JPH0544586A - 内燃エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

内燃エンジンの燃料供給装置

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JPH0544586A
JPH0544586A JP3206008A JP20600891A JPH0544586A JP H0544586 A JPH0544586 A JP H0544586A JP 3206008 A JP3206008 A JP 3206008A JP 20600891 A JP20600891 A JP 20600891A JP H0544586 A JPH0544586 A JP H0544586A
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温再始動時のエンジンの始動を短時間に確
実に行わせる。 【構成】 開弁時に燃料通路(18)内の燃料を燃料通
路外に流出させる電磁バルブ(14,40)と、エンジ
ン始動時に燃料温度センサ24が検出する燃料温度が所
定値以上であるとき、燃料ポンプ12を作動させる前に
電磁バルブ(14,40)を所定時間に亘って開弁さ
せ、減圧沸騰による気化熱で燃料噴射弁(14)や燃料
通路(18)を積極的に、かつ、急速に冷却する。電磁
バルブとしては、燃料噴射弁(14)にこの機能を持た
せることもできるし、高温始動時にだけ燃料通路(1
8)の燃料を燃料タンク(10)に還流させる燃料リー
ク用電磁バルブ(40)を別に設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、常温で蒸気圧が高い
メタノール等を燃料とする内燃エンジンに好適に使用さ
れ、高温再始動時の、所謂ホットソーク問題を解決する
ための燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外気温度が高い時に、高速、高負荷走行
をした後、エンジンを一旦停止し、その後暫く経過した
後(例えば、30分後)にエンジンを再始動しようとし
たとき、所謂ホットソーク等が生じてエンジンが始動で
きない、或いは始動に時間が掛かることがある。この現
象は、燃料通路や燃料噴射弁が高温に晒され、これらの
内部の燃料が一部蒸気することによって生じる。
【0003】このような問題を解決するために従来で
は、エンジンルーム内の換気を良くして燃料通路等が高
温に晒されないようにする方法、エンジンの高温再始動
時に燃料噴射弁の開弁時間を通常より長めに設定する方
法、エンジンの高温再始動時に燃料圧を一時的に高める
方法等が知られている。燃料圧を一時的に高める方法で
は、更に、自然吸気エンジンでは、燃圧レギュレータの
設定圧を一時的に上げる方法、ターボチャージャ等の過
給機を備える過給エンジンでは、始動直後にインテーク
マニホールド圧(過給圧)が負圧になるので、燃圧レギ
ュレータに作用するコントロール圧として上述のインテ
ークマニホールド圧に代えて、一時的に大気圧を使用す
る方法等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の方
法では、充分に問題を解決するに到らない場合がある。
特に、燃料としてメタノール燃料等の、常温で蒸気圧が
ガンソリンより高い燃料を使用するエンジンでは、高温
始動時に燃料通路内で燃料が蒸発し易く、この種の問題
が解決すべき重要な問題として残されている。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、高温再始動時に燃料噴射弁や燃料通
路を積極的に冷却してエンジンの始動を短時間に確実に
行なうことができる内燃エンジンの燃料供給装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、燃料タンクに貯留された燃
料を燃料ポンプにより加圧し、加圧した燃料を燃料通路
を介して燃料調量手段に圧送し、燃料調量手段により調
量して内燃エンジンに所要量の燃料を供給する燃料供給
装置において、燃料温度に関連する温度を検出する燃料
温度検出手段と、開弁時に前記燃料通路内の燃料を燃料
通路外に流出させる電磁バルブ手段と、エンジン始動時
に前記燃料温度検出手段が検出する燃料温度が所定値以
上であるとき、前記燃料ポンプを作動させる前に前記電
磁バルブ手段を所定時間に亘って開弁させる制御装置と
を備えてなることを特徴とする内燃エンジンの燃料供給
装置が提供される。
【0007】電磁バルブ手段としては、燃料噴射弁にこ
の機能を持たせることもできるし、高温始動時にだけ燃
料通路の燃料を燃料タンクに還流させる燃料リーク用電
磁バルブを別に設けてもよい。更に、燃圧レギュレータ
に燃料調圧機能と共に上述の燃料リーク用電磁バルブの
機能を持たせるようにしてもよい。
【0008】
【作用】従来の対策方法は、高温始動時に燃圧を上げて
燃料通路内での燃料の蒸発を抑制するものであるが、本
発明装置では、この従来の方法とは逆に、燃料温度が所
定値以上である場合、燃料ポンプを作動させる前に燃料
通路内の圧力を急激に抜いて減圧沸騰をさせる。この減
圧沸騰による気化熱で燃料調量手段や燃料通路を積極的
に、かつ、急速に冷却することができる。この冷却が終
わった後、すなわち、電磁バルブ手段を所定時間に亘っ
て開弁させた後、燃料ポンプが作動され、エンジンの始
動が開始される。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、本発明に係る内燃エンジンの燃料
供給装置の第1の実施例を示す。燃料タンク10には燃
料が貯留されている。この燃料としては、特に限定され
ないが、ガソリン、メタノール燃料、メタノールとガソ
リンの混合燃料等、種々の燃料が適用できる。燃料タン
ク10の燃料は燃料ポンプ12により加圧され、燃料パ
イプ(燃料通路)18を介して、燃料調量手段である各
燃料噴射弁14に圧送される。燃料ポンプ12は、電子
制御装置(ECU)30の出力側に接続され(図2参
照)、この電子制御装置30により駆動制御される。各
燃料噴射弁14は図示しない4気筒内燃エンジンの各吸
気弁近傍の吸気通路にそれぞれ配設されている。これら
の燃料噴射弁14も電子制御装置30に電気的に接続さ
れ、制御装置30からの駆動信号により開弁し、その
間、燃料を吸気通路に噴射供給する。
【0010】燃料パイプ18には、燃料パイプ18から
流出した燃料を燃料タンク10に還流させるリターンパ
イプ(燃料還流通路)20が接続され、その通路20の
途中に燃圧レギュレータ16が配設されている。この燃
圧レギュレータ20は、従来公知のもので、ダイアフラ
ム16aで画成される圧力室16bに、燃料噴射弁14
近傍の吸気通路内負圧(インテークマニホールド負圧)
が導かれ、ダイアフラム16aに作用するこのインテー
クマニホールド負圧と燃圧との差圧に応じて弁体16c
を開閉させ、燃料パイプ18内の燃料の一部を燃料タン
ク10に還流させることにより、前述の差圧を一定値に
保持している。
【0011】燃料パイプ18には燃料温度Tfを検出す
る燃料温度センサ24が配設されており、センサ24の
検出信号は電子制御装置30に供給される。電子制御装
置30の入力側には、図2に示すように、燃料温度セン
サ24の他に種々のセンサ、例えば、イグニッションス
イッチ(SW)のオンオフ状態を検出するイグニッショ
ンスイッチセンサ26、エンジンに供給される吸気量を
検出するエアフローセンサ28、エンジン回転数Neを
検出するエンジン回転数センサ22、エンジン冷却水温
度を検出する水温センサ23、吸入空気温度を検出する
吸気温センサ等が接続され、これらのセンサは検出信号
を電子制御装置30に供給している。
【0012】電子制御装置30には、燃料供給制御のた
めのプログラムを実行する中央演算装置(CPU)、そ
の制御プログラムや、CPUが実行した演算結果、種々
のプログラム変数値等を記憶する記憶装置、各種センサ
から供給される入力信号のフィルタリング、増幅、A/
D変換等を行なう入力回路、燃料ポンプ12、燃料噴射
弁14等に駆動信号を出力するための駆動回路、後述す
るタイマ30a等が内蔵されている。
【0013】次に、図3に示すフローチャートを参照し
て電子制御装置30が実行する燃料供給制御について説
明する。先ず、電子制御装置30は図3のステップS1
0を実行し、エンジンがクランキング状態にあるか否か
を判別する。この判別は、イグニッションスイッチセン
サ26、エンジン回転数センサ22等の検出信号から判
別することができる。ステップS10の判別結果が否定
(No)、すなわち、クランキング状態にない場合に
は、ステップS11においてタイマ30aを初期値(例
えば、0)にリセットした後、エンジンが停止している
か否かを判別する(ステップS12)。エンジンが停止
していれば、燃料ポンプ12をオフにして(ステップS
13)、当該ルーチンを終了する。なお、上述したタイ
マ30aは、所定の周期でクロックパルスが発生する毎
に、図4に示すタイマルーチンを実行することにより、
カウント値が所定値(通常、1)ずつカウントアップさ
れる。
【0014】ステップS10の判別結果が肯定(Ye
s)となり、クランキング状態であることが判別される
と、燃料温度センサ24が検出する燃料温度Tfが所定
の判別値Txより大であるか否かを判別する(ステップ
S14)。判別値Txは、使用する燃料の性状により適
宜値に設定される。燃料温度Tfが所定値Tx以下の場
合には高温再始動の際に燃料パイプ18内で燃料の蒸発
が生じる心配がなく、このような場合には、燃料ポンプ
12をオンにして(ステップS15)、燃料噴射弁14
の通常の制御を開始する(ステップS16)。
【0015】通常の燃料供給制御は、エアフローセンサ
28が検出する吸気量、エンジン回転数センサ22が検
出するエンジン回転数Ne、水温センサ23が検出する
エンジン冷却水温Tw等に基づき、エンジンの運転状態
に応じた所要の燃料量に対応する開弁時間を演算し、所
定のタイミングで、演算した開弁時間に亘って燃料噴射
弁14を開弁し、燃料を対応する気筒の吸気ポート近傍
に噴射供給する。
【0016】ステップS14において、燃料温度Tfが
所定値Txより大であると判別されると、ステップS1
8においてタイマ30aがカウントオーバしていないこ
とを確認した後、ステップS19に進む。クランクンギ
状態が検出された直後は、カウンタ30aがカンウトを
開始したばかりであるので、タイマ30aがカウントオ
ーバ、すなわち、タイマ30aのカンウト値が所定値に
到達していることはない。
【0017】ステップS19では、燃料ポンプ12をオ
フにし、次いで、すべての燃料噴射弁14を一斉に開弁
させ、その状態(常時オン)に保持する(ステップS2
0)。これにより、燃料パイプ18内の燃圧が急に抜
け、燃料噴射弁近傍の燃料パイプ18内において燃料の
一部が減圧沸騰し、それが吸気通路内に噴出する。燃料
の減圧沸騰の際には、気化潜熱により燃料噴射弁14近
傍が急激に冷却されることになる。そして、ステップS
14において燃料温度Tfが所定値Txを下回るか、ス
テップS18において、タイマ30aがカウントオーバ
になるまで、引続きステップS19,20が実行され、
すべての燃料噴射弁14を開弁させたまま放置する。
【0018】ステップS18において、タイマ30aが
カウントオーバになり、判別結果が肯定の場合には、ス
テップS15に進み、燃料ポンプ12をオンにした後、
前述した通常の燃料供給制御が実行される(ステップS
16)。すなわち、エンジン始動が開始される。エンジ
ンが始動してクラッキング状態を脱すると、ステップS
10の判別結果が否定となり、ステップS11において
タイマ30aをクリアした後、ステップS12に進む。
始動後のステップS12の判別は、エンジンが作動して
いるから当然に否定となり、前述したステップS15,
16が実行されて通常の燃料供給制御が実行される。
【0019】図5は、本発明の第2の実施例を示し、第
1の実施例に示す構成に、燃料を強制的にリークさせる
電磁バルブ40を追加したものである。この電磁バルブ
40は燃圧レギュレータ16と並列に、燃料パイプ18
とリターンパイプ20との接続位置に配設される。電磁
バルブ40は、燃料パイプ18とリターンパイプ20の
連通を遮断する弁体41と、この弁体41を、連通を常
時遮断する方向に付勢するばね42と、付勢時にばね2
のばね力に抗して弁体41を開弁させるソレノイド43
とを備えて構成されている。なお、第2の実施例の燃料
供給装置のその他の構成要素は、第1の実施例と同じで
あり、対応する構成要素に同じ符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0020】この第2の実施例における燃料供給制御手
順は、図6に示すフローチャートに示されているが、こ
のフローチャートは図3に示す第1の実施例のフローチ
ャートと、ステップS20を除いて同じである。第2の
実施例では、高温再始動時に、燃料噴射弁14を開弁す
る代わりにソレノイド43を付勢して電磁バルブ40を
開成する(ステップS20’)。電磁バルブ40の開成
により、燃料パイプ18内の圧力が急激に低下して燃料
の一部が減圧沸騰し、これをリターンパイプ20を介し
て燃料タンク10に流出させる。これにより、燃料パイ
プ18や燃料噴射弁14近傍を積極的に冷却することに
なる。
【0021】図7は、図5の破線で示す燃圧レギュレー
タ16と燃料リーク用電磁弁40の部分を一体に構成し
た、第3実施例のリーク兼用燃圧レギュレータ50を示
すものである。第3の実施例の燃料供給装置の他の構成
は第2の実施例と同じであるから、図示省略されてい
る。第3の実施例の燃圧レギュレータ50は、燃料パイ
プ18が接続されるポート50aと、燃料が流出し、リ
ターンパイプ20が接続されるポート50bを有してお
り、ダイアフラム52によって負圧室50dが画成され
ている。そして、この燃圧レギュレータ50は、ダイア
フラム52に連結され、ポート50aを閉塞する弁体5
1と、負圧室50dに縮設され、ダイアフラム52を、
弁体51がポート50aを閉塞する方向に常時付勢する
ばね54と、ソレノイド55と、ダイアフラム52の負
圧室側の面に連結され、ソレノイド55側に延びるプラ
ンジャ53とを備えて構成され、ソレノイド55が付勢
されるとプランジャ53がダイアフラム52と共に移動
し、これにより弁体51が開弁する。圧力室50dには
ポート50cを介して、燃料噴射弁14近傍の吸気通路
(インテークマニホールド)内に連通しており、ソレノ
イド55の消勢時には燃圧とインテークマニホールド負
圧との差圧に応じてダイアフラム52が変位し、弁体5
1を開閉させる。これにより、燃料圧とインテークマニ
ホールド負圧との差圧を一定に保持する。
【0022】この第3の実施例における燃料供給制御手
順は、第2の実施例と同じように説明することができ、
高温再始動時に、ソレノイド55を所定時間に亘って付
勢し、レギュレータ50を開弁させる(ステップS2
0’)。レギュレータ50の開成により、燃料パイプ1
8内の圧力が急激に低下して燃料の一部が減圧沸騰し、
これをリターンパイプ20を介して燃料タンク10に排
除する。これにより、燃料パイプ18や燃料噴射弁14
近傍を積極的に冷却することになる。
【0023】なお、上述の実施例に示すように、高温再
始動時に燃料供給系を積極的に冷却するようにしたが、
これに加え、従来のエンジンルームの換気や、燃料噴射
弁の駆動時間を通常時より長めに設定する等の対策を併
用すると相乗効果が得られ、エンジンの始動が容易にな
る。燃料調量手段としては、実施例に示す各吸気弁近傍
の吸気通路に配設された燃料噴射弁であってもよいし、
スロットル弁上流に配設された1個の燃料噴射弁であっ
てもよい。また、キャブレタであってもよい。
【0024】燃料温度検出手段としては、燃料温度に関
連する温度を検出し、その検出値から燃料温度を間接的
に検出するものであってもよく、水温センサが検出する
エンジン冷却水温度や吸気温センサが検出する吸気温度
から燃料温度を推定するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
内燃エンジンの燃料供給装置に依れば、燃料温度に関連
する温度を検出する燃料温度検出手段と、開弁時に燃料
通路内の燃料を燃料通路外に排除する電磁バルブ手段
と、エンジン始動時に燃料温度検出手段が検出する燃料
温度が所定値以上であるとき、燃料ポンプを作動させる
前に電磁バルブ手段を所定時間に亘って開弁させる制御
装置とを備えて構成したので、エンジンの高温再始動時
に燃料噴射弁や燃料通路を積極的に冷却することがで
き、特に、燃料としてメタノール燃料等の、常温で蒸気
圧がガンソリンより高い燃料を使用するエンジンでの高
温再始動時にもエンジンを短時間に確実に始動させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃エンジンの燃料供給装置の第
1の実施例の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の燃料供給装置の燃料供給制御を実行す
る電子制御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す電子制御装置によって実行される燃
料供給制御の制御手順を示すフローチャートである。
【図4】図2に示す電子制御装置によって実行されるタ
イマルーチンのフローチャートである。
【図5】本発明に係る内燃エンジンの燃料供給装置の第
2の実施例の概略構成を示す図である。
【図6】第2および第3の実施例の電子制御装置によっ
て実行される燃料供給制御の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明に係る内燃エンジンの燃料供給装置の第
3の実施例に使用される、燃料リーク弁を兼用する燃圧
レギュレータの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 燃料タンク 12 燃料ポンプ 14 燃料噴射弁(燃料調量手段) 16 燃圧レギュレータ 18 燃料パイプ(燃料通路) 20 リターンパイプ(燃料還流通路) 24 燃料温度センサ 30 電子制御装置(ECU) 40 電磁バルブ 55 電磁バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 37/00 N 7049−3G 37/04 B 7049−3G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクに貯留された燃料を燃料ポン
    プにより加圧し、加圧した燃料を燃料通路を介して燃料
    調量手段に圧送し、燃料調量手段により調量して内燃エ
    ンジンに所要量の燃料を供給する燃料供給装置におい
    て、燃料温度に関連する温度を検出する燃料温度検出手
    段と、開弁時に前記燃料通路内の燃料を燃料通路外に流
    出させる電磁バルブ手段と、エンジン始動時に前記燃料
    温度検出手段が検出する燃料温度が所定値以上であると
    き、前記燃料ポンプを作動させる前に前記電磁バルブ手
    段を所定時間に亘って開弁させる制御装置とを備えてな
    ることを特徴とする内燃エンジンの燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料調量手段は、燃料を、内燃エン
    ジンの吸気弁近傍の吸気通路内に噴射供給する燃料噴射
    弁であり、該燃料調量手段が前記電磁バルブ手段を兼ね
    ることを特徴とする、請求項1記載の内燃エンジンの燃
    料供給装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記燃料通路に接続され、前記燃
    料通路外に流出する燃料を前記燃料タンクに還流させる
    燃料還流通路を備え、前記電磁バルブ手段は、前記燃料
    還流通路を開閉する弁体と、前記制御装置からの駆動信
    号により付勢されて前記弁体を開弁方向に変位させる付
    勢手段とを備えることを特徴とする、請求項1記載の内
    燃エンジンの燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記燃料通路に接続され、前記燃
    料通路外に流出する燃料を前記燃料タンクに還流させる
    燃料還流通路を備え、前記燃料調量手段は、燃料を、内
    燃エンジンの吸気弁近傍の吸気通路内に噴射供給する燃
    料噴射弁であり、前記電磁バルブ手段は、前記燃料還流
    通路を開閉する弁体と、前記制御装置からの駆動信号に
    より付勢されて前記弁体を開弁方向に変位させる付勢手
    段と、該付勢手段の消勢時に前記吸気通路内圧力と前記
    燃料通路内の燃料圧との差圧に応じて前記弁体を開閉駆
    動する差圧応動手段とを備えることを特徴とする、請求
    項1記載の内燃エンジンの燃料供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138919A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Aisan Ind Co Ltd 燃料供給装置
JP2006233814A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料冷却装置
US7853399B2 (en) 2007-05-23 2010-12-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine control apparatus and method

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