JPH0545275Y2 - - Google Patents

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JPH0545275Y2
JPH0545275Y2 JP12398888U JP12398888U JPH0545275Y2 JP H0545275 Y2 JPH0545275 Y2 JP H0545275Y2 JP 12398888 U JP12398888 U JP 12398888U JP 12398888 U JP12398888 U JP 12398888U JP H0545275 Y2 JPH0545275 Y2 JP H0545275Y2
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toilet seat
infant
adult
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seat
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、幼児用便器に用いられる便座の固定
装置に関するものである。
〔従来の技術とその課題〕
従来、幼児用便器(いわゆるオマルと称する)
に用いられる便座Aを、第7図のように大人用洋
式便器に付設された大人用便座Bに載置したと
き、ガタ付きをなくすための固定装置Cについて
の提案が知られている(実公昭56−54870号公報、
実公昭56−54871号公報など参照)。
例えば、前掲の実公昭56−54870号公報に示さ
れた幼児用便座Aは、次のように構成されてい
る。すなわち、添付第4図,第5図および第6図
に示すようにこの幼児用便座Aは、平面視で略O
字状にプラスチツク成形されたもので、その便座
本体30は前方に前立壁からなるキンカクシ部3
1を有し、後方になだらかな山部からなる背もた
け部32を有し、これらのキンカクシ部31と背
もたれ部32との間に便座本体30の開口部30
aに向け若干傾斜した平坦部33を有している。
そして、この便座本体30の裏側にはその外周
側壁から4個のリブ34が延出され、このリブ3
4のそれぞれの先端には柱状の取付座35が一体
的に設けられている。この取付座35の下端面に
コイン状円板36がビス37にて偏心的に取付け
られている。
かかる幼児用便座Aを、大人用便座Bに載置す
るには次のようにして行う。すなわち、幼児用便
座Aを大人用便座Bに一応載置して、大人用便座
Bをその枢支部を中心に起こし、その裏面を見な
がらビス37を緩め円板36を回動させれば、相
対する円板36の間隔aが調節できることから、
大人用便座Bの開口内周縁38に合致させるよう
当接させることができる(第7図参照)。次いで、
ビス37を締付ければ円板36が固定できるの
で、当核大人用便座Bに適合可能な円板36の位
置決めができる。なお、この位置決めは一旦行え
ば変更することはしない。したがつて、幼児用便
座Aを大人用便座Bに載置してもガタが生じな
く、幼児は安心して着座することができる、とさ
れている。
ところで、一般に大人用便座Bには便座カバー
を装着することから、その便座カバーの有無や種
類によつて大人用便座Bの開口部の大きさは変わ
つてくる。したがつて、前記の幼児用便座Aにお
ける固定装置Cでは本来、再調節はしないもの
の、やはり円板36を回動しその間隔aを再度調
節しなければならず、そのため、再び4個のビス
37をそれぞれ緩締する。したがつて手間がかか
る。
しかも、円板36の偏心量だけで位置決めする
ため、間隔aの調整量は少なく、かつ、正確なも
のが得られない。これに加えて、これらのビス3
7を締付ける際に円板36はつき廻りをするので
所定の間隔aが得られにくい。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案は、かかる従来技術の問題点を解
消するために案出されたもので、その要旨とする
ところは、大人用便座に載置可能の幼児用便座の
裏面に設けられた固定装置において、前記幼児用
便座の便座本体の表面に、相対する取付座を下向
きに突設するとともに、固定子を先端に備えた1
対のアームの基部を重合し、これらの基部を前記
取付座にビスにより回動自在に取付け、これらの
固定子を前記大人用便座の開口内周縁に当接させ
たことを特徴とする幼児用便座の固定装置にあ
る。
〔実施例〕
本考案の構成を作用とともに、添付図面に示す
実施例により詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の幼児用便座Aの裏側
平面図、第2図は第1図のP部拡大図、第3図は
第2図のX〜X矢視断面図である。
これらの図において、幼児用便座Aはプラスチ
ツクにより平面視で略O字状に成形されたもの
で、その便座本体1には図示しないが、その開口
部の前方にキンカクシ部、後方に背もたれ部を有
し、これらの間は開口部に向け若干傾斜した平坦
部3を有し、この開口部には便落しガイド筒2が
延設されている。そして、この幼児用便座Aは、
本来、オマルに着脱自在に載置されるものであ
る。
そして、前記便座本体1の裏面には大人用便座
Bに載置したときのガタ付きをなくすため、次の
ような固定位置Cを取付けている。すなわち、便
座本体1には第1図における左右において1対の
柱状の取付座4を一体的に延設し、また、この取
付座4を中心に円形状の案内レール5を一体的に
延設している。この案内レール5の頂面にはロー
レツト切りを施している。また、この取付座4に
は金属製螺管6を埋設し、後述のビス7が螺入で
きるようにしている。
そして、この取付座4には2個のプラスチツク
製のロール状固定子8a,8bが次のようにして
取付けられている。すなわち、一方のロール状固
定子8aはアーム9の先端に一体的に設けられ、
このアーム9の基部は椀体10に形成され、この
椀体10は取付座4に覆設されている。また、こ
の椀体10の頂面には前記ビス7が遊嵌できる孔
11が穿設され、頂面外周にはフランジ12が延
設されている。
他方のロール状固定子8bはアーム13の先端
に一体的に設けられ、このアーム13の基部は椀
体14に形成され、この椀体14は取付座4に覆
設された前記椀体10に、弾性座金15を介し
て、覆設されている。この椀体14の頂面には、
前記ビス7が遊嵌できる孔16が穿設され、また
下縁には3個の爪17,17…が設けられてい
る。この爪17は前記フランジ12の外周に回動
自在に係止している。
また、各ロール状固定子8a,8bの底面に
は、前記ローレツト切りをした案内レール5に噛
み合うようエツジを有する案内溝18が形成され
ている。更に各ロール状固定子8a,8bに弾性
冒体19が被覆されている。
そして、弾性冒体19の高さは、前記便落しガ
イド筒2の端面と略一致している。
なお、第2図中、20は便座本体1の裏面のリ
ブ、第3図中、21は金属製座金を示す。
本実施例の固定装置Cの構成は以上のようであ
るので、その作用について述べる。本実施例の固
定装置Cを備えた幼児用便座Aを大人用便座Bに
一応載置して、大人用便座Bをその枢支部を中心
に回動して起こし、その裏面を見ながらビス7を
緩めロール状固定子8a,8bを回動させて、大
人用便座Bの開口部の内周縁38に当接させる
(第7図参照)。そのとき、ロール状固定子8a,
8bはアーム9,13のてこの作用で軽快に、し
かも、ローレツト切りをした案内レール5で抵抗
されながら回動するので、固定子8a,8bの位
置決めはオーバランをすることなく容易にでき
る。次いで、ビス7を締め付ければ位置決めが固
定される。この位置決めは、第2図に示すように
間隔a1(22mm)からa2(18mm)の範囲で大きく調整
できる。
なお、固定子8a,8bを一旦固定すれば、当
核大人用便座Bに対しては変更をしないが、この
大人用便座Bに装着する便座カバーの種類によ
り、固定子8a,8bの前記位置決めが不整合と
なれば、ビス7を緩めなくても固定子8a,8b
を把持しテコの作用で回動させれば、弾性座金1
5の介在により、若干の回動は可能となり、ビス
7を改めて緩締をする必要がない。
なお、本考案の固定子はロール状でなくてもよ
いことは勿論であり、一方の取付座には固定子お
よびアームを1個設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次の列挙した優れた効果を期
待することができる。
大人用便座の開口内周縁に体面し、かつ、1
対の固定子(つまり4個の固定子)が円弧状内
周縁であつても、それぞれ独立して当接するの
で、幼児用便座の載置の際のその固定は確実に
できる。
1本のビスにより1対の固定子を緩締自在に
取付けたので、ビスの緩締操作回数が少なくて
すみ、したがつて、固定子の位置決めが容易に
できる。
アームを介して固定子を取付けているので、
幼児用便座でその取付スペースが小でありなが
ら、固定子の位置決め移動範囲の大とすること
ができる。
なお、弾性座金を介して固定子を取付けれ
ば、ビス締付け後も固定子は若干の強制的回動
を許すことができ、大人用便座に種類の異なる
便座カバーが装着されても、ビスを緩めること
なく直ちに調節でき、ガタ付きのない状態で幼
児用便座を載置することができる。
しかも前記により、ビス締付けの際に生じ
る固定子のつれ回りがあつても、締付け後ビス
を緩めることなく直ちに修正することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の幼児用便座Aの裏側
平面図、第2図は第1図のP部拡大図、第3図の
第2図のX−X矢視断面図、第4図は従来例の幼
児用便座の斜視図、第5図は第4図の裏面斜視
図、第6図は第5図のQ部詳細図、第7図は幼児
用便座と大人用便座との組合せ平面図である。 1……便座本体、4……取付座、7……ビス、
8a,8b……固定子、9,13……アーム、1
5……弾性座金、38……開口内周縁、A……幼
児用便座、B……大人用便座、C……固定装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 大人用便座に載置可能の幼児用便座の裏面に設
    けられた固定装置において、 前記幼児用便座の便座本体の裏面に、相対する
    取付座を下向きに突設するとともに、固定子を先
    端に備えた1対のアームの基部を重合し、これら
    の基部を前記取付座にビスにより回動自在に取付
    け、これらの固定子を前記大人用便座の開口内周
    縁に当接させたことを特徴とする幼児用便座の固
    定装置。
JP12398888U 1988-09-21 1988-09-21 Expired - Lifetime JPH0545275Y2 (ja)

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JP12398888U JPH0545275Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21

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JPH0245096U JPH0245096U (ja) 1990-03-28
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JPH08954Y2 (ja) * 1990-12-14 1996-01-17 株式会社ショーワプロダクツ 洋式便器の子供用補助便座
JP2518396Y2 (ja) * 1993-03-12 1996-11-27 株式会社ショーワプロダクツ おまる
JP6214147B2 (ja) * 2012-11-15 2017-10-18 コンビ株式会社 乳幼児用補助便座及び乳幼児用便器

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