JPH0545477Y2 - - Google Patents

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JPH0545477Y2
JPH0545477Y2 JP6451589U JP6451589U JPH0545477Y2 JP H0545477 Y2 JPH0545477 Y2 JP H0545477Y2 JP 6451589 U JP6451589 U JP 6451589U JP 6451589 U JP6451589 U JP 6451589U JP H0545477 Y2 JPH0545477 Y2 JP H0545477Y2
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sheet
resin
water
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acrylonitrile
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は一般住宅用の壁紙や各種住宅機器の内
張り材または精密部品を製造する工場の内装材料
や湿気を嫌う製品を収納する袋の材料等に適した
結露防止シート状物に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、この種のシート状物としては、例えば、
塩化ビニール樹脂100部、可塑剤40〜70部、重炭
酸カルシウム10〜50部、安定剤1〜3部、発泡剤
1〜5部(含まない場合もある。)に吸水性ポリ
マー5〜30部の配合割合で混合し、160〜170℃で
塩化ビニール樹脂をゲル化させ編織物または不織
布等の基布の両面に層着したシート状物、もしく
はゲル化後、190〜200℃で発泡させてシート状物
としたものである。 或いは塩化ビニール樹脂に吸水性ポリマーを混
合せず、吸水性ポリマーをトルエン、MEK、酢
酸エチル等の溶剤で溶解し、固形分10〜20%の溶
液を基布に塗布して80〜120℃で乾燥させ、基布
の表面に吸水性ポリマーの樹脂層を設けてシート
状物としたものである。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前者のものは、吸水性ポリマー
の表面を塩化ビニール樹脂が被覆するため、充分
な吸水効果を期待することができないばかりでな
く、一旦吸水するといつまでも保水して、外部に
排出しないので吸水ポリマーの表面がべたつく問
題点があつた。また、後者のものは表面が吸水性
ポリマーであるから充分に吸水するが、飽和に達
すると、それ以上吸水が出来ないため、吸、放湿
機能が不充分となり、吸、放湿に時間がかかると
いう問題点があつた。 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、長期間に亘つて大きな吸湿性及び放湿性に
富み、調湿作用を効果的に発揮でき、多方面に使
用可能な結露防止シート状物を提供するものであ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記目的を達成するため、基材の少な
くとも片面にケイソウ土、酸化チタン等の無機粉
末物質と適宜な助剤を含有したアクリロニトリル
−スチレン樹脂被膜層を設けたシート状物であ
る。 〔作用〕 ケイソウ土、酸化チタン等の無機質粉末がアク
リロニトリル−スチレン樹脂に混合しているの
で、樹脂層が多孔質になると共にケイソウ土の多
孔とにより無数の微細孔から水分をシート内に吸
水すると共に吸水した水分は早く外部に排出する
ものである。 〔実施例〕 以下、本考案の実施例を示す図面について説明
すると、シート状物の基材1としては、天然繊
維、化学繊維、合成繊維またはそれらの混紡、交
織してなる繊維を用いた織布、編布あるいは不織
布や紙または合成樹脂フイルム等が使用される。
このシート基材1の表面または裏面に塗布する樹
脂被膜層2は、アクリル又はスチレン等の単量体
の樹脂は硬く、可撓性がないのでコーテイング加
工に適さないばかりか、後述の無機粉末を多くい
れないので適さず、柔軟で弾性に富むスチレンと
アクリロニトリルの共重合体であるスチレン系樹
脂の一種であるアクリロニトリル−スチレン樹脂
を用いる。 この、アクリロニトリル−スチレン樹脂に無機
粉末物質3が混合される。その無機粉末3として
は、微細な孔を有する粒径5〜20μ程度のケイソ
ウ土、酸化チタンが用いられ、場合によつては炭
酸カルシウムもいれられ混合攪拌機で30分混練さ
れる。また必要に応じて添加剤、消泡剤、分散
剤、凍結防止剤、防黴剤、防腐剤等の助剤も混入
され樹脂固形分40〜50%、粘度2500〜3500CPSに
調整する。樹脂層の厚さは特に制限はないが、余
り厚くすると透湿抵抗が大きくなくなり基材の呼
吸性能が失われ、壁材に使用した場合結露が生じ
易くなるのを考慮して通常200μ程度が適してい
る。 以下、本考案の具体的な実施例と比較例を示
す。 (実施例 1) 下記配合よりなる樹脂コンパウンドをポリエス
テル不織布〔#5070、スパンボンド、旭化成工業
(株)製〕の片面にバーコーターで厚さ200μになる
よう片面塗布した後、乾燥機に170℃で3分間入
れて基材に樹脂を被覆し3分後、自然冷却してシ
ートを得た。これを試料Aとする。 アクリロニトリル−スチレン樹脂(固形分40
%) ……100部 ケイソウ土 ……150〃 酸化チタン ……20〜23〃 炭酸カルシウム ……10〜12〃 添加剤 ……17〜34〃 消泡剤 ……2〜4〃 分散剤 ……10〜20〃 凍結防止剤 ……10〜20〃 防黴剤 ……1〜2〃 防腐剤 ……10〜20〃 (比較例 1) 上記実施例において、ポリエステル不織布に樹
脂コンパウンドを塗布しないシートを試料aとす
る。 (実施例 2) 実施例1における基材1のポリエステル不織布
に代えてガラス繊維〔旭シエーベル(株)製75D×
75D、42×33/吋〕に塗布した以外は全く同様に
して実施を行つた。これを試料Bとする。 (比較例 2) 上記実施例において、ガラス繊維に樹脂コンパ
ウンドを塗布しないシートを試料bとする。 (実施例 3) 実施例1における基材1のポリエステル不織布
に代えて壁紙の裏打ち紙〔WK75NRM(株)興人製〕
に塗布した以外は全く同様にして実施を行つた。
これを試料Cとする。 (比較例 3) 上記実施例において、裏打ち紙に樹脂コンパウ
ンドを塗布しないシートを試料Cとする。 (実施例 4) 実施例1における基材1のポリエステル不織布
に代えてポリエステルフイルム〔ルミラー
50S10P東レ(株)製〕に塗布した以外は全く同様に
して実施を行つた。これを試料Dとする。 (比較例 4) 上記実施例においてポリエステルフイルムに樹
脂コンパウンドを塗布しないシートを試料dとす
る。 (比較例 5) 市販されている結露防止壁紙〔#4732 シンコ
ールウオール(株)製〕、〔#AA3715(株)サンゲツ製〕
を試料e1,e2とする。 (試験例) 上記実施例と比較例の1〜5の試料をそれぞれ
10cm×10cmに切断し、吸水、排水の比較試験を行
つた。試験方法は加湿機〔FE−05KVN 超音波
加湿機中レンジ松下電器産業(株)製〕を使用してノ
ズルから10cmの距離に置き、2分間試料の表面に
当て加湿させ、2分後重量を測定して結露重量と
した。 次に一定時間経過後、重量を測定し排出量とし
た。この試験は18℃、55%の恒温室内で行つた。
結果を下記に示す。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の結露防止シート状物によ
れば、基材の少なくとも片面にケイソウ土、酸化
チタン等の無機粉末物質と適宜な助剤を含有した
アクリロニトリル−スチレン樹脂被膜層を設けた
ものであるから、無機粉末物質によつて樹脂層が
多孔質になると共にケイソウ土の多孔質と相まつ
て無数の微細孔を有するので吸水、排出が早く各
種住宅機器の内張り材等に使用した際には結露の
発生を防止でき、水滴落下や表面汚染がないもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので第1図は一
部の簡略断面、第2図は一部の簡略拡大図であ
る。 1……基材、2……樹脂層、3……無機粉末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基材の少なくとも片面に、ケイソウ土、酸化チ
    タン等の無機粉末物質と適宜な助剤を含有したア
    クリロニトリル−スチレン樹脂被膜層を設けたこ
    とを特徴とする結露防止シート状物。
JP6451589U 1989-06-02 1989-06-02 Expired - Lifetime JPH0545477Y2 (ja)

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JP6451589U JPH0545477Y2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02

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JP6451589U JPH0545477Y2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02

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Publication Number Publication Date
JPH034036U JPH034036U (ja) 1991-01-16
JPH0545477Y2 true JPH0545477Y2 (ja) 1993-11-19

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