JPH054315U - 光ピツクアツプ固定装置 - Google Patents

光ピツクアツプ固定装置

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JPH054315U
JPH054315U JP5527891U JP5527891U JPH054315U JP H054315 U JPH054315 U JP H054315U JP 5527891 U JP5527891 U JP 5527891U JP 5527891 U JP5527891 U JP 5527891U JP H054315 U JPH054315 U JP H054315U
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JP
Japan
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optical pickup
disc
fixing
fixed
section
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Withdrawn
Application number
JP5527891U
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English (en)
Inventor
和幸 渡辺
Original Assignee
日本コロムビア株式会社
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Publication date
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Publication of JPH054315U publication Critical patent/JPH054315U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で光ピックアップの可動部を固定
したり解除したりする。 【構成】 リニアモータによって可動する構成の光ピッ
クアップで、駆動部や速度検出部に対向配置している永
久磁石に強磁性体を吸着させ、その強磁性体によって光
ピックアップの可動部を圧接して固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスクを再生または記録するディスク記録再生装置の光ピックア ップ固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案の構成が最も効果的に利用できるディスクオートチェンジャー装置によ って説明する。ディスクオートチェンジャー装置は、多数のCD(光学式コンパ クトディスク)を収納するディスク収納トレイ部と、このディスク収納トレイ部 から所定のCDを自動的に選択して取り出し演奏するディスクサーチ演奏機構部 とから構成され、ディスクサーチ演奏機構部はディスクサーチ部、ディスク移送 機構部およびディスク演奏機構部とが一体的にユニット化されている。連続した CD再生を行う場合、上記ディスクオートチェンジャー装置は、次のような手順 でCDを選択し、ローディング、再生およびアンローディングを行っている。
【0003】 ディスクサーチ演奏機構部が、先ずディスクアクセス情報に基づいて移動 し、ディスクサーチ部により目的とするCDをサーチする。
【0004】 ディスク移送機構部によりサーチしたCDをディスク収納トレイ部から取 り出し、ディスク演奏機構部へローディングする。
【0005】 ディスク演奏機構部にてCDの再生を行う。
【0006】 CDの再生終了後、ディスクサーチ演奏機構部を当該CDの元のディスク トレイの位置まで移動し、ディスク移送機構部によりCDをディスク収納トレイ 部へアンローディングする。
【0007】 次に要求されるCDを再生するために、次のディスクアクセス情報に基づ いて、上記〜の手順を繰返す。
【0008】 そして、移動するディスク演奏機構部には、ディスクへ情報を記録、または再 生するための光ピックアップが設置されている。この光ピックアップは、ディス クの略半径程度の可動範囲を有し、電気的に制御されている。ところが、輸送時 等の本体の移動の際は、電源を切らなければならないので、前述の光ピックアッ プは制御されず、移動の揺れや傾き等によって、勝手に移動して端部に激しく衝 突し、破損する危険性があった。
【0009】 そのため、光ピックアップを固定しなければならないが、装置本体の重量が重 いので、家庭用の再生装置にみられるように、本体裏面からのビスによる固定は 難しい。さらに、ディスク演奏機構部も移動するので、特定の位置での固定はま すます難しい。そのため、通常、複雑で精密なメカニズムで構成された、本体内 部に固定用部片とビスによって固定していた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したディスクオートチェンジャー装置を所定の場所に設置 後、光ピックアップの固定用部片を外すためには、複雑なメカニズムで構成され た本体内部のディスク演奏機構部の中に、工具を持ち込んで外さなければならな いため、装置の構造を十分理解している専門の担当者が取扱う必要がある。その ため、装置本体の移動,設置が簡単にできない問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
よって本考案では、リニアモータによって可動する光ピックアップの駆動機構 部において、駆動部や速度検出に用いられる永久磁石に強磁性体を吸着させて前 記光ピックアップの可動部を圧接固定する固定手段を有することを特徴としたも のである。
【0012】
【作用】 光ピックアップ固定,解除用のビスを回動させるだけで、光ピックアップの可 動部を固定もしくは固定から解除することができる。
【0013】
【実施例】
ディスクオートチェンジャー装置に利用した実施例によって説明する。図1は 、ディスクオートチェンジャー装置1の主要な部分を示す斜視図で、これにより 概略を説明する。図において、CDのディスク情報再生手段とディスク搬送手段 とが一体的に構成された再生移動搬送機構部2があり、この再生移動搬送機構部 2に対して一対のディスク収納部3a,3bが配置される。
【0014】 再生移動搬送機構部2は、シャーシ4に固定されたガイドレール5に沿ってワ イヤ移動機構6によりディスク収納部3a,3bと平行に往復移動する。各ディ スク収納部3a,3bはそれぞれシャーシ7上に設けられたガイド板8上を矢印 方向(図示しない正面パネル方向)に摺動して着脱できるよう配設される。
【0015】 再生移動搬送機構部2はディスク搬送部9、再生部10、ディスク選択部(図 示せず)及び光ピックアップ固定装置12そして筺体13に固定され一体的にユ ニット化されている。再生移動搬送機構部2が移動すると、ディスク収納部3a の下に位置するディスク選択部が目的とするCDを押上げる。押上げられたCD は、上方に位置するディスク搬送部9によりチャッキングガイド14へ搬送され る。直立状態のチャッキングガイド14は移動機構(図示せず)によって水平と なるように90度転倒され、CDが再生部10上にセットされる。
【0016】 再生部10は、CDを回転させるための駆動系と、CDのディスク面にビーム スポットを照射して情報を読み取る光ピックアップと、その駆動系より構成され る。図2(a)には、その再生部10の概略構成を示す正面図と、図2(b)に その断面図を示す。
【0017】 これらの図において、CDはその中心孔がターンテーブル15に係合し、前述 のチャッキングガイド14によって挟持され、ターンテーブル15に直結したス ピンドルモータ(図示せず)によって回転する。また、光ピックアップ16は、 筺体13より立設するボス(図示せず)に、防振装置を介して取付けたメカフレ ーム17上を、ガイドレール18,ガイドローラ19によって、滑かに直線移動 する。
【0018】 そして、光ピックアップ16の筺体20の一端に取付けた駆動用コイル21と 、対向設置した永久磁石22によって、光ピックアップ16を移動させるための 駆動力を得、筺体20の他端に配設した速度検出コイル23と、対向設置した永 久磁石24によって、光ピックアップ16の位置を制御している。
【0019】 次に、この光ピックアップ16の固定装置について説明する。この固定装置は 、チェンジャー装置本体の移動の際、傾きや振動によって光ピックアップが移動 し、端部に激しく衝突して破損するのを防ぐためにある。光ピックアップ16の 速度検出用永久磁石24の近傍で、筺体13に固定されたブラケット25に、L 字状に折曲した強磁性体の固定プレート26の折曲部を回動自在に軸支している 。
【0020】 また、ブラケット25には、固定,解除用のネジ27が螺合し、ネジ27の先 端部に設けた2つのストッパー28の間に固定プレート26の一端が遊嵌してい る。そして、ネジ27を固定する方向に回転させると、連結している固定プレー ト26の一端は、ストッパー28によって移動し、保護部材29を貼着した他端 は、速度検出コイル23を保護部材29で圧接しながら、永久磁石24に吸着す る。
【0021】 この固定プレート26の永久磁石24に吸着する部分は、光ピックアップ16 の可動範囲をカバーしているので、光ピックアップ16がどこにあっても、固定 することができる。また、この固定装置は、光ピックアップ16の駆動系の永久 磁石22を利用しても良い。尚、この実施例では、ディスクオートチェンジャー 装置によって説明したが、リニアモータによって可動する構成を有する光ピック アップには、すべて適応することができる。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、固定,解除用ビスを回転させるだけで、光ピックアップの可 動部を固定したり、解除することができる。また、操作方向と作用方向が異なっ ているので、側面に操作部を設けることができ、取扱いを容易にすることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】(a)は本考案を説明するための再生部の正面
図。(b)は本考案を説明するための再生部の断面図。
【符号の説明】
1 ディスクオートチェンジャー装置 2 再生移動搬送機構部 3(a),(b) ディスク収納部 4,7 シャーシ 5 ガイドレール 6 ワイヤ移動機構 8 ガイド板 9 ディスク搬送部 10 再生部 11 ディスク選択部 12 光ピックアップ固定装置 13,20 筺体 14 チャッキングガイド 15 ターンテーブル 16 光ピックアップ 17 メカフレーム 18 ガイドレール 19 ガイドローラ 21 駆動用コイル 22,24 永久磁石 23 速度検出コイル 25 ブラケット 26 固定プレート 27 固定,解除用ネジ 28 ストッパー 29 保護部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモータによって可動する光ピック
    アップの駆動機構部において、駆動部や速度検出に用い
    られる永久磁石に強磁性体を吸着させて前記光ピックア
    ップの可動部を圧接固定する固定手段を有することを特
    徴とする光ピックアップ固定装置。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、L字状に折曲した強磁
    性体による固定プレートと、該固定プレートの折曲部を
    回動自在に軸支しベースに固定したブラケットと、該ブ
    ラケットに取付け前記固定プレートの一端と連結した固
    定,解除用ネジとによって構成され、該ネジの回動によ
    って前記固定プレートの他端が前記光ピックアップ可動
    部を圧接して前記永久磁石に吸着することを特徴とする
    請求項1記載の光ピックアップ固定装置。
JP5527891U 1991-06-20 1991-06-20 光ピツクアツプ固定装置 Withdrawn JPH054315U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5527891U JPH054315U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 光ピツクアツプ固定装置

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JP5527891U JPH054315U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 光ピツクアツプ固定装置

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JPH054315U true JPH054315U (ja) 1993-01-22

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ID=12994128

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JP5527891U Withdrawn JPH054315U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 光ピツクアツプ固定装置

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Effective date: 19950907