JPH0545339B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0545339B2 JPH0545339B2 JP60003469A JP346985A JPH0545339B2 JP H0545339 B2 JPH0545339 B2 JP H0545339B2 JP 60003469 A JP60003469 A JP 60003469A JP 346985 A JP346985 A JP 346985A JP H0545339 B2 JPH0545339 B2 JP H0545339B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool shaft
- ball
- taper pin
- movable taper
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H7/00—Making articles not provided for in the preceding groups, e.g. agricultural tools, dinner forks, knives, spoons
- B21H7/18—Making articles not provided for in the preceding groups, e.g. agricultural tools, dinner forks, knives, spoons grooved pins; Rolling grooves, e.g. oil grooves, in articles
- B21H7/182—Rolling annular grooves
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、流体軸受の流体溝を高精度に塑性加
工する溝付流体軸受の製造装置に関するものであ
る。
工する溝付流体軸受の製造装置に関するものであ
る。
従来の技術
従来の溝付流体軸受の製造装置は、第２図に示
すような構造になつていた。
すような構造になつていた。
すなわち、１は工具軸で、この工具軸１の一端
には中空部２が形成されており、外周の任意位置
には中空部２に貫通する複数個の孔３が設けられ
ている。各孔３にはボール４が嵌入され、孔３に
嵌入されたボール４は、中空部２に圧入される固
定ピン５に密着するとともに、工具軸１の外周を
カシメることにより固定され、流体軸受６の内周
面６ａをボール４の突出部で転写加工（塑性加
工）し、液体溝７を成形していた。
には中空部２が形成されており、外周の任意位置
には中空部２に貫通する複数個の孔３が設けられ
ている。各孔３にはボール４が嵌入され、孔３に
嵌入されたボール４は、中空部２に圧入される固
定ピン５に密着するとともに、工具軸１の外周を
カシメることにより固定され、流体軸受６の内周
面６ａをボール４の突出部で転写加工（塑性加
工）し、液体溝７を成形していた。
発明が解決しようとする問題点
しかし、このような構造では、ボール４の突出
部で溝７を成形するため、固定ピン５の外径寸法
とボール直径によつてボール対長ｌが決まり、固
定ピン５の圧入やボール４のカシメによる固定方
法では精度面で不十分であつた。又、溝７を塑性
加工により成形するため、加工力に対して軸受６
の材料が加工後の弾性変形により溝７の寸法が変
化する事から、工具寸法の決定に際して、多数の
工具が必要であり、またボールの摩耗による工具
の寸法変化に対しても同様の問題があつた。
部で溝７を成形するため、固定ピン５の外径寸法
とボール直径によつてボール対長ｌが決まり、固
定ピン５の圧入やボール４のカシメによる固定方
法では精度面で不十分であつた。又、溝７を塑性
加工により成形するため、加工力に対して軸受６
の材料が加工後の弾性変形により溝７の寸法が変
化する事から、工具寸法の決定に際して、多数の
工具が必要であり、またボールの摩耗による工具
の寸法変化に対しても同様の問題があつた。
そこで、本発明はボールを工具軸の径方向に移
動可能に支持することにより、１つの工具で寸法
精度の良い種々の深さの溝を成形できる溝付流体
軸受の製造装置を提供することを目的とする。
動可能に支持することにより、１つの工具で寸法
精度の良い種々の深さの溝を成形できる溝付流体
軸受の製造装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題を解決するため、本発明の溝付流体軸
受の製造装置は、一端に中空部が形成され、外周
に前記中空部に貫通する複数個の孔が設けられた
円柱状の工具軸と、前記中空部に挿入されるテー
パー部を有し、前記中空部とのネジ係合により前
記工具軸の軸方向に進退可能なテーパーピンと、
前記複数個の孔に嵌入され、前記可動テーパーピ
ンのテーパー部と接触することにより、前記可動
テーパーピンの進退に伴つて前記工具軸の外周か
らの突出量が可変で、かつそれぞれの任意の突出
位置を保ち得るよう設けられたボールと、前記工
具軸の外周に取付けられ、前記ボールを前記可動
テーパーピンのテーパー部に密着させる弾性変形
リングとから構成したものである。
受の製造装置は、一端に中空部が形成され、外周
に前記中空部に貫通する複数個の孔が設けられた
円柱状の工具軸と、前記中空部に挿入されるテー
パー部を有し、前記中空部とのネジ係合により前
記工具軸の軸方向に進退可能なテーパーピンと、
前記複数個の孔に嵌入され、前記可動テーパーピ
ンのテーパー部と接触することにより、前記可動
テーパーピンの進退に伴つて前記工具軸の外周か
らの突出量が可変で、かつそれぞれの任意の突出
位置を保ち得るよう設けられたボールと、前記工
具軸の外周に取付けられ、前記ボールを前記可動
テーパーピンのテーパー部に密着させる弾性変形
リングとから構成したものである。
作 用
上記構成において、ボールは、可動テーパーピ
ンのテーパー部と弾性変形リングの加圧力により
加工中も安定した位置を維持できるとともに、組
立時の誤差や軸受材料の塑性変形に対し、可動テ
ーパーピンを工具軸との螺合により軸方向に微少
量連続的に移動させ、ボールを工具軸の径方向に
微少量移動させることによつて対処でき、工具所
持数の削減や成形精度の向上が可能となる。
ンのテーパー部と弾性変形リングの加圧力により
加工中も安定した位置を維持できるとともに、組
立時の誤差や軸受材料の塑性変形に対し、可動テ
ーパーピンを工具軸との螺合により軸方向に微少
量連続的に移動させ、ボールを工具軸の径方向に
微少量移動させることによつて対処でき、工具所
持数の削減や成形精度の向上が可能となる。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図は、溝付流体軸受の製造装置の断面図で
ある。図面において、１１は工具軸で、この工具
軸１１の一端には中空部１２が形成されており、
外周１３には中空部１２に貫通する複数個の孔１
４が設けられている。１５は可動テーパーピン
で、該ピン１５は、先端にテーパー部１６が形成
されており、このテーパー部１６が中空部１２に
挿入された状態で、中空部１２内面の開口部に形
成したネジ部とネジ係合する。１７は弾性変形リ
ングで、工具軸１１の外周１３に取付けられて、
孔１４に嵌入されたボール１８を可動テーパーピ
ン１５のテーパー部１６に密着させるためのもの
である。
ある。図面において、１１は工具軸で、この工具
軸１１の一端には中空部１２が形成されており、
外周１３には中空部１２に貫通する複数個の孔１
４が設けられている。１５は可動テーパーピン
で、該ピン１５は、先端にテーパー部１６が形成
されており、このテーパー部１６が中空部１２に
挿入された状態で、中空部１２内面の開口部に形
成したネジ部とネジ係合する。１７は弾性変形リ
ングで、工具軸１１の外周１３に取付けられて、
孔１４に嵌入されたボール１８を可動テーパーピ
ン１５のテーパー部１６に密着させるためのもの
である。
次に、上記構成における使用について説明す
る。可動テーパーピン１５を回転させると、テー
パー部１６が工具軸１１の軸方向にスライドし、
ボール１８は、工具軸１１の径方向に移動するの
で、ボール対長Ｌを任意に設定でき、これによ
り、流体軸受１９の流体溝２０の深さを自在にコ
ントロールできるとともに、ボールの摩耗による
寸法変化に対しても調整可能となる。
る。可動テーパーピン１５を回転させると、テー
パー部１６が工具軸１１の軸方向にスライドし、
ボール１８は、工具軸１１の径方向に移動するの
で、ボール対長Ｌを任意に設定でき、これによ
り、流体軸受１９の流体溝２０の深さを自在にコ
ントロールできるとともに、ボールの摩耗による
寸法変化に対しても調整可能となる。
発明の効果
以上説明したように、本発明によれば、一つの
工具軸で流体溝の溝深さを高分解能で自在にコン
トロールできるとともに、ボールの摩耗による工
具寸法の変化に対しても調整可能となり、安定し
た溝成形精度、工具寸法精度が得られる。
工具軸で流体溝の溝深さを高分解能で自在にコン
トロールできるとともに、ボールの摩耗による工
具寸法の変化に対しても調整可能となり、安定し
た溝成形精度、工具寸法精度が得られる。
第１図は本発明の一実施例を示す端面図、第２
図は従来例の断面図である。 １１……工具軸、１３……外周、１４……孔、
１５……可動テーパーピン、１６……テーパー
部、１７……弾性変形リング、１８……ボール。
図は従来例の断面図である。 １１……工具軸、１３……外周、１４……孔、
１５……可動テーパーピン、１６……テーパー
部、１７……弾性変形リング、１８……ボール。
Claims (1)
- １ 一端に中空部が形成され、外周に前記中空部
に貫通する複数個の孔が設けられた円柱状の工具
軸と、前記中空部に挿入されるテーパー部を有
し、前記中空部とのネジ係合により前記工具軸の
軸方向に進退可能な可動テーパーピンと、前記複
数個の孔に嵌入され、前記可動テーパーピンのテ
ーパー部と接触することにより、前記可動テーパ
ーピンの進退に伴つて前記工具軸の外周からの突
出量が可変で、かつそれぞれの任意の突出位置を
保ち得るよう設けられたボールと、前記工具軸の
外周に取付けられ、前記ボールを前記可動テーパ
ーピンのテーパー部に密着させる弾性変形リング
とから構成した溝付流体軸受の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP346985A JPS61162235A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 溝付流体軸受の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP346985A JPS61162235A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 溝付流体軸受の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61162235A JPS61162235A (ja) | 1986-07-22 |
| JPH0545339B2 true JPH0545339B2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=11558185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP346985A Granted JPS61162235A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 溝付流体軸受の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61162235A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63281735A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-18 | Koyo Seiko Co Ltd | 流体軸受の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56111534A (en) * | 1980-02-07 | 1981-09-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Sizing method of constant-velocity joint ball groove |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP346985A patent/JPS61162235A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56111534A (en) * | 1980-02-07 | 1981-09-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Sizing method of constant-velocity joint ball groove |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61162235A (ja) | 1986-07-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4574448A (en) | Apparatus for fastening machine element to a shaft | |
| US2338001A (en) | Micrometer | |
| US3501182A (en) | Gear hub clamp | |
| JPH082498Y2 (ja) | 小型ボールスプライン軸受 | |
| JPH0545339B2 (ja) | ||
| JP2000343307A (ja) | 引き込み式チャック | |
| JPS616426A (ja) | 流体軸受の製造装置 | |
| JPH0139939Y2 (ja) | ||
| SU1715504A1 (ru) | Зажимное устройство | |
| KR950011320B1 (ko) | 헤링 본 그루우브드 저널 베어링의 그루우브 가공장치 | |
| JPS61124726A (ja) | 溝付流体軸受の製造装置 | |
| JPS60159458A (ja) | 揺動伝動装置のための内レース | |
| KR0150978B1 (ko) | 유체베어링 제조장치 | |
| JP2000107947A (ja) | 円筒面加工装置、軸受内径加工装置及び円筒穴付構造体 | |
| KR100187008B1 (ko) | 헤링본 그루브 가공 장치 | |
| JPH0647653Y2 (ja) | 内周加工用ボ−ルバニシング工具 | |
| JPH03178725A (ja) | フローティングホルダ | |
| SU867623A1 (ru) | Многороликова раскатка | |
| RU2047472C1 (ru) | Инструмент для раскатывания отверстий | |
| JPH0413045B2 (ja) | ||
| SU555003A1 (ru) | Многошарикова раскатка | |
| RU1771932C (ru) | Раскатка дл комплексной обработки поверхностей отверстий | |
| SU1129048A1 (ru) | Самоцентрирующий люнет | |
| KR100188918B1 (ko) | 유체베어링 제조장치 | |
| JPS6380931A (ja) | フレア加工治具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |