JPH0543423A - 毛髪処理剤組成物 - Google Patents
毛髪処理剤組成物Info
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- JPH0543423A JPH0543423A JP20437391A JP20437391A JPH0543423A JP H0543423 A JPH0543423 A JP H0543423A JP 20437391 A JP20437391 A JP 20437391A JP 20437391 A JP20437391 A JP 20437391A JP H0543423 A JPH0543423 A JP H0543423A
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- JP
- Japan
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- hair
- agent
- composition
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- sodium
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 還元剤及びアズレンスルホン酸類を含有する
毛髪処理剤組成物。 【効果】 本発明の毛髪処理剤組成物によれば、短時間
の処理で毛髪に充分なはり/こしを付与することがで
き、且つその効果が長時間持続する。
毛髪処理剤組成物。 【効果】 本発明の毛髪処理剤組成物によれば、短時間
の処理で毛髪に充分なはり/こしを付与することがで
き、且つその効果が長時間持続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪にはり/こしを付与
する毛髪処理剤組成物に関する。
する毛髪処理剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪に
関する悩みの中には、髪にはり/こしがない、ボリュー
ムがないといった毛髪の低弾性に関するものが少なくな
い。これらの悩みを持った人々の欲求を満たすため、従
来より、はり/こし付与剤やコンディショニング剤を配
合した毛髪処理剤が数多く使用されている。しかし、こ
れらの大部分は毛髪表面への剤の吸着などにより効果が
発現されるものであって、洗髪時に落とされてしまうた
め、常時処理を行わねばならず、その手間ははなはだわ
ずらわしい。また、毛髪内部に浸透させて効果を発現さ
せようとする試がなされており、例えばアズレンスルホ
ン酸の水溶液で毛髪を処理することが報告されている
(J.Soc.Cosmet.Chem.,36,87
〜99,1985)。しかし、これも毛髪への浸透性が
悪く、処理に長時間を要すると共に、効果も充分でなか
った。
関する悩みの中には、髪にはり/こしがない、ボリュー
ムがないといった毛髪の低弾性に関するものが少なくな
い。これらの悩みを持った人々の欲求を満たすため、従
来より、はり/こし付与剤やコンディショニング剤を配
合した毛髪処理剤が数多く使用されている。しかし、こ
れらの大部分は毛髪表面への剤の吸着などにより効果が
発現されるものであって、洗髪時に落とされてしまうた
め、常時処理を行わねばならず、その手間ははなはだわ
ずらわしい。また、毛髪内部に浸透させて効果を発現さ
せようとする試がなされており、例えばアズレンスルホ
ン酸の水溶液で毛髪を処理することが報告されている
(J.Soc.Cosmet.Chem.,36,87
〜99,1985)。しかし、これも毛髪への浸透性が
悪く、処理に長時間を要すると共に、効果も充分でなか
った。
【0003】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は鋭意研究を行った結果、還元剤とアズレ
ンスルホン酸類による処理を組合せて行えば、短時間の
処理で毛髪の弾性を改善し、毛髪にはり/こしを与える
ことができ、しかもこの弾性は長期間保持されることを
見出し、本発明を完成した。
て、本発明者は鋭意研究を行った結果、還元剤とアズレ
ンスルホン酸類による処理を組合せて行えば、短時間の
処理で毛髪の弾性を改善し、毛髪にはり/こしを与える
ことができ、しかもこの弾性は長期間保持されることを
見出し、本発明を完成した。
【0004】従って、本発明は、還元剤及びアズレンス
ルホン酸類を含有する毛髪処理剤組成物を提供するもの
である。
ルホン酸類を含有する毛髪処理剤組成物を提供するもの
である。
【0005】本発明の毛髪処理剤組成物において、還元
剤は、毛髪中のシスチンを切断し、毛髪を膨潤させて、
アズレンスルホン酸類が迅速に毛髪中に浸透する作用を
するものである。このような還元剤としては、チオグリ
コール酸及びその塩類(塩類として好ましいものはアン
モニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩及びカルシウム塩等のアルカリ土類金属塩)、シス
テイン及びその塩類(塩類として好ましいものは塩酸
塩)、N−アセチル−L−システイン及びその塩類(塩
類として好ましいものは塩酸塩)、亜硫酸塩及び亜硫酸
水素塩(塩類として好ましいものはアンモニウム塩、ナ
トリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩及びカルシ
ウム塩等のアルカリ土類金属塩)等が挙げられる。特
に、チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウ
ム、N−アセチル−L−システイン、亜硫酸水素ナトリ
ウムが好ましい。
剤は、毛髪中のシスチンを切断し、毛髪を膨潤させて、
アズレンスルホン酸類が迅速に毛髪中に浸透する作用を
するものである。このような還元剤としては、チオグリ
コール酸及びその塩類(塩類として好ましいものはアン
モニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩及びカルシウム塩等のアルカリ土類金属塩)、シス
テイン及びその塩類(塩類として好ましいものは塩酸
塩)、N−アセチル−L−システイン及びその塩類(塩
類として好ましいものは塩酸塩)、亜硫酸塩及び亜硫酸
水素塩(塩類として好ましいものはアンモニウム塩、ナ
トリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩及びカルシ
ウム塩等のアルカリ土類金属塩)等が挙げられる。特
に、チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウ
ム、N−アセチル−L−システイン、亜硫酸水素ナトリ
ウムが好ましい。
【0006】この還元剤は、アズレンスルホン酸類と一
緒に配合して一つの毛髪処理剤組成物とすることも、ま
た還元剤を含む第1剤とアズレンスルホン酸類を含む第
2剤とに分けて調製することもできる。
緒に配合して一つの毛髪処理剤組成物とすることも、ま
た還元剤を含む第1剤とアズレンスルホン酸類を含む第
2剤とに分けて調製することもできる。
【0007】還元剤は、上記毛髪処理剤組成物又は第1
剤中に0.1〜10重量%(以下単に%で示す)程度配
合するのが好ましく、1〜7%配合するのが特に好まし
い。0.1%未満では充分な効果を奏さず、10%を超
えて配合しても、これ以上の効果の向上は認められず、
毛髪の損傷を増大させるだけである。また、これらに
は、アンモニア水、エタノールアミン、炭酸アンモニウ
ム、炭酸水素アンモニウムなどのアルカリ剤を加えて還
元作用を促進することもできる。
剤中に0.1〜10重量%(以下単に%で示す)程度配
合するのが好ましく、1〜7%配合するのが特に好まし
い。0.1%未満では充分な効果を奏さず、10%を超
えて配合しても、これ以上の効果の向上は認められず、
毛髪の損傷を増大させるだけである。また、これらに
は、アンモニア水、エタノールアミン、炭酸アンモニウ
ム、炭酸水素アンモニウムなどのアルカリ剤を加えて還
元作用を促進することもできる。
【0008】本発明において、アズレンスルホン酸類と
しては、例えばグアイアズレンスルホン酸、1−アズレ
ンスルホン酸、3−アセチル−7−イソプロピル−1−
アズレンスルホン酸、3−(2−ヒドロキシエチル)−
7−イソプロピル−1−アズレンスルホン酸、3−メチ
ル−7−イソプロピル−1−アズレンスルホン酸、7−
イソプロピル−1−アズレンスルホン酸、3−フェニル
−6−イソプロピル−1−アズレンスルホン酸、1,4
−ジメチル−7−イソプロピル−2−アズレンスルホン
酸、4−エトキシ−3−エチル−6−イソプロピル−1
−アズレンスルホン酸、1,3−アズレンジスルホン
酸、4,6,8−トリメチル−1,3−アズレンジスル
ホン酸、1,3−ビス(1,1−ジメチルエチル)−
5,7−アズレンジスルホン酸、1,3−ビス(1,1
−ジメチルエチル)−5−アズレンスルホン酸、3−ホ
ルミル−4,6,8−トリメチル−1−アズレンスルホ
ン酸又はその塩が挙げられる。塩としてはナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、有機
4級アンモニウム塩が挙げられる。
しては、例えばグアイアズレンスルホン酸、1−アズレ
ンスルホン酸、3−アセチル−7−イソプロピル−1−
アズレンスルホン酸、3−(2−ヒドロキシエチル)−
7−イソプロピル−1−アズレンスルホン酸、3−メチ
ル−7−イソプロピル−1−アズレンスルホン酸、7−
イソプロピル−1−アズレンスルホン酸、3−フェニル
−6−イソプロピル−1−アズレンスルホン酸、1,4
−ジメチル−7−イソプロピル−2−アズレンスルホン
酸、4−エトキシ−3−エチル−6−イソプロピル−1
−アズレンスルホン酸、1,3−アズレンジスルホン
酸、4,6,8−トリメチル−1,3−アズレンジスル
ホン酸、1,3−ビス(1,1−ジメチルエチル)−
5,7−アズレンジスルホン酸、1,3−ビス(1,1
−ジメチルエチル)−5−アズレンスルホン酸、3−ホ
ルミル−4,6,8−トリメチル−1−アズレンスルホ
ン酸又はその塩が挙げられる。塩としてはナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、有機
4級アンモニウム塩が挙げられる。
【0009】アズレンスルホン酸類の上記毛髪処理剤組
成物及び第2剤への配合量は0.1〜10%、特に1〜
5%が好ましい。0.1%未満では毛髪処理の効果が充
分でなく、10%を超えてもその増加分に見合うだけの
効果の向上が得られない。
成物及び第2剤への配合量は0.1〜10%、特に1〜
5%が好ましい。0.1%未満では毛髪処理の効果が充
分でなく、10%を超えてもその増加分に見合うだけの
効果の向上が得られない。
【0010】本発明の毛髪処理剤組成物及び第2剤に
は、アズレンスルホン酸類の溶解性を向上させ、毛髪へ
の浸透性を促進させるために有機溶剤を含有させること
ができる。
は、アズレンスルホン酸類の溶解性を向上させ、毛髪へ
の浸透性を促進させるために有機溶剤を含有させること
ができる。
【0011】有機溶剤としては、次式(1)で表わされ
る化合物、次式(2)で表わされるN−アルキルピロリ
ドン又は炭素数1〜4のアルキレンカーボネートが挙げ
られる。
る化合物、次式(2)で表わされるN−アルキルピロリ
ドン又は炭素数1〜4のアルキレンカーボネートが挙げ
られる。
【0012】
【化1】
【0013】
【化2】
【0014】これらの有機溶剤の具体例としては、例え
ばエタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、
n−ブタノール、イソブタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、
ベンジルアルコール、シンナミルアルコール、フェネチ
ルアルコール、p−アニシルアルコール、p−メチルベ
ンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−ベンジ
ロキシエタノール、メチルカルビトール、エチルカルビ
トール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトール、
トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノブチルエーテル、グリセリン、N−
メチルピロリドン、N−オクチルピロリドン、N−ラウ
リルピロリドン等が挙げられる。
ばエタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、
n−ブタノール、イソブタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、
ベンジルアルコール、シンナミルアルコール、フェネチ
ルアルコール、p−アニシルアルコール、p−メチルベ
ンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−ベンジ
ロキシエタノール、メチルカルビトール、エチルカルビ
トール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトール、
トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノブチルエーテル、グリセリン、N−
メチルピロリドン、N−オクチルピロリドン、N−ラウ
リルピロリドン等が挙げられる。
【0015】斯かる有機溶剤の配合量は0.5〜50
%、特に2〜30%が好ましい。0.5未満では充分な
効果を奏さず、50%を超えて配合しても、効果の向上
は認められない。また、水と有機溶剤との混合割合は、
溶剤の水溶性にもよるが、溶剤:水=20:80〜5
0:50が好ましい。
%、特に2〜30%が好ましい。0.5未満では充分な
効果を奏さず、50%を超えて配合しても、効果の向上
は認められない。また、水と有機溶剤との混合割合は、
溶剤の水溶性にもよるが、溶剤:水=20:80〜5
0:50が好ましい。
【0016】さらに本発明の毛髪処理剤組成物、第1剤
及び第2剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、必
要に応じて、ヒドロキシエチルセルロース等の増粘剤、
界面活性剤、香料、パール化剤、色素、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、防腐剤等を配合してもよい。また、毛髪や
皮膚の感触を向上させるために、カチオン化セルロース
などのカチオン性ポリマーや、ジメチルポリシロキサン
やアミノ変性シリコーンなどのシリコーン誘導体などを
配合することもできる。
及び第2剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、必
要に応じて、ヒドロキシエチルセルロース等の増粘剤、
界面活性剤、香料、パール化剤、色素、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、防腐剤等を配合してもよい。また、毛髪や
皮膚の感触を向上させるために、カチオン化セルロース
などのカチオン性ポリマーや、ジメチルポリシロキサン
やアミノ変性シリコーンなどのシリコーン誘導体などを
配合することもできる。
【0017】本発明の毛髪処理剤組成物又は第1剤及び
第2剤を用いる毛髪処理は次のようにして行われる。す
なわち、還元剤及びアズレンスルホン酸類を含有する毛
髪処理剤組成物を毛髪に塗布し、一定時間(好ましくは
5〜30分間)放置後、洗い流す方法によって行われ
る。塗布する毛髪はドライの状態でも、洗髪後の湿った
状態でもよい。放置している間は、適当な温度(好まし
くは30〜50℃)まで加温してもよい。また、他の方
法は、毛髪を、還元剤を含む第1剤で処理し、次いでア
ズレンスルホン酸類を含む第2剤で処理することによっ
て行われる。この方法において、第1剤による毛髪の還
元処理後すぐに第2剤を塗布しても良いし、またすすい
で還元剤を洗い流した後、第2剤を塗布しても良い。第
1剤及び第2剤による処理もそれぞれの処理後、一定時
間(好ましくは5〜30分間)、適当な温度好ましくは
30〜50℃まで加温しても良い。
第2剤を用いる毛髪処理は次のようにして行われる。す
なわち、還元剤及びアズレンスルホン酸類を含有する毛
髪処理剤組成物を毛髪に塗布し、一定時間(好ましくは
5〜30分間)放置後、洗い流す方法によって行われ
る。塗布する毛髪はドライの状態でも、洗髪後の湿った
状態でもよい。放置している間は、適当な温度(好まし
くは30〜50℃)まで加温してもよい。また、他の方
法は、毛髪を、還元剤を含む第1剤で処理し、次いでア
ズレンスルホン酸類を含む第2剤で処理することによっ
て行われる。この方法において、第1剤による毛髪の還
元処理後すぐに第2剤を塗布しても良いし、またすすい
で還元剤を洗い流した後、第2剤を塗布しても良い。第
1剤及び第2剤による処理もそれぞれの処理後、一定時
間(好ましくは5〜30分間)、適当な温度好ましくは
30〜50℃まで加温しても良い。
【0018】以上の如くして処理した毛髪は、過酸化水
素、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム等の過酸化
物、臭素酸、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム等臭素
酸塩等の酸化剤(好ましくは過酸化水素、臭素酸及び臭
素酸ナトリウム)を含む組成物で処理し、還元剤によっ
て切断したシスチン結合を再結合させるのが好ましい。
素、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム等の過酸化
物、臭素酸、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム等臭素
酸塩等の酸化剤(好ましくは過酸化水素、臭素酸及び臭
素酸ナトリウム)を含む組成物で処理し、還元剤によっ
て切断したシスチン結合を再結合させるのが好ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明の毛髪処理剤組成物及び毛髪処理
方法によれば、短時間の処理で毛髪に充分なはり/こし
を付与することができ、且つその効果が長時間持続す
る。
方法によれば、短時間の処理で毛髪に充分なはり/こし
を付与することができ、且つその効果が長時間持続す
る。
【0020】
【実施例】次に実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。 実施例1及び比較例1〜2 表1の組成の毛髪処理剤組成物で、毛髪を40℃にて3
0分間処理した。続いて8%の臭素酸ナトリウム水溶液
で毛髪を酸化処理し、水で洗い流し、ヘアドライヤーで
乾燥させ、比較試験を行った。 (1)使用した毛髪 今までにコールドパーマやブリーチ等の美容処理を行っ
ていない日本人女性の毛髪 (2)評価方法 10gの毛髪の束を作り、その半分に毛髪処理を施し
た。専門パネラー5名で、毛髪のはり/こしについての
一対比較試験を行った。評価基準は次のとおりとした。 ◎:処理毛の方が非常にはり/こしを感じる ○:処理毛の方がはり/こしを感じる △:未処理毛と同程度である ×:未処理毛よりはり/こしがない さらにこの毛束を市販のシャンプーで4回洗浄、乾燥を
繰り返した後、上記と同様にはり/こしについて評価し
た。 (3)結果 表1のとおりである。
れらの実施例に限定されるものではない。 実施例1及び比較例1〜2 表1の組成の毛髪処理剤組成物で、毛髪を40℃にて3
0分間処理した。続いて8%の臭素酸ナトリウム水溶液
で毛髪を酸化処理し、水で洗い流し、ヘアドライヤーで
乾燥させ、比較試験を行った。 (1)使用した毛髪 今までにコールドパーマやブリーチ等の美容処理を行っ
ていない日本人女性の毛髪 (2)評価方法 10gの毛髪の束を作り、その半分に毛髪処理を施し
た。専門パネラー5名で、毛髪のはり/こしについての
一対比較試験を行った。評価基準は次のとおりとした。 ◎:処理毛の方が非常にはり/こしを感じる ○:処理毛の方がはり/こしを感じる △:未処理毛と同程度である ×:未処理毛よりはり/こしがない さらにこの毛束を市販のシャンプーで4回洗浄、乾燥を
繰り返した後、上記と同様にはり/こしについて評価し
た。 (3)結果 表1のとおりである。
【0021】
【表1】
【0022】実施例2〜3及び比較例3 先ず、第1剤(チオグリコール酸アンモニウム6.0
%、炭酸水素アンモニウム3.0%、pH調整用アンモニ
ア水 pH=8.5)で処理し(30℃、10分間)、水
洗した後、表2に示す組成の第2剤で処理した(40
℃、30分間)。続いて8%の臭素酸ナトリウム水溶液
で毛髪酸化処理を行い、水で洗い流し、ヘアドライヤー
で乾燥させ、比較試験を行った。その結果は表2のとお
りである。
%、炭酸水素アンモニウム3.0%、pH調整用アンモニ
ア水 pH=8.5)で処理し(30℃、10分間)、水
洗した後、表2に示す組成の第2剤で処理した(40
℃、30分間)。続いて8%の臭素酸ナトリウム水溶液
で毛髪酸化処理を行い、水で洗い流し、ヘアドライヤー
で乾燥させ、比較試験を行った。その結果は表2のとお
りである。
【0023】
【表2】
【0024】実施例4 下記の組成の毛髪処理剤組成物を調製し、実施例1と同
様に試験した。 (組成) % (1)N−アセチル−L−システイン 1.5 (2)グアイアズレンスルホン酸ナトリウム 5.0 (3)水 バランス 未処理毛に比べ、充分なはり/こしが得られた。この効
果は、シャンプー4回を繰り返した後も認められた。
様に試験した。 (組成) % (1)N−アセチル−L−システイン 1.5 (2)グアイアズレンスルホン酸ナトリウム 5.0 (3)水 バランス 未処理毛に比べ、充分なはり/こしが得られた。この効
果は、シャンプー4回を繰り返した後も認められた。
【0025】実施例5 下記の組成の毛髪処理剤組成物で毛髪を処理した(40
℃、30分間)。続いて流水中で5分間洗い流し、ヘア
ドライヤーで乾燥させ、比較試験を行った。 (組成) % (1)亜硫酸水素ナトリウム 4.0 (2)グアイアズレンスルホン酸ナトリウム 5.0 (3)水 バランス 未処理毛に比べ、充分なはり/こしが得られた。この効
果は、シャンプー4回を繰り返した後も認められた。
℃、30分間)。続いて流水中で5分間洗い流し、ヘア
ドライヤーで乾燥させ、比較試験を行った。 (組成) % (1)亜硫酸水素ナトリウム 4.0 (2)グアイアズレンスルホン酸ナトリウム 5.0 (3)水 バランス 未処理毛に比べ、充分なはり/こしが得られた。この効
果は、シャンプー4回を繰り返した後も認められた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川瀬 次朗 千葉県船橋市西船2−20−5−402
Claims (2)
- 【請求項1】 還元剤及びアズレンスルホン酸類を含有
することを特徴とする毛髪処理剤組成物。 - 【請求項2】 還元剤を含有する第1剤とアズレンスル
ホン酸類を含有する第2剤からなる毛髪処理剤組成物。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20437391A JPH0543423A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 毛髪処理剤組成物 |
DE69212254T DE69212254T2 (de) | 1991-08-14 | 1992-08-14 | Haarpflegemittel |
AT92113888T ATE140382T1 (de) | 1991-08-14 | 1992-08-14 | Haarpflegemittel |
DE69232205T DE69232205T2 (de) | 1991-08-14 | 1992-08-14 | Haarbehandlungszusammensetzung |
EP95103655A EP0672405B1 (en) | 1991-08-14 | 1992-08-14 | Hair treatment composition |
EP92113888A EP0529437B1 (en) | 1991-08-14 | 1992-08-14 | Hair treatment composition |
US08/864,973 US6217855B1 (en) | 1991-08-14 | 1997-05-29 | Hair treatment composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20437391A JPH0543423A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 毛髪処理剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543423A true JPH0543423A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16489447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20437391A Pending JPH0543423A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 毛髪処理剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006143649A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Shiseido Co Ltd | 毛髪はり・こし改善剤 |
JP2006316012A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Hoyu Co Ltd | 毛髪処理剤 |
JP2011168499A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-01 | Milbon Co Ltd | 毛髪変形用第1剤および毛髪変形剤 |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP20437391A patent/JPH0543423A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006143649A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Shiseido Co Ltd | 毛髪はり・こし改善剤 |
JP2006316012A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Hoyu Co Ltd | 毛髪処理剤 |
JP2011168499A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-01 | Milbon Co Ltd | 毛髪変形用第1剤および毛髪変形剤 |
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