JPH0544318Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0544318Y2 JPH0544318Y2 JP1989040339U JP4033989U JPH0544318Y2 JP H0544318 Y2 JPH0544318 Y2 JP H0544318Y2 JP 1989040339 U JP1989040339 U JP 1989040339U JP 4033989 U JP4033989 U JP 4033989U JP H0544318 Y2 JPH0544318 Y2 JP H0544318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- container
- frame
- frame body
- truck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 39
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 39
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 15
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 4
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 4
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000002648 laminated material Substances 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000012815 thermoplastic material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、合成樹脂製タンクを収納するための
枠体状コンテナに関するものである。
枠体状コンテナに関するものである。
従来より、化学薬品などを収容する複合プラス
チツク製タンクは知られている。例えば本出願人
がすでに提案している複合プラスチツク製タンク
は、化学薬品に直接接触する内面を、耐腐食性を
有する熱可塑性プラスチツク材料とし、また、外
面を機械的強度をもつFRP材料とし、これらの
材料を積層した構造としている(実開昭59−
150785号公報参照)。
チツク製タンクは知られている。例えば本出願人
がすでに提案している複合プラスチツク製タンク
は、化学薬品に直接接触する内面を、耐腐食性を
有する熱可塑性プラスチツク材料とし、また、外
面を機械的強度をもつFRP材料とし、これらの
材料を積層した構造としている(実開昭59−
150785号公報参照)。
ところで、かかる複合プラスチツクのような合
成樹脂製タンクは、鉄製タンクに比べはるかに軽
量であるので、トラツク等の輸送では、それだ
け、液体の輸送量が増加できる長所をもつてい
る。
成樹脂製タンクは、鉄製タンクに比べはるかに軽
量であるので、トラツク等の輸送では、それだ
け、液体の輸送量が増加できる長所をもつてい
る。
しかしながら、従来の合成樹脂製タンクは、ト
ラツクのシヤーシフレーム上の台座に直接載置さ
れバンドで緊締されて輸送するので、当該タンク
はむき出し状態で走行することになり(例えば、
実開昭49−55410号公報参照)、輸送中に万一転倒
事故でもあれば、たとえ外面をFRP材料で補強
していても、タンク毀損は免れられず、ひいては
合成樹脂製タンクの信頼性は低い、という問題が
あつた。したがつて、鉄製タンクローリに比べ普
及率が低かつた。
ラツクのシヤーシフレーム上の台座に直接載置さ
れバンドで緊締されて輸送するので、当該タンク
はむき出し状態で走行することになり(例えば、
実開昭49−55410号公報参照)、輸送中に万一転倒
事故でもあれば、たとえ外面をFRP材料で補強
していても、タンク毀損は免れられず、ひいては
合成樹脂製タンクの信頼性は低い、という問題が
あつた。したがつて、鉄製タンクローリに比べ普
及率が低かつた。
一方、タンクローリにおいて、タンク全体を包
込む枠体は知られている(例えば、実公昭58−
22954号公報参照)。かかる枠体を設けたことによ
り、タンクローリの転倒時の防護にはなるもの
の、この枠体はタンクと共にトラツクのシヤーシ
フレームに固着しているので、タンクを車体より
降ろすことができず、一般のタンクローリと同
様、収容された液体はポンプまたは自然流下によ
り時間をかけて排出し、荷おろしに不便をきたし
ている、という問題があつた。
込む枠体は知られている(例えば、実公昭58−
22954号公報参照)。かかる枠体を設けたことによ
り、タンクローリの転倒時の防護にはなるもの
の、この枠体はタンクと共にトラツクのシヤーシ
フレームに固着しているので、タンクを車体より
降ろすことができず、一般のタンクローリと同
様、収容された液体はポンプまたは自然流下によ
り時間をかけて排出し、荷おろしに不便をきたし
ている、という問題があつた。
また、鉄製タンクの鏡板に、四角状の枠体を溶
接により一体的に取付け、この枠体の隅部に、荷
役機械で持上げ可能で、かつ、積重ね可能の隅金
具を設けたタンク一体型枠体状コンテナは知られ
ている(例えば、特公昭52−45053号公報参照)。
接により一体的に取付け、この枠体の隅部に、荷
役機械で持上げ可能で、かつ、積重ね可能の隅金
具を設けたタンク一体型枠体状コンテナは知られ
ている(例えば、特公昭52−45053号公報参照)。
しかしながら、かかるタンク一体型枠体状コン
テナは、タンクを収納したまま枠体を、トラツク
等の車体から降ろすことができるものの、枠体と
タンクとが一体化されているので、タンクを合成
樹脂製タンクに置換できない、という問題があつ
て、ひいては、タンク単体の使用ができない、と
いう問題があつた。
テナは、タンクを収納したまま枠体を、トラツク
等の車体から降ろすことができるものの、枠体と
タンクとが一体化されているので、タンクを合成
樹脂製タンクに置換できない、という問題があつ
て、ひいては、タンク単体の使用ができない、と
いう問題があつた。
また、一般のボツクス状コンテナは輸送するた
めの、任意の形態を有する容れ物で構成され、物
品をまとめて荷役して輸送することが便利なよう
にできているものの、かかるコンテナで合成樹脂
製タンクを収納して輸送するには、タンクをコン
テナに収納したり、取出したりすることに多大の
労力を要し、しかもその全体重量が嵩み、折角軽
量化された合成樹脂製タンクの特長を損なうこと
になる、という問題があつた。
めの、任意の形態を有する容れ物で構成され、物
品をまとめて荷役して輸送することが便利なよう
にできているものの、かかるコンテナで合成樹脂
製タンクを収納して輸送するには、タンクをコン
テナに収納したり、取出したりすることに多大の
労力を要し、しかもその全体重量が嵩み、折角軽
量化された合成樹脂製タンクの特長を損なうこと
になる、という問題があつた。
そこで本考案は、これらの従来技術の問題点を
解決するために案出されたもので、その要旨とす
るところは、略円筒状に形成され、かつ、トラツ
クに搭載されて輸送可能の大型密閉状合成樹脂製
タンクT単体の上側にマンホール17を設けると
共に、該タンクTをコンテナCに取出可能に収納
し、前記コンテナCを、鋼材を枠組みしてタンク
Tを支持する下枠体2と、鋼材を枠組みしてタン
クTを覆う上枠体1とで着脱可能に結合して構成
し、前記下枠体2を、下面を形成する下面用鋼材
4と、該下面用鋼材4に立設された下枠用柱5
と、該下枠用柱5の上端に横設された中段用鋼材
7と、から形成し、前記上枠体1を、前記マンホ
ール17より高く形成し、前記中段用鋼材7に接
合する足13を有し、かつ、横連結部材15,1
6でたがいに連結した複数の門型鋼材14で形成
し、該コンテナCを、タンクT収納のまま荷役機
械で持上げ可能とすると共に、該コンテナCを、
タンクT収納のままトラツクのシヤーシフレーム
上28に着脱可能としたことを特徴とする合成樹
脂製タンク用枠体状コンテナにある。
解決するために案出されたもので、その要旨とす
るところは、略円筒状に形成され、かつ、トラツ
クに搭載されて輸送可能の大型密閉状合成樹脂製
タンクT単体の上側にマンホール17を設けると
共に、該タンクTをコンテナCに取出可能に収納
し、前記コンテナCを、鋼材を枠組みしてタンク
Tを支持する下枠体2と、鋼材を枠組みしてタン
クTを覆う上枠体1とで着脱可能に結合して構成
し、前記下枠体2を、下面を形成する下面用鋼材
4と、該下面用鋼材4に立設された下枠用柱5
と、該下枠用柱5の上端に横設された中段用鋼材
7と、から形成し、前記上枠体1を、前記マンホ
ール17より高く形成し、前記中段用鋼材7に接
合する足13を有し、かつ、横連結部材15,1
6でたがいに連結した複数の門型鋼材14で形成
し、該コンテナCを、タンクT収納のまま荷役機
械で持上げ可能とすると共に、該コンテナCを、
タンクT収納のままトラツクのシヤーシフレーム
上28に着脱可能としたことを特徴とする合成樹
脂製タンク用枠体状コンテナにある。
本考案の構成を添付図面に示す実施例により詳
細に述べる。
細に述べる。
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は第
1図のA矢視図、第3図は第1図の一部平面図、
第4図は要部分解斜視図である。
1図のA矢視図、第3図は第1図の一部平面図、
第4図は要部分解斜視図である。
これらの図において、本実施例はタンクTを輸
送するためのコンテナCであつて、そのタンクT
は円筒状に形成された横置き形の、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩ビ、FRPなどの単体樹
脂、または、これらにFRPが積層された複合プ
ラスチツク製のタンクであつて、その大きさは、
例えばタンク外径が1000mmφ、軸方向長さが1500
mmとなつている。
送するためのコンテナCであつて、そのタンクT
は円筒状に形成された横置き形の、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩ビ、FRPなどの単体樹
脂、または、これらにFRPが積層された複合プ
ラスチツク製のタンクであつて、その大きさは、
例えばタンク外径が1000mmφ、軸方向長さが1500
mmとなつている。
このコンテナCは上枠体1と下枠体2とから構
成され、下枠体2上にタンクTを載置して、この
タンクTの上から上枠体1を覆つた後、上枠体1
と下枠体2とをボルト3にて結合している。そし
て、タンクTを収納したコンテナCをトラツクに
搭載するには、クレーンまたはフオークリフトな
どで持上げて搭載するようになつている。
成され、下枠体2上にタンクTを載置して、この
タンクTの上から上枠体1を覆つた後、上枠体1
と下枠体2とをボルト3にて結合している。そし
て、タンクTを収納したコンテナCをトラツクに
搭載するには、クレーンまたはフオークリフトな
どで持上げて搭載するようになつている。
さて、前記下枠体2は次のように構成されてい
る。すなわち、横置きされた円筒状のタンクTの
軸方向に対し、左右(第2図中、左右という。以
下同じ)に下面用チヤンネル鋼4,4を並置し、
これらの下面用チヤンネル鋼4の前後(第1図
中、左右をいう。以下同じ)にパイプからなる下
枠体用柱5,5を溶接により植設している。これ
らの下枠体用柱5の上端に支持板6をそれぞれ水
平状にして溶接により固着し、これらの支持板6
の上に前後方向に亘り中段用チヤンネル鋼7を載
置して固着している。したがつて、中段用チヤン
ネル鋼7は前記下面用チヤンネル鋼4に平行とな
つている。また、左右の下面用チヤンネル鋼4,
4は、連結用小チヤンネル鋼8,8により前後に
おいてそれぞれ連結されている。また、左右の中
段用チヤンネル鋼7,7の内側には、載置される
タンクTの下半分に接触して支持する載置用バン
ド9の端部が固着されている。すなわち、下方に
弯曲された載置用バンド9は左右の中段用チヤン
ネル鋼7,7によつて吊設され、しかも前後の下
枠体用柱5,5に亘つて広がつている。したがつ
て、この載置用バンド9により合成樹脂製(例え
ばポリエチレン製)タンクのクリープ特性を防ぐ
ことができる。この載置用バンド9の下面は、前
後および左右各1対の補強用控え10,10……
で支持されている。これらの補強用控え10は前
記下枠体用柱5と連結用小チヤンネル鋼8とに固
着されている。
る。すなわち、横置きされた円筒状のタンクTの
軸方向に対し、左右(第2図中、左右という。以
下同じ)に下面用チヤンネル鋼4,4を並置し、
これらの下面用チヤンネル鋼4の前後(第1図
中、左右をいう。以下同じ)にパイプからなる下
枠体用柱5,5を溶接により植設している。これ
らの下枠体用柱5の上端に支持板6をそれぞれ水
平状にして溶接により固着し、これらの支持板6
の上に前後方向に亘り中段用チヤンネル鋼7を載
置して固着している。したがつて、中段用チヤン
ネル鋼7は前記下面用チヤンネル鋼4に平行とな
つている。また、左右の下面用チヤンネル鋼4,
4は、連結用小チヤンネル鋼8,8により前後に
おいてそれぞれ連結されている。また、左右の中
段用チヤンネル鋼7,7の内側には、載置される
タンクTの下半分に接触して支持する載置用バン
ド9の端部が固着されている。すなわち、下方に
弯曲された載置用バンド9は左右の中段用チヤン
ネル鋼7,7によつて吊設され、しかも前後の下
枠体用柱5,5に亘つて広がつている。したがつ
て、この載置用バンド9により合成樹脂製(例え
ばポリエチレン製)タンクのクリープ特性を防ぐ
ことができる。この載置用バンド9の下面は、前
後および左右各1対の補強用控え10,10……
で支持されている。これらの補強用控え10は前
記下枠体用柱5と連結用小チヤンネル鋼8とに固
着されている。
なお、下面用チヤンネル鋼4には第1図に示す
ようにフオークリフトのフオーク孔11を穿設
し、中段用チヤンネル鋼7の前後および左右には
クレーンフツク用の係止片12,12……を突設
している。
ようにフオークリフトのフオーク孔11を穿設
し、中段用チヤンネル鋼7の前後および左右には
クレーンフツク用の係止片12,12……を突設
している。
また、上枠体1は次のように構成されている。
すなわち、上部枠体1は門型の上枠本体14で構
成されているが、U字状パイプからなる上枠本体
14の下端には足板13が固着しており、この足
板13は、前記の中段用チヤンネル鋼7の上面に
接合されてボルト3により着脱自在に固定されて
いる。この上枠本体14はタンクTの前後に設け
られ、これらの上枠本体14,14は上下2段の
横連結部材15,16で前後方向に連結されてい
る。これらの横連結部材15,16は作業者がタ
ンクTの頂上に設けられたマンホール17を開閉
するために昇降する梯子にもなつている。なお、
18,19は上枠本体14の補助用控えを示す。
すなわち、上部枠体1は門型の上枠本体14で構
成されているが、U字状パイプからなる上枠本体
14の下端には足板13が固着しており、この足
板13は、前記の中段用チヤンネル鋼7の上面に
接合されてボルト3により着脱自在に固定されて
いる。この上枠本体14はタンクTの前後に設け
られ、これらの上枠本体14,14は上下2段の
横連結部材15,16で前後方向に連結されてい
る。これらの横連結部材15,16は作業者がタ
ンクTの頂上に設けられたマンホール17を開閉
するために昇降する梯子にもなつている。なお、
18,19は上枠本体14の補助用控えを示す。
また、タンクTの上半分は締付用バンド20で
締付けられている。この締付用バンド20は帯体
で構成され、タンクTの前後に設けられている。
これらの締付用バンド20の両端部にはブラケツ
ト22が固着され、タンクTの上半分外周をバン
ドで囲つた後、このブラケツト22と、取付板2
1を重合している中段用チヤンネル鋼7とをボル
ト23によつて締付けている。
締付けられている。この締付用バンド20は帯体
で構成され、タンクTの前後に設けられている。
これらの締付用バンド20の両端部にはブラケツ
ト22が固着され、タンクTの上半分外周をバン
ドで囲つた後、このブラケツト22と、取付板2
1を重合している中段用チヤンネル鋼7とをボル
ト23によつて締付けている。
なお、24はタンクTの鏡板側に設けた凹部
で、この凹部24に他のタンクTの凸部25を嵌
合するようにしている。つまり、2連式のタンク
を構成することができる。26はタンクTの下側
に設けた取出管で、タンクTの底部の凹み(不図
示)に連結している。27は足踏板、28はトラ
ツク用シヤーシフレームを示す。
で、この凹部24に他のタンクTの凸部25を嵌
合するようにしている。つまり、2連式のタンク
を構成することができる。26はタンクTの下側
に設けた取出管で、タンクTの底部の凹み(不図
示)に連結している。27は足踏板、28はトラ
ツク用シヤーシフレームを示す。
次に、本実施例の作用を述べる。空のタンクT
をクレーンなどを使つて不枠体2の載置用バンド
9上に載置した後、締付用バンド20をタンクT
の上半分に掛け、そのブラケツト22と中段用チ
ヤンネル鋼7とをボルト23にて締付け、タンク
Tを下枠体2に固定する。次いで、上枠体1を中
段用チヤンネル鋼7上に取付け、ボルト3で結合
する。その結果、コンテナCにタンクTを収納す
ることができる。
をクレーンなどを使つて不枠体2の載置用バンド
9上に載置した後、締付用バンド20をタンクT
の上半分に掛け、そのブラケツト22と中段用チ
ヤンネル鋼7とをボルト23にて締付け、タンク
Tを下枠体2に固定する。次いで、上枠体1を中
段用チヤンネル鋼7上に取付け、ボルト3で結合
する。その結果、コンテナCにタンクTを収納す
ることができる。
そこで、このコンテナCをクレーンまたはフオ
ークリフトなどを使用して持ち上げ、トラツクの
シヤーシフレーム28上に積載する。所定の輸送
液はこのコンテナCをトラツクへ積載する前にタ
ンクTへ充填してあつてもよい。次いで、タンク
Tに輸送液を収容した状態で目的地まで輸送し、
そこで、クレーンまたはフオークリフトなどを使
用して荷おろしを行う。なお、場合によつては、
取出管26より輸送液のみを排出してもよい。そ
して、輸送先でこのコンテナCに収納されたタン
クTをそのまま使用し、一方、空のタンクTを収
納した状態の別のコンテナCをトラツクに積み持
ちかえる。このように、輸送液貯蔵容器として使
用することもできるし、また、コンテナCをトラ
ツクのシヤーシフレーム28に固定すればタンク
ローリーの代りに使用することもできる。
ークリフトなどを使用して持ち上げ、トラツクの
シヤーシフレーム28上に積載する。所定の輸送
液はこのコンテナCをトラツクへ積載する前にタ
ンクTへ充填してあつてもよい。次いで、タンク
Tに輸送液を収容した状態で目的地まで輸送し、
そこで、クレーンまたはフオークリフトなどを使
用して荷おろしを行う。なお、場合によつては、
取出管26より輸送液のみを排出してもよい。そ
して、輸送先でこのコンテナCに収納されたタン
クTをそのまま使用し、一方、空のタンクTを収
納した状態の別のコンテナCをトラツクに積み持
ちかえる。このように、輸送液貯蔵容器として使
用することもできるし、また、コンテナCをトラ
ツクのシヤーシフレーム28に固定すればタンク
ローリーの代りに使用することもできる。
なお、タンクは円筒体とは限らず楕円状筒体で
あつてもよい。また、チヤンネル鋼やパイプ鋼板
を、本明細書では鋼材と称している。
あつてもよい。また、チヤンネル鋼やパイプ鋼板
を、本明細書では鋼材と称している。
本考案によれば、合成樹脂製タンクを枠体状コ
ンテナに収納したので、当該タンクをトラツクに
搭載する場合、そのままの状態で荷役・輸送がで
き、一般のタンクローリなどのように輸送液の荷
おろしに時間を要するのと違い、一度に行うこと
ができると共に、タンクをそのまま輸送先に輸送
液貯蔵容器として設置することができるばかりで
なく、この枠体状コンテナにはフオークリフトな
どを使用でき、したがつて工場内で、運搬・保管
することができるのは勿論、次のような特段の効
果も奏する。
ンテナに収納したので、当該タンクをトラツクに
搭載する場合、そのままの状態で荷役・輸送がで
き、一般のタンクローリなどのように輸送液の荷
おろしに時間を要するのと違い、一度に行うこと
ができると共に、タンクをそのまま輸送先に輸送
液貯蔵容器として設置することができるばかりで
なく、この枠体状コンテナにはフオークリフトな
どを使用でき、したがつて工場内で、運搬・保管
することができるのは勿論、次のような特段の効
果も奏する。
すなわち、鋼材を枠組した枠体状コンテナであ
るので、合成樹脂製タンクと合せて軽量化するこ
とができ、それだけ、トラツクにおける輸送液量
が増加できる。
るので、合成樹脂製タンクと合せて軽量化するこ
とができ、それだけ、トラツクにおける輸送液量
が増加できる。
殊に、枠体状コンテナと、合成樹脂製タンクと
を別体としているので、タンク単体の使用ができ
ると共に、枠体状コンテナ収納のタンクも使用で
き、その用途に多様性をもたすことができる。
を別体としているので、タンク単体の使用ができ
ると共に、枠体状コンテナ収納のタンクも使用で
き、その用途に多様性をもたすことができる。
しかも、コンテナの下枠体を、下面用鋼材と下
枠用柱と中段用鋼材とで形成したので、大型の合
成樹脂製タンクを安定して載置できるばかりでな
く、上枠体を外した状態で、枠体状コンテナから
のタンク取出しが容易にでき、その上、トラツク
シヤーシフレームにも容易に取付けることができ
る。
枠用柱と中段用鋼材とで形成したので、大型の合
成樹脂製タンクを安定して載置できるばかりでな
く、上枠体を外した状態で、枠体状コンテナから
のタンク取出しが容易にでき、その上、トラツク
シヤーシフレームにも容易に取付けることができ
る。
また、コンテナの上枠体を、タンクのマンホー
ルより高く、かつ、横連結部材で連結した門型の
鋼材で覆つているので、梯子にもなり、更にトラ
ツクに搭載しても、鉄製タンクと同様、転倒時の
タンク破損防止の信頼性をもたすことができる。
ルより高く、かつ、横連結部材で連結した門型の
鋼材で覆つているので、梯子にもなり、更にトラ
ツクに搭載しても、鉄製タンクと同様、転倒時の
タンク破損防止の信頼性をもたすことができる。
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は第
1図のA矢視図、第3図は第1図の一部平面図、
第4図は要部分解斜視図である。 1……上枠体、2……下枠体、3……ボルト、
C……コンテナ、T……タンク。
1図のA矢視図、第3図は第1図の一部平面図、
第4図は要部分解斜視図である。 1……上枠体、2……下枠体、3……ボルト、
C……コンテナ、T……タンク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 略円筒状に形成され、かつ、トラツクに搭載さ
れて輸送可能の大型密閉状合成樹脂製タンクT単
体の上側にマンホール17を設けると共に、 該タンクTをコンテナCに取出可能に収納し、 前記コンテナCを、鋼材を枠組みしてタンクT
を支持する下枠体2と、鋼材を枠組みしてタンク
Tを覆う上枠体1とで着脱可能に結合して構成
し、 前記下枠体2を、下面を形成する下面用鋼材4
と、該下面用鋼材4に立設された下枠用柱5と、
該下枠用柱5の上端に横設された中段用鋼材7
と、から形成し、 前記上枠体1を、前記マンホール17より高く
形成し、前記中段用鋼材7に接合する足13を有
し、かつ、横連結部材15,16でたがいに連結
した複数の門型鋼材14で形成し、 該コンテナCを、タンクT収納のまま荷役機械
で持上げ可能とすると共に、 該コンテナCを、タンクT収納のままトラツク
のシヤーシフレーム上28に着脱可能としたこと
を特徴とする合成樹脂製タンク用枠体状コンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989040339U JPH0544318Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989040339U JPH0544318Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02131990U JPH02131990U (ja) | 1990-11-01 |
JPH0544318Y2 true JPH0544318Y2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=31550044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989040339U Expired - Lifetime JPH0544318Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544318Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5245053A (en) * | 1975-10-08 | 1977-04-08 | Nippon Telegraph & Telephone | Electromagnet |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4955410U (ja) * | 1972-08-23 | 1974-05-16 | ||
JPS50138784U (ja) * | 1974-05-01 | 1975-11-14 |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP1989040339U patent/JPH0544318Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5245053A (en) * | 1975-10-08 | 1977-04-08 | Nippon Telegraph & Telephone | Electromagnet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02131990U (ja) | 1990-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0191737B1 (fr) | Emballage intermodal non réutilisable et de grande capacité | |
US5524781A (en) | Bulk liquid transport container | |
US5058747A (en) | Transport/storage container with wooden pallet feet | |
US3423101A (en) | Freight container | |
US7762417B2 (en) | Modular reusable vehicle shipping crate | |
KR101493533B1 (ko) | 유리 시트의 패킹 컨테이너 및 선적 베이스 | |
JP6861724B2 (ja) | パレットコンテナ | |
JP2010235205A (ja) | 液体輸送用伸縮コンテナー。 | |
WO2016026001A1 (en) | Removable lid for a transport structure, transport system and associated method | |
JP5243591B2 (ja) | 組立式コンテナ及び組立式コンテナの輸送方法 | |
US4346905A (en) | Tank trailer | |
JPH0544318Y2 (ja) | ||
JPH04109025U (ja) | 化学薬品用搬送容器 | |
JP3217985U (ja) | ドラム缶搬送用コンテナ | |
JPH09188188A (ja) | コンテナーバッグを搭載したコンテナー車両 | |
JP2005029178A (ja) | 二輪車用梱包容器 | |
US20040069808A1 (en) | Storage and dispensing system | |
JP4260550B2 (ja) | 自動二輪車輸送用リターナブルパレットと積載方法 | |
JP3519006B2 (ja) | 粉粒体用パレット | |
JPH037354Y2 (ja) | ||
JPH0617758Y2 (ja) | 輸送用合成樹脂製タンクの保持部材 | |
CN211643276U (zh) | 便于安装和拆卸的新型框架 | |
JP4209531B2 (ja) | 昇降床付き貨物自動車 | |
WO1989011428A1 (en) | A transport tank, particularly for dangerous substances | |
JPH0561095U (ja) | 作業車の梱包枠 |