JPH0545373Y2 - - Google Patents

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JPH0545373Y2
JPH0545373Y2 JP5615988U JP5615988U JPH0545373Y2 JP H0545373 Y2 JPH0545373 Y2 JP H0545373Y2 JP 5615988 U JP5615988 U JP 5615988U JP 5615988 U JP5615988 U JP 5615988U JP H0545373 Y2 JPH0545373 Y2 JP H0545373Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、空気清浄器において、フイルタを交
換する時期を知らせるアラーム装置に関するもの
である。
【従来の技術】
第3図に、空気清浄器の要部を示す。第3図イ
は該要部の斜視図、第3図ロは該要部を上方から
見た図である。第3図において、3は放電極、4
は集塵極、5はフイルタ、6は電源、7は塵であ
る。 平行に配置された平板状の集塵極4の間隙に、
第3図では図示しないフアンにより空気が送られ
る。その間隙の入口の略中央に線状の放電極3が
配置され、間隙の出口側には、フイルタ5が配設
される。 電源6より、放電極3が正、集塵極4が負にな
るよう直流の高電圧が印加される。これにより、
放電極3と集塵極4の間には、高い強度の電界が
形成される。 空気中に含まれる塵7は、この電界により帯電
させられ、集塵極4に吸引され、付着する。集塵
極4に付着しなかつた塵7は、フイルタ5に捕ら
えられる。かくして、フイルタ5を通過した空気
は、清浄なものとされる。 空気清浄器は、上記のように動作するので、フ
イルタ5は時を経るにつれて汚れがひどくなる。
従つて、頃合を見て、取り出して洗つたり、新し
いものと取り替えたりする所謂フイルタ交換を行
つてやる必要がある。 従来、フイルタ交換は、人の勘で行うとか、一
定の期間が経過したら行うとか、或いはフイルタ
の枠に交換時期の色見本を貼つておき、フイルタ
の色とその色見本とを見比べ、交換すべきとされ
ている色になつたら行うとかしていた。
【考案が解決しようとしている課題】
しかし、勘にたよつたり一定期間経過したこと
だけでフイルタ交換すると、適切な汚れ状態に至
つた時に交換することは困難であるという問題点
があつた。即ち、既に汚れ過ぎてしまつていた
り、或いはまだ充分使えるのに交換してしまつた
りといつたことがしばしばあつた。 また、フイルタの傍に貼付された色見本と見比
べて行う方法は、比較的適切な時期にフイルタ交
換を行うことは出来るが、フイルタを見るために
はいちいちケースを外さなければならず、面倒で
あるという問題点があつた。 以上のような問題点に鑑み、本考案ではフイル
タ交換の適切な時期を容易に知ることができるよ
うにすることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案にかかわる空
気清浄器のフイルター交換アラーム装置では、空
気清浄器における送風用フアンを駆動するモータ
の逆起電力を検出する逆起電力検出部と、フイル
タが交換すべき状態にある時の前記モータの回転
数に対応する基準電圧を設定する基準電圧設定部
と、検出された逆起電力と該基準電圧とを比較す
る比較部と、該比較部からの出力によつてフイル
タ交換を指示するアラームトを具えることとし
た。
【作用】
逆起電力検出部は、空気清浄器の送風用フアン
を駆動するモータの逆起電力を検出して、モータ
の回転数を間接的に検出する。 モータの回転数は、フイルタの目詰まりが進行
し風量が少なくなると、上昇する。 そこで、検出した逆起電力を基準電圧設定部で
設定した基準電圧と比較し、該基準電圧を超えた
時、フイルタ交換すべき時と判断してアラームを
発する。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。 第1図に、本考案の実施例にかかわる空気清浄
器のフイルター交換アラーム装置を示す。第1図
において、Aは空気清浄器、Bはフイルタ交換ア
ラーム装置、1はモータ、2はフアン、3は放電
極、4は集塵極、5はフイルタ、8は逆起電力検
出部、9は基準電圧設定部、10は比較部、11
はアラームである。 空気清浄器Aでは、モータ1によつて駆動され
るフアン2が、平行に配設されている集塵極4の
間隙に空気を送り込む。空気中の塵は電気的に集
塵されると共にフイルタ5によつても集塵され
る。その結果、矢印の如くフイルタ5を通過した
空気は、清浄なものとなつている。 第4図に、空気清浄器に関する各種特性曲線を
示す。横軸に風量をとり、縦軸に空気通流抵抗お
よびモータ回転数をとつてある。 曲線イは、風量と空気通流抵抗との関係を示す
特性曲線であり、これは、使用しているモータの
出力に関係している。曲線イは横軸とQ0の点で
交わつているが、これは、空気通流抵抗がゼロ
(風の流れを防げるものが無いこと)のとき風量
は最大であるが、その風量はQ0であるというこ
とを意味している。また、曲線イは縦軸とP0
点で交わつているが、これは、空気通流抵抗が
P0となつた時、風量がゼロとなることを意味し
ている。 曲線ロ,ハは、或る目詰まり状態におけるフイ
ルタが、空気の流れに対してどの程度の負荷(抵
抗)となつているかを示すフイルタ負荷線であ
る。フイルタ負荷線ロよりハの方が目詰まりが進
んでいる。フイルタ負荷線は、目詰まりが進むに
従い、矢印のように立ち上がつてゆく。 モータ1は、曲線イとフイルタ負荷線との交点
のところで安定して回転する。例えば、フイルタ
負荷線ロの場合、点Dで回転し、フイルタ負荷線
ハの場合、点Cで回転する。 フイルタ5を通過する空気量つまり風量は、フ
イルタ5が塵によつて目詰まりしていない時は多
い。そして、目詰まりして来るにつれ、徐々に少
なくする。これをモータ1の立場から見ると、目
詰まりしていない時は風量大だから重負荷とな
り、回転数は小となる。目詰まりして来るにつれ
風量小だから軽負荷となり、回転数は大となる。
この関係は、第4図の曲線ニで示される。 先の点Cと点Dでの運転状態を比較すると、点
Cの時の方が風量が少なく軽負荷であるから、モ
ータ1の回転数は大となる。つまり、フイルタ5
の目詰まりが進行するに従い、モータ1の回転数
は上昇するという性質がある。 本考案は、この性質に着目し、モータの回転数
が所定値以上に上昇した場合、アラーム(警報)
を発して、フイルタ交換の時期を知らせることと
した。 第2図は、本考案の基本となる動作を説明する
図である。ステツプでモータの回転数Nを検出
し、ステツプで所定回転数N0と比較する。N0
より大の時、ステツプでフイルタ交換のアラー
ムを出す。 モータの回転数の上昇の検出は、具体的には、
逆起電力を検出することによつて行うことが出来
る。 フイルタ交換アラーム装置Bでは、先ず逆起電
力検出部8によつて検出したモータ1の逆起電力
と、基準電圧設定部9に設定された基準値とを比
較部10で比較する。そして、該基準値を超えた
時、アラーム11より、フイルタ交換すべしとの
アラームを発する。
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案によれば、フイルタの
目詰まり進行状態に応じて上昇するフアン駆動用
モータの回転数を監視して、フイルタ交換の時期
を報知させるようにしたので、フイルタが適度な
目詰まり状態になつた時を、何ら面倒な手間をか
けることなく知ることが出来るようになつた。そ
れによつて、フイルタ交換を適時に行うことが出
来るようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案の実施例にかかわる空気清浄器
のフイルター交換アラーム装置、第2図…本考案
の基本となる動作を説明する図、第3図…空気清
浄器の要部を示す図、第4図…空気清浄器に関す
る各種特性曲線。 図において、Aは空気清浄器、Bはフイルタ交
換アラーム装置、1はモータ、2はフアン、3は
放電極、4は集塵極、5はフイルタ、6は電源、
7は塵、8は逆起電力検出部、9は基準電圧設定
部、10は比較部、11はアラームである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気清浄器における送風用フアンを駆動するモ
    ータの逆起電力を検出する逆起電力検出部と、フ
    イルタが交換すべき状態にある時の前記モータの
    回転数に対応する基準電圧を設定する基準電圧設
    定部と、検出された逆起電力と該基準電圧とを比
    較する比較部と、該比較部からの出力によつてフ
    イルタ交換を指示するアラームとを具えたことを
    特徴とする空気清浄器のフイルター交換アラーム
    装置。
JP5615988U 1988-04-26 1988-04-26 Expired - Lifetime JPH0545373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5615988U JPH0545373Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5615988U JPH0545373Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01163421U JPH01163421U (ja) 1989-11-14
JPH0545373Y2 true JPH0545373Y2 (ja) 1993-11-19

Family

ID=31282041

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JPH01163421U (ja) 1989-11-14

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