JPH0543928B2 - - Google Patents

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JPH0543928B2
JPH0543928B2 JP63315481A JP31548188A JPH0543928B2 JP H0543928 B2 JPH0543928 B2 JP H0543928B2 JP 63315481 A JP63315481 A JP 63315481A JP 31548188 A JP31548188 A JP 31548188A JP H0543928 B2 JPH0543928 B2 JP H0543928B2
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ignition
air
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blower
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Hideo Okamoto
Ikumitsu Hatake
Hidehiko Takagi
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Rinnai Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/20Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays
    • F23N5/203Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays using electronic means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2225/00Measuring
    • F23N2225/08Measuring temperature
    • F23N2225/16Measuring temperature burner temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2227/00Ignition or checking
    • F23N2227/02Starting or ignition cycles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2233/00Ventilators
    • F23N2233/06Ventilators at the air intake
    • F23N2233/08Ventilators at the air intake with variable speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2235/00Valves, nozzles or pumps
    • F23N2235/12Fuel valves
    • F23N2235/16Fuel valves variable flow or proportional valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/02Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
    • F23N5/12Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using ionisation-sensitive elements, i.e. flame rods

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、送風機を備えた燃焼装置において燃
焼量を制御する制御装置に関し、特に定常燃焼時
の低騒音化を図るとともに、着火初期においても
騒音の発生を防止するための改良に関する。
[従来の技術] 小型のガス給湯器等のように、送風機によつて
燃焼用空気が供給され、限られた狭い燃焼室内で
燃焼を行う燃焼装置では、燃焼器ケーシング内の
共鳴等によつて騒音が発生しやすい。
本願発明者等は、こうした騒音は、燃焼室およ
び排気路等からなる燃焼部と、混合室および送風
機ケーシング等からなる供給部の各固有振動数
f1、f2の不一致によつて生じることを見出だし、
騒音防止のための基本的な手段や、燃料量が変化
した場合の騒音に対する解決手段を、特願昭63−
138030号、特願昭63−138031号においてすでに紹
介した。
その手段としては、従来では燃焼部に対して容
積の小さかつた供給部の容積を増大させるために
燃焼用空気を供給するための送風機のケーシング
に給気ダクトを接続して、燃焼部と供給部の各固
有振動数f1、f2を一致させ、さらに、燃焼量が変
更されて燃焼部の固有振動数f1が変化した場合に
も、供給部の固有振動数f2をそれに対応させる手
段として、給気ダクト内に燃焼量に応じて給気ダ
クトの給気口の開度を変更するダンパを設け、燃
焼量の変化に応じて供給部の固有振動数f2を変更
して、燃焼量の変化に伴う騒音を防止させるよう
にしている。
また、一般に燃焼機器では、点火を行う際に
は、確実にかつ安全に着火させるために、燃焼量
の変更可能な燃焼器において、出湯温度や暖房温
度等の設定される温度とは関係なく、例えば燃焼
量の変更可能範囲の中間部における緩点火燃焼量
で、また供給される燃焼用空気に対して燃料の割
合を多くして点火が行われ、着火が検知される
と、それぞれ設定された温度等に基づいた燃焼量
に変更されて、燃焼が行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、着火直後には、第5図に破線Cに示す
ように、着火時t1から時間t3への間には、バーナ
等の燃焼機器の温度が低く(約100℃以下)、再点
火を除く点火初期(cold時)と定常燃焼時(hot
時)とでは燃焼機器の保炎性が異なるため、同一
燃焼量で燃焼を行つても、燃焼用空気の供給部に
おける圧力が異なり、特に排気のために排気延長
管を接続した場合等には、その排気延長管等の温
度も低いため、この傾向が強い。
このため、上述のダンパを備えた燃焼装置で
は、使用時間の長い定常燃焼時を中心に騒音の発
生を防止するように、燃焼部と供給部の各固有振
動数f1、f2を一致させるようにダンパの開度特性
を与えておいても、点火初期、特にcold時におい
ては、供給される燃焼用空気は、燃焼器等の温度
が低いために、供給部内の温度が大きくなつて、
燃焼量に対する同一ダンパ開度であつても、定常
燃焼時における供給量より多くなる。
また、着火時t1と燃焼器等の温度が上昇した時
間t3との中間の、燃焼器等の温度が十分に高くな
い着火直後(例えばt1より0.5秒後)の時間t2に
おいて、設定温度等に基づいて燃焼量が変更され
ると、通常は点火初期(再点火を除く)には大燃
焼量が要求され、第5図の破線Dに示すように、
燃焼量が大きくなる。
従つて、プレート等の燃料器の温度がある程
度、例えば100℃上昇するまでの、時間t1からt3
まで(例えば5秒間またはそれ以上)の間には、
燃焼部における固有振動数f1を決定する条件とな
る燃焼量(燃焼温度)と、供給部における固有振
動数f2を決定する条件となる供給部内の圧力を決
定する燃焼器温度とに大きな差が生じるため、燃
焼部の固有振動数f1と供給部の固有振動数f2とが
一致しなくなり、共鳴音等の騒音が発生する場合
があるという問題がある。
本発明は、定常燃焼時(hot時)には燃焼量が
変更されても騒音を発生しないとともに、点火時
においては確実に着火し、着火直後、特にcold時
の着火時にも異常な音が発生しないようにする、
燃焼制御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、バーナの燃焼量を負荷に応じて決定
する燃焼量決定手段を有し、バーナへ燃焼用空気
を供給するための送風機と、前記バーナへの燃料
供給量を調節する燃料供給手段とを前記燃焼量決
定手段に決定される燃焼量に応じて制御する燃焼
制御装置において、前記バーナの点火時に前記送
風機および前記燃料供給手段とを緩点火燃焼量に
制御する緩点火制御手段と、前記バーナの着火を
検知する着火検知手段と、前記バーナの着火を検
知する着火検知手段と、前記着火検知手段により
前記バーナの着火が検知されてから前記バーナの
温度が安定するまでの所定時間、前記緩点火制御
手段による燃焼量を継続させる点火燃焼量継続手
段と、前記送風機の空気吸入口に設けられ、給気
ダクト内部に前記送風機の作動に伴つて発生する
空気流に応じて揺動するダンパにより前記給気ダ
クトの断面積を変更する断面積変更手段とを具備
することを特徴とする技術的手段とする。
[作用および発明の効果] 本発明では、送風機の空気吸入口には、給気ダ
クト内部に送風機の作動に伴つて発生する空気流
に応じて揺動するダンパにより給気ダクトの断面
積を変更する断面積変更手段が設けられているた
め、バーナ等の温度が安定した定常燃焼時には、
燃焼量決定手段によつて決定される燃焼量に応じ
た燃焼が行われて燃焼室等の固有振動数が変化す
るとき、送風機および給気ダクト等からなる供給
側では、それに応じて給気ダクトの断面積が変化
し、その固有振動数が変更されて、燃焼側の固有
振動数と一致されるため、騒音の発生はない。
一方、点火時には、バーナの燃焼量は、緩点火
燃焼量、例えば、変更可能な燃焼量範囲内の中間
の燃焼量に制御される。ここで、バーナ等の温度
が低く、そのために固有振動数が定常燃焼時に対
して低くなつている燃焼部側に対応させて、緩点
火燃焼量を、点火初期において、バーナ等の温度
が低い場合およびバーナ等の温度が高く安定して
いる場合にともに騒音が発生しないような燃焼量
に設定しておけば、着火直後の燃焼における騒音
をなくすことができる。さらに、着火検知からバ
ーナの温度が安定するまでの所定時間の間は、そ
の燃焼量を継続させるため、定常燃焼時における
燃焼部側の固有振動数に対応させるように断面積
変更手段により設定される供給側の固有振動数は
一定に保たれ、燃焼側と供給側の固有振動数は一
致状態を継続する。従つて、燃焼量の変化によつ
て供給側の固有振動数が変化して、温度の低い燃
焼側の固有振動数と大きく異なるようなことはな
くなり、着火直後からバーナの温度が安定するま
での所定時間の間に、騒音が発生することがな
い。
[実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に示すガス給湯器1は、全一次空気燃焼
により小型でしかも低騒音を実現した高能率の燃
焼器2を搭載したもので、燃焼器2は、燃焼部1
0と、燃焼部10へ燃料ガスと空気との混合気を
供給する供給部20とからなり、供給部20には
空気および燃料ガスを導く給気ケース31が備え
られ、燃焼部10内には熱交換器50が設けら
れ、その全体は図示しない給湯器ケーシング内に
収納されている。
燃焼部10は、筒状の燃焼ケース11の下端の
開口部を多数の炎口を有するセラミツク製の平板
形状のバーナプレート12が配置され、また燃焼
ケース11の上端の開口部は排気パン13で覆わ
れ、燃焼ケース11によつて燃焼室14が、また
排気パン13によつて排気路15がそれぞれ形成
されている。
排気パン13には、燃焼室14で発生する燃焼
ガスを、外部へ排出させる排気口16が形成され
ている。また、排気パン13の内側の対向する面
には、空気振動の反射を繰り返さないようにする
ために、グラスウール13aにより傾斜面13b
が形成され、その反射方向を変えている。ここで
は、数層のグラスウール13aを無機バインダー
固着させて傾斜面13bを形成している。
燃焼ケース11内の上方には、上水道等の水供
給源と接続された水管式の熱交換器50が設けら
れ、内部を通過する水を加熱する。
また、燃焼ケース11内のバーナプレート12
の近傍には、点火のための2本のスパーカ電極1
7、着火を検知するためのフレームロツド18、
空燃比の補正のために燃焼温度を検知するサーモ
カツプル19がそれぞれ備えられている。
供給部20は、燃焼ケース11の下方にバーナ
プレート12を覆つて設けられた混合ケース21
と、混合ケース21の下端の流入口21aに連通
して設けられた送風機ケース22とからなる。
混合ケース21は、流入口21aから供給され
る混合気を分散させて燃焼部10へ導くもので、
混合ケース21には整流板24が設けられ、整流
板24の複数の穴24aによつて混合気の分散お
よび整流を行う。
送風機ケース22は、第2図および第3図に示
すとおり、一方の底面を開放した略短円筒形状の
スクロールケーシング22aと、スクロールケー
シング22aの開口部を塞ぐようにして設けられ
た平板部23とからなり、送風機ケース22には
送風機25が備えられている。
スクロールケーシング22aの外周部には、混
合ケース21の流入口21aと連通しスクロール
ケーシング22aの中心方向と一定角度を成した
吹出口22bが設けられている。
平板部23には、その中心にスクロールケーシ
ング22a側に向かつて突出したベルマウス状の
吸入口23aが設けられ、送風機25の回転状態
に応じて空気および燃料ガスを吸入口23aから
吸い込み、吹出口22bから吹き出す。
送風機22の外側となる平板部23の表面に
は、燃料管60から供給される燃料ガスを噴出す
るための燃料噴出管23bが平板部23と一体に
形成され、燃料噴出管23bには複数の噴出口2
3cが1列に設けられている。
ここでは、混合をよくするために、1列に並ん
だ各噴出口23cのうち、送風機25の作動時に
送風機ケース22の吹出口22bに対して最も上
流側に当たる噴出口23c1の径が、他の噴出口2
3cの径より大きくしてある。
送風機25は、送風機ケース22の内部に羽根
車25aを備え、送風機ケース22の外側に設け
られたモータ25bによつて羽根車25aを回転
駆動し、空気および燃料ガスを吸入口23aから
吸い込み、吹出口22bから吹き出して、混合気
を混合ケース21を経由して燃焼部10へ供給す
る。
ここでは、モータ25bは必要燃焼量に応じて
制御され、制御状態に応じた回転数で羽根車25
aを回転させる。
送風機ケース22には、吸入口23aおよび燃
料噴出管23bを覆うようにして給気ケース31
が設けられている。
給気ケース31は、供給部20の固有振動数f2
を、燃焼部10の音響特性に基づく固有振動数f1
に対応して一致させるために、供給部20の相当
容積V2、通路相当長l2および相当断面積S2を確
保するために設けられたものである。
給気ケース31は、2方向が開放された略直方
体形状で、一方の開放部が送風機ケース22の平
板部23に面して、他方の開放部が給気口31a
として図示下方に開口して送風機ケース22に気
密に接合され、給気口31aから吸い込まれる燃
焼用空気と、給気ケース31内に噴出される燃料
ガスを吸入口23aへ導く給気路32を形成す
る。
給気ケース31の一方の側壁31bには燃料管
60aと接続される燃料供給口31cが貫通して
設けられている。
また給気ケース31の各側壁31b,31bに
は、第4図に示すとおり、給気ケース31の内側
と外側とを貫通した、複数の貫通穴31e,31
fがそれぞれ分散して設けられている。
これらの貫通穴31e,31fは、燃焼部10
での着火の際に供給部20へ加えられる燃焼室1
4内の着火圧力を、音響的に開放させるために設
けられたもので、送風機ケース22の吸入口23
aから吸い込まれる空気が通過する給気路32の
絞り性能に対して影響が少なくなるように配慮さ
れて設けられている。
給気ケース31内には、燃料供給口31cおよ
び給気ケース31の内側の一部を覆うようにして
燃料分散板33が傾斜して配されている。
燃料分散板33は、中ほどに段部を有し、パツ
キング34により給気ケース31の内側に気密に
固定され、混合気を吸入口23aへ円滑に導くた
めの傾斜面を形成するとともに、給気ケース31
と燃料分散板33とによつて燃料分布室35を形
成する。
燃料分散板33には複数の燃料噴出口33aが
1列に分散して設けられ、さらに送風機ケース2
2の吹出口22bに対して最上流側には、燃料噴
出口33aとは分離して数個の燃料噴出口33b
が設けられている。
これにより、燃料分布室35内へ供給される燃
料ガスは、燃料噴出口33bから給気路32の上
流側ほど多く噴出されるため、効率のよい混合が
行われる。
この燃料分散板33は、使用されるガス種に応
じて各燃料噴出口33a,33bの大きさや個数
の異なるものが使用され、異なるガス種に対して
簡単に対応でき、燃料供給量および燃料ガスと空
気との混合が適正に行われる。なお、燃料分散板
33がガス種に対応して交換される場合には、燃
料噴出管23bと一体の平板部23も同時に交換
される。
燃料分散板33の燃料分布室35側には、燃料
噴出口33aの端部に沿つて、燃料ガスを円滑に
燃料噴出口33aへ導くための燃料誘導板33c
がスポツト溶接によつて固定されている。
これによつて、燃料分布室35内への燃料ガス
の供給量やガス圧力が変化しても、燃料ガスが燃
料噴出口33aを円滑に噴出し、通過する際に共
鳴等の異常音を生じることがない。
給気ケース31内の上流側の給気路32内に
は、通過する空気に対して乱れが生じることがな
いように、給気路32の幅が燃料噴出管32bに
かけて次第に減少されるように配置された絞り板
36が設けられている。
従つて、絞り板36は、給気路32の断面積を
小さくして給気路32を通過する空気を一旦絞る
ベンチユリーを形成することになるため、燃料噴
出管23bの各噴出口23cおよび燃料分散板3
3の各燃料噴出口33a,33bから噴出される
燃料ガスと空気との混合を良くすることができ
る。
給気ケース31内の給気口31a付近には、軸
37によつて揺動自在に支持されたダンパ38が
設けられている。ダンパ38は、その揺動によつ
て供給部20の相当断面積S2を変更するために設
けられたもので、ダンパ38は送風機25の作動
に伴つて給気口31aから吸い込まれる空気の風
圧に応じて作動して、相当断面積S2を変更する。
これによつて、燃焼器2の燃焼量が大きく送風量
が多い場合には、ダンパ38は開いて、相当断面
積S2が大きくなり、燃焼量が小さく送風量が少な
い場合には、ダンパ38の開度が小さくなり、相
当断面積S2を小さくする。
ダンパ38が揺動する際の外周側の先端部38
aの一部には、供給部20の相当断面積S2が最小
となり、最小開度を呈するときに、給気ケース3
1の内壁31gに当接する突起38bが形成され
ている。これにより、供給部20の相当断面積S2
が最小になつた場合にも、ダンパ38の先端部3
8aと給気ケース31の内壁31gとの間に適度
な〓間が形成され、必要量の空気を供給すること
ができる。
ダンパ38は、供給部20の相当断面積S2が最
小となる場合には、第2図に示すとおり、この突
起38bが給気ケース31の内壁31gに当接
し、逆に供給部20の相当断面積S2が最大とな
り、最大開度を呈する場合には、ダンパ38は、
二点鎖線に示すように、絞り板36と適度の間隔
をおいて安定する。
またダンパ38の軸方向の両端には、吸い込ま
れてダンパ38を押し上げる空気を、内側へ導く
ための湾曲部38c,38dが形成されている。
これらの湾曲部38c,38dによつて、ダンパ
38に打ち当たる空気は湾曲部38c,38dの
外側へ逃げることがなくなり、埃等が給気ケース
31の側壁31b,31dの内側面に付着しにく
くなる。
さらにダンパ38の軸受け部38e,38f
は、風圧を受けるダンパ38に対して、送風機ケ
ース22の平板部23側に設けられるため、ダン
パ38の重心と軸37との水平距離が確保でき、
ダンパ38の重量による回転モーメントがダンパ
38を常に閉状態に付勢することができるととも
に、ダンパ38が最大開度となる場合でも、ダン
パ38と絞り板36との間を空気流が通過するこ
とができるため、それぞれの場合にダンパ38を
安定させることができる。
ダンパ38の突起38bが当接する給気ケース
31の内壁31gの上流には、吸い込まれる空気
流の向きを変更するために、給気ケース31の内
側へ突出した突出部39が設けられている。この
突出部39により、ダンパ38が閉状態の場合に
は、ダンパ38の先端部38aから1/3の部分に
給気口31aからの空気が当たりにくく、全開の
場合には、ダンパ38全体の空気が当たるため、
ダンパ38の開度を燃焼量に比例させることがで
きる。
軸37はその両端がふつ素樹脂による円筒形の
軸受部材37aによつて遊貫支持され、軸受部材
37aは、平板部23と給気ケース31に形成さ
れた嵌合溝内に嵌合支持されている。
給気口31aには、金属製の網によるフイルタ
41が設けられている。
燃料供給口31cへ燃料を導く燃料管60a
は、燃料噴出管23bと接続され、燃料噴出管2
3bは燃料管60と接続されている。
燃料管60の上流には、必要燃焼量に応じて送
風機25とともに制御される比例制御弁61が設
けられ、燃料噴出管23bおよび燃料供給口31
cには、比例制御弁61によつて供給量が調節さ
れた燃料ガスが供給される。
熱交換器50は上水道から水を導く図示しない
水管と接続されており、熱交換器50の上流の水
管には、上流側から水量制御弁、流量センサ、入
水温サーミスタが備えられており、また熱交換器
50の下流には出湯温サーミスタが備えられ、下
流端には使用者によつて操作される図示しない水
栓が設けられている。
制御装置70は、図示しない流量センサ、入水
温サーミスタ等の検知信号と、コントローラ71
による設定温度とに基づいて燃焼量を決定し、そ
の燃焼量に基づいて送風機25および比例制御弁
61等を制御して、燃焼器2の燃焼量を制御す
る。
また、制御装置70は、点火時には安全かつ確
実に着火させるために、第5図の実線Aに示すと
おり、燃焼器2の燃焼量を緩点火燃焼量Qiに制
御するとともに、燃焼器2の温度が低い場合にも
騒音を発生しないように、フレームロツド18で
着火が検知される着火時t2から所定時間経過する
までの時間t3までは、点火時の燃焼量の緩点火燃
焼量Qiを維持し、その後、決定される燃焼量に
応じて、送風機25および比例制御弁61を制御
する。
以上の構成からなるガス給湯器1は、次のとお
り作動する。
使用者が、コントローラ71によつて出湯温度
を設定するとともに、水栓を操作して給湯を開始
すると、燃焼器2は所定のシーケンスで燃焼を開
始するとともに、水量制御弁により熱交換器50
内への水の流入量が調節される。
送風機25が緩点火回転数に制御され、その作
動によつて、空気が給気口31aから吸い込まれ
ると、ダンパ38はその給気量に応じて開度に変
更する。
一方、燃料噴出管23bの噴出口23cと、燃
料分散板33の燃料噴出口33a,33bから
は、比例制御弁61によつて供給量が緩点火用に
調節された燃料ガスが噴出し、燃料ガスは広い範
囲に噴出され、空気と良く混合する。
スパーカ電極17で点火作動として火花放電が
行われると、燃焼室14へ供給された混合気が着
火する。このとき、着火圧力によつて緩点火燃焼
量に相当する固有振動数f1の振動が生じ、供給部
20へ伝わるが、供給部20の固有振動数f2は、
給気ケース31に設けられた貫通穴31e,31
fによつて燃焼部10の固有振動数f1に音響的に
整合されているため、着火圧力に伴う振動は供給
部20外へ開放されてしまう。
従つて、供給部20の固有振動数f2は、燃焼部
10の固有振動数f1と一致するため、着火時に異
常音が発生することがない。
時間t1に着火がフレームロツド18により検知
されると、第5図の実線Aに示すとおりその後燃
焼器2の温度が安定するまでの所定時間(例えば
5秒間)点火時の燃焼量Qiが維持される。
従つて、バーナプレート12等の燃焼器2の温
度が第5図の実線Bに示すとおり、十分に上昇し
ていない着火直後にも、供給部20の固有振動数
f2を燃焼部10の固有振動数f1に一致させること
ができるため、騒音を発生することがない。
その後、時間t3に、燃焼量は、コントローラ7
1等に基づいて決定される燃焼量に変更され、送
風機25および比例制御弁61がそれに基づいて
制御される。
また、ダンパ38は、第6図に示すとおり、吸
い込まれる空気量に応じて、次のとおり各位置に
揺動する。
燃焼器2の燃焼量が小さく、送風機25の回転
数が第6図においてN1からN2までの間では、ダ
ンパ38は内壁31gに当接して破線Eに示すと
おり、開口面積が最小の開度状態を呈する。
燃焼量が大きくされ、送風機25の回転数が
N2からN3までの間では、ダンパ38は送風量に
応じた開度を呈する。
燃焼量がさらに大きくされて、送風機25の回
転数がN3からN4までの間では、ダンパ38は全
開状態になる。
従つて、最小開度と最大開度との間では、供給
部20の相当断面積S2は、燃焼量に応じて変化
するため、燃焼量に応じて変化する燃焼部10の
固有振動数f1の変化に応じて、供給部20の固有
振動数f2も同じように変化することになり、燃焼
量が変化しても騒音を減少させることができる。
なお、このとき燃焼器2の燃焼量は実線Fのとお
り変化する。
以上のとおり、本発明によれば、着火時、着火
直後および定常燃焼時に異常音や騒音が発生する
ことがなく、低騒音の燃焼装置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明の第1実施例のガス
給湯器を示し、第1図はガス給湯器の概略構成を
示す正面図、第2図は供給部の側面断面図、第3
図は供給部の構成を示す分解斜視図、第4図は給
気ケースの内側を示す分解斜視図である。第5図
は本実施例の制御装置による制御、および燃焼器
の温度変化を示すタイムチヤート、第6図は本実
施例による燃焼量とダンパの開度を示す特性図で
ある。 図中、2……燃焼器(バーナ)、18……フレ
ームロツド(着火検知手段)、22……送風機ケ
ース(送風機ケーシング)、25……送風機、3
1……給気ケース、38……ダンパ、70……制
御装置(燃焼制御装置、燃焼量決定手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バーナの燃焼量を負荷に応じて決定する燃焼
    量決定手段を有し、バーナへ燃焼用空気を供給す
    るための送風機と、前記バーナへの燃料供給量を
    調節する燃料供給手段とを前記燃焼量決定手段に
    決定される燃焼量に応じて制御する燃焼制御装置
    において、 前記バーナの点火時に前記送風機および前記燃
    料供給手段とを緩点火燃焼量に制御する緩点火制
    御手段と、 前記バーナの着火を検知する着火検知手段と、 前記着火検知手段により前記バーナの着火が検
    知されてから前記バーナの温度が安定するまでの
    所定時間、前記緩点火制御手段による燃焼量を継
    続させる点火燃焼量継続手段と、 前記送風機の空気吸入口に設けられ、給気ダク
    ト内部に前記送風機の作動に伴つて発生する空気
    流に応じて揺動するダンパにより前記給気ダクト
    の断面積を変更する断面積変更手段と を具備することを特徴とする燃焼制御装置。
JP63315481A 1988-12-14 1988-12-14 燃焼制御装置 Granted JPH02161211A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56151816A (en) * 1980-04-26 1981-11-25 Toshiba Corp Controlling device for combustion apparatus
JPS6064125A (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 Omron Tateisi Electronics Co 燃焼制御装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6064125A (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 Omron Tateisi Electronics Co 燃焼制御装置

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