JPH0544505Y2 - - Google Patents

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JPH0544505Y2
JPH0544505Y2 JP14948488U JP14948488U JPH0544505Y2 JP H0544505 Y2 JPH0544505 Y2 JP H0544505Y2 JP 14948488 U JP14948488 U JP 14948488U JP 14948488 U JP14948488 U JP 14948488U JP H0544505 Y2 JPH0544505 Y2 JP H0544505Y2
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JP
Japan
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exhaust
exhaust system
engine
valve
sets
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JP14948488U
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JPH0269016U (ja
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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンの排気装置に関するものであ
る。
(従来の技術) エンジンの排気装置においては、その排気通路
中に設けられるサイレンサーに二本の排気出口管
を取付けるとともにその二本の排気出口管のいず
れか一方側にその通路を開閉する開閉弁を備え、
該開閉弁をエンジンの運転状態に応じて開閉させ
ることにより、例えばエンジン低回転時における
消音性能の維持と高回転時における排気抵抗の低
減を図るようにしたいわゆる可変排気方式が提案
されている(例えば、実開昭62−18318号公報参
照)。
また一方、この可変排気方式をさらに一歩進め
たものとして、エンジンの排気装置にこの可変排
気方式をもつ排気系を2組設け、且つこれら2組
の排気系をそれぞれ異なる制御形態で独立して制
御するいわゆるデユアル可変排気方式の開発も進
められている。そして、このようなデユアル可変
方式の排気装置においては、各排気系の制御形態
をそれぞれ固定的に設定し、エンジンの全運転期
間を通じて各排気系をそれぞれ定められた制御形
態で継続的に制御するのが一般的な考え方であ
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このようにデユアル方式の排気装置
において各排気系の制御形態をそれぞれ固定的に
設定した場合には、これら2つの排気系において
はもともとその制御形態が異なるところから、そ
の使用条件(具体的には、開閉弁の切換回数とか
流通する排気ガス量等)に差が生じ、結果的に使
用条件の悪い側の排気系に早期劣化(例えば、開
閉弁の早期の作動不良、2つの排気出口管のうち
の一方側の早期の熱疲労あるいはキヤタリストを
備えた排気系においては該キヤタリストの早期の
劣化等)が発生するというおそれがある。
そこで本考案は、このようなデユアル可変排気
方式をもつ排気装置において2組の排気系装置の
一方側の早期劣化を防止しもつて排気装置全体と
しての耐久性の向上を図らんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案ではこのような課題を解決するための手
段として、排気通路中に設けられるサイレンサー
に二本の排気出口管を接続するとともに、該二本
の排気出口管のいずれか一方にその通路を開閉す
る開閉弁を設けてなる排気系を2組備え、該2組
の排気系の上記各開閉弁をエンジンの運転状態に
応じてそれぞれ異なる制御形態で独立に開閉制御
するようにしたエンジンの排気装置において、上
記2組の排気系の各上記開閉弁の制御形態を相互
に所定間隔毎に切換設定するようにしたことを特
徴とするものである。
(作用) 本考案ではこのような構成とすることにより、
長期的に見た場合、2組の排気系の使用条件は、
それらの制御形態がそれぞれ異なりしかも相互に
独立して制御されるものであるにもかわらず可及
的に均等化されることになる。
(考案の効果) 従つて、本考案のエンジンの排気装置によれ
ば、2組の排気系の使用条件が可及的に均等化さ
れるところから、これら2組の排気系のいずれか
一方側のみが早期に劣化するということが未然に
防止され、排気装置全体としての耐久性が向上す
るという実用的効果が得られることになる。
(実施例) 以下、第1図及び第2図を参照して本考案の好
適な実施例を説明する。
第1図には本考案の実施例に係る排気装置の全
体システム図が示されており、同図において符号
1は左右のバンク1a,1bを有するV型エンジ
ンであり、このエンジン1の各バンク1a,1b
にはそれぞれ排気マニホールド2A,2Bが取付
けられている。そして、この2つの排気マニホー
ルド2A,2Bには、後述するようにその制御形
態が異なるのみでその構成を全く同一とした第1
排気系3と第2排気系4がそれぞれ接続されてい
る。
上記第1排気系3は、上記排気マニホールド2
Aに接続された排気本管11の下流端にサイレン
サー12を、また該サイレンサー12と上記排気
マニホールド2Aとの中間位置にキヤタリスト1
3をそれぞれ取付けている。また、このサイレン
サー12には、第1排気排出管14と第2排気排
出管15とが接続されている。さらに、この第1
排気排出管14には,その通路を開閉する開閉弁
16が設けられている。そして、この開閉弁16
は、コントロールユニツト5からの制御信号を受
けて作動するアクチユエータ17によつて開閉さ
れる。
上記第2排気系4は、上記第1排気系3と同様
に、排気本管21にサイレンサー22とキヤタリ
スト23を設けるとともに、該サイレンサー22
に、開閉弁26を有する第1排気排出管24と第
2排気排出管25とを接続し、また該開閉弁26
をアクチユエータ27によつて開閉させるように
なつている。
これら2つの排気系3,4の各開閉弁16,2
6の制御形態は次のように設定されている。即
ち、この実施例においては第2図に示すように、
第1の制御形態と第2の制御形態の2つの制御形
態を設定するものとし、その第1の制御形態はエ
ンジン回転数N2以下の低中速回転域では開閉弁
を閉じて第2排気排出管のみから排気を排出し、
またエンジン回転数N2以上の高回転域では開閉
弁を開いて第1排気排出管と第2排気排出管の両
方から排気を排出するようにしている。これに対
して、第2の制御形態は、エンジン回転数N1
下の低回転域でのみ開閉弁を閉じ、該エンジン回
転数N1以上の中、高回転数域では該開閉弁を開
くようにしている。
そして、この実施例においては、上記2つの制
御形態を上記2つの開閉弁16,26の制御に用
いるものとし、しかもその場合該各開閉弁16,
26に対する制御形態を所定間隔毎に交互に切換
えるようにしている。例えば、最初に第1排気系
3の開閉弁16を第1の制御形態でまた第2排気
系の開閉弁26を第2の制御形態でそれぞれ制御
した場合には、次回はこれとは逆に、第1排気系
3の開閉弁16を第2の制御形態で、第2排気系
4の開閉弁26を第1の制御形態でそれぞれ制御
するようにし、このような制御形態の切換えを所
定間隔毎に行なうものである。
また、この制御形態の切換えの間隔設定の基準
としては、例えばエンジンの運転状態がアイドル
運転状態となる毎に切換える方法とか、エンジン
の運転開始毎に切換える方法あるいは車両の一定
走行距離毎に切換える方法等が考えられる。
このように2つの排気系3,4の各開閉弁1
6,26の制御形態を所定間隔毎に切り換える
と、各制御形態時そのものにおいては各排気系の
作用条件が異なるものの、これを長期的にみた場
合には各排気系の制御条件は可及的に均等化され
ることになる。この結果、2つの排気系3,4の
いずれか一方側が他方側よりも早期に劣化すると
いうようなことがなくなり、装置全体としての耐
久性が向上するものであり、特にこの実施例のよ
うにキヤタリスト13,23を備えた排気系にあ
つてはその効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るエンジンの排気
装置のシステム図、第2図は第1図に示した開閉
弁の制御形態説明図である。 1……エンジン、2……排気マニホールド、3
……第1排気系、4……第2の排気系、5……コ
ントロールユニツト、11,21……排気本管、
12,22……サイレンサー、13,23……キ
ヤタリスト、14,24……第1排気排出管、1
5,25……第2排気排出管、16,26……開
閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気通路中に設けられるサイレンサーに二本の
    排気出口管を接続するとともに該二本の排気出口
    管のいずれか一方にその排気通路を開閉する開閉
    弁を設けてなる排気系を2組備え、該2組の排気
    系の上記各開閉弁をエンジンの運転状態に応じて
    それぞれ異なる制御形態で独立に開閉制御するよ
    うにしたエンジンの排気装置であつて、上記2組
    の排気系の各上記開閉弁の制御形態を相互に所定
    間隔毎に切換設定するようにしたことを特徴とす
    るエンジンの排気装置。
JP14948488U 1988-11-15 1988-11-15 Expired - Lifetime JPH0544505Y2 (ja)

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JPH0269016U JPH0269016U (ja) 1990-05-25
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JP5581682B2 (ja) * 2009-12-15 2014-09-03 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気装置

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JPH0269016U (ja) 1990-05-25

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