JPH054311U - 磁気ヘツドスライダー支持機構 - Google Patents

磁気ヘツドスライダー支持機構

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Publication number
JPH054311U
JPH054311U JP5837791U JP5837791U JPH054311U JP H054311 U JPH054311 U JP H054311U JP 5837791 U JP5837791 U JP 5837791U JP 5837791 U JP5837791 U JP 5837791U JP H054311 U JPH054311 U JP H054311U
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
magnetic head
holding
opening
support plate
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Pending
Application number
JP5837791U
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English (en)
Inventor
浩一 橋本
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Publication of JPH054311U publication Critical patent/JPH054311U/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻線ワイヤを被覆するチューブを保持させる
ための作業性を簡単にすること。 【構成】 本考案に係る磁気ヘッドスライダー支持機構
は、剛性アーム1と、基端部が剛性アーム1に固定さ
れ、巻線の施された磁気ヘッド3が装着されたスライダ
ー4を先端に支持するための支持板2とを備えたもので
ある。そして、支持板2の基端部側には、一方向側に開
く開口14dを有し、磁気ヘッド10の巻線ワイヤを被
覆するチューブ11を保持する第1保持部14と、第1
保持部14の開口14dと逆側に開く開口15cを有
し、チューブ11を保持する第2保持部15とが配置さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ヘッドスライダー支持機構に関し、特に、剛性マウントと、基 端部が前記剛性マウントに固定され、巻線の施された磁気ヘッドを有するスライ ダーを先端に支持するための支持板とを備えた磁気ヘッドスライダー支持機構に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の磁気ヘッドスライダー支持機構は、剛性マウントと、一端が剛性マウン トに固定された弾性を有するアーム状の支持板と、この支持板の自由端(先端) 側に固定されたフィンガー部材とを備えている。そして、フィンガー部材には磁 気ヘッドを有するスライダーが支持されている。磁気ヘッドには、電磁変換する ための巻線が施されており、この巻線を形成するワイヤは、チューブにより被覆 された状態で、支持板に固定されている。
【0003】 図8に従来の剛性マウント50と、この剛性マウント50に取り付けられた支 持板51の一部とを示す。支持板51において、剛性マウント50が固定された 部分の側方には、ワイヤを被覆するチューブ52を保持するための2つの保持部 53,54が支持板51と一体に設けられている。保持部53,54は、図8に おいて支持板51から水平方向に突出し、さらにほぼ90°上方に折り曲げられ ている。チューブ52をこれらの保持部53,54で保持する場合には、保持部 53,54と剛性マウント50の側面との間にチューブ52を配置し、各保持部 53,54を折り曲げて剛性マウント50との間にチューブ52を固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の構成では、チューブ52を各保持部53,54に保持する際の作業 性が悪い。すなわち、まずチューブ52を保持部54で保持させるために、チュ ーブ52を保持部54の開口部と同一方向(図8では上方)に曲げ、チューブ5 2を保持部54と剛性マウント50の側部との間に挿入する。次に、保持部53 と54との間でチューブ52を固定し、この状態で再度チューブ52を保持部5 3の開口と同一方向に曲げ、保持部53と剛性マウント50の側部との間にチュ ーブ52を挿入する。そして各保持部53,54を折り曲げて固定している。
【0005】 このように、チューブ52の固定作業が煩雑であり、また作業の自動化の妨げ になっている。さらに、各保持部53,54を折り曲げる前にチューブ52が外 れて、チューブ52を確実に保持できない場合がある。
【0006】 本考案の目的は、巻線ワイヤを被覆するチューブを確実にかつ容易な作業で固 定できる磁気ヘッドスライダー支持機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る磁気ヘッドスライダー支持機構は、剛性マウントと、基端部が剛 性マウントに固定され、巻線の施された磁気ヘッドを有するスライダーを先端に 支持するための支持板とを備えている。
【0008】 そして前記支持板の基端部側には、一方向側に開く開口を有し、磁気ヘッドの 巻線ワイヤを被覆するチューブを保持する第1保持部と、第1保持部の開口と逆 側に開く開口を有し、チューブを保持する第2保持部とが配置されている。
【0009】
【作用】
本考案に係る磁気ヘッドスライダー支持機構では、互いに開口の方向が異なる 少なくとも2つの保持部が支持板の基端部側に設けられている。そして、チュー ブを保持部に固定する場合には、まず第1保持部の開口と同方向にチューブを曲 げて第1保持部内にチューブを挿入する。次に、前記とは逆側の方向に開く開口 を有する第2保持部にチューブを挿入するが、このとき第2支持部の開口と同一 方向にチューブを曲げた場合、先の第1保持部がストッパーとなって、チューブ を保持しているので、2つの保持部の間でチューブを固定する必要がなく、簡単 に第2保持部にチューブを挿入することができる。また、チューブの保持が確実 となり、信頼性が向上する。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の一実施例による磁気ヘッドスライダー機構の斜視図である。 この支持機構は、主に剛性マウント1と、支持板2と、磁気ヘッド3を有する スライダー4とから主に構成されている。剛性マウント1は、たとえばアルミニ ウム等からなり、図示しない取り付け部等を介して作動装置に装着されるように なっている。また、支持板2はたとえばステンレス鋼からなり、剛性マウント1 が固定される剛性マウント取り付け部5(図2参照)と、アーム部6とからなっ ている。剛性マウント取り付け部5は、剛性マウント1とほぼ同形状に形成され ており、この取り付け部5から連続してアーム部6が形成されている。アーム部 6は、平面視ほぼ三角形状の平面部6aと、その両側方に平面部6aから直交す る方向に所定の高さで形成された側面部6b,6cとを有している。側面部6b ,6cは剛性マウント1の取り付け部近傍には形成されていない。したがって、 この平面部6aの基端部6dが弾性部となっており、支持板2の先端は所定の範 囲で上下動し得るようになっている。また、支持板2の先端部には、スライダー 4を弾性的に支持するためのフィンガー部材7が固定されている。そして、この フィンガー部材7にスライダー4が支持されている。
【0011】 スライダー4に装着された磁気ヘッド3には、巻線10が施されている。巻線 10を構成するワイヤ(以下、単にワイヤ10と記す)は、チューブ11によっ て被覆されており、このチューブ11が支持板2に保持されている。すなわち、 支持板2の平面部6aには、この平面部6aから切り起こされて形成された第1 及び第2の保持用突起12,13が形成されている。また、支持板2の剛性マウ ント1取り付け部5には、第3保持部14及び第4保持部15が一体的に形成さ れている。第3保持部14は、剛性マウント取り付け部5の側部に、逆U字状に 形成されており、互いに対向する側部14a,15aと、これらを繋ぐ湾曲部1 4cとからなり、図2において下方に開く開口14dを有している。一方、第4 保持部15は、剛性マウント保持部5から横方向に延びる湾曲部15aと、この 湾曲部15aから図2において上方に、弾性アーム1の側部とほぼ平行に延びる 側部15bから構成されており、第3保持部14とは逆方向(図2において上方 向)に開く開口15cを有している。
【0012】 このような構成になる支持機構にチューブ11を保持する場合の作業手順を図 3〜図5を用いて説明する。 まず、チューブ11を支持板2の平面部6aに形成された第1及び第2の保持 部12,13によって固定する。次に、図3及び図4に示すように、チューブ1 1を図の下方から第3保持部14の開口14dを通して第3保持部14内に挿入 する。次に、この状態から図4及び図5で示すように、チューブ11を上方から 第4保持部15の開口15cを通してその中に挿入する。そして、各保持部14 ,15の側部14a及び15bをチューブ11を巻き込むように折り曲げて、チ ューブ11を固定する。
【0013】 このような実施例では、チューブ11を第3保持部14に保持させた後、第4 保持部15の開口15cの開く方向と逆方向に引っ張るだけで各保持部14,1 5内に確実にチューブ11を挿入することができ、従来装置のように両保持部1 4,15の間でチューブ11を固定する必要がなく、作業が簡単になる。また作 業が簡単になるので、作業の自動化を図ることが容易になる。
【0014】 〔他の実施例〕 (a) 図6に別の実施例を示す。この実施例では、支持板19の第3保持部2 0が前記実施例とは逆に上方に開く開口20aを有しており、また第5保持部2 1が下方に開く開口21aを有している。このような実施例によっても前記実施 例と同様にチューブを簡単な作業で確実に固定することができる。
【0015】 (b) 図7にさらに別の実施例を示す。この実施例では、支持板22の剛性マ ウント取り付け部23に、3つの保持部24,25,26が設けられている。両 端の保持部24,26は、ともに下方に開く開口24a,26aを有しており、 これらの保持部24,26に挟まれた保持部25は、両端の保持部24,26と は逆方向に開く開口25aを有している。 このような実施例によっても、チューブを各方向から確実にかつ簡単に固定す ることができる。
【0016】 (c) 前記実施例では、スライダーに磁気ヘッドが装着されたコンポジット型 ヘッドに本考案を適用したが、本考案はこのコンポジット型に限定されるもので はなく、モノリシック型ヘッドにも同様に適用することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案では、互いに逆方向に開く開口を有する少なくとも2つの 保持部を支持板に設け、これらによって巻線ワイヤのチューブを保持するので、 チューブを固定するための作業が容易になり、また確実に固定することができる 。また、作業の自動化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による磁気ヘッドスライダー
支持機構の斜視図。
【図2】図1の一部拡大図。
【図3】前記支持機構のチューブの固定作業を示す図。
【図4】前記支持機構のチューブの固定作業を示す図。
【図5】前記支持機構のチューブの固定作業を示す図。
【図6】本考案の他の実施例による磁気ヘッドスライダ
ー支持機構の一部拡大斜視図。
【図7】本考案のさらに別の実施例による磁気ヘッドス
ライダー支持機構の一部拡大斜視図。
【図8】従来の磁気ヘッドスライダー支持機構の一部拡
大斜視図。
【符号の説明】
1 剛性マウント 2 支持板 3 磁気ヘッド 4 スライダー 10 巻線 11 チューブ 14,15 保持部 14d,15c 開口

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】剛性マウントと、基端部が前記剛性マウン
    トに固定され、巻線の施された磁気ヘッドを有するスラ
    イダーを先端に支持するための支持板とを備えた磁気ヘ
    ッドスライダー支持機構において、 前記支持板の基端部側には、一方向側に開く開口を有
    し、前記磁気ヘッドの巻線ワイヤを被覆するチューブを
    保持する第1保持部と、前記第1保持部の開口と逆側に
    開く開口を有し、前記チューブを保持する第2保持部と
    が配置されている、磁気ヘッドスライダー支持機構。
JP5837791U 1991-06-27 1991-06-27 磁気ヘツドスライダー支持機構 Pending JPH054311U (ja)

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JP5837791U JPH054311U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 磁気ヘツドスライダー支持機構

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JP5837791U JPH054311U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 磁気ヘツドスライダー支持機構

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JPH054311U true JPH054311U (ja) 1993-01-22

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ID=13082640

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JP5837791U Pending JPH054311U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 磁気ヘツドスライダー支持機構

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