JPH0543843Y2 - - Google Patents

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JPH0543843Y2
JPH0543843Y2 JP1989107469U JP10746989U JPH0543843Y2 JP H0543843 Y2 JPH0543843 Y2 JP H0543843Y2 JP 1989107469 U JP1989107469 U JP 1989107469U JP 10746989 U JP10746989 U JP 10746989U JP H0543843 Y2 JPH0543843 Y2 JP H0543843Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 〈産業上の利用分野〉 本考案は、工作機械・洗浄機等に使用される低
粘性の液体や河水または下水等に発生する泡を物
理的方法により消滅除去するための消泡装置に使
用する泡吸込装置に関し、特に切削油剤装置等に
於て工作機械から回収されるクーラント液に含ま
れる微細な泡を消滅・液化し、正常なクーラント
液として再使用できるようにするクーラント液消
泡装置のための泡吸込装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に循環方式の切削油剤装置等では、切削油
剤即ちクーラント液を工作機械の加工部に噴出さ
せた際にまたはクーラント液の回収流路や回収さ
れたクーラント液から切粉等を除去するための濾
過機に於て、微細な気泡が多量に発生するために
クーラント液がタンクから溢れたり、ポンプの吐
出能力が低下して洗浄性・冷却性が低下し、工具
の損傷や加工精度のばらつきを生じるという問題
があつた。更に、クーラント液を圧送するポンプ
がキヤビテーシヨンにより騒音を発生したり耐久
性が低下する等の不都合があつた。
このような泡の発生を防止するために、従来よ
り消泡剤をクーラント液に混入する化学的処理方
法が一般に採用されているが、有効期間が短くか
つクーラント液の性能を劣化させたり、タンクの
大型化等の欠点がある。そこで、種々の物理的消
泡手段が開発されており、例えば実公昭57−
29851号公報にはタンクの研削液面近傍に配置し
たノズルから研削液を噴出させて消泡する消泡装
置が、また、実開昭63−13203号公報には、負圧
を利用して吸い取つた泡をマグネツトドラムに吸
着してゴムローラで押し潰す消泡装置が開示され
ている。
この実開昭63−13203号公報に開示される消泡
装置では、クーラント液面から泡を吸い取る泡吸
込装置が、フロートの位置を調節することによつ
て泡吸込口と液面高さとの位置関係を調整するよ
うになつている。しかも、フロートによつて液面
に対する泡吸込口の姿勢即ちバランスを取る構造
であるため、泡吸込口の位置調整が面倒で姿勢の
安定性に欠け、かつ場合によつては泡吸込口がジ
ヤンピングしてクーラント液中に潜る不都合を生
じる虞れがある等、信頼性が低いという問題があ
る。また、このような構造ではフロートによつて
泡吸込口が保持されるので、一般に吸込面積が小
さくかつ吸込方向も一方向に限定され、しかも液
面の泡を積極的に泡吸込口に引き寄せることがで
きないので、大量の泡を効率良く吸い取ることが
困難である。
〈考案が解決しようとする課題〉 そこで、本考案の目的は、液面に対する泡吸込
口の安定性を向上させ、かつ液面に浮遊する大量
の泡を効率良く吸い取ることができる、特にクー
ラント液の消泡装置について使用するのに適した
泡吸込装置を提供することにある。
[考案の構成] 〈課題を解決するための手段〉 上述の目的は、本考案によれば、工作機械から
回収されるクーラント液を貯留するためのタンク
と、前記タンクの液面に浮遊する泡状のクーラン
ト液を消泡する消泡手段とを備えるクーラント液
消泡装置に於て、前記消泡手段に送られる前記泡
状クーラント液を前記タンク液面から吸い取るた
めの泡吸込装置であつて、共通の水平面上に中心
軸をおく複数の泡吸込口が外周面に開設され、か
つ底部に錘が設けられた中空球状の本体と、本体
の内部と消泡手段とを連通するべく本体内部に挿
通された端部に開口を有し、かつ概ね垂直方向に
変位可能に本体の上部に係合した泡吸入管と、本
体に対して泡吸入管をその軸線方向について弾発
支持するべく本体と泡吸入管との係合部に介装さ
れたばね手段と、本体から放射方向に延出する複
数のアームにそれぞれ取り付けられた複数のフロ
ートとを備えることを特徴とする泡吸込装置を提
供することにより達成される。特に、本体内に、
泡吸込口から本体内に流入した泡状クーラント液
を泡吸入管の開口近傍に案内するためのガイド部
材を設けると良い。
〈作用〉 このようにすれば、泡吸込口を本体の全周に亘
つて設けることができるので、泡の全吸込面積を
大きくしかつ全周方向から泡を吸い取ることがで
きる。しかも、錘によつてクーラント液面に対す
る本体の姿勢を安定させ、かつ泡吸入管の変動等
に対して本体即ち泡吸込口の位置を安定的に維持
することができるので、クーラント液面に浮遊す
る泡状クーラント液のみを効率的に吸い取つて泡
吸入管から消泡手段に送り込むことができる。
特に、ガイド部材により、液面が揺れたり吸入
管に無理な力が加わつたりして本体が傾いた場合
にも、泡状クーラント液を泡吸入管の開口周辺に
集めることができる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
第1図には、本考案による泡吸込装置が使用さ
れる消泡装置の実施例が概略的に示されている。
クーラント液を貯留するためのクーラントタンク
1は、仕切板2によつてダーテイクーラント槽3
とクリーンクーラント槽4とに二分割されてい
る。ダーテイクーラント槽3には、戻り管路5を
介して研削盤等の工作機械から切粉等のゴミや微
細な泡を含むクーラント液が回収される。回収し
たクーラント液は、ダーテイクーラント槽3に一
旦貯留することによつて放熱させ、液温を下げる
ことができる。
ダーテイクーラント槽3とクリーンクーラント
槽4との間には管路6,7を介して切粉分離装置
8が接続されている。切粉分離装置8は、一般に
よく使用されており、ダーテイクーラント槽3か
ら管路6を介して圧送されるクーラント液に含ま
れる切粉等のごみを遠心分離方式で除去する周知
の濾過機である。
第2図には、本発明に使用される切粉分離装置
8の実施例が示されてる。この切粉分離装置は、
ケーシング51の上端に一体結合されたベース板
52の略中央に円筒形のスピンドル53が垂直方
向に固定されている。スピンドル53の内部に
は、中空シヤフト54がその上下両端を軸受5
5,56を介して回動自在に支持されている。更
に、中空シヤフト54の内部には、羽根軸57が
その上下両端近傍に於て軸受58,59を介して
中空シヤフト54に関して相対回動自在に支持さ
れている。
中空シヤフト54の上端には、プーリ60が固
着され、Vベルト61を介して図示されない主モ
ータに連結されている。他方、中空シヤフト54
の下端にはナツト62によつてロータ63が一体
的に回動可能に締着されている。ロータ63は、
第3図に示されるように中空シヤフト54と同心
をなす円筒状の箱形に形成され、その内部に環状
空室64を画定している。空室64の上端を閉塞
して内側及び外側円筒壁部65,66を結合する
円板部67の内周縁近傍には複数の孔68が貫設
され、かつ外側円筒壁部66の下部が内向きに傾
斜しつつ下向きに開口している。
羽根軸57は、その上下両端がそれぞれ中空シ
ヤフト54の上下端から突出し、上端には図示さ
れないギヤードモータが連結されている。羽根軸
57の下端には、円板69がナツトによつて一体
的に回動可能に締着され、かつその外周縁には放
射方向に外側円筒壁部66の内周面直前まで延び
る複数の羽根70が固定されている。また、円板
69の下側には、上向きに拡がる円錘状のノズル
カバー71がスペーサ72を介して一体的に取り
付けられている。ノズルカバー71の内部略中央
には上向きに開口するノズル73が配置され、か
つ切粉分離装置8,28の外部に開口するクーラ
ント液の入口74に連通している。
また、ケーシング51内部には、ロータ63の
外側に断面L字形の隔壁75によつて外部に開口
するクーラント液の出口(図示せず)に連通する
環状溝76が画定されている。更に、ベース板5
2上にはスピンドル53に隣接してストツパ77
が設けられており、ピン78を上下に動かすこと
によつてロータ63上端の係止部79に係合・解
除させることができる。
入口74は管路6を介してダーテイクーラント
槽3に連通しており、切粉等を含む汚れたクーラ
ント液がノズル73先端からノズルカバー71と
円板69との隙間を通つてロータ63内部の環状
空室64内に導入される。前記主モータによりV
ベルト61及びプーリ60を介して中空シヤフト
54を中心にロータ63を回転駆動すると、遠心
力で空室64内のクーラント液に含まれる切粉・
スラツジ等が分離される。
このようにして正常化されたクーラント液はロ
ータ63上端の孔68から上方に環状溝76内に
流れ込み、前記出口から管路7に送り出される。
他方、クーラント液から分離された切粉等のスラ
ツジは、遠心力で外側円筒壁部66の内周面上に
付着堆積する。このスラツジは、ロータ63を停
止させかつストツパ77のピン78を押し下げて
係止部79に係合させることにより固定した後
に、前記ギヤードモータにより空室64内でスク
ラツパとしての羽根70を回転させて掻き落し、
ロータ63下端の開口80から下方に排出する。
このような遠心分離式の濾過機では、切粉等の
スラツジを除去することができるが、濾過の際に
クーラント液に泡が発生するという不具合が生じ
る。しかし、他のペーパーや洗浄機等に於ける産
業廃棄物等をも排出し得る他の濾過機に比べてス
ラツジの処理能力が優れている。
切粉等を除去したクーラント液は、管路7から
クリーンクーラント槽4に回収される。切粉分離
装置8によつては泡が除去されず、逆に泡が発生
するから、クリーンクーラント槽4の液面には多
量の泡が浮遊することになる。
クリーンクーラント槽4の液面には、液面に追
従して上下するフロート式の泡吸込装置10が配
置されている。泡吸込装置10はポンプ11を途
中に配置した管路12を介して第1消泡器13に
接続されている。泡吸込装置10は、クリーンク
ーラント槽4の液面に浮遊する泡状のクーラント
液のみをポンプ11により吸い取つて管路12か
ら第1消泡器13に圧送する。
第3図及び第4図には、本考案による泡吸込装
置10の好適な実施例が示されている。泡吸込装
置10は、中空の球体からなる本体81を備え、
該本体の頂部付近から3本のアーム82が放射方
向に120度間隔で幾分下向きに延長し、かつ各ア
ーム82の先端には放射方向に延長する例えば発
砲スチロール製のフロート83が取り付けられて
いる。このフロート83はクリーンクーラント槽
4に生じるクーラント液の流れによつて本体81
と共に緩やかに回転し、それを利用して液面上の
泡を効果的に本体81の周囲に寄せ集めることが
できる。
本体81壁面の上下方向の略中央には、複数の
泡吸込口84がクーラント液面85よりやや上方
に位置する水平面に沿うように全周に亘つて略一
定間隔で開設されている。従つて、クーラント液
面85に浮遊する泡のみを本体81の全周方向か
ら捕集することができ、かつ泡を取り入れるため
の開口面積を大きくとることができる。また、各
泡吸込口84はその直径が比較的小さいので、本
体81内部に吸い込まれる際に泡が潰れることに
より消泡効果が得られる。
本体81内部には、底部に錘86が固定されて
おり、クーラント液面85に対して本体81の姿
勢を安定させ、かつ泡吸込口84の液面上の位置
を略一定に維持することができる。錘86と泡吸
込口84との略中間位置に、内向きにやや傾斜し
かつ中心に円孔87aを有するガイドプレート8
7が配置されている。
更に本体81内部には、その中心位置に吸入管
88が上下方向に摺動可能に配置されている。吸
入管88は、ガイドプレート87の円孔87aを
貫通して下端が錘86の上面に当接している。吸
入管88の下端には4個の半円形の切欠89が等
間隔で刻設され、かつ吸入管88の上端には第1
消泡器13に連通する管路11が連結される。泡
吸込口84から本体81内部に吸い込まれた泡
は、第3図に於て矢印で示されるように、ガイド
プレート87に沿つて中心方向に流れ、円孔87
aと吸入管88との間から錘86上に流れ落ち
る。そして、切欠89を通つてポンプ12により
通路90内を上方へ汲み上げられる。ガイドプレ
ート87を設けたことによつて、本体81が傾い
た場合でも泡を吸入管88の切欠89周辺に集め
ることができる。
また、本体81の頂部には、円筒部91が突設
されており、その内部には、吸入管88の上部に
形成された半径方向外向きのフランジ部92が受
容されている。そしてこのフランジ部92の上面
と円筒部91頂部の内向きフランジ93の下面と
の間には、伸長方向に弾発付勢力を発揮するコイ
ルばね94が介装されており、吸入管88が、そ
の下端を錘86の上面に当接する状態を保持する
ようにされている。これにより、円筒部91の上
下内面の範囲内で吸入管88が上下動しても、ク
ーラント液面85に対して本体81の上下位置を
安定的に維持し得るようになつている。更に、円
筒部91の上端にはフツク95が取り付けられて
おり、ロープやロツドを引掛けて泡吸込装置10
を移動させたり、クリーンクーラント槽4の特定
の位置に繋留することができる。
第1消泡器13は内部にチヤンバ14が画定さ
れ、かつその内部に極細のスチールウールを積層
したフイルタ15が配置されている。泡吸込装置
10からチヤンバ14内に送り込まれた泡状クー
ラント液は、その自重によりまたはチヤンバ14
内の低い圧力によつてフイルタ15を通過し、そ
れにより泡が破壊されまたは相互に結合して合成
気泡に変化する。この第1消泡器13では、60〜
80%前後の消泡効果が得られることが好ましい。
同時に切粉分離装置8によつて除去し得なかつた
ゴミ等が濾過される。また、スチールウールによ
つてクーラント液を放熱させて冷却することがで
きる。
ここで、フイルタ15の面積及びチヤンバ14
の容積等はポンプ11によつて送り込まれるクー
ラント液の量、該クーラント液が通過するフイル
タ15の浸透圧及び必要な処理能力等の諸条件に
応じて適当に設定される。フイルタ15には、ス
チールウールの他にカーボンフアイバ、グラスフ
アイバ等の極細の繊維状材料を使用することがで
きる。
また、管路12には、ポンプ11と第1消泡器
13との間に冷却装置48が配設されている。こ
れにより、泡状クーラント液を予め冷却して第1
消泡器13に供給することができるので、消泡効
果が一層向上する。
第1消泡器13から吐出された微細な泡を包む
クーラント液は、管路16を介してサブタンク1
7に一旦貯留される。サブタンク17は開放型の
タンクであり、クーラント液を貯留することによ
つて泡を自然消滅させ、かつ泡エネルギーを放出
拡散させて冷却することができる。サブタンク1
7は、途中にポンプ18を設けた管路19を介し
て第2消泡器20に接続されている。
第2消泡器20は、第1消泡器13と同様の構
造を有し、チヤンバ21の内部にスチールウール
を積層したフイルタ22が配置されている。サブ
タンク17内のクーラント液は、ポンプ18によ
り比較的低圧でチヤンバ21内に圧送され、自重
によりまたは低い圧力でフイルタ22を通過する
ことによつて消泡・濾過される。このようにして
略完全に正常化されたクーラント液が管路23か
らクリーンクーラント槽4に回収される。
また、第2消泡器22は管路24を介して補助
消泡器25が接続されている。第2消泡器20に
はサブタンク17から概ね一定の割合でクーラン
ト液が送り込まれるが、チヤンバ21内に滞留す
るクーラント液量が増えてチヤンバ21内の圧力
が一定以上まで上昇すると、該クーラント液の一
部が管路24から補助消泡器25へ送られるよう
になつている。補助消泡器25は、第1及び第2
消泡器13,20と同様の構造を有し、チヤンバ
26内に送り込まれたクーラント液がフイルタ2
7により消泡・濾過され、管路23に合流する管
路28を介してクリーンクーラント槽4に回収さ
れる。この補助消泡器25によつて処理能力の増
大、濾過精度及び冷却効果の向上が図られる。ま
た、管路23と管路28との合流点には、両管路
に於けるクーラント液の流通を円滑するために空
気抜き29が配設されている。
このようにしてクリーンクーラント槽4には第
2消泡器22及び補助消泡器25から切粉等のゴ
ミ及び泡を除去した正常なクーラント液が回収さ
れ、ポンプ30によつて供給管路31を介して工
作機械へ圧送される。
また、このように泡状クーラント液のみを連続
して効率的に消泡、濾過、冷却することによつて
クーラントタンク1の容量を従来の1/2〜1/3に縮
小することができる。
[考案の効果] 上述したように本考案によれば、中空球体の外
面に全周に亘つて多数の泡吸込口を開設し、かつ
該球体から放射方向に延びるアームの先端にフロ
ートを取り付けることによつて、クーラント槽に
浮遊する大量の泡状クーラント液を寄せ集めつつ
360度の全周方向から効果的に吸い取ることがで
きる。しかも、球体底部に錘を設けることによつ
てクーラント液面に対する球体の姿勢が安定し、
かつコイルばねを介して球状の本体に吸入管を浮
動的に係合させることにより、吸入管の上下動や
クーラント液面の変動に拘らず泡吸込口を上下方
向に安定させることができるとともに、吸い取つ
た泡をガイドプレートにより吸入管の先端開口に
案内することによつて、球体の姿勢が変化した場
合でも、大量の泡を安定的に消泡装置に送給する
ことができるので、消泡装置に於ける処理能力の
一層向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による泡吸込装置を適用する
好適なクーラント液消泡装置の実施例の構成を示
す概略図である。第2図は、切粉分離装置の実施
例を示す縦断面図である。第3図は、本考案によ
る泡吸込装置の実施例を示す縦断面図である。第
4図は、第3図の上面図である。 1……クーラントタンク、2……仕切板、3…
…ダーテイクーラント槽、4……クリーンクーラ
ント槽、5……戻り管路、6,7……管路、8…
…切粉分離装置、9……ポンプ、10……泡吸込
装置、11……ポンプ、12……管路、13……
第1消泡器、14……チヤンバ、15……フイル
タ、16……管路、17……サブタンク、18…
…ポンプ、19……管路、20……第2消泡器、
21……チヤンバ、22……フイルタ、23,2
4……管路、25……補助消泡器、26……チヤ
ンバ、27……フイルタ、28……管路、29…
…空気抜き、30……ポンプ、31……供給管
路、48……冷却装置、51……ケーシング、5
2……ベース板、53……スピンドル、54……
中空シヤフト、55,56……軸受、57……羽
根軸、58,59……軸受、60……プーリ、6
1……Vベルト、62……ナツト、63……ロー
タ、64……空室、65……内側円筒壁部、66
……外側円筒壁部、67……円板部、68……
孔、69……円板、70……羽根、71……ノズ
ルカバー、72……スペーサ、73……ノズル、
74……入口、75……隔壁、76……環状溝、
77……ストツパ、78……ピン、79……係止
部、80……開口、81……本体、82……アー
ム、83……フロート、84……泡吸込口、85
……クーラント液面、86……錘、87……ガイ
ドプレート、87a……円孔、88……吸入管、
89……切欠、90……通路、91……円筒部、
92……フランジ部、93……内向きフランジ、
94……コイルばね、95……フツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 工作機械から回収されるクーラント液を貯留
    するためのタンクと、前記タンクの液面に浮遊
    する泡状のクーラント液を消泡する消泡手段と
    を備えるクーラント液消泡装置に於て、前記消
    泡手段に送られる前記泡状クーラント液を前記
    タンク液面から吸い取るための泡吸込装置であ
    つて、 共通の水平面上に中心軸をおく複数の泡吸込
    口が外周面に開設され、かつ底部に錘が設けら
    れた中空球状の本体と、 前記本体の内部と前記消泡手段とを連通する
    べく前記本体内部に挿通された端部に開口を有
    し、かつ概ね垂直方向に変位可能に前記本体の
    上部に係合した泡吸入管と、 前記本体に対して前記泡吸入管をその軸線方
    向について弾発支持するべく前記本体と前記泡
    吸入管との係合部に介装されたばね手段と、 前記本体から放射方向に延出する複数のアー
    ムにそれぞれ取り付けられた複数のフロートと
    を備えることを特徴とする泡吸込装置。 (2) 前記本体が、前記泡吸込口から前記本体内に
    流入した前記泡状クーラント液を前記泡吸入管
    の前記開口近傍に案内するためのガイド部材を
    備えることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の泡吸込装置。
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