JPH0545504U - 測定機 - Google Patents

測定機

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JPH0545504U
JPH0545504U JP9519591U JP9519591U JPH0545504U JP H0545504 U JPH0545504 U JP H0545504U JP 9519591 U JP9519591 U JP 9519591U JP 9519591 U JP9519591 U JP 9519591U JP H0545504 U JPH0545504 U JP H0545504U
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JP
Japan
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rope
balance
measuring machine
weight
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP9519591U
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English (en)
Inventor
雄司 兼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP9519591U priority Critical patent/JPH0545504U/ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出器の位置変化による直動測定誤差を防止
する測定機を提供する。 【構成】 バランスウエイト42とキャリッジ14とを
バランス用ロープ40及び補助用ロープ70で連結し、
補助用ロープ70をわずかに弛んだ状態に維持する。そ
して、バランス用ロープ40が破損等するとバランスウ
エイト42が補助用ロープ70で吊下げられる。同時
に、リミットスイッチ64がバランス用ロープ40の破
損等を検知する。これにより、バランスウエイト42の
吊下げ用部材にロープを使用することができるので、チ
ェーン部材のように昇降体の昇降時に張力が周期的に変
化することを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は測定機に係り、特に検出器を直動ガイド部材に沿って昇降させて被 測定物の形状等を測定する測定機に関する。
【0002】
【従来の技術】
真円度・円柱形状測定機の検出器は昇降可能に構成されている。この検出器は は、直動ガイド部材に沿って昇降自在に設けられた昇降体に設けられ、昇降体に はチェーン部材を介してバランスウエイトが連結されている。チェーン部材は回 転体に係止されていて、これにより、バランスウエイトはチェーン部材で吊下げ される。昇降体には昇降手段が連結されていて、昇降手段の駆動で昇降体が昇降 する。この場合、チェーン部材にはバランスウエイトの重量による張力が作用す るので昇降体の自重が相殺される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、チェーン部材は金属製のリンクをピンで結合したものでるか、 昇降体の昇降により回転体が回転するとチェーン部材の張力が周期的に変化する 。従って、昇降体に作用する張力が周期的に変化するので、昇降体と共に検出器 の位置が変化して直動測定誤差が生じるという問題がある。
【0004】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、直動測定誤差を防止するこ とができる測定機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、検出器が備えられ、昇降手段で上下方向に移動される昇降体と、前 記昇降体に連結部材を介して連結されて前記昇降体の自重と逆方向に付勢して自 重を相殺するバランスウエイトと、を具備する測定機において、前記連結部材は バランス用ロープと補助用ロープから成り、前記バランス用ロープには破損検知 手段が備えられ、前記補助用ロープはわずかに弛んだ状態で維持されていること を特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案によれば、バランスウエイトを吊下げ可能な連結部材をバランス用ロー プと補助用ロープとで構成し、補助用ロープはわずかに弛んだ状態で係合されて いる。そして、バランス用ロープが破損等するとバランスウエイトが補助用ロー プで吊下げられる。同時に、バランス用ロープに備えられた破損検知手段がバラ ンス用ロープの破損等を検知する。
【0007】
【実施例】
以下添付図面に従って本考案に係る測定機について詳細する。 図1には真円度測定機の要部が示されていて、真円度測定機はZ軸直動ガイド 10を有している。Z軸直動ガイド10には滑り軸受12を介してキャリッジ1 4が上下方向に移動自在に設けられていて、キャリッジ14にはアーム16が固 着されている。アーム16にはボールねじナット(図示せず)がボールねじナッ トの振れが吸収されるようにフローティング機構を介して係合されていて、この ボールねじナットにはボールねじ18が螺合されている。ボールねじ18の下端 部はベアリング20に回動自在に支持されていて、ベアリング20はZ軸直動ガ イド10に固着されている。
【0008】 また、ボールねじ18の下端部にはギア22が固着されていて、ギア22はギ ア26に噛み合っている。ギア26はモータ28の駆動シャフト30に固着され ている。一方、キャリッジ14には空気軸受32、32が同軸上に設けられてい て、空気軸受32、32にはロータ34が回動自在に支持されている。ロータ3 4には検出器36が設けられていて、検出器36には先端子38が設けられてい る。
【0009】 キャリッジ14の上端部にはバランスロープ40の一端部が取り付けられてい て、バランスロープ40の他端部にはバランスウエイト42が取り付けられてい る。バランスロープ40はプーリ44、46に係合されている。プーリ44とプ ーリ46とは平行に配置され、各々のプーリはピン44A、46Aを介して真円 度測定機本体(図示せず)に回動自在に支持されている。
【0010】 従って、バランスウエイト42はバランスロープ40でプーリ46から吊下げ されるので、バランスロープ40にバランスウエイト42の重量による張力が作 用する。これにより、キャリッジ14の上端部にはバランスロープ40を介して キャリッジ14を上方に引き上げようとするバランスウエイト42の重量に相当 する力が作用するのでキャリッジ14の自重が相殺される。
【0011】 更に、プーリ44、46間にはレバー50が配置され、レバー50の一端部は ピン52で真円度測定機本体54に軸支されていて、レバー50の他端部にはピ ン56を介してプーリ58が回動自在に支持されている。またレバー50にはば ね60の下端部が支持されていて、ばね60の上端部は真円度測定機本体54に 取り付けられている。従って、ばね60の付勢力でレバー50はピン52を中心 にして時計回り方向して、プーリ58がバランスロープ40に係止する。この場 合、ばね60の付勢力はバランスロープ40の張力と釣り合うように設定される 。
【0012】 また、レバー50には検出部材62が設けられ、検出部材62の上端部には傾 斜面62Aが形成されている。傾斜面62Aにはリミットスイッチ64のローラ 64Aが所定間隔をおいて配設されている。ローラ64Aと傾斜面62Aとの位 置関係は検出部材62が上昇した時傾斜面62Aがローラ64Aを押圧するよう に設定されている。そして、ローラ64Aが傾斜面62Aで押圧されるとリミッ トスイッチ64が作動する。リミットスイッチ64は真円度測定機本体54に設 けられている。
【0013】 キャリッジ14の上端部には補助ロープ70の一端部が取り付けられていて、 補助ロープ70の他端部にはバランスウエイト42が取り付けられている。補助 ロープ70はプーリ72、74に係合されている。プーリ72とプーリ74とは 平行に配置され、各々のプーリはピン72A、74Aを介して真円度測定機本体 (図示せず)に回動自在に支持されている。この場合、補助ロープ70の長さは 、補助ロープ70が撓んだ状態でプーリ72、74に係合されるように設定され るので、通常、補助ロープ70にはバランスウエイト42の重量による張力が作 用しない。
【0014】 尚、図1上で80は測定用テーブル、82は被測定物である。 このように構成された本発明に係る測定機の作用について説明する。 先ず、真円度測定機の先端子38を被測定物82の測定面に接触させ、次に、 モータ28を駆動して先端子38を被測定物82の測定面に沿って上下方向に移 動して被測定物82の真円度等を測定する。この場合、バランスウエイト42は バランスロープ40で吊下げられるので、補助ロープ70にはバランスウエイト 42による張力が作用していない。
【0015】 そして、真円度測定機で測定中にバランスロープ40が切断したり、破損する とバランスウエイト42が補助ロープ70で吊下げられる。これにより、バラン スロープ40に作用している張力が小さくなるので、プーリ58がばね60の付 勢力で上昇する。 従って、レバー50と共に検出部材62が上昇するので、検出部材62の凹部 62Aに配置されているリミットスイッチ64のローラ64Aが検出部材62に 当接してリミットスイッチ64が作動する。そして、リミットスイッチ64の出 力信号に基づいて真円度測定機の停止信号を出力すると共に異常を警告する信号 を出力する。
【0016】 前記実施例では真円度測定機について説明したが、これに限らず、3次元座標 測定機等のその他の測定機にも適用することができる。 また、前記実施例ではバランスロープ40の破損検知手段にリミットスイッチ 64を使用した場合について説明したが、その他の検知手段を使用してもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る測定機によれば、バランスウエイトを吊下げ用 部材にロープを使用することができるので、チェーン部材のように昇降体の昇降 時に張力が周期的に変化することを防止することができる。従って、検出器の位 置変化による直動測定誤差を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る測定機の要部拡大図
【符号の説明】
10…Z軸直動ガイド 14…キャリッジ 28…モータ 36…検出器 40、70…ロープ 42…バランスウエイト 50…レバー 58…プーリ 60…ばね 64…リミットスイッチ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出器が備えられ、昇降手段で上下方向
    に移動される昇降体と、前記昇降体に連結部材を介して
    連結されて前記昇降体の自重と逆方向に付勢して自重を
    相殺するバランスウエイトと、を具備する測定機におい
    て、 前記連結部材はバランス用ロープと補助用ロープから成
    り、前記バランス用ロープには破損検知手段が備えら
    れ、前記補助用ロープはわずかに弛んだ状態で維持され
    ていることを特徴とする測定機。
  2. 【請求項2】 前記破損検知手段は、 一端が回動自在に設けられると共に他端にプーリが回動
    自在に設けられたレバーと、 該レバーに設けられ、前記プーリをバランス用ロープに
    当接するように付勢するばねと、 前記バランス用ロープが破損した場合に、前記ばねの付
    勢力で回動される前記レバーを検知する手段と、 から成ることを特徴とする請求項2の測定機。
  3. 【請求項3】 前記レバーを検知する手段はリミットス
    イッチであることを特徴とする請求項2の測定機。
JP9519591U 1991-11-20 1991-11-20 測定機 Pending JPH0545504U (ja)

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JP9519591U JPH0545504U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 測定機

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JP9519591U JPH0545504U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 測定機

Publications (1)

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JPH0545504U true JPH0545504U (ja) 1993-06-18

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ID=14130975

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234679A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Kuroda Precision Ind Ltd 薄板の表面形状測定装置
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