JP2003087626A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP2003087626A
JP2003087626A JP2001280551A JP2001280551A JP2003087626A JP 2003087626 A JP2003087626 A JP 2003087626A JP 2001280551 A JP2001280551 A JP 2001280551A JP 2001280551 A JP2001280551 A JP 2001280551A JP 2003087626 A JP2003087626 A JP 2003087626A
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angle
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Yoji Watanabe
洋二 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体が撮影画面内に入るタイミングを確認し
やすく、且つ、レリーズタイムラグが少ないカメラシス
テムを提供することである。 【解決手段】このカメラシステムは、カメラ本体1と、
該カメラ本体1に装着可能なアクセサリ装置3とを有し
て成る。そして、アクセサリ装置3では、上記カメラ本
体1の撮影範囲を示す撮影範囲枠と共に、該撮影範囲よ
りも広い範囲の被写界が、スーパーインポーズ指示部4
6から表示制御部45を介してモニタ部47に表示され
る。また、上記カメラの撮影画角の変化に連動して、回
転検知部44でその回転角度が検知されてアクセサリ側
制御部41で画面上のシフト量が演算され、観察範囲が
変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被写体像を撮像
してモニタ画面に表示することが可能なカメラシステム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、市販されている多くの一眼レフレ
ックスカメラの場合、そのファインダ倍率は90%程度
しかない。したがって、ファインダで確認した範囲と実
際にフィルムに記録される範囲との間には、差が生じて
しまう。このファインダ倍率を100%にすることも可
能であるが、ペンタプリズムを含む観察光学系が大型化
するという問題があり、カメラの大型化やコストアップ
につながってしまうものであった。
【0003】また、撮影画面を横切るように移動してい
る被写体を撮影する場合には、その被写体が撮影画面範
囲に入る前に視認できると、シャッタチャンスに余裕が
できる。
【0004】そこで、特開平2−103022号公報に
於いては、ファインダを通して被写体を観察する際には
設定された焦点距離(実際に撮影を行う焦点距離)より
も広角側にズーミングしておくことで、撮影画面外の被
写体の動きを把握できるようにしたカメラが開示されて
いる。これによって、ファインダ光学系を大型化せず
に、視野率を実質的に100%以上にすることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平2−103022号公報に記載のカメラの場
合、撮影者のレリーズ操作が行われたならば、広視野率
状態の焦点距離から撮影用焦点距離に戻すためのズーミ
ング動作を行う必要がある。そのため、多大なレリーズ
タイムラグが発生することになるという課題を有してい
る。
【0006】したがってこの発明は、被写体が撮影画面
内に入るタイミングを確認しやすく、且つ、レリーズタ
イムラグが少ないカメラシステムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、カ
メラと、該カメラに装着可能なアクセサリ装置とを含む
カメラシステムに於いて、上記アクセサリ装置は、上記
カメラの撮影範囲を示す撮影範囲枠と共に上記撮影範囲
よりも広い範囲の被写界を観察可能であり、上記カメラ
の撮影画角の変化に連動して観察範囲を変更可能である
ことを特徴とする。
【0008】またこの発明は、撮影画角を変更可能なカ
メラと、該カメラに装着可能なアクセサリ装置とを含む
カメラシステムに於いて、上記アクセサリ装置は、上記
カメラの撮影画角よりも広い画角を撮像素子にて撮像す
る撮像手段と、上記カメラの撮影画角に基いて、上記撮
像手段で撮像された電子画像を拡大及びトリミング処理
する信号処理手段と、上記信号処理手段で処理された電
子画像と上記カメラの撮影範囲枠を表示する表示手段
と、を具備することを特徴とする。
【0009】この発明のカメラシステムにあっては、カ
メラと、該カメラに装着可能なアクセサリ装置とを含ん
でいる。そして、上記アクセサリ装置では、上記カメラ
の撮影範囲を示す撮影範囲枠と共に、上記撮影範囲より
も広い範囲の被写界が観察可能とされる。加えて、上記
アクセサリ装置では、上記カメラの撮影画角の変化に連
動して、観察範囲が変更可能となっている。
【0010】また、この発明のカメラシステムにあって
は、撮影画角を変更可能なカメラと、該カメラに装着可
能なアクセサリ装置とを含んでいる。このアクセサリ装
置では、撮像手段により、上記カメラの撮影画角よりも
広い画角が撮像素子にて撮像され、信号処理手段にて、
上記カメラの撮影画角に基いて、上記撮像手段で撮像さ
れた電子画像が拡大及びトリミング処理される。そし
て、上記信号処理手段で処理された電子画像と上記カメ
ラの撮影範囲枠が、表示手段によって表示される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。
【0012】図2は、この発明の第1の実施の形態に係
るカメラシステムの構成を示すもので、(a)は正面
図、(b)は背面図である。
【0013】図1(a)及び(b)に於いて、このカメ
ラシステムは、一眼レフレックス形式のカメラ本体1
と、このカメラ本体1の上面部に設けられたストロボシ
ュウ2に着脱自在のアクセサリ装置3とを有して構成さ
れる。このアクセサリ装置3は、上記ストロボシュウ2
装着されることで、カメラ本体1と合体するようになっ
ている。
【0014】このカメラ本体1は、その前面部に撮影レ
ンズ4が設けられており、背面部にはファインダ窓5が
設けられている。更に、カメラ本体1の上面部には、上
述したストロボシュウ2と、撮影を実行するための第1
及び第2レリーズスイッチに対応したレリーズ釦6が設
けられている。
【0015】一方、上記アクセサリ装置3は、被写体像
を撮像可能な撮像機能と、撮像した電子画像をモニタ画
面上に繰り返し表示する機能を有している。すなわち、
アクセサリ装置3の前面には焦点距離が固定の撮像レン
ズ8が設けられ、その後方に配置された図示されない撮
像素子に被写体像が結像するようになっている。得られ
た電子画像は、モニタ画面9上に表示される。
【0016】上記撮像動作と表示動作は連続的に繰り返
されるので、撮影者は被写体像を動画として観察するこ
とができる。したがって、撮影者は、カメラ本体1のフ
ァインダ窓5を覗かずに、モニタ画面9を見ることによ
って被写体を観察することが可能である。
【0017】このアクセサリ装置3は、カメラ本体1の
被写界(撮影範囲)を含み、且つ、それよりも広い範囲
を撮像する。この理由は、撮影画面を横切るように移動
している被写体を撮影する場合に、その被写体が撮影画
面範囲に入る前から視認することができるようにするた
めである。
【0018】図3(a)に示されるように、撮影レンズ
4の水平撮影画角(画面横方向の撮影画角)を撮影光軸
Oを中心とする角度αであるとし、アクセサリ装置3の
水平撮像画角をβであるとした場合に、αとβの間に
は、 1.5・α=β …(1) という関係式が成立する。
【0019】具体的な数値を当てはめると、撮影レンズ
4の焦点距離が50mmである場合、その水平画角は5
0°なので撮像レンズ8の水平画角は75°になる。こ
れは、35mmカメラのレンズに換算すると、焦点距離
24mmの撮影レンズに相当する。
【0020】ここで、水平画角のみに着目しているの
は、移動被写体が撮影画面に進入するのは、画面左右方
向からの場合が圧倒的に多く、上下方向からの進入はあ
まり発生しないという理由からである。したがって、垂
直画角は、上記(1)式のような関係を持つ必要はな
く、電子撮像画面から撮影画面の上下方向がはみ出さな
ければ良い。
【0021】ところで、最近の一眼レフレックス用レン
ズは、焦点距離を変更可能な、いわゆるズームレンズが
多い。したがって、撮影レンズ4をズームレンズとした
場合、撮像レンズ8が固定焦点距離であると撮影レンズ
4のズーミングによって上記(1)式の関係式は成立し
なくなってしまう。それ故、撮影レンズ4のズーミング
に応じて撮像レンズ8もズーミングするようにしなけれ
ばならない。
【0022】そこで、この発明のカメラシステムに於い
ては、撮影レンズの最も広角側の焦点距離を基準にして
撮像レンズ8の焦点距離を設定し、撮影レンズ4の焦点
距離が望遠側にシフトした場合にはそれに応じて電子画
像を拡大し、且つ、トリミング処理するようにしてい
る。この処理は、一般的に、電子ズーム処理と称される
ものである。
【0023】したがって、例えば、撮影レンズ4が焦点
距離35〜105mmの3倍ズームレンズであれば、3
5mm側の水平画角は54°であるから、その1.5倍
の81°の水平画角を持つような撮像レンズにすれば良
い。そして、撮影レンズ4を105mmまでズームアッ
プした場合は、電子画像を横寸法で3倍(面積的には9
倍)に拡大して対応範囲をトリミングすれば良い。
【0024】尚、電子ズーム処理の代わりに光学的にズ
ーミングする機構を設けても良いことはもちろんであ
る。
【0025】また、この発明のカメラシステムのよう
に、撮影範囲よりも広い範囲を電子撮像する場合は、モ
ニタ画面上に表示された範囲のうち、どの範囲が撮影範
囲であるかを認識できるようにしなければならない。さ
もないと、被写体が実際の撮影範囲に入っているか否か
をモニタ画面9を見ている撮影者が確認できないという
ことになる。
【0026】この発明のカメラシステムに於いては、図
4(a)に示されるように、撮像画面(モニタ画面)1
1に対して、実際の撮影範囲12を視認可能な形式(例
えば、破線枠)で表示している。これにより、撮影者は
モニタ画面9上の画像を見ながら、実際の撮影範囲内に
進入してくる被写体13を事前に視認することができ
る。ここで、この撮影範囲を示す枠(以下、撮影範囲枠
と記す)11は、電子画像上にスーパーインポーズ表示
されるものである。
【0027】ところで、被写体の撮影画面内への進入方
向が分かっている場合には、被写体の進入方向に余裕を
持たせた方がシャッタチャンスをとらえる上では都合が
良い。
【0028】図4(b)は、画面右側から被写体13が
進入してくることが分かっている場合に、撮像範囲を進
入方向である右側にシフトした状態を示している。そこ
で、このカメラシステムに於いては、撮像機能を有する
アクセサリ装置を図3(b)に示されるように回転可能
にして、実際の撮影範囲を変更することなく、モニタ画
面9に表示される範囲を被写体の進入方向にシフトでき
るようにしている。
【0029】但し、撮影範囲枠12は実際の撮影範囲を
表示するものであるから、アクセサリ装置3だけを回転
させた際にモニタ画面9に撮影範囲枠12をスーパーイ
ンポーズ表示するには、アクセサリ装置3の回転角を検
出し、それに応じてスーパーインポーズ位置を変更する
必要がある。
【0030】例えば、図3(b)は、アクセサリ装置3
を時計方向に角度γだけ回転させた状態を示している。
この場合、アクセサリ装置3はその回転角度γに基いて
撮影範囲枠12の画面上でのシフト量を演算し、その結
果に従って撮影範囲枠12のスーパーインポーズ位置を
変更する。
【0031】図1は、このようなカメラシステムの構成
を示すブロック図である。
【0032】このカメラシステムは、上述したように、
カメラ本体1と、このカメラ本体1に着脱自在のアクセ
サリ装置3とから構成される。尚、カメラ本体1は一般
的な一眼レフレックスカメラである。
【0033】カメラ本体1に於いて、撮影レンズ4を通
った被写体光束は、可動ミラー21により図面上方に反
射され、フォーカシングスクリーン22上に結像され
る。そして、このフォーカシングスクリーン22上に結
像された被写体像は、ペンタプリズム23及び接眼レン
ズ24を介して撮影者の眼25により観察される。
【0034】また、上記撮影レンズ4を通った被写体光
束は、可動ミラー21が撮影光路外(図示矢印方向)に
待避されると、シャッタ27を介してフィルム28に露
光されて結像されるものである。
【0035】上記撮影レンズ4は撮影レンズ駆動部30
により駆動され、レンズ位置検知部31によってその位
置が検知される。また、上記可動ミラー21は、ミラー
駆動部32によって駆動される。そして、上記撮影レン
ズ駆動部30及びミラー駆動部32は、カメラ制御部3
3によって駆動制御される。
【0036】カメラ本体1のストロボシュウ2にアクセ
サリ装置3が装着された状態に於いては、カメラ本体1
内のカメラ制御部33とアクセサリ装置3内のアクセサ
リ側制御部41とが、通信ライン35にて電気的に接続
される。
【0037】アクセサリ装置3は、被写体像を電子画像
としてモニタ画面9上に表示する機能を有する装置であ
り、それらの動作はアクセサリ側制御部41の制御によ
って遂行される。
【0038】このアクセサリ側制御部41は、撮像部4
2、信号処理部43及びスーパーインポーズ指示部46
を制御すると共に、カメラ本体1に装着される該アクセ
サリ装置3の回転角度を検知する回転検知部44からの
情報を受取る。
【0039】信号処理部43は、上記撮像部42から出
力された電子画像を、後述する表示動作に適した形態に
変換するためのものである。この信号処理部43は、カ
メラ制御部33から撮影レンズ4の焦点距離値情報(ズ
ーム情報)を受取り、上述した電子ズーム処理を行う機
能も有している。
【0040】表示制御部45は、上記信号処理部43で
処理された電子画像情報を、図示されない液晶パネルや
その駆動回路を含むモニタ部47の表示画面上に再生表
示させる。スーパーインポーズ指示部46は、カメラ本
体1側で撮影される範囲に相当する範囲をモニタ画面9
上に表示するために、表示制御部45に対して枠表示デ
ータを供給する。
【0041】このような構成のカメラシステムに於い
て、撮影レンズ4を通った被写体光束は、可動ミラー2
1により反射されてフォーカシングスクリーン22上に
結像される。撮影者は、接眼レンズ24及びペンタプリ
ズム23を介して、フォーカシングスクリーン22上に
結像された被写体像を観察する。
【0042】また、カメラ制御部33の制御により可動
ミラー21が撮影光路外(図示矢印方向)に待避される
と、上記被写体光束は、シャッタ27を介してフィルム
28に露光されて結像される。
【0043】上記撮影レンズ4の駆動制御や露光動作の
制御は、撮影レンズ駆動部30を介してカメラ制御部3
3により遂行される。例えば、撮影レンズ4の焦点調節
(フォーカシング)や焦点距離調節(ズーミング)を行
う場合には、カメラ制御部33から撮影レンズ駆動部3
0に対して制御信号が送信される。この制御信号を受け
て、撮影レンズ駆動部30によって上記動作が行われる
ようになっている。
【0044】尚、この撮影レンズ駆動部30には、電動
駆動源としてのモータ、該モータの駆動回路、駆動力伝
達機構及びレンズ鏡枠等が含まれている。撮影レンズ3
0の調整状態、すなわち、カメラから何メートルの位置
の被写体にピントがあっているか、現在の焦点距離は何
ミリか等の調整位置に関する情報は、撮影レンズ駆動部
30の状態を監視する上記レンズ位置検知部31によっ
て検知される。
【0045】その検知方法としては、撮影レンズ4が基
準位置からどれほど移動したか、撮影レンズ4を保持す
る図示されない保持枠の回転量はどれほどか、レンズ駆
動部30に含まれる図示されないモータは何回転したか
等を検知することで行われる。
【0046】カメラ制御部33は、レンズ位置検出部3
1からの出力信号を受けて、少なくとも撮影レンズ4の
絶対的な焦点位置(ピント位置)や焦点距離位置(ズー
ム位置)を認識するようになっている。撮影者がレリー
ズ釦6を操作すると、撮影動作が実行される。この撮影
動作は、カメラ制御部33が可動ミラー21を駆動して
撮影光路外(図示矢印方向)に待避させた後、シャッタ
27が開閉してフィルム28に被写体像が露光されるも
のである。
【0047】一方、アクセサリ装置3側では、アクセサ
リ側制御部41からの制御信号に応答して、撮像レンズ
8を介して撮像部8により被写体像が撮像される。ここ
で、撮像レンズ8は単焦点レンズであり、カメラ本体1
側の撮影レンズ4を最広角側に設定した場合の撮影範囲
よりも広い範囲を撮影可能になっている。
【0048】このアクセサリ装置3は、カメラ本体1の
ストロボシュウ2に対して回転可能に装着されるもの
で、その回転角度は回転検知部44によって検知され
る。この回転角度の情報は、アクセサリ側制御部41に
送られる。アクセサリ側制御部41では、上記検知され
た回転角度情報に基いて撮影範囲枠12の画面上でのシ
フト量が演算され、スーパーインポーズ指示部46に送
られる。
【0049】スーパーインポーズ指示部46にて、この
情報が受取られたならば、表示画面内に於ける撮影範囲
枠12の表示位置データが、表示制御部45に供給され
る。そして、表示制御部45では、この情報に基いて、
撮影範囲枠12が指定された位置にスーパーインポーズ
表示するべくモニタ部47に表示させる。
【0050】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。
【0051】図5は、アクセサリ装置の第2の実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【0052】第2の実施の形態に於けるアクセサリ装置
50は、上述した第1の実施の形態のように電子撮像を
用いるのではなく、光学式のファインダにより構成され
ている。尚、ここでは、装着されるカメラ本体の構成
は、上述した第1の実施の形態と同じであるので、説明
は省略する。
【0053】このアクセサリ装置50に於いては、被写
体像は対物レンズ51、ハーフミラー52及び接眼レン
ズ53を介して光学的に観察可能である。対物レンズ5
1は撮影レンズ4の最大画角よりも更に広い画角を有
し、且つ、変倍機能を有しており、変倍レンズ駆動部5
7が、カメラ本体から送られた焦点距離情報に基いて変
倍駆動するようになっている。したがって、カメラ本体
1側の撮影レンズ4の撮影範囲とアクセサリ装置50の
観察視野範囲は、光学的に上記(1)式の関係が成立す
る。
【0054】撮影範囲枠12の表示は、表示部55内の
図示されない表示面に表示された撮影範囲枠画像を、タ
ーゲットレンズ54及びハーフミラー52を介して被写
体像に重ねて視認できるようになっている。
【0055】このアクセサリ装置50は、上述した第1
の実施の形態のアクセサリ装置3と同様に回転可能であ
り、その回転角度は回転検知部56にて検知される。そ
して、その検知情報に基いて、表示部55は撮影範囲枠
12の表示位置を変更するようになっている。
【0056】この第2の実施の形態によるアクセサリ装
置は、構成が簡単で、小型化が容易であるという利点が
ある。
【0057】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、被写体
が撮影画面内に入るタイミングを確認しやすく、且つ、
レリーズタイムラグが少ないカメラシステムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るカメラシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係るカメラシス
テムの構成を示すもので、(a)は正面図、(b)は背
面図である。
【図3】撮影レンズ4の水平撮影画角とアクセサリ装置
3の水平撮影画角との関係を示した図である。
【図4】撮像画面11と実際の撮影範囲12の例を示し
た図である。
【図5】この発明のアクセサリ装置の第2の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体、 2 ストロボシュウ、 3 アクセサリ装置、 4 撮影レンズ、 5 ファインダ窓、 6 レリーズ釦、 8 撮像レンズ、 9 モニタ画面、 11 撮像画面(モニタ画面)、 12 実際の撮影範囲、 13 被写体、 21 可動ミラー、 22 フォーカシングスクリーン、 23 ペンタプリズム、 24 接眼レンズ、 25 撮影者の眼、 27 シャッタ、 28 フィルム、 30 撮影レンズ駆動部、 31 レンズ位置検知部、 32 ミラー駆動部、 33 カメラ制御部、 41 アクセサリ側制御部、 42 撮像部、 43 信号処理部、 44 回転検知部、 45 表示制御部、 46 スーパーインポーズ指示部、 47 モニタ部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラと、該カメラに装着可能なアクセ
    サリ装置とを含むカメラシステムに於いて、 上記アクセサリ装置は、上記カメラの撮影範囲を示す撮
    影範囲枠と共に上記撮影範囲よりも広い範囲の被写界を
    観察可能であり、上記カメラの撮影画角の変化に連動し
    て観察範囲を変更可能であることを特徴とするカメラシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 撮影画角を変更可能なカメラと、該カメ
    ラに装着可能なアクセサリ装置とを含むカメラシステム
    に於いて、 上記アクセサリ装置は、 上記カメラの撮影画角よりも広い画角を撮像素子にて撮
    像する撮像手段と、 上記カメラの撮影画角に基いて、上記撮像手段で撮像さ
    れた電子画像を拡大及びトリミング処理する信号処理手
    段と、 上記信号処理手段で処理された電子画像と上記カメラの
    撮影範囲枠を表示する表示手段と、 を具備することを特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 上記アクセサリ装置は、上記カメラに対
    して回転可能であり、上記アクセサリ装置が回転した場
    合にはその回転角に応じて上記撮影範囲枠の表示位置を
    変更するようにしたことを特徴とする請求項1及び2に
    記載のカメラシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114500A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Olympus Imaging Corp カメラシステム
JP2019194636A (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 キヤノン株式会社 撮像システム及びその制御方法、撮像装置、プログラム、記憶媒体

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