JPH0543418U - ワイヤハーネス - Google Patents
ワイヤハーネスInfo
- Publication number
- JPH0543418U JPH0543418U JP9169691U JP9169691U JPH0543418U JP H0543418 U JPH0543418 U JP H0543418U JP 9169691 U JP9169691 U JP 9169691U JP 9169691 U JP9169691 U JP 9169691U JP H0543418 U JPH0543418 U JP H0543418U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- wire
- line portion
- branch line
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ワイヤハーネスの車体からの撤去回収時におい
て、そのワイヤハーネスの主要部分を容易に回収できる
ようにする。 【構成】所定形状に整型されたワイヤーハーネスを複数
のワイヤーハーネスに分割し、これら分割ワイヤーハー
ネスはコネクター14,16を介して所定形状のワイヤ
ーハーネス11に接続整形する。
て、そのワイヤハーネスの主要部分を容易に回収できる
ようにする。 【構成】所定形状に整型されたワイヤーハーネスを複数
のワイヤーハーネスに分割し、これら分割ワイヤーハー
ネスはコネクター14,16を介して所定形状のワイヤ
ーハーネス11に接続整形する。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車に設備される電気機器に接続使用されるワイヤハーネ スに関するものである。
【0002】
例えば自動車に設備される各種の電気機器の相互間に接続される多数本の電線 は、予め所定の長さに切断され、さらにこれらの多数本の電線1は、図1に示す 如く所定形状に整形された上でテーピング2等の手段により結束されてワイヤハ ーネス3となり、さらに該ワイヤハーネスの各先端には、各々の電気機器(図示 せず)に接続されるコネクタ4が接続されているものである。
【0003】
ところが自動車用として形成される上記ワイヤハーネス3は、その最大束部は 100本以上もある電線1が束ねられ、さらにその最大部長さは、1m〜1.5 m程度の長さを有する莫大なものであった。またこのワイヤハーネスの形状は、 自動車内に設備される電気機器の設備数が増大するにつれて複雑形状を呈して、 そのワイヤハーネスの配索経路も複雑なものであった。従って、このような莫大 かつ複雑形状のワイヤハーネスが配索されている車体をスクラップとするとき、 資源の節約、再使用を目的として車体よりワイヤハーネスを取り外すことが考え られるが、車体内に組込まれているワイヤハーネスは、上記したように複雑な経 路を辿って配索されているために、そのワイヤハーネス全体を車体より取外すこ とは困難であって、ワイヤハーネスの回収作業は手間と費用がかかるという不具 合があった。
【0004】
本考案はかかる従来の不具合に着目してなされたもので、ワイヤハーネスを複 数部分に分割することができるようにして、ワイヤハーネスの車体からの撤去回 収時において、そのワイヤハーネスの主要部分を容易に回収することができるよ うにしたワイヤハーネスを提供することにある。
【0005】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0006】 図2において、11は多数本の電線12がテーピング13により束ねられてい るワイヤハーネス幹線部分であって、このワイヤハーネス幹線部分11の適所に はワイヤハーネス枝線部分を接続するためのコネクタ14がその幹線部分11か ら引き出される電線12に接続されている。15は複数本の電線12が束ねられ ているワイヤハーネス枝線部分であって、このワイヤハーネス枝線部分15の一 端には、前記幹線部分のコネクタ14に嵌合接続される相手コネクタ16が接続 されており、さらに該ワイヤハーネス枝線部分15の他端部には、不図示の電気 機器に接続されるコネクタ17が取付けられているものである。このワイヤハー ネス枝線部分15は、必要に応じて該ワイヤハーネス枝線15よりさらに細分化 する枝線15’を、コネクタ14,15を介して接続するようにしてもよい。ま た上記実施例では、ワイヤハーネスを多数本の電線12を束ねることにより形成 しているが、これに限られるものではなく、例えば図3に示すようにワイヤハー ネス枝線部分15をフラットケーブル18と電線12との組合せにより形成する ものであってもよい。
【0007】 このように本実施例によるワイヤハーネス構造は、幹線部分と枝線部分とから なり、その枝線部分は、コネクタを介して幹線部分に着脱可能に接続される構造 であるため、このワイヤハーネスを特に自動車等の狭いスペース内で配索使用し ているスクラップ車体において、このスクラップ車体から、このワイヤハーネス を回収しようとする場合、多数の電気機器と接続されているワイヤハーネス枝線 部分15は、その電気機器とからの引き抜きが困難であったとしても、そのワイ ヤハーネス枝線部分15は幹線部分11と分離せしめることができるので、その ワイヤハーネス枝線部分15は車体に残し、ワイヤハーネス幹線部分11だけで も回収することができ、これにより資源節約のためのワイヤハーネス回収効率が 高められる。
【0008】 またワイヤハーネスを幹線部分と枝線部分とに分割することにより、若干の仕 様違いの車種であればその幹線部分のワイヤハーネスを共用することができ、こ れにより部品管理点数が削減され、経済性が高められる。
【0009】 また図3に示すように、ワイヤハーネス枝線部分15にフラットケーブル18 を採用することにより機械化によるワイヤハーネスの組立が容易となり生産性が 向上する。
【0010】
以上のように本考案は、所定形状に整形されるワイヤハーネスを、複数の分割 ワイヤハーネスに分割し、これら分割ワイヤハーネスは、コネクタを介して所定 形状のワイヤハーネスに接続整形されるワイヤハーネスであるから、これによれ ば、そのワイヤハーネスが幹線部分と、枝線部分とに分割できることから、例え ばスクラップ車体から、ワイヤハーネスを回収しようとするとき、そのワイヤハ ーネスと電気機器との接続部の取り外しが困難又は不可能であっても、その幹線 部分だけでも回収することが容易であることから、資源節約のためのワイヤハー ネス回収効率が高められる。またワイヤハーネスを幹線部分と枝線部分とに分割 することにより、若干の仕様違いの車種であればその幹線部分のワイヤハーネス を共用することができ、これにより部品管理点数が削減され、経済性が高められ るという効果が得られる。
【図1】従来例のワイヤハーネスの全体説明図。
【図2】本考案実施例のワイヤハーネスを示した説明
図。
図。
【図3】本考案の他の実施例を示した要部材説明図。
11…ワイヤハーネス幹線部分 12…電線 13…テーピング 14…コネクタ 15…ワイヤハーネス枝線部分 16…相手コネクタ 17…コネクタ 18…フラットケー
ブル
ブル
Claims (1)
- 【請求項1】 所定形状に整形されるワイヤハーネス
を、複数の分割ワイヤハーネスに分割し、これら分割ワ
イヤハーネスは、コネクタを介して所定形状のワイヤハ
ーネスに接続整形されるものであることを特徴とするワ
イヤハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169691U JPH0543418U (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | ワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169691U JPH0543418U (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | ワイヤハーネス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543418U true JPH0543418U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14033681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9169691U Pending JPH0543418U (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | ワイヤハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543418U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001260769A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用ワイヤハーネス |
JP2020165348A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のハーネス配策構造 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP9169691U patent/JPH0543418U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001260769A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用ワイヤハーネス |
JP2020165348A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のハーネス配策構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8561296B2 (en) | Method for producing wiring harness | |
US8117747B2 (en) | Installing vehicle wiring harness | |
JP2001319525A (ja) | ワイヤハーネスおよびその製造方法 | |
US20100045106A1 (en) | Wiring harness | |
CN102035155A (zh) | 具有保护元件的线束 | |
CN104604048A (zh) | 同芯线绝缘结构和绝缘方法 | |
CN102934305A (zh) | 线束和装配该线束的方法 | |
JP2012197034A (ja) | ワイヤーハーネスの配索構造 | |
US10676046B2 (en) | Wiring harness and method for the production thereof | |
US7348491B2 (en) | Motor vehicle wiring harness having a grommet between occupant and engine compartments | |
US10821918B2 (en) | Protector and wire harness | |
JPH0543418U (ja) | ワイヤハーネス | |
JPS5952608B2 (ja) | 電線の長区間延線工法 | |
JPH0629850Y2 (ja) | 成型ワイヤ−ハ−ネス | |
JP3939213B2 (ja) | フラットケーブルにおける屈曲部の形成方法 | |
JPH0532900Y2 (ja) | ||
JPH01283708A (ja) | ワイヤーハーネス及びその製造方法 | |
JPS6096122A (ja) | ハ−ネスの屈曲構造 | |
US10530142B2 (en) | Interlocking wire conduits for vehicles | |
JP2001130348A (ja) | センターコンソールへの配線方法及びセンターコンソール用ワイヤハーネス並びに同ワイヤハーネスを含む車両の電装システム | |
US20220055550A1 (en) | Wire harness | |
JPS5936119U (ja) | 自動車用電気ハ−ネス | |
JPH0543713U (ja) | ワイヤハーネス用整形プロテクタ | |
JPS5996711U (ja) | 自動二輪車のワイヤハ−ネスにおける電線分岐構造 | |
JPH0720030U (ja) | フラット布設のワイヤーハーネス |