JPH0544886A - 管修繕具 - Google Patents
管修繕具Info
- Publication number
- JPH0544886A JPH0544886A JP3201653A JP20165391A JPH0544886A JP H0544886 A JPH0544886 A JP H0544886A JP 3201653 A JP3201653 A JP 3201653A JP 20165391 A JP20165391 A JP 20165391A JP H0544886 A JPH0544886 A JP H0544886A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- belt
- fluid
- close contact
- sealing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流体導管の管内流体の漏出を防止するのに簡
単に設置できると共により確実に防止できるようにす
る。 【構成】 ゴムまたは樹脂製の可撓性を有するベルト６
の一方の面に長手方向に沿って管に対する密接部１７を
設け、前記ベルト６を流体導管外周面１ａ，４ｂの流体
漏出箇所に前記密接部１７を内側にして巻き付けた状態
でその面の幅方向の中間にシール材充填用空間１５を形
成する溝部１３を設けてある。
単に設置できると共により確実に防止できるようにす
る。 【構成】 ゴムまたは樹脂製の可撓性を有するベルト６
の一方の面に長手方向に沿って管に対する密接部１７を
設け、前記ベルト６を流体導管外周面１ａ，４ｂの流体
漏出箇所に前記密接部１７を内側にして巻き付けた状態
でその面の幅方向の中間にシール材充填用空間１５を形
成する溝部１３を設けてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明の管修繕具は、流体導管の
管内流体の漏出を防止する管修繕に用いる管修繕具に関
し、詳しくはゴムまたは樹脂製の可撓性を有するベルト
の一方の面に、長手方向に沿って管に対する密接部を設
け、例えば水道管やガス管等の流体導管でその内部を流
れる流体が漏出してきた箇所に使用して、その漏出を防
止する管修繕具に関する。
管内流体の漏出を防止する管修繕に用いる管修繕具に関
し、詳しくはゴムまたは樹脂製の可撓性を有するベルト
の一方の面に、長手方向に沿って管に対する密接部を設
け、例えば水道管やガス管等の流体導管でその内部を流
れる流体が漏出してきた箇所に使用して、その漏出を防
止する管修繕具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の管修繕具の一つに、ブチル
ゴム製のテープがあった。このテープは一方の面に長手
方向に沿って粘着性を有する密接部を設けたもので、管
の周部の流体漏出部に前記テープを巻き付けて使用して
いた。
ゴム製のテープがあった。このテープは一方の面に長手
方向に沿って粘着性を有する密接部を設けたもので、管
の周部の流体漏出部に前記テープを巻き付けて使用して
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の管修繕
具によると、管の周部とそれに巻き付けた前記テープと
が粘着性を有する前記密接部の粘着作用によって密着す
ることでのみ管内流体の漏出箇所を塞いで漏出を防止す
るものであった。
具によると、管の周部とそれに巻き付けた前記テープと
が粘着性を有する前記密接部の粘着作用によって密着す
ることでのみ管内流体の漏出箇所を塞いで漏出を防止す
るものであった。
【０００４】しかし、管周部との密着が不十分であれ
ば、管内流体の漏出を防止できないし、仮に管周部と前
記テープが密着している場合でも、管内流体の漏出圧力
が前記管周部と前記テープとの密着力より高ければ、前
記密着面が漏出する管内流体の楔作用で裂かれて再び管
外へその流体が漏出する欠点がある。
ば、管内流体の漏出を防止できないし、仮に管周部と前
記テープが密着している場合でも、管内流体の漏出圧力
が前記管周部と前記テープとの密着力より高ければ、前
記密着面が漏出する管内流体の楔作用で裂かれて再び管
外へその流体が漏出する欠点がある。
【０００５】よって、本発明の目的は、上述の欠点に鑑
み簡単に設置できると共に管内流体漏出をより確実に防
止し安い管修繕具を提供するところにある。
み簡単に設置できると共に管内流体漏出をより確実に防
止し安い管修繕具を提供するところにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の第１の特徴構成は、ゴムまたは樹脂製の可撓
性を有するベルトを、流体導管外周面の流体漏出箇所
に、前記ベルトの一方の面にその長手方向に沿って管に
対して設けた密接部を内側にして巻き付けた状態で、そ
の面の幅方向の中間にシール材充填用空間を形成する溝
部を設けてあるところにある。
の本発明の第１の特徴構成は、ゴムまたは樹脂製の可撓
性を有するベルトを、流体導管外周面の流体漏出箇所
に、前記ベルトの一方の面にその長手方向に沿って管に
対して設けた密接部を内側にして巻き付けた状態で、そ
の面の幅方向の中間にシール材充填用空間を形成する溝
部を設けてあるところにある。
【０００７】又、本発明の第２の特徴構成は、前記溝部
に貫通孔を形成する部材を、前記ベルトに複数個その長
手方向に沿って設けてあり、その貫通孔に着脱自在に掛
合する栓を設けてあるところにある。
に貫通孔を形成する部材を、前記ベルトに複数個その長
手方向に沿って設けてあり、その貫通孔に着脱自在に掛
合する栓を設けてあるところにある。
【０００８】更に、本発明の第３の特徴構成は、前記密
接部を軟質材で形成してあるところにある。
接部を軟質材で形成してあるところにある。
【０００９】
【作用】本発明の第１の特徴構成によれば、前記ベルト
に、管周部に密接する密接部を設けてあるので、管の流
体漏出箇所に巻き付けて取り付けることで、パックされ
て管内流体漏出を止めることができる。そして、本発明
の管修繕具はベルト状であるので、修繕部の管の周長に
合わせて前記ベルトを切断するだけで、他の加工をせず
に如何なる管にも簡単に適応できる。又、前記ベルトの
取り付けの一例として、前記ベルトを管に巻き付けた後
に、その周部をスティールベルトで締着する方法をとれ
ば、強い締め付け力で締め付けられるので、前記密接部
と管周部との密接力も増加して漏出防止効果が高まる。
に、管周部に密接する密接部を設けてあるので、管の流
体漏出箇所に巻き付けて取り付けることで、パックされ
て管内流体漏出を止めることができる。そして、本発明
の管修繕具はベルト状であるので、修繕部の管の周長に
合わせて前記ベルトを切断するだけで、他の加工をせず
に如何なる管にも簡単に適応できる。又、前記ベルトの
取り付けの一例として、前記ベルトを管に巻き付けた後
に、その周部をスティールベルトで締着する方法をとれ
ば、強い締め付け力で締め付けられるので、前記密接部
と管周部との密接力も増加して漏出防止効果が高まる。
【００１０】又、前記ベルトを管周部に巻き付けた状態
でその内周面の幅方向の中間にシール材充填用空間を形
成する溝部を設けてあるので、この溝部にシール材を注
入することが可能となり、例えば前記ベルトを管に巻き
付けた後にこの空間にシール材を注入すれば、細部の流
体漏出箇所にまでシール材が侵入して、前述のベルトだ
けで管を巻き付けて生じるパック作用に加えて前記シー
ル材のパック作用も期待でき、従来の巻き付けるだけの
修繕効果よりはるかに高い漏出防止効果を得ることがで
きる。
でその内周面の幅方向の中間にシール材充填用空間を形
成する溝部を設けてあるので、この溝部にシール材を注
入することが可能となり、例えば前記ベルトを管に巻き
付けた後にこの空間にシール材を注入すれば、細部の流
体漏出箇所にまでシール材が侵入して、前述のベルトだ
けで管を巻き付けて生じるパック作用に加えて前記シー
ル材のパック作用も期待でき、従来の巻き付けるだけの
修繕効果よりはるかに高い漏出防止効果を得ることがで
きる。
【００１１】又、第２の特徴構成によれば、予め前記溝
部に貫通孔を形成する部材をベルトの長手方向に沿って
複数個設けてあるので、その内のどの貫通孔からでも、
前述の溝部にシール材を注入できて、木目の細かい充填
が可能となることと、シール材注入にともなって、前記
シール材充填用空間に封じ込められた空気を抜く気抜き
孔としても使える。
部に貫通孔を形成する部材をベルトの長手方向に沿って
複数個設けてあるので、その内のどの貫通孔からでも、
前述の溝部にシール材を注入できて、木目の細かい充填
が可能となることと、シール材注入にともなって、前記
シール材充填用空間に封じ込められた空気を抜く気抜き
孔としても使える。
【００１２】又、前記部材の貫通孔に掛合する栓を設け
てあるので、前記貫通孔は、栓を明けた状態では、前記
注入孔又は前記気抜き孔としての役割を果たし、栓をし
た状態では、閉塞されて前記シール材充填用空間の密閉
が図れる。
てあるので、前記貫通孔は、栓を明けた状態では、前記
注入孔又は前記気抜き孔としての役割を果たし、栓をし
た状態では、閉塞されて前記シール材充填用空間の密閉
が図れる。
【００１３】第３の特徴構成によれば、前記密接部を軟
質材で形成してあるので、管との密着にともなって管の
周面に前記密接部が馴染み安くなり、前記管周部と前記
密接部との密着面は、より管内流体が漏出しにくくな
る。
質材で形成してあるので、管との密着にともなって管の
周面に前記密接部が馴染み安くなり、前記管周部と前記
密接部との密着面は、より管内流体が漏出しにくくな
る。
【００１４】
【発明の効果】従って、本発明の管修繕具によれば、如
何なる大きさの管に対しても簡単に対応でき、しかもベ
ルトと管周部の密接効果及びシール材充填によるパック
効果の両方が相乗的に作用し、管補修機能が向上したこ
とで流体の漏出を防止し安くなった。
何なる大きさの管に対しても簡単に対応でき、しかもベ
ルトと管周部の密接効果及びシール材充填によるパック
効果の両方が相乗的に作用し、管補修機能が向上したこ
とで流体の漏出を防止し安くなった。
【００１５】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１には、流体導管の一例であるガス管１のフラ
ンジ継手部２に於て、管内流体に当たるガス３漏出を防
止する修繕を行ってある状況を示してある。
する。図１には、流体導管の一例であるガス管１のフラ
ンジ継手部２に於て、管内流体に当たるガス３漏出を防
止する修繕を行ってある状況を示してある。
【００１６】まず、突き合わせたフランジ４相互をボル
ト５で連結してある前記フランジ継手部２において、こ
のフランジ４の外周面４ｂに、その周長に合わせて切断
した本発明の管修繕具の一例であるゴムベルト６を、フ
ランジ突合せ面４ａ周部を包むように囲繞して、そのゴ
ムベルト６の周部で、スティールベルト７を前記フラン
ジ突合せ面４ａを挟んだ両側に各々巻いて、絞め具を用
いて締着してある。
ト５で連結してある前記フランジ継手部２において、こ
のフランジ４の外周面４ｂに、その周長に合わせて切断
した本発明の管修繕具の一例であるゴムベルト６を、フ
ランジ突合せ面４ａ周部を包むように囲繞して、そのゴ
ムベルト６の周部で、スティールベルト７を前記フラン
ジ突合せ面４ａを挟んだ両側に各々巻いて、絞め具を用
いて締着してある。
【００１７】又、前記ゴムベルト６の幅方向のほぼ中心
で、フランジ継手部２での下部に位置する箇所に本発明
の管修繕具の溝部１３に貫通するシール材用注入孔８を
備えた部材２０を設け、この部材２０の注入孔８を通し
て、突き合わせた前記フランジ４間にシール材９を注入
機Ｐによって加圧注入できる。前記シール材９の注入
は、概ね管内ガス圧を２Ｋｇ／ｃｍ2程度上回る圧力で
行い、注入したシール材９が、前記フランジ４側面のボ
ルト穴１０から漏洩するまで継続して実施する。これ
は、突き合わせた前記フランジ４間に前記シール材９が
充填されていく状況を確認する指標となるもので、前記
ボルト穴１０から漏洩したシール材９は、硬化に伴って
粘性を増して弾力性がよくなり、そのボルト穴１０を塞
ぐため漏洩は停止される。
で、フランジ継手部２での下部に位置する箇所に本発明
の管修繕具の溝部１３に貫通するシール材用注入孔８を
備えた部材２０を設け、この部材２０の注入孔８を通し
て、突き合わせた前記フランジ４間にシール材９を注入
機Ｐによって加圧注入できる。前記シール材９の注入
は、概ね管内ガス圧を２Ｋｇ／ｃｍ2程度上回る圧力で
行い、注入したシール材９が、前記フランジ４側面のボ
ルト穴１０から漏洩するまで継続して実施する。これ
は、突き合わせた前記フランジ４間に前記シール材９が
充填されていく状況を確認する指標となるもので、前記
ボルト穴１０から漏洩したシール材９は、硬化に伴って
粘性を増して弾力性がよくなり、そのボルト穴１０を塞
ぐため漏洩は停止される。
【００１８】一方、前記ゴムベルト６には、前記注入孔
８の他に、フランジ外周面４ｂで前記注入孔８に対向す
る位置に気抜き孔１１を設けてあり、前記シール材９の
注入中は、突き合わせた前記フランジ４間及びシール材
充填用空間１５に貯ったガス３が、この気抜き孔１１か
ら継手部２の外に押し出され、最終的には前記ボルト穴
１０と同様に前記シール材９が漏洩することで、充填の
終わりを知ることができるものである。
８の他に、フランジ外周面４ｂで前記注入孔８に対向す
る位置に気抜き孔１１を設けてあり、前記シール材９の
注入中は、突き合わせた前記フランジ４間及びシール材
充填用空間１５に貯ったガス３が、この気抜き孔１１か
ら継手部２の外に押し出され、最終的には前記ボルト穴
１０と同様に前記シール材９が漏洩することで、充填の
終わりを知ることができるものである。
【００１９】このようにして継手部２でのシール材９の
注入が完了したら、前記注入孔８と気抜き孔１１を閉塞
して、修繕箇所の外周面保護の目的でアルミ製カラー
（不図示）を周面に設置して修繕を完了するものであ
る。
注入が完了したら、前記注入孔８と気抜き孔１１を閉塞
して、修繕箇所の外周面保護の目的でアルミ製カラー
（不図示）を周面に設置して修繕を完了するものであ
る。
【００２０】次に図２に、本発明のゴムベルト６をフラ
ンジ継手部２に取り付けた状況の詳細を示す。
ンジ継手部２に取り付けた状況の詳細を示す。
【００２１】管継手のフランジ外周面４ｂを囲繞するゴ
ムベルト６の詳細を、以下に説明すると、その一面には
幅方向の中間に大溝部１３を全長に渡って設け、その面
の背面には、幅方向の両端側に、各々小溝部１４を全長
に渡って設け、前記大溝部１３を内側にして前記フラン
ジ外周面４ｂを囲繞してある。前記大溝部１３と前記フ
ランジ外周面４ｂで囲まれるシール材９充填用空間１
５、及び、突き合わせたフランジ４間のパッキン部１６
が、シール材９注入の対象空間となり、前記小溝部１４
は、スティールベルト７で巻いて締着する際に、前記ス
ティールベルト７が前記ゴムベルト６から外れるのを防
止するためのガイドとして設けてある。
ムベルト６の詳細を、以下に説明すると、その一面には
幅方向の中間に大溝部１３を全長に渡って設け、その面
の背面には、幅方向の両端側に、各々小溝部１４を全長
に渡って設け、前記大溝部１３を内側にして前記フラン
ジ外周面４ｂを囲繞してある。前記大溝部１３と前記フ
ランジ外周面４ｂで囲まれるシール材９充填用空間１
５、及び、突き合わせたフランジ４間のパッキン部１６
が、シール材９注入の対象空間となり、前記小溝部１４
は、スティールベルト７で巻いて締着する際に、前記ス
ティールベルト７が前記ゴムベルト６から外れるのを防
止するためのガイドとして設けてある。
【００２２】又、前記ゴムベルト６は、部分的にゴムの
材質を異ならせて形成してある。まず、前記フランジ４
部を囲繞した状態で内側に位置し、且つ、フランジ４に
当接する前記大溝部１３の両側方の密接部１７は、フラ
ンジ外周面４ｂとの密着をよくするために、比較的柔ら
かい材質のゴムを使用してあり、同様に囲繞した状態
で、外側部分を構成する前記大溝部１３の底部１８は、
他物に触れるための保護及び全体の補強の目的から比較
的硬い材質のゴムを使用して造ってある。
材質を異ならせて形成してある。まず、前記フランジ４
部を囲繞した状態で内側に位置し、且つ、フランジ４に
当接する前記大溝部１３の両側方の密接部１７は、フラ
ンジ外周面４ｂとの密着をよくするために、比較的柔ら
かい材質のゴムを使用してあり、同様に囲繞した状態
で、外側部分を構成する前記大溝部１３の底部１８は、
他物に触れるための保護及び全体の補強の目的から比較
的硬い材質のゴムを使用して造ってある。
【００２３】更に前記大溝部１３の底部１８は、その内
部に補強用のナイロン繊維１９を包み込んだ形で形成し
てあり、前記フランジ４を囲繞させた状態で外側に露出
する面にも同様のナイロン繊維１９を被覆させて更に補
強してある。
部に補強用のナイロン繊維１９を包み込んだ形で形成し
てあり、前記フランジ４を囲繞させた状態で外側に露出
する面にも同様のナイロン繊維１９を被覆させて更に補
強してある。
【００２４】又、前記大溝部１３の底部１８には、その
底部１８を貫通する注入孔８を備えたネジ座金２０を埋
め込んで設けてある。このネジ座金２０は、その注入孔
８に雌ネジを形成してあり、その使い方によって前記注
入孔８又は前記気抜き孔１１とのいずれにもなる。ここ
で云う前記注入孔８と前記気抜き孔１１とを貫通孔２０
ａと総称する。図５に示すように、このネジ座金２０に
は抜け止めの為に、その周部に鍔状の突起部２０ｂを設
けてある。又、前記貫通孔２０ａを閉塞する時は、この
ネジ座金２０の雌ネジに着脱自在に螺合する雄ネジ具１
２を、螺着することで実施できる。
底部１８を貫通する注入孔８を備えたネジ座金２０を埋
め込んで設けてある。このネジ座金２０は、その注入孔
８に雌ネジを形成してあり、その使い方によって前記注
入孔８又は前記気抜き孔１１とのいずれにもなる。ここ
で云う前記注入孔８と前記気抜き孔１１とを貫通孔２０
ａと総称する。図５に示すように、このネジ座金２０に
は抜け止めの為に、その周部に鍔状の突起部２０ｂを設
けてある。又、前記貫通孔２０ａを閉塞する時は、この
ネジ座金２０の雌ネジに着脱自在に螺合する雄ネジ具１
２を、螺着することで実施できる。
【００２５】一方、前記シール材９は、２液混合タイプ
の特殊樹脂によって形成され、このシール材９は硬化す
るとゴム状の弾性体になるもので、硬化速度の調整は触
媒を添加することで任意に調整できる。
の特殊樹脂によって形成され、このシール材９は硬化す
るとゴム状の弾性体になるもので、硬化速度の調整は触
媒を添加することで任意に調整できる。
【００２６】〔別実施例〕 〈１〉先の実施例に於ては前記ゴムベルト６の貫通孔２
０ａを形成するネジ座金２０の設置位置を、そのゴムベ
ルト６をフランジ継手部２に取り付けた状態での上部と
下部にしたものを説明したが、この位置に限るものでは
なく、図３、図４、に示すように数カ所に設けてもよ
い。例えば修繕の対象とする管１を、呼称１００Ａ管，
１５０Ａ管，２００Ａ管，３００Ａ管とし、各々の管１
に、前記ゴムベルト６を取り付けた状態で、上部・下部
に位置する部分に取り付くネジ座金２０を、図３Ｂに示
すように、２０イ，２０ロ，２０ハ，２０ニ，２０ホ，
２０ヘ，２０トとし、これらのネジ座金２０を、一本の
ゴムベルト６に２０イを合わせてすべて設け、そのゴム
ベルト６を用いれば、上述の何れの管１を対象とした場
合であっても、囲繞したゴムベルト６上の必要な位置
に、必ず前記ネジ座金２０が位置する効果がある。又、
この場合、ほかの位置のネジ座金２０についても必要に
応じて注入孔８や気抜き孔１１として使用することがで
きる。
０ａを形成するネジ座金２０の設置位置を、そのゴムベ
ルト６をフランジ継手部２に取り付けた状態での上部と
下部にしたものを説明したが、この位置に限るものでは
なく、図３、図４、に示すように数カ所に設けてもよ
い。例えば修繕の対象とする管１を、呼称１００Ａ管，
１５０Ａ管，２００Ａ管，３００Ａ管とし、各々の管１
に、前記ゴムベルト６を取り付けた状態で、上部・下部
に位置する部分に取り付くネジ座金２０を、図３Ｂに示
すように、２０イ，２０ロ，２０ハ，２０ニ，２０ホ，
２０ヘ，２０トとし、これらのネジ座金２０を、一本の
ゴムベルト６に２０イを合わせてすべて設け、そのゴム
ベルト６を用いれば、上述の何れの管１を対象とした場
合であっても、囲繞したゴムベルト６上の必要な位置
に、必ず前記ネジ座金２０が位置する効果がある。又、
この場合、ほかの位置のネジ座金２０についても必要に
応じて注入孔８や気抜き孔１１として使用することがで
きる。
【００２７】〈２〉本発明の管修繕具は、先の実施例で
説明したガス管１のフランジ外周面４ｂでの管内流体３
漏出防止に限るものではなく、ガス管外周面１ａも含め
て総称する流体導管外周面での管内流体３漏出防止にも
有効であり、さらに対象とする流体導管１及びその内部
を流れる流体３も前記実施例に限るものではなく、液体
・気体のいずれを対象とする場合にも適用できる。
説明したガス管１のフランジ外周面４ｂでの管内流体３
漏出防止に限るものではなく、ガス管外周面１ａも含め
て総称する流体導管外周面での管内流体３漏出防止にも
有効であり、さらに対象とする流体導管１及びその内部
を流れる流体３も前記実施例に限るものではなく、液体
・気体のいずれを対象とする場合にも適用できる。
【００２８】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】設置状況図
【図２】設置不詳細図
【図３】別実施例の管修繕具を表す図
【図４】別実施例の貫通孔位置図
【図５】ネジ座金の取付き状況図
１ａ 流体導管外周面（ガス管外周面） ４ｂ 流体導管外周面（フランジ外周面） ６ ベルト １２ 栓 １３ 溝部 １５ シール材充填用空間 １７ 密接部 ２０ 部材 ２０ａ 貫通孔
Claims (3)
- 【請求項１】 ゴムまたは樹脂製の可撓性を有するベル
ト（６）の一方の面に、その長手方向に沿って管に対す
る密接部（１７）を設けてある管修繕具であって、前記
ベルト（６）を流体導管外周面（１ａ),（４ｂ）の流体
漏出箇所に前記密接部（１７）を内側にして巻き付けた
状態でその面の幅方向の中間にシール材充填用空間（１
５）を形成する溝部（１３）を設けてある管修繕具。 - 【請求項２】 前記溝部（１３）に貫通孔（２０ａ）を
形成する部材（２０）を、前記ベルト（６）に複数個そ
の長手方向に沿って設けてあり、その貫通孔（２０ａ）
に着脱自在に掛合する栓（１２）を設けてある請求項１
記載の管修繕具。 - 【請求項３】 前記密接部（１７）を軟質材で形成して
ある請求項１又は請求項２記載の管修繕具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201653A JP3065724B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 管修繕具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201653A JP3065724B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 管修繕具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544886A true JPH0544886A (ja) | 1993-02-23 |
| JP3065724B2 JP3065724B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=16444663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3201653A Expired - Lifetime JP3065724B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 管修繕具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3065724B2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000511743A (ja) * | 1997-03-22 | 2000-09-05 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 映像信号の解析と記憶 |
| JP2003299010A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-17 | Sony Corp | 映像コンテンツ編集支援システム，撮像装置，編集者端末装置，記録媒体，コンピュータプログラム，映像コンテンツ編集支援システム， |
| JP2008264530A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-11-06 | Toshiba Corp | 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理方法 |
| JP2010062920A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 |
| JP2011223054A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Canon Inc | 画像処理装置および画像処理方法 |
| WO2012166382A2 (en) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Scalable systems for controlling color management comprising varying levels of metadata |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP3201653A patent/JP3065724B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000511743A (ja) * | 1997-03-22 | 2000-09-05 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 映像信号の解析と記憶 |
| JP2003299010A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-17 | Sony Corp | 映像コンテンツ編集支援システム，撮像装置，編集者端末装置，記録媒体，コンピュータプログラム，映像コンテンツ編集支援システム， |
| JP2008264530A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-11-06 | Toshiba Corp | 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理方法 |
| JP2010062920A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 |
| JP2011223054A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Canon Inc | 画像処理装置および画像処理方法 |
| WO2012166382A2 (en) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Scalable systems for controlling color management comprising varying levels of metadata |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3065724B2 (ja) | 2000-07-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR960029692A (ko) | 배관보수용 고무밴드 및 배관보수방법 | |
| US4133351A (en) | Method and apparatus for sealing a pipeline leak | |
| RU2372548C2 (ru) | Способ устранения утечки на газопроводе в зоне фланца | |
| US6217688B1 (en) | Method of repairing a flanged pipe joint | |
| JPH0544886A (ja) | 管修繕具 | |
| GB2027513A (en) | Method and apparatus for sealing a pipeline leak | |
| JPH01188326A (ja) | プリライナー及び管路補修工法 | |
| CN213776790U (zh) | 一种海底管线堵漏卡扣 | |
| JPH06113438A (ja) | ケーブル等の管路の止水方法と構造 | |
| JP3065723B2 (ja) | 管継手修繕方法 | |
| JPH0719388A (ja) | 管体補修方法および補修バンド | |
| KR100241472B1 (ko) | 매설관 내부보수용 작업통로구의 폐쇄장치 | |
| US4326735A (en) | Mold useful in sealing leaks in pipes | |
| JP2000179781A (ja) | 既設管の外側補修構造及び外側補修工法 | |
| JPH0989188A (ja) | 既設管路のフランジ接合部補修工法 | |
| JP3495843B2 (ja) | 配管フランジ部のガス漏洩防止構造 | |
| CN218094916U (zh) | 一种法兰堵漏装置 | |
| JPH03223596A (ja) | 管用漏洩防止装置 | |
| JP2917099B2 (ja) | 管継手部外面シール装置 | |
| JPH01182025A (ja) | 管路補修工法 | |
| JP3009956B2 (ja) | 管継手部修繕方法 | |
| JP6929401B1 (ja) | クロージャ及びクロージャの作製方法 | |
| JPH0337077B2 (ja) | ||
| JPH01184122A (ja) | 管路補修工法 | |
| JPH03282092A (ja) | 流路形成体の修繕方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |