JPH0545699A - カメラ等のフアインダ装置 - Google Patents

カメラ等のフアインダ装置

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JPH0545699A
JPH0545699A JP20811191A JP20811191A JPH0545699A JP H0545699 A JPH0545699 A JP H0545699A JP 20811191 A JP20811191 A JP 20811191A JP 20811191 A JP20811191 A JP 20811191A JP H0545699 A JPH0545699 A JP H0545699A
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JP
Japan
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distance measuring
range
finding
cross
field
Prior art date
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Pending
Application number
JP20811191A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yamagami
茂 山上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十字形の測距視野を有するファインダにおい
て、被写体の捕捉を容易とする測距部指示マークを備え
たファインダ装置を提供する。 【構成】 ピント板上等に形成される測距部指示マーク
15をフレーム型十字形状に形成し、この測距部指示マ
ーク15により、十字形に形成された測距視野13a,
13bを取り囲むようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ等のファインダ装
置、特に自動合焦(AF)機構を具備したカメラ等のフ
ァインダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭62−204247号公報
等に示すように、AF機構を具備したカメラ等において
は、対物レンズによって形成される被写体像を観察する
ファインダ内に、焦点検出装置の測距視野を示す測距部
指示マークを同一視野で観察できるように表示させてお
り、撮影者は被写体像を測距部指示マークで補足し、レ
リーズスイッチの第1ストロークスイッチをオンするこ
とにより、該被写体の合焦を行うようにしている。
【0003】このような測距視野と測距部指示マークと
は、図6、図7の視野図に示すような表示が行われてい
る。18、21はファインダ視野枠で、その中央部に十
字形に形成されている十字形測距視野20a,20b、
23a,23bが夫々レイアウトされている。図6に示
すファインダ視野枠18には、その十字形測距視野20
a,20bの全体を覆うように円形の測距部指示マーク
19が表示され、また図7に示すファインダ視野枠21
には、十字形測距視野でありながら、十字形の一方の測
距視野23bのみを表示したカッコ形の測距部指示マー
ク22a,22bによって表示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は十字形の測距視野に対し、測距部指示マークはその全
体を覆うような円形の表示形態や、カッコ形状の表示形
態であることから、合焦のために被写体像を補足するに
は、例えばカッコ形状の測距部指示マークの間に主被写
体を捉え、かつ十字形の測距視野に合わせることになる
が、カッコ内に主被写体を捉え、次いで十字形の測距視
野にあわせるという撮影手順を必要とするため、主被写
体像の最終的な補足が遅くなるという難点があった。
【0005】また、不慣れな撮影者は円内やカッコ内に
被写体像を捉えていれば良いと勘違いし、十字形の測距
視野に被写体像を合わせずに撮影を行い、ピンぼけ撮影
を行う場合があった。特に、主被写体を画面の端に置
き、例えば画面の中央部に山を配置するといった場合、
一端主被写体像にカメラを振って合焦を行い、その後画
面中央に山を配置するようにカメラを振る必要がある
が、画面の中央に山を配置した状態で主被写体が測距部
指示マーク内に入っていたりすると、このままの状態で
主被写体にピントが合っていると思い、上記の手順を踏
まなければいけないということに気がつきにくい傾向に
あり、合焦精度、合焦速度が低下するという難点があっ
た。
【0006】本発明は、測距部指示マーク内に被写体像
を捉えれるだけで、確実かつ迅速に十字形の測距視野に
主被写体像を合わせることができ、主被写体像の補足性
を高めると共に、合焦の精度、速度を向上することがで
きるカメラ等のファインダ装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
ための手段は、対物レンズにより形成されるファインダ
像と、複数の測距視野を有する焦点検出手段の測距視野
を表示する測距部指示マークとを同一視野内において観
察可能とするカメラ等のファインダ装置において、該測
距部指示マークは、該測距視野と共通の形状であること
を特徴とするものである。
【0008】
【実施例】図1は本発明によるファインダ装置を一眼レ
フカメラに適用したカメラの光学系のレイアウトを示す
一実施例である。
【0009】本実施例の光学系は、対物レンズ1に入射
した入射光1aが主ミラー2によってピント板11の方
向と、サブミラー3の方向とに分けられる。ピント板1
1の方向に進んだ光は、ピント板11、ダハミラー1
2、接眼レンズ13に達し、被写体像の観察が行われる
と共に、ピント板上等に形成された図3に示す測距部指
示マーク12a,12b,12c,12dを観察するこ
とができる。
【0010】一方、サブミラー3によりAF光学系に導
かれた光は、図2にその詳細を示すように、十字形遮光
カバー4、赤外カットフィルター5、フィールドレンズ
6、固定絞り8、二次結像レンズ9を経て十字形測距セ
ンサー10に導かれる。なおこの十字形測距センサーを
使用した焦点検出装置は特開昭62−204247号に
開示されており、又本発明は直接この焦点検出装置の動
作に関係しないので、その動作説明については省略す
る。
【0011】図3は、図1に示す光学系のファインダ装
置の視野図を示すものである。
【0012】このファインダ装置は、十字形測距視野1
3a,13bの各端に合わせてコ字形状の測距部指示マ
ーク12a,12b,12c,12dがピント板上等に
形成され、上下に対向する指示マーク12a,12c
と、左右に対向する指示マーク12b,12dとで全体
的に十字形の測距部指示マークとし、上下と左右の測距
視野に対する測距視野範囲を表示するようにしている。
【0013】すなわち、十字形測距視野13a,13b
の各端には夫々コ字形状の測距部指示マーク12a,1
2b,12c,12dが位置しているので、撮影者はフ
ァインダを観察すると、縦方向と横方向の2方向に測距
視野を有する十字形の測距視野を有するカメラであるこ
とを認識できる。
【0014】このように、本実施例によれば、測距部指
示マークが上下方向と、左右の両方向に配置されている
ので、主被写体を上下と左右のどちらの測距視野にも合
わせることができることが確実に判別でき、従来例と比
較して合焦精度及び速度がはるかに向上する利点を有し
ている。
【0015】図4は、第2実施例のファインダ装置の視
野図である。
【0016】本実施例は測距部指示マーク15をフレー
ム型十字形状に形成し、この測距部指示マーク15によ
り十字形測距視野13a,13bの周囲を取り囲むよう
にしている。
【0017】本実施例によれば、ピント板上等に設ける
測距部指示マーク15が完全な十字形となり、上記した
実施例に比べ測距視野が十字形であることの認識が容易
であり、被写体の捕捉が行い易いという利点を有してい
る。
【0018】図5は第3実施例を示すファインダ装置の
視野図である。
【0019】本実施例は、十字形の測距視野13a,1
3bに対して、測距部指示マーク17a,17bを共通
化したもので、撮影者は十字形測距部指示マーク17
a,17bが十字形測距視野13a,13bと共通の領
域で、且つ十字形測距視野を有しているカメラであるこ
とをファインダで確認できる。
【0020】本実施例では、ピント板上等に設ける測距
部指示マーク17a,17bが単純な十字線によって指
示され、これによって測距視野が十字形のセンサーであ
ることを一目で確認できる他、ファインダにおける測距
部指示マークによって被写体像の捕捉を行う場合、本実
施例のように単純な形状のほうが被写体像の観察が容易
で、被写体に対して測距視野を速く、正確に合わせ易い
という利点を有している。
【0021】なお上記した図3、4、5に示す測距部指
示マークは測距視に対し外側に配置されているが、内側
に配置しても同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、測距部指
示マークによって測距視野の形状が正確に表現されてい
るので、被写体像等のファインダ像の捕捉性が高くなる
という撮影者にとって使い勝手の良いファインダ装置を
提供することができるので、合焦の精度、速度が向上す
るといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を一眼レフカメラに適用した光学系のレ
イアウトを示す図。
【図2】十字形測距視野方式のAF光学系の分解斜視
図。
【図3】ファインダ装置の一実施例を示す視野図。
【図4】ファインダ装置の第2実施例を示す視野図。
【図5】ファインダ装置の第3実施例を示す視野図。
【図6】従来のファインダ装置の視野図。
【図7】従来のファインダ装置の他の視野図。
【符号の説明】
1…対物レンズ 10…十字形測距センサー 11…ピント板 12a,12b,12c,12d…測距部指示マーク 13a,13b…測距視野 15…測距部指示マーク 17a,17b…測距部指示マーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズにより形成されるファインダ
    像と、複数の測距視野を有する焦点検出手段の測距視野
    を表示する測距部指示マークとを同一視野内において観
    察可能とするカメラ等のファインダ装置において、該測
    距部指示マークは、該測距視野と共通の形状であること
    を特徴とするカメラ等のファインダ装置。
JP20811191A 1991-08-20 1991-08-20 カメラ等のフアインダ装置 Pending JPH0545699A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20811191A JPH0545699A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 カメラ等のフアインダ装置

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0545699A true JPH0545699A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16550821

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JP20811191A Pending JPH0545699A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 カメラ等のフアインダ装置

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JP (1) JPH0545699A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8999055B2 (en) 2010-10-29 2015-04-07 Omya International Ag Method for improving handleability of calcium carbonate containing materials

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8999055B2 (en) 2010-10-29 2015-04-07 Omya International Ag Method for improving handleability of calcium carbonate containing materials
US9243122B2 (en) 2010-10-29 2016-01-26 Omya International Ag Method for improving handleability of calcium carbonate containing materials

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