JPH0545029A - 自動販売機用冷却ユニツト - Google Patents

自動販売機用冷却ユニツト

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JPH0545029A
JPH0545029A JP20707491A JP20707491A JPH0545029A JP H0545029 A JPH0545029 A JP H0545029A JP 20707491 A JP20707491 A JP 20707491A JP 20707491 A JP20707491 A JP 20707491A JP H0545029 A JPH0545029 A JP H0545029A
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JP
Japan
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cooling
filter
cooling unit
vending machine
dust
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JP20707491A
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Inventor
Tadashi Nagasaki
正 長崎
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/002Details for cooling refrigerating machinery
    • F25D2323/0024Filters in the air flow cooling refrigerating machinery
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/002Details for cooling refrigerating machinery
    • F25D2323/0028Details for cooling refrigerating machinery characterised by the fans
    • F25D2323/00283Details for cooling refrigerating machinery characterised by the fans the fans allowing rotation in reverse direction

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フィルタから塵埃を容易に除去できるようにす
ることで、長時間使用しても冷却性能の低下や寿命短縮
の問題の生ずることのない自動販売機用冷却ユニットと
する。 【構成】c接点形式の補助接点8aを持つリレー8を圧
縮機3と並列に接続する。圧縮機3に給電されるとリレ
ー8も励磁されその補助接点8aは例えば(d)側にセ
ットし、冷却ユニット1に搭載され凝縮器4に冷却風を
供給する冷却ファン5は例えば正回転する。サーモスタ
ット7が動作し圧縮機3への給電が停止されると、補助
接点8aは(e)側に切り替わり、冷却ファン5は逆回
転する。冷却ファン5の正回転時にフィルタに堆積した
塵埃は、冷却ファン5の逆回転時には、冷却風から冷却
ファン5の正回転時と逆方向の風圧を受けることで、フ
ィルタから離脱しその堆積量を減少するので、フィルタ
を冷却ユニットから取り出して清掃することなく、塵埃
の過剰な堆積を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機等に使用さ
れている高圧の冷媒を生成しそれを蒸発器に供給する冷
却ユニットに係わり、特にそのフィルタに堆積する塵埃
を容易に除去できるよう改善したものに関する。
【0002】
【従来の技術】冷飲料を供給する自動販売機では、飲料
を冷却保存するために、冷媒を用いる冷却装置を備えて
いる。冷却装置は、冷媒を圧縮するための圧縮機、圧縮
され高温となった冷媒を冷却して液化する凝縮器などを
備えた冷却ユニットと、冷却ユニットから供給される高
圧の冷媒液を膨張させて得られる冷熱によって、冷飲料
を直接もしくは間接に冷却する蒸発器で構成するのが一
般である。図5は、こうした冷却装置の、従来技術によ
る冷却ユニットの構成例を示す斜視図であり、図6は、
冷却ユニットおよびその周辺の、電気回路と冷媒回路の
構成例の主要な部分を示す回路構成図である。図6中で
は実線は電気回路を、点線は冷媒回路を示している。図
5および図6において、2は、冷却ユニット1が搭載さ
れる自動販売機の筐体である。3は、ガス状の冷媒27
を圧縮し高圧高温の冷媒27を得るための圧縮機であ
り、冷却ユニット1の架台1aに防振ゴム3aを介して
装着されている。4は圧縮機3で圧縮されて高温となっ
た冷媒27を冷却し液化する凝縮器であり、凝縮器4で
冷却され液化した冷媒27は図示しない水槽中の蒸発器
に供給される。5は、凝縮器4を冷却する冷却風5aを
供給する冷却ファンである。6は、冷却風5aの通流路
中に設置され、冷却風5a中に含まれる塵埃を除去する
ために、冷却ユニット1に脱着自在に配設されたフィル
タである。フィルタ6は、例えば0.5mm程度の径の
金属製の細線を、8メッシュ程度の荒さの編み目状に構
成したものが用いられる。7は、サーモスタットであり
例えば前記蒸発器が所定の温度(T1 )まで低下すると
圧縮機3および冷却ファン5への給電を停止し、これに
より蒸発器がT1 より僅かに高い所定の温度(T2 )ま
で上昇すると再び圧縮機3および冷却ファン5への給電
を行い、以降この動作を繰り返すことで圧縮機3は間欠
運転される。フィルタ6に塵埃が堆積した場合には、冷
却ユニット1の運転が停止されている例えば商品の補給
作業の際に、フィルタ6を冷却ユニット1から取り出
し、例えば、水洗など適宜の方法でフィルタ6に堆積し
た塵埃を除去したうえで、冷却ユニット1に再装着し、
運転を再開するようにしている。なお、圧縮機3を間欠
運転する制御手段として先にサーモスタット7を用いる
例で説明したが、サーモスタット7の代わりに蒸発器の
周囲に生成される氷の厚さを検出する氷厚センサを用い
る例もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る冷却ユニットが装着された自動販売機においては、フ
ィルタに堆積した塵埃を清掃除去するにはまずフィルタ
を冷却ユニットから取り出す必要がある。ところで、自
動販売機では多くの機能を搭載しながらも、その外形は
極力コンパクトにしたいために、多くの部材が狭いスペ
ースに収容されている。図7は このような従来技術に
よる冷却ユニットが装着された自動販売機の、冷却ユニ
ットの装着部位周辺を明示した平断面図である。図7に
おいて1は冷却ユニット、2は自動販売機の筐体、30
は自動販売機の扉、31は自動販売機が供給する冷飲料
用の原液であるシロップを収容したボンベ、32は冷飲
料に混入する炭酸ガスを供給する炭酸ガスボンベ、33
は前記のシロップ等を冷却する冷水を貯留する水槽、3
4は冷飲料をコップに入れて販売に供するベンドステー
ジである。一般に冷飲料用自動販売機の冷却ユニットの
周辺にはこのように多くの部材が収容されているので、
フィルタ6を取り出すためには、事前に、少なくともシ
ロップボンベ31を自動販売機の外に運び出すという煩
わしい作業の実行が不可欠である。このため定期的に行
う必要のあるフィルタ6の清掃作業が必ずしも確実には
実施されないのが実態である。フィルタ6の清掃作業が
確実に行われないと、フィルタ6に過剰な量の塵埃が堆
積することとなり、冷却風量が減少する。冷却風量が減
少すると、冷却ユニット1から得られる冷媒液量が減少
し、冷却装置の冷却能力の低下を引き起こしたり、ある
いは、冷却風の温度が過度に上昇することで、防振ゴム
等冷却風の通路に沿って配設されたゴムや合成樹脂製の
部品の劣化を早め、寿命を短縮させることなどが問題と
なっていた。
【0004】本発明は、前述の従来技術の問題点に鑑み
なされたものであり、その目的は、自動販売機に収容さ
れている何らの部材をも取り出すことなく冷却ユニット
のフィルタから塵埃を除去すことができるようにするこ
とで、長時間使用してもその冷却性能の低下や部品の劣
化の問題の生ずることのない自動販売機用冷却ユニット
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では前述の目的
は、 1)ガス状の冷媒を圧縮ししかも間欠運転される圧縮機
と、圧縮され高温となった冷媒を冷却して液化させる凝
縮器と、この凝縮器に冷却風を供給する冷却ファンと、
前記冷却風を通流させ冷却風中の塵埃を除去するフィル
タとを備えた自動販売機用冷却ユニットにおいて、冷却
ファンの回転方向を自動的に正逆交互に切り換える制御
装置を備えたこと、また 2)前記1項記載の手段において、冷却ファンの回転方
向の正逆交互切換えを、圧縮機の間欠運転と同期させて
自動的に行う制御装置を備えたこと、また 3)ガス状の冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮され高温と
なった冷媒を冷却して液化する凝縮器と、この凝縮器に
冷却風を供給する冷却ファンと、前記冷却風を通流させ
冷却風中の塵埃を除去するフィルタとを備えた自動販売
機用冷却ユニットにおいて、前記フィルタは、互いに狭
い間隔で平行して同一平面上に配設された多数の金属細
線とこの多数の金属細線の両側に金属細線と平行して配
置された柱状体とを持つフィルタ本体と、前記金属細線
に付着した塵埃を除去するスクレーパーとこのスクレー
パーを支持する支持体とを持つ塵埃除去手段と、この塵
埃除去手段を前記柱状体に沿って往復移動させる往復移
動手段とを備え、前記支持体には前記塵埃除去手段を前
記柱状体に沿って移動させるための案内手段を備えたこ
と、また 4)前記3項記載の手段において、往復移動手段は、金
属製ワイヤーとこの金属製ワイヤーの周囲を覆い金属製
ワイヤーの往復移動の案内をする外被体とからなる操作
用ワイヤーを用い、この操作用ワイヤーの前記金属製ワ
イヤーを塵埃除去手段の支持体に固定し、しかもこの支
持体との固定個所以外の場所で前記金属製ワイヤーに金
属製ワイヤーを手動で往復移動するためのレバーを固着
したこと、さらにまた 5)前記3項記載の手段において、往復移動手段は、塵
埃除去手段の支持体に固定されしかも互いに輪状に接続
されたワイヤーと、このワイヤーを往復移動させる電動
機構とを備えたこと、で達成される。
【0006】
【作用】本発明においては前述の構成として、フィルタ
中を通流する冷却風の通流方向を交互に切り換えるべ
く、冷却ファンの回転方向を自動的に正逆交互に切り換
える制御装置を備えたことで、例えば、冷却ファンの正
回転時にフィルタに堆積した塵埃は、冷却ファンの逆回
転時には、冷却風から冷却ファンの正回転時と逆方向の
風圧を受けることで、フィルタから離脱しその堆積量を
減少するので、フィルタを冷却ユニットから取り出して
清掃することなく、塵埃の過剰な堆積を防止できる。ま
た、フィルタを、互いに狭い間隔で平行して配設された
多数の金属細線と、この金属細線に付着した塵埃を除去
するスクレーパーと、このスクレーパーが前記金属線と
平行に往復移動するさいのガイドとなる柱状体を備え、
しかも前記スクレーパーを、スクレーパーの支持体に固
定されたワイヤを介して適時に往復移動を行うようにす
ることで、金属細線に付着堆積した塵埃は、スクレーパ
ーによって金属細線から除去されるので、フィルタを冷
却ユニットに装着したままで、塵埃の過剰な堆積を防止
できる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
【0008】実施例1:図1は本発明の請求項1,2に
対応した冷却ユニットおよびその周辺の、電気回路と冷
媒回路の一実施例の主要な部分を示す回路構成図であ
る。図1中では実線は電気回路を、点線は冷媒回路を示
している。図6の従来例と同一部分には同じ符号を付し
その説明を省略する。またここでは図5による構成に関
する説明をそのまま用いる。図1において8は制御装置
としてのc接点形式の補助接点8aを持つリレーであ
る。リレー8は圧縮機3と並列に接続されており、圧縮
機3に給電されるとリレー8も励磁されてその補助接点
8aは例えば(d)側にセットされ、サーモスタット7
が動作して圧縮機3への給電が停止されると、補助接点
8aは(e)側に切り替わってセットされる。本構成に
よる冷却ユニットの動作は、圧縮機3に給電されている
場合は、従来例の場合と同一であり、従来例の場合と異
なるのは圧縮機3への給電が停止された場合である。圧
縮機3への給電が停止されると補助接点8aは(e)側
に切り替わるので、冷却ファン5は補助接点8aが
(d)側にセットされた場合とは逆方向に回転すること
となる。冷却ファン5が逆回転すると、フィルタ6に堆
積していた塵埃は、冷却風から冷却ファンの正回転時と
逆方向の風圧を受けることでフィルタ6から離脱をす
る。圧縮機3への給電が再開されると、冷却ファン5は
正回転に戻る。以降、圧縮機3への給電の有無に応じて
冷却ファンは正・逆回転を繰り返し、フィルタ6への塵
埃の堆積を僅かな量に抑制する。なお、今までの説明で
は圧縮機3を間欠運転する制御手段にサーモスタット7
を用いるとしたが、サーモスタット7の代わりに蒸発器
の周囲に生成される氷の厚さを検出する氷厚センサを用
いるものであっても良い。
【0009】実施例2:図2は本発明の請求項3,4に
対応した冷却ユニット用フィルタの一実施例を示す展開
斜視図であり、図3は図2によるフィルタを装着した場
合の冷却ユニットおよびその周辺の斜視図である。図5
ないし図7の従来例と同一部分には同じ符号を付しその
説明を省略する。図2,図3において、9は例えば8メ
ッシュ程度相当の間隔に平行して配置した多数の例えば
0.5mm程度の径の金属製の細線10と、この金属製
細線10と平行に配置された例えば円柱状の一対の柱状
体11,11’を持つフィルタ本体であり、金属製細線
10および柱状体11のそれぞれの両端は一対のフレー
ム12,12’に固着される。13は前記金属細線10
に付着した塵埃を除去するためのスポンジ状,フエルト
状などの一方のスクレーパー14と、この一方のスクレ
ーパー14を支持し前記一対の柱状体11,11’に嵌
まり込む案内手段としての1対の溝16,16’を持つ
一方の支持体15、一方のスクレーパー14とともに金
属細線10に付着した塵埃を除去する一方のスクレーパ
ー14と同様の材質の他方のスクレーパー14’と、こ
の他方のスクレーパー14’を支持する他方の支持体1
5’を備えた塵埃除去手段である。一方の支持体15と
他方の支持体15’はネジ等の緊結手段15aにより互
いに組み立てられるが、その際スクレーパー14,1
4’を金属細線10の両側に密着配置する。17は塵埃
除去手段13を前記柱状体11,11’に沿って往復移
動させる往復移動手段であり、金属製ワイヤー18aと
この金属製ワイヤー18aの周囲を覆い金属製ワイヤー
18aの往復移動の案内をする外被体18bとからなる
通称ハーネスと呼ばれている操作用ワイヤー18を用
い、この操作用ワイヤー18の前記外被体18bは一部
除去されて前記金属製ワイヤー18aを露出させ、この
露出部分で金属製ワイヤー18aは前記一方の支持体1
5に固定され、しかも外被体18bの端末18b’,1
8b”はそれぞれフレーム12,12’に固着される。
外被体18bは、前記した金属製ワイヤー18aが一方
の支持体15に固定され部位以外の部位でも一部除去さ
れ、それにより露出された金属製ワイヤー18aには金
属製ワイヤー18aを手動で往復移動するためのレバー
19が固着される。操作用ワイヤー18のレバー19が
固着された個所には、レバー19の往復移動の際のガイ
ドとなるガイド体20が装着される。ガイド体20に
は、両端にガイド体20を固着するための例えばねじ孔
を持つ座板20aが備えられている。21は前述の構成
による本発明によるフィルタである。
【0010】前述の構成による本発明によるフィルタ2
1のフィルタ本体9等は、図3に示した通り冷却ユニッ
ト1に従来例同様に装着されるとともに、そのガイド体
20は冷却ユニット1の天井板の水槽33の載置されて
いる部分を除く隙間1b等に固着される。このように構
成されかつ装着されたフィルタ21は、商品の補給作業
等の自動販売機の扉を開けた際を利用して、レバー19
をガイド体20に沿って往復しゅう動することで、金属
製ワイヤー18aを往復移動しそれにより金属製ワイヤ
ー18aが固定されている支持体15を柱状体11,1
1’に沿って往復移動し、スクレーパー14,14’に
よって金属製細線10に付着している塵埃を拭い去る。
この作業を実施するに際し、図6に示したシロップボン
ベ31を自動販売機の外に運び出すという作業は必要な
い。
【0011】実施例3:図4は本発明の請求項3,5に
対応した冷却ユニット用フィルタの一実施例を示す斜視
図である。前述した図2の本発明の請求項3,4に対応
したフィルタの一実施例と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図4において、22は本発明
の請求項3,5に対応した冷却ユニット用フィルタであ
り、前述した冷却ユニット用フィルタ21とは往復移動
手段のみが異なる。冷却ユニット用フィルタ22におい
ては、往復移動手段26は、環状に接合されしかもその
途中で塵埃除去手段13を構成する一方の支持体15に
固定されたワイヤ23と、電動機24aとこの電動機2
4aで回転されてワイヤ23を駆動する駆動車24bか
らなる電動機構24と、ワイヤ23の移動を案内する滑
車25とを備えている。前述した構成の往復移動手段2
6は、図示しない電動機用スイッチ,リミットスイッ
チ,カウンタも備えており、電動機用スイッチを投入す
ると電動機24aが回動し駆動車24によりワイヤ23
を移動させ、ワイヤ23に固定された支持体15を柱状
体11,11’に沿って移動し(例えば下方向に)、ス
クレーパー14,14’によって金属製細線10に付着
している塵埃を拭い去る。この際、図6に示したシロッ
プボンベ31を自動販売機の外に運び出すという作業は
必要ない。なお、塵埃除去手段13が金属製細線10の
端部にまで到達したらこれをリミットスイッチで検出
し、以降電動機24aを逆回転させ塵埃除去手段13を
逆方向(例えば上方向に)に移動する。再度塵埃除去手
段13が金属製細線10の端部に到達したら、これもリ
ミットスイッチで検出し、以降電動機24aを正回転さ
せることで塵埃除去手段13を往復移動する。塵埃除去
手段13が所定回数往復移動を行ったらこれをカウンタ
で検出して電動機用スイッチを遮断して金属製細線10
に堆積した塵埃の除去作業を終える。
【0012】
【発明の効果】本発明においては、以上説明したように
構成されているので、次記の効果を奏する。すなわち、
ファンの回転方向を自動的に正逆交互に切り換える制御
装置を備えたことにより、フィルタに堆積していた塵埃
を自動的に除去することができる。また、フィルタを、
互いに狭い間隔で平行して同一平面上に配設された多数
の金属細線とこの多数の金属細線の両側に金属細線と平
行して配置された柱状体とを持つフィルタ本体と、前記
金属細線に付着した塵埃を除去するスクレーパーとこの
スクレーパーを支持ししかもスクレーパーを前記柱状体
に沿って移動させるための案内手段を形成した支持体と
を持つ塵埃除去手段と、この塵埃除去手段を前記柱状体
に沿って往復移動させる往復移動手段とを備えたことに
より、フィルタに堆積していた塵埃を、商品の補給作業
等の自動販売機の扉を開けた際を利用して、手動レバー
をガイド体に沿って往復しゅう動させるか、もしくは電
動機構を駆動させることで、スクレーパーによって金属
製細線に付着している塵埃を拭い去る。これらにより、
フィルタに堆積した塵埃を除去するのに、シロップボン
ベ等の自動販売機に収容されている部材を、自動販売機
の外に運び出すという面倒な作業は必要がなくなる。こ
の結果、フィルタに堆積する塵埃の除去が確実に行われ
ることとなり、自動販売機を長時間使用してもその冷却
性能の低下や冷却風温度の過度の上昇による使用部品の
劣化の問題を生ずることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1,2に対応した冷却ユニット
およびその周辺の、電気回路と冷媒回路の一実施例の主
要な部分を示す回路構成図
【図2】本発明の請求項3,4に対応した冷却ユニット
用フィルタの一実施例を示す展開斜視図
【図3】図2によるフィルタを装着した場合の冷却ユニ
ットおよびその周辺の斜視図
【図4】本発明の請求項3,5に対応した冷却ユニット
用フィルタの一実施例を示す斜視図
【図5】従来技術による冷却ユニットの構成例を示す斜
視図
【図6】冷却ユニットおよびその周辺の、電気回路と冷
媒回路の構成例の主要な部分を示す回路構成図
【図7】従来技術による冷却ユニットが装着された自動
販売機の冷却ユニットの装着部位周辺を明示した平断面
【符号の説明】
1 冷却ユニット 3 圧縮機 4 凝縮器 5 冷却ファン 5a 冷却風 8 リレー(制御装置) 9 フィルタ本体 10 金属細線 11 柱状体 11’ 柱状体 13 塵埃除去手段 14 スクレーパー 14’ スクレーパー 15 支持体 15’ 支持体 16 案内手段 16’ 案内手段 17 往復移動手段 18 操作用ワイヤー 18a 金属製ワイヤー 18b 外被体 19 レバー 21 冷却器用フィルタ 22 冷却器用フィルタ 23 ワイヤー 24 電動機構 26 往復移動手段 27 冷媒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス状の冷媒を圧縮ししかも間欠運転され
    る圧縮機と、圧縮され高温となった冷媒を冷却して液化
    させる凝縮器と、この凝縮器に冷却風を供給する冷却フ
    ァンと、前記冷却風を通流させ冷却風中の塵埃を除去す
    るフィルタとを備えた自動販売機用冷却ユニットにおい
    て、冷却ファンの回転方向を自動的に正逆交互に切り換
    える制御装置を備えたことを特徴とする自動販売機用冷
    却ユニット。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動販売機用冷却ユニッ
    トにおいて、冷却ファンの回転方向の正逆交互切換え
    を、圧縮機の間欠運転と同期させて自動的に行う制御装
    置を備えたことを特徴とする自動販売機用冷却ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】ガス状の冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮さ
    れ高温となった冷媒を冷却して液化する凝縮器と、この
    凝縮器に冷却風を供給する冷却ファンと、前記冷却風を
    通流させ冷却風中の塵埃を除去するフィルタとを備えた
    自動販売機用冷却ユニットにおいて、前記フィルタは、
    互いに狭い間隔で平行して同一平面上に配設された多数
    の金属細線とこの多数の金属細線の両側に金属細線と平
    行して配置された柱状体とを持つフィルタ本体と、前記
    金属細線に付着した塵埃を除去するスクレーパーとこの
    スクレーパーを支持する支持体とを持つ塵埃除去手段
    と、この塵埃除去手段を前記柱状体に沿って往復移動さ
    せる往復移動手段とを備え、前記支持体には前記塵埃除
    去手段を前記柱状体に沿って移動させるための案内手段
    を備えたことを特徴とする自動販売機用冷却ユニット。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の自動販売機用冷却ユニッ
    トにおいて、往復移動手段は、金属製ワイヤーとこの金
    属製ワイヤーの周囲を覆い金属製ワイヤーの往復移動の
    案内をする外被体とからなる操作用ワイヤーを用い、こ
    の操作用ワイヤーの前記金属製ワイヤーを塵埃除去手段
    の支持体に固定し、しかもこの支持体との固定個所以外
    の場所で前記金属製ワイヤーに金属製ワイヤーを手動で
    往復移動するためのレバーを固着したことを特徴とする
    自動販売機用冷却ユニット。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の自動販売機用冷却ユニッ
    トにおいて、往復移動手段は、塵埃除去手段の支持体に
    固定されしかも互いに輪状に接続されたワイヤーと、こ
    のワイヤーを往復移動させる電動機構とを備えたことを
    特徴とする自動販売機用冷却ユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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