JPH0545661A - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルの製造方法

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JPH0545661A
JPH0545661A JP20940791A JP20940791A JPH0545661A JP H0545661 A JPH0545661 A JP H0545661A JP 20940791 A JP20940791 A JP 20940791A JP 20940791 A JP20940791 A JP 20940791A JP H0545661 A JPH0545661 A JP H0545661A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display panel
crystal display
panel
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP20940791A
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English (en)
Inventor
Hiroko Takada
弘子 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】この発明は、液晶表示パネルの製造方法に関
し、パネル全面を複数個の区分16に分割し且つこの区
分16にそれぞれ注入口17を設けた形状の隔壁15を
形成し、注入口17より各区分16内に同種類の液晶を
充填して注入口を封止している。 【効果】この発明によれば、パネル面が隔壁15により
小さい区分16に仕切られるので、液晶の注入工程に要
する時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶表示パネルの製造
方法に係り、特に、液晶注入口の位置及び注入後の補修
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルは、低電圧駆動及び薄型
を特徴として、近年その産業上での適用分野が拡大して
いる。特に、ワードプロセッサー、各種コンピューター
ディスプレイ、テレビ画面において目覚ましい。絶縁基
板上に均一な素子が広範囲に形成することが可能であれ
ば、将来壁掛けテレビのような50インチを超す大きさ
のディスプレイの出現も予想される。
【0003】このような液晶表示パネルへの液晶注入技
術として、従来は例えば、パネル1枚に対してパネル周
辺端部にのみ封止材を形成し、注入口を一つ設け、減圧
したチャンバー内に数十分から数時間放置した後、毛細
管現象を利用して、注入口から液晶を注入している。図
6は従来の液晶表示パネルにおける液晶注入方法の一例
を示す図であり、同図(a)は注入口の位置、同図
(b)は液晶を注入している様子を表している。図6
(a)に示すように、液晶表示パネル1の注入口2は封
止材3の一辺の端部に位置しており、図6(b)に示す
ように、注入口2を液晶溜まり4に漬けることにより、
液晶注入を行なっている。また、図7は従来の液晶表示
パネルにおける液晶注入方法の他の例を示す図であり、
図7(a),(b)はそれぞれ図7(a),(b)に対
応している。図7(a)に示すように、液晶表示パネル
1の注入口2は封止材3の一辺の中央部に位置してお
り、図7(b)に示すように、注入口2を液晶溜まり4
に漬けることにより、液晶注入を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パネルのサ
イズが2.7インチ、4インチ、6.5インチ、10イ
ンチ、12インチ、最近では15インチと大きくなるに
つれ、チャンバ―内でパネルの中を減圧の状態にするの
に時間がかかるようになってきている。これから更なる
サイズの拡大が要求されている現在、減圧の工程に時間
がかかるということは生産性の面から見ても問題とされ
ている。
【0005】この発明はこのような従来の事情に鑑みな
されたものであり、大型の液晶表示パネルにおいて、液
晶注入工程に要する時間を短縮し且つパネル内にむらが
現れた場合の補修方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
一対の透明基板を対向配置し、注入口となる部分を除い
て周辺を封着した後、注入口より液晶を充填してなる液
晶表示パネルの製造方法についてのものである。そし
て、パネル全面を複数個の区分に分割し且つこの区分に
それぞれ注入口を設けた形状の隔壁を形成する工程と、
注入口より区分内に同種類の液晶を充填した後、注入口
を封止する工程とを備えている。
【0007】
【作用】この発明では、パネルを隔壁により複数区分に
分割し各区分に液晶注入口を設けているので、液晶注入
工程におけるパネル内の減圧時間を短縮することができ
る。また、分割による区分ごとのパネル内部圧に不均一
現象がみられる場合、液晶注入後に隣接区分間の隔壁を
破壊し、区分間での液晶の流入・流出を自由にすればよ
い。
【0008】
【実施例】以下、この発明の詳細を図面を参照して説明
する。
【0009】図1はこの発明の一実施例によって得られ
る液晶表示パネルを示す断面図である。図1を用い、製
造工程に従って説明すると、まず、例えばガラスからな
る2枚の透明基板11,12の一主面上にそれぞれ、例
えばITOからなる透明電極13,14を形成する。次
に、例えばエポキシ樹脂からなる隔壁15を、2枚の透
明基板11,12のうちの少なくとも一方例えば透明基
板11上に、スクリ―ン印刷工程等の印刷工程によっ
て、液晶を封止する部分の周囲に印刷する。図2は隔壁
15の形状の一例を示す図である。図2に示すように、
パネル面は隔壁15により4個の区分16に分割され、
各区分16には液晶の注入口17が1個づつ設けられて
いる。そして、2枚の透明基板11,12を互いの一主
面側が対向するように、隔壁15により組合わせ、隔壁
15を硬化させる。次に、透明基板11,12間を排気
して減圧し、表示器内外の圧力差によって注入口17よ
り液晶18を充填した後、注入口17を封止する。図3
は表示パネルに液晶18を注入している様子を示す図で
ある。まず、図3(a)に示すように、パネルの下方向
の区分16に対して、減圧後、液晶溜まり19に浸して
液晶18を毛細管現象により注入していく工程を行う。
次に、図3(b)に示すように、液晶を注入した区分1
6にある注入口17を封止材20により封止した後、残
りの区分16を液晶溜まり19に浸して液晶注入を行
う。そして、すべての注入口17の封止を完了すること
により、液晶パネルが完成する。
【0010】この実施例では、パネル面を複数個の区分
16に分割し、各区分16に注入口17を設けており、
各区分16の面積は元のパネル面積の約1/4となるの
で、仕切る隔壁15がない従来の場合に比べ、液晶注入
工程における減圧のための排気時間を短縮することがで
きる。
【0011】図4は透明基板12を除いた状態で液晶表
示パネルの隔壁15を拡大して示した図である。パネル
を分割して液晶18を注入した後、各区分16ごとの内
圧の差或いは液晶中の微量成分の差等により、区分16
間に不均一が生じることがある。この場合には、図4に
示すように、隣接する区分16を仕切る隔壁の一部21
を、例えばパネル外からのレーザー照射により破壊する
ことにより、隣接する区分16間で液晶が流入・流出を
起こし、上述した不均一を防止することができる。
【0012】なお、今までは、各区分16に注入口17
を1個設けた場合について述べたが、これに限らず、図
5に示すように、各区分16に注入口17を複数個設け
ることにより、液晶18の注入時間をより短縮すること
ができる。また、周辺シール部を除く隔壁15の材料に
ついては、周辺シール材で兼ねさせるばかりでなく、液
晶表示パネルを構成する金属例えばタンタル、アルミニ
ウム、モリブデン、チタン等或いはSiNx 等の透明ガ
ラス状物質であってもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明は、パネルを小区分に仕切って
各区分内に同種類の液晶を注入してなるので、液晶の注
入工程に要する時間を従来に比べ短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によって得られる液晶表示
パネルを示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例における隔壁の形状を示す
図である。
【図3】この発明の一実施例に液晶を注入している様子
を示す図である。
【図4】一方の透明基板を除いた状態でこの発明の隔壁
を拡大して示した図である。
【図5】この発明の他の実施例における隔壁の形状を示
す図である。
【図6】従来の液晶表示パネルにおける液晶注入方法の
一例を示す図である。
【図7】従来の液晶表示パネルにおける液晶注入方法の
他の例を示す図である。
【符号の説明】
11,12……透明基板 15……隔壁 16……区分 17……注入口 18……液晶

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の透明基板を対向配置
    し、注入口となる部分を除いて周辺を封着した後、前記
    注入口より液晶を充填してなる液晶表示パネルの製造方
    法において、パネル全面を複数個の区分に分割し且つ前
    記区分にそれぞれ注入口を設けた形状の隔壁を形成する
    工程と、前記注入口より前記区分内に同種類の前記液晶
    を充填した後、前記注入口を封止する工程とを備えたこ
    とを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
JP20940791A 1991-08-21 1991-08-21 液晶表示パネルの製造方法 Pending JPH0545661A (ja)

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JP20940791A JPH0545661A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 液晶表示パネルの製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100623821B1 (ko) * 2000-10-20 2006-09-12 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정 주입 방법
KR100709716B1 (ko) * 2001-02-26 2007-04-19 삼성전자주식회사 액정 표시 장치의 제조 방법
KR100794886B1 (ko) * 2005-12-27 2008-01-14 우 옵트로닉스 코포레이션 액정표시장치

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