JPH0545456A - 超音波検知器 - Google Patents
超音波検知器Info
- Publication number
- JPH0545456A JPH0545456A JP22871991A JP22871991A JPH0545456A JP H0545456 A JPH0545456 A JP H0545456A JP 22871991 A JP22871991 A JP 22871991A JP 22871991 A JP22871991 A JP 22871991A JP H0545456 A JPH0545456 A JP H0545456A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reverberation
- wave
- gap
- ending
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】連続する複数回の残響終了時刻を監視すること
により、その変化量が予め設定した範囲内にあれば、残
響と受波のすき間の判断の基準値を小さくし、より近い
距離を検知できる超音波検知器を提供する。 【構成】超音波パルスを送波し、物体からの反射波を受
波することで物体までの距離を測定する超音波検知器に
おいて、残響終了時刻と反射波との間の無信号の時間幅
（以下、すき間と呼ぶ）の値を可変とすることを特徴と
し、しかも連続する複数回の残響終了時刻の変化量を監
視して、該変化量が予め設定した値の範囲内にあれば、
残響と受波のすき間の値を、小さくすることを特徴とす
る。
により、その変化量が予め設定した範囲内にあれば、残
響と受波のすき間の判断の基準値を小さくし、より近い
距離を検知できる超音波検知器を提供する。 【構成】超音波パルスを送波し、物体からの反射波を受
波することで物体までの距離を測定する超音波検知器に
おいて、残響終了時刻と反射波との間の無信号の時間幅
（以下、すき間と呼ぶ）の値を可変とすることを特徴と
し、しかも連続する複数回の残響終了時刻の変化量を監
視して、該変化量が予め設定した値の範囲内にあれば、
残響と受波のすき間の値を、小さくすることを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波パルスを送波
し、物体からの反射波を受波することで物体までの距離
を測定する超音波検知器に関する。
し、物体からの反射波を受波することで物体までの距離
を測定する超音波検知器に関する。
【０００２】
【従来の技術】超音波検知器から超音波パルスを送波
し、空気中を伝播して、物体にあたり反射波が同検知器
にて受波される。この時に超音波パルスを送波開始か
ら、受波するまでに要した時間Ｔより次式から物体間で
の距離Ｌ（ｍ）を求める。 Ｌ＝Ｃ・Ｔ／２ 但し、Ｌ：検知器と物体間で
の距離（ｍ） Ｃ：音速（ｍ／ｓ） ところが超音波パルスの送波及び受波を同一の超音波振
動子で行っているため、図４に示すように、超音波パル
ス送波後減衰波形１（以下、残響と呼ぶ）が存在する。
図４（ｂ）は、（ａ）の整形後のパルス波形であり、３
は残響、４は受波である。この場合、図５に示すよう
に、残響７と受波８とが干渉したり、水滴付着、などに
より、すき間が生じることがある。これを残響７と受波
８のすき間と誤認しないように、残響７と受波８のすき
間であると判断する基準値に余裕を持たせて設定してい
た。又、同値は固定にしていた。そのために近距離の測
定がむずかしかった。尚、図５の５、９も残響であり、
６、１０は受波である。
し、空気中を伝播して、物体にあたり反射波が同検知器
にて受波される。この時に超音波パルスを送波開始か
ら、受波するまでに要した時間Ｔより次式から物体間で
の距離Ｌ（ｍ）を求める。 Ｌ＝Ｃ・Ｔ／２ 但し、Ｌ：検知器と物体間で
の距離（ｍ） Ｃ：音速（ｍ／ｓ） ところが超音波パルスの送波及び受波を同一の超音波振
動子で行っているため、図４に示すように、超音波パル
ス送波後減衰波形１（以下、残響と呼ぶ）が存在する。
図４（ｂ）は、（ａ）の整形後のパルス波形であり、３
は残響、４は受波である。この場合、図５に示すよう
に、残響７と受波８とが干渉したり、水滴付着、などに
より、すき間が生じることがある。これを残響７と受波
８のすき間と誤認しないように、残響７と受波８のすき
間であると判断する基準値に余裕を持たせて設定してい
た。又、同値は固定にしていた。そのために近距離の測
定がむずかしかった。尚、図５の５、９も残響であり、
６、１０は受波である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の点に
鑑みてなされたものであり、連続する複数回の残響終了
時刻を監視することにより、その変化量が予め設定した
範囲内にあれば、残響と受波のすき間の判断の基準値を
小さくし、より近い距離を検知できる超音波検知器を提
供することを目的としている。
鑑みてなされたものであり、連続する複数回の残響終了
時刻を監視することにより、その変化量が予め設定した
範囲内にあれば、残響と受波のすき間の判断の基準値を
小さくし、より近い距離を検知できる超音波検知器を提
供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項１の本発明は、超音波パルスを送波
し、物体からの反射波を受波することで物体までの距離
を測定する超音波検知器において、すき間の値を可変と
するものである。請求項２の本発明は、連続する複数回
の残響終了時刻の変化量を監視して、該変化量が予め設
定した値の範囲内にあれば、残響と受波のすき間の値
を、小さくすることを特徴とする。
に提案された請求項１の本発明は、超音波パルスを送波
し、物体からの反射波を受波することで物体までの距離
を測定する超音波検知器において、すき間の値を可変と
するものである。請求項２の本発明は、連続する複数回
の残響終了時刻の変化量を監視して、該変化量が予め設
定した値の範囲内にあれば、残響と受波のすき間の値
を、小さくすることを特徴とする。
【０００５】
【作用】請求項１、２の本発明では、すき間の値を可変
とするものであり、残響終了時刻を監視することによ
り、その変化量が予め設定した範囲内にあれば、残響と
受波のすき間の判断の基準値を小さくするので、より近
い距離を検知できる。より具体的には、連続する複数回
の残響終了時刻の変化量を監視して、該変化量が予め設
定した範囲内にあれば、残響と受波のすき間の判断の基
準値を、小さくすることにより、より近い距離を測定す
ることができる。
とするものであり、残響終了時刻を監視することによ
り、その変化量が予め設定した範囲内にあれば、残響と
受波のすき間の判断の基準値を小さくするので、より近
い距離を検知できる。より具体的には、連続する複数回
の残響終了時刻の変化量を監視して、該変化量が予め設
定した範囲内にあれば、残響と受波のすき間の判断の基
準値を、小さくすることにより、より近い距離を測定す
ることができる。
【０００６】
【実施例】以下に、請求項１、２の本発明の一実施例を
図面を参照しながら、説明する。図１は、本発明の一実
施例のブロック図である。図２（ａ）は、送波毎の残響
終了時刻の変化の図、図２（ｂ）は、送波毎の残響終了
時刻の変化量の図である。図３（ａ）は、残量終了時刻
の変化量が設定値以上の場合の図、図３（ｂ）は、残響
終了時刻の変化量が設定値以下の場合の図である。図１
において、制御部１７内の送波パルス生成部１８から送
波部１６を介して、超音波振動子１５が超音波パルスを
送波する。又、送波された超音波パルスが物体に反射
し、その反射波（例えば、図３の１２や１４）を超音波
振動子１５で受波し、その出力を増幅部１９を介して受
波波形を整える検波部２０及び整形部２１、更に、残響
終了時刻検出部２３、残響終了時刻変化量判断部２４、
すき間可変部２２及び距離測定部２５を備えている制御
部１７に入力する。
図面を参照しながら、説明する。図１は、本発明の一実
施例のブロック図である。図２（ａ）は、送波毎の残響
終了時刻の変化の図、図２（ｂ）は、送波毎の残響終了
時刻の変化量の図である。図３（ａ）は、残量終了時刻
の変化量が設定値以上の場合の図、図３（ｂ）は、残響
終了時刻の変化量が設定値以下の場合の図である。図１
において、制御部１７内の送波パルス生成部１８から送
波部１６を介して、超音波振動子１５が超音波パルスを
送波する。又、送波された超音波パルスが物体に反射
し、その反射波（例えば、図３の１２や１４）を超音波
振動子１５で受波し、その出力を増幅部１９を介して受
波波形を整える検波部２０及び整形部２１、更に、残響
終了時刻検出部２３、残響終了時刻変化量判断部２４、
すき間可変部２２及び距離測定部２５を備えている制御
部１７に入力する。
【０００７】超音波検知器から超音波パルスを送波し、
空気中を伝播して、物体にあたり反射波が同検知器にて
受波される。この時に超音波パルスを送波開始から受波
するまでに要した時間Ｔより次式から物体間での距離Ｌ
（ｍ）を求める。 Ｌ＝Ｃ・Ｔ／２ 但し、Ｌ：検知器と物体までの
距離（ｍ） Ｃ：音速（ｍ／ｓ） 例えば、制御部１７内の残響終了時刻検出部２３、残響
終了時刻変化量判断部２４に於て、図２（ａ）、（ｂ）
に示すように、連続するＮ回（例えばＮ＝１０）等の複
数回の残響終了時刻の変化量を監視して、該変化量が、
予め設定した値（図２（ｂ）のｘ）の範囲であれば、残
響と受波のすき間の値を図３（ａ）の残響１１と受波１
２の間の時間Ｔ1から図３（ｂ）の残響１３と受波１４
の間の時間Ｔ2に示すように小さくすることにより、近
い距離を測定することができる。
空気中を伝播して、物体にあたり反射波が同検知器にて
受波される。この時に超音波パルスを送波開始から受波
するまでに要した時間Ｔより次式から物体間での距離Ｌ
（ｍ）を求める。 Ｌ＝Ｃ・Ｔ／２ 但し、Ｌ：検知器と物体までの
距離（ｍ） Ｃ：音速（ｍ／ｓ） 例えば、制御部１７内の残響終了時刻検出部２３、残響
終了時刻変化量判断部２４に於て、図２（ａ）、（ｂ）
に示すように、連続するＮ回（例えばＮ＝１０）等の複
数回の残響終了時刻の変化量を監視して、該変化量が、
予め設定した値（図２（ｂ）のｘ）の範囲であれば、残
響と受波のすき間の値を図３（ａ）の残響１１と受波１
２の間の時間Ｔ1から図３（ｂ）の残響１３と受波１４
の間の時間Ｔ2に示すように小さくすることにより、近
い距離を測定することができる。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように請求項１、２の本発
明では、残響と受波のすき間の値を可変とする機能を設
けてあるので、連続する複数回の残響終了時刻の変化量
を監視して、該変化量が予め設定した範囲内にあれば、
残響と受波のすき間の値を小さくすることで、より近い
距離を測定できるという効果を奏する。
明では、残響と受波のすき間の値を可変とする機能を設
けてあるので、連続する複数回の残響終了時刻の変化量
を監視して、該変化量が予め設定した範囲内にあれば、
残響と受波のすき間の値を小さくすることで、より近い
距離を測定できるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】（ａ）は送波毎の残響終了時刻の変化の図、
（ｂ）は送波毎の残響終了時刻の変化量の図である。
（ｂ）は送波毎の残響終了時刻の変化量の図である。
【図３】（ａ）は残量終了時刻の変化量が設定値以上の
場合の図、（ｂ）は残響終了時刻の変化量が設定値以下
の場合の図である。
場合の図、（ｂ）は残響終了時刻の変化量が設定値以下
の場合の図である。
【図４】（ａ）（ｂ）は距離測定説明図である。
【図５】（ａ）（ｂ）（ｃ）はより近い距離の測定とい
うことを解決する課題の説明図である。
うことを解決する課題の説明図である。
１・・・残響波形 ２・・・反射波形 ３、５、７、９、１１、１３・・・残響波形（整形後） ４、６、８、１０、１２、１４・・・反射波形（整形
後） １５・・・超音波振動子 １６・・・送波部 １７・・・制御部 １８・・・送波パルス生成部 １９・・・増幅部 ２０・・・検波部 ２１・・・整形部 ２２・・・すき間可変部 ２３・・・残響終了時刻検出部 ２４・・・残響終了時刻変化量判断部 ２５・・・距離測定部
後） １５・・・超音波振動子 １６・・・送波部 １７・・・制御部 １８・・・送波パルス生成部 １９・・・増幅部 ２０・・・検波部 ２１・・・整形部 ２２・・・すき間可変部 ２３・・・残響終了時刻検出部 ２４・・・残響終了時刻変化量判断部 ２５・・・距離測定部
Claims (2)
- 【請求項１】超音波パルスを送波し、物体からの反射波
を受波することで物体までの距離を測定する超音波検知
器において、残響終了時刻と反射波との間の無信号の時
間幅（以下、すき間と呼ぶ）の値を可変とすることを特
徴とする超音波検知器。 - 【請求項２】連続する複数回の残響終了時刻の変化量を
監視して、該変化量が予め設定した値の範囲内にあれ
ば、残響と受波のすき間の値を、小さくすることを特徴
とする請求項１に記載の超音波検知器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22871991A JPH0545456A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 超音波検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22871991A JPH0545456A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 超音波検知器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545456A true JPH0545456A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16880745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22871991A Withdrawn JPH0545456A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 超音波検知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545456A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016017095A1 (ja) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | 株式会社デンソー | 超音波式物体検出装置 |
| JP2020020683A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 株式会社豊田自動織機 | 障害物検出装置、及び、障害物検出方法 |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP22871991A patent/JPH0545456A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016017095A1 (ja) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | 株式会社デンソー | 超音波式物体検出装置 |
| JP2016031354A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 超音波式物体検出装置 |
| CN106662643A (zh) * | 2014-07-30 | 2017-05-10 | 株式会社电装 | 超声波式物体检测装置 |
| US9864057B2 (en) | 2014-07-30 | 2018-01-09 | Denso Corporation | Ultrasonic object detection device |
| CN106662643B (zh) * | 2014-07-30 | 2019-06-11 | 株式会社电装 | 超声波式物体检测装置 |
| JP2020020683A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 株式会社豊田自動織機 | 障害物検出装置、及び、障害物検出方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |