ所定レベ
ル(図3のL−L0 )以下であると判定してそれぞれ論
理値1の電気信号を論理積回路23へ出力する。論理積回
路23ではその論理積を演算し、論理値1の検知信号を出
力して列車10が接近していないことを検知する。
【0013】次に列車10が圧力センサ32に接近すると、
圧力センサ31にはまだ列車は接近してないので、列車10
の重量の影響はなく、上記と同じく受光器21bから論理
値1の電気信号を論理積回路23へ出力する。圧力センサ
32に入力する光信号はレール1の重量とレール1を枕木
11に固定するための締付力に対応してある一定レベル
(図3のL−L1 )だけ減衰するのに加えて列車の重量
に対応したレベル(図3のL1 −L2 )だけ減衰し、再
び光ファイバケーブル42bを経て受光器22bに入力す
る。このとき受光器22bは光信号の伝送損失による減衰
が所定レベル(図3のL−L0 )以上であると判定して
論理値0の電気信号を論理積回路23へ出力する。論理積
回路23では受光器21bからの論理値1の電信号と受光器
21aからの論理値0の電気信号の論理積を演算し、論理
値0の検知信号を出力して列車10が圧力センサ32に接近
したことを検知する。
圧力センサ31にはまだ列車は接近してないので、列車10
の重量の影響はなく、上記と同じく受光器21bから論理
値1の電気信号を論理積回路23へ出力する。圧力センサ
32に入力する光信号はレール1の重量とレール1を枕木
11に固定するための締付力に対応してある一定レベル
(図3のL−L1 )だけ減衰するのに加えて列車の重量
に対応したレベル(図3のL1 −L2 )だけ減衰し、再
び光ファイバケーブル42bを経て受光器22bに入力す
る。このとき受光器22bは光信号の伝送損失による減衰
が所定レベル(図3のL−L0 )以上であると判定して
論理値0の電気信号を論理積回路23へ出力する。論理積
回路23では受光器21bからの論理値1の電信号と受光器
21aからの論理値0の電気信号の論理積を演算し、論理
値0の検知信号を出力して列車10が圧力センサ32に接近
したことを検知する。
【0014】列車10が圧力センサ32を離れ圧力センサ31
に接近すると、圧力センサ32には列車10の重量の影響が
なくなるので、受光器21bから論理値0の電気信号を、
また受光器22bから論理値1の電気信号を論理積回路23
へ出力し、それらの論理積を演算して論理値0の検知信
号を出力する。これにより列車10が圧力センサ31に接近
したことを検知する。
に接近すると、圧力センサ32には列車10の重量の影響が
なくなるので、受光器21bから論理値0の電気信号を、
また受光器22bから論理値1の電気信号を論理積回路23
へ出力し、それらの論理積を演算して論理値0の検知信
号を出力する。これにより列車10が圧力センサ31に接近
したことを検知する。
【0015】この実施例から明らかなように光ファイバ
ケーブル41a、41b、42a、42bが断線したり、発光器
21a、22a、受光器21b、22b、圧力センサ31、32が故
障しても論理積回路23から論理値0の検知信号を出力す
るので、フェイルセーフとなる。
ケーブル41a、41b、42a、42bが断線したり、発光器
21a、22a、受光器21b、22b、圧力センサ31、32が故
障しても論理積回路23から論理値0の検知信号を出力す
るので、フェイルセーフとなる。
【0016】なお、上記実施例では所定区間のレールの
両端に圧力センサ31、32を装着するものとしたが、2個
以上の圧力センサを装着すれば、列車10の位置を連続的
に検知することができる。
両端に圧力センサ31、32を装着するものとしたが、2個
以上の圧力センサを装着すれば、列車10の位置を連続的
に検知することができる。
【0017】実施例2.図4は上記と異なる実施例の電
路の接続を示す系統図であり、この実施例の受光器61
b、62bは発光器61a、62aで発生する光信号と圧力セ
ンサ31、32での伝送損失により減衰した光信号と受光し
て、それぞれ電気信号に変換したのち、その差信号を検
出し、その差信号が所定レベル以下であるか以上である
かを判定する。この実施例によれば、圧力センサ31、32
を枕木11(図2参照)に設けた凹部に装着し、その上に
レール1を置いてレール1を枕木11に固定する締付力や
光ファイバケーブル41a、41b、42a、42bの長さが異
なることに対して、煩雑な調整が不要であるほか、長期
間の使用により締付力が低下し、受光器61b、62bの圧
力センサ31、32から受光する光信号のレベルが変動して
も列車の接近を確実に検知することができる。
路の接続を示す系統図であり、この実施例の受光器61
b、62bは発光器61a、62aで発生する光信号と圧力セ
ンサ31、32での伝送損失により減衰した光信号と受光し
て、それぞれ電気信号に変換したのち、その差信号を検
出し、その差信号が所定レベル以下であるか以上である
かを判定する。この実施例によれば、圧力センサ31、32
を枕木11(図2参照)に設けた凹部に装着し、その上に
レール1を置いてレール1を枕木11に固定する締付力や
光ファイバケーブル41a、41b、42a、42bの長さが異
なることに対して、煩雑な調整が不要であるほか、長期
間の使用により締付力が低下し、受光器61b、62bの圧
力センサ31、32から受光する光信号のレベルが変動して
も列車の接近を確実に検知することができる。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、レール
の所定区間の少なくとも両端にレールからかかる圧力の
変化により光信号の伝送損失を生じる圧力センサを装着
し、その光信号を受光器で受光して圧力センサでの伝送
損失による減衰が所定レベル以下であるか以上であるか
を判定して受光器の判定した各結果の論理積を論理積回
路で演算するので、発光器、受光器、圧力センサが故障
したり、光ファイバケーブルが断線してもフェイルセイ
フになる効果がある。
の所定区間の少なくとも両端にレールからかかる圧力の
変化により光信号の伝送損失を生じる圧力センサを装着
し、その光信号を受光器で受光して圧力センサでの伝送
損失による減衰が所定レベル以下であるか以上であるか
を判定して受光器の判定した各結果の論理積を論理積回
路で演算するので、発光器、受光器、圧力センサが故障
したり、光ファイバケーブルが断線してもフェイルセイ
フになる効果がある。
【0019】また、受光器は発光器で発生する光信号と
圧力センサでの伝送損失により減衰した光信号とに基づ
き差信号を検出し、その差信号が所定レベル以下である
か以上であるかを判定するものとしたので、煩雑な調整
が不要で長期間に亙って使用しても列車の接近を確実に
検知できる効果がある。
圧力センサでの伝送損失により減衰した光信号とに基づ
き差信号を検出し、その差信号が所定レベル以下である
か以上であるかを判定するものとしたので、煩雑な調整
が不要で長期間に亙って使用しても列車の接近を確実に
検知できる効果がある。
【図1】この発明の一実施例の電路の接続を示す系統図
である。
である。
【図2】圧力センサをレールに装着した状態を示す断面
図である。
図である。
【図3】列車の接近を検知する説明図である。
【図4】この発明の他の実施例の電路の接続を示す系統
図である。
図である。
【図5】従来の列車接近検知装置の原理を示す電路図で
ある。
ある。
1 レール
10 列車
20 検知器
21a 発光器
21b 受光器
22a 発光器
22b 受光器
23 論理積回路
31 圧力センサ
32 圧力センサ
41a 光ファイバケーブル
41b 光ファイバケーブル
42a 光ファイバケーブル
42b 光ファイバケーブル
60 検知器
61a 発光器
61b 受光器
62a 発光器
62b 受光器
Claims (2)
- 【請求項1】 レールの所定区間の少なくとも両端に装
着して上記レールからかかる圧力の変化により光信号の
伝送損失を生じる圧力センサ、上記光信号を発生する発
光器、上記光信号を受光して上記圧力センサでの伝送損
失による減衰が所定レベル以下であるか以上であるかを
判定する受光器、上記圧力センサを介して上記発光器と
上記受光器を接続する光ファイバケーブル、上記受光器
の判定した各結果の論理積を演算する論理積回路を備え
たことを特徴とする列車接近検知装置。 - 【請求項2】 請求項1の受光器は発光器で発生する光
信号と圧力センサでの伝送損失により減衰した光信号と
に基づき差信号を検出し、その差信号が所定レベル以下
であるか以上であるかを判定することを特徴とする請求
項1の列車接近検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19410691A JPH054585A (ja) | 1991-04-26 | 1991-08-02 | 列車接近検知装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-96623 | 1991-04-26 | ||
JP9662391 | 1991-04-26 | ||
JP19410691A JPH054585A (ja) | 1991-04-26 | 1991-08-02 | 列車接近検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054585A true JPH054585A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=26437804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19410691A Pending JPH054585A (ja) | 1991-04-26 | 1991-08-02 | 列車接近検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054585A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100386843B1 (ko) * | 1996-08-02 | 2003-08-19 | 엘지산전 주식회사 | 오디오주파수(af)궤도회로수신기 |
JP2010195246A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Daido Signal Co Ltd | 踏切警報適正化システム及びその要部装置 |
KR101269860B1 (ko) * | 2011-10-21 | 2013-06-07 | 주식회사 범한 | 곡선주로를 포함하는 모노레일 상에서의 차량 충돌 방지시스템 및 차량 충돌 방지방법 |
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