JPH0543283U - 自動販売機の防犯装置 - Google Patents
自動販売機の防犯装置Info
- Publication number
- JPH0543283U JPH0543283U JP9087291U JP9087291U JPH0543283U JP H0543283 U JPH0543283 U JP H0543283U JP 9087291 U JP9087291 U JP 9087291U JP 9087291 U JP9087291 U JP 9087291U JP H0543283 U JPH0543283 U JP H0543283U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- vending machine
- lever
- lock bar
- bar
- Prior art date
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 錠が壊されただけでは扉を開放できない構造
の防犯装置を提供することを目的とする。 【構成】 自動販売機本体1の開口部を閉塞する扉2の
側にレバー10を操作して自動販売機本体1の側に固定し
たロックプレート6に係合する位置と係合しない位置と
にわたってスライド移動するロックバー8を有し、レバ
ー10の操作を規制する錠12が設けられた自動販売機にお
いて、施錠状態ではロック部材14がロックバー8に係合
しており、錠12を開錠してレバー10を操作しただけでは
ロックバー8をスライド移動させることができない。錠
12を開錠してさらに特定の手順で駆動装置15を運転して
ロック部材14を移動させると、レバー12を操作してロッ
クバー8をスライド移動させて扉2を開放できる。
の防犯装置を提供することを目的とする。 【構成】 自動販売機本体1の開口部を閉塞する扉2の
側にレバー10を操作して自動販売機本体1の側に固定し
たロックプレート6に係合する位置と係合しない位置と
にわたってスライド移動するロックバー8を有し、レバ
ー10の操作を規制する錠12が設けられた自動販売機にお
いて、施錠状態ではロック部材14がロックバー8に係合
しており、錠12を開錠してレバー10を操作しただけでは
ロックバー8をスライド移動させることができない。錠
12を開錠してさらに特定の手順で駆動装置15を運転して
ロック部材14を移動させると、レバー12を操作してロッ
クバー8をスライド移動させて扉2を開放できる。
Description
【0001】
本考案は自動販売機の扉の施錠状態を維持するのに役立つ防犯装置に関するも のである。
【0002】
図3と図4に示すように、自動販売機の外装は自動販売機本体1と自動販売機 本体1の前面開口を閉塞する前面扉2とで構成されている。前面扉2は自動販売 機本体1に取り付けた軸受3によって自動販売機本体1の側から支持された横開 き構造で、ここでは施錠の構造がわかり易いように自動販売機本体1と前面扉2 が仮想線で示されている。4a〜4dは商品選択ボタンである。
【0003】 自動販売機本体1には先端に切欠き5が形成された複数のロックプレート6の 基端部がボルト止めされており、前面扉2には前記の各ロックプレート6の切欠 き5に係合する開口7が形成されたロックバー8が上下方向にスライド自在に支 持されている。前面扉2の接客面9の側にはレバー10が設けられており、接客面 9から軸11を中心にレバー10を図4に示す仮想線位置に回動させると、レバー10 の一端がロックバー8に当接してこのロックバー8を前記ロックプレート6の切 欠きに係合しない位置に押し上げる。この状態で前面扉2を手前側に引くことで 前面扉2が開放される。
【0004】 前面扉2がむやみに開放できないように、従来ではレバー10の回動を規制する 錠12が前面扉2の接客面9に設けられており、錠12を開錠してからでないと前面 扉2の開放操作を実施できない構造である。
【0005】
このような従来の構成では、錠12が壊された場合にはレバー10を操作してロッ クバー8を上方にスライドさせ、前面扉2を開放できる問題がある。
【0006】 本考案は錠12が壊されただけでは前面扉2を開放できない構造の防犯装置を提 供することを目的とする。
【0007】
本考案の自動販売機の防犯装置は、自動販売機本体の開口部を閉塞する扉の側 にレバーを操作して前記自動販売機本体の側に固定したロックプレートに係合す る位置と係合しない位置とにわたってスライド移動するロックバーを有し、前記 レバーの操作を規制する錠が設けられた自動販売機において、ロックプレートに 係合する位置の前記ロックバーに係合してロックバーの前記スライド移動を禁止 するロック部材と、ロック部材をロックバーに係合しない位置と係合する位置に 駆動する駆動装置とを設けたことを特徴とする。
【0008】
この構成によると、錠の施錠状態ではロック部材がロックバーに係合しており 、錠を開錠してレバーを操作しただけではロックバーをスライド移動させること ができない。
【0009】 錠を開錠してさらに特定の手順で駆動装置を運転してロック部材をロックプレ ートに係合しない位置に移動させると、レバーを操作してロックバーをスライド 移動させて扉を開放できる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図1と図2に基づいて説明する。 なお、図3,図4と同様の作用をなすものには、同一の符号を付けて説明する 。
【0011】 本考案の自動販売機の防犯装置は図1と図2に示すように構成されている。 ロックバー8の下端には孔13が穿設されており、前面扉2の内側の下部にはロ ック部材としてのストッパーピン14とこのストッパーピン14を移動させる駆動装 置としてのプランジャー15が配置されている。
【0012】 ストッパーピン14は孔13に係合する図1に示す位置〔図2に示す仮想線位置〕 と孔13から抜け出た図2に示す実線位置とに、プランジャー15の電磁吸着力で駆 動される。
【0013】 このプランジャー15への通電を司る制御部16は次のように構成されている。 制御部16には錠12が閉錠位置になったことを検出するスイッチ17と商品選択ボ タン4a〜4dの内の特定の商品選択ボタンの出力信号が単数または複数入力さ れている。ここでは商品選択ボタン4a,4dの出力信号a,dが入力されてい るとして説明する。
【0014】 前面扉2を開放している状態では、ストッパーピン14は図2に示す実線位置に ある。前面扉2を閉じてレバー10を押し込んでロックバー8をロックプレート6 に係合する位置に下ろし、錠12を閉錠すると、この状態を制御部16がスイッチ17 を介して読み取って、直ちにあるいは規定時間後にプランジャー15に通電してス トッパーピン14がロックバー8の孔13に差し込まれる。
【0015】 前面扉2を開放する際には、商品選択スイッチ4a〜4dの内の特定の商品選 択スイッチ4a,4dを同時にあるいは規定の順序にしたがって一方を操作して から規定時間以内にもう一方が操作されたことを制御部16が検出すると、直ちに あるいは規定時間後にプランジャー15に通電してストッパーピン14がロックバー 8の孔13から引き抜かれる。このようにしてストッパーピン14がロックバー8の 孔13から引き抜かれた状態で錠12を開錠してレバー10を手前に引くと前面扉2が 開放される。
【0016】 上記の実施例では錠12の状態を検出するスイッチ17と商品選択ボタンの組み合 わせで制御部16に指示を入力したが、錠12の状態を検出するスイッチ17に代わっ てロックバー8の位置を検出するスイッチあるいは前面扉2の開閉状態を検出す るドアスイッチを使用したり、商品選択ボタンに代わって隠しスイッチを使用す ることもできる。
【0017】 上記の隠しスイッチの具体例としては、商品取出口18の内側に設置したスイッ チ19などを挙げることができる。 上記の各実施例では駆動装置としてプランジャー15を例に挙げて説明したが、 モータでロック部材を動かすように構成しても同様である。
【0018】
以上のように本考案によると、ロックプレートに係合する位置の前記ロックバ ーに係合してロックバーの前記スライド移動を禁止するロック部材と、ロック部 材をロックバーに係合しない位置と係合する位置とに駆動する駆動装置とを設け たため、ロック部材がロックバーに係合しており、錠を開錠してさらに特定の手 順で駆動装置を運転してロック部材をロックバーに係合しない位置に移動させな いと扉を開放できない防犯上安全な構造である。
【図1】本考案の防犯装置を採用した自動販売機の要部
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】本考案の防犯装置を採用した自動販売機の要部
の水平断面図である。
の水平断面図である。
【図3】施錠状態を説明するための自動販売機の外観斜
視図である。
視図である。
【図4】従来の自動販売機の防犯装置を示す要部の縦断
面図である。
面図である。
1 自動販売機本体 2 前面扉 6 ロックプレート 8 ロックバー 10 レバー 12 錠 13 孔 14 ストッパーピン〔ロック部材〕 15 プランジャー〔駆動装置〕 16 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 自動販売機本体の開口部を閉塞する扉の
側にレバーを操作して前記自動販売機本体の側に固定し
たロックプレートに係合する位置と係合しない位置とに
わたってスライド移動するロックバーを有し、前記レバ
ーの操作を規制する錠が設けられた自動販売機におい
て、ロックプレートに係合する位置の前記ロックバーに
係合してロックバーの前記スライド移動を禁止するロッ
ク部材と、ロック部材をロックバーに係合しない位置と
係合する位置とに駆動する駆動装置とを設けた自動販売
機の防犯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991090872U JP2573726Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 自動販売機の防犯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991090872U JP2573726Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 自動販売機の防犯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543283U true JPH0543283U (ja) | 1993-06-11 |
JP2573726Y2 JP2573726Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=14010599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991090872U Expired - Fee Related JP2573726Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 自動販売機の防犯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573726Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6198010A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-16 | Nec Corp | ろ波回路 |
JPS6266326A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-25 | Fujitsu Ltd | 日本語デ−タ整列処理方式 |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP1991090872U patent/JP2573726Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6198010A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-16 | Nec Corp | ろ波回路 |
JPS6266326A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-25 | Fujitsu Ltd | 日本語デ−タ整列処理方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2573726Y2 (ja) | 1998-06-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |