JPH054308B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH054308B2
JPH054308B2 JP58206735A JP20673583A JPH054308B2 JP H054308 B2 JPH054308 B2 JP H054308B2 JP 58206735 A JP58206735 A JP 58206735A JP 20673583 A JP20673583 A JP 20673583A JP H054308 B2 JPH054308 B2 JP H054308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
silencer
elevator
pipe
pressure oil
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58206735A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6098205A (ja
Inventor
Kunio Yasuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP58206735A priority Critical patent/JPS6098205A/ja
Publication of JPS6098205A publication Critical patent/JPS6098205A/ja
Publication of JPH054308B2 publication Critical patent/JPH054308B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はエレベータ用油圧装置に係り、とりわ
け1台の油圧エレベータに対し複数のパワーユニ
ツトが用いられている油圧装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
油圧エレベータとしては、ロープ、綱車等によ
り乗かごを吊上げる間接式油圧エレベータ、乗か
ごの真下に油圧ジヤツキを配設し、ジヤツキによ
り昇降させる直接式油圧エレベータなどが用いら
れている。
第1図は、直接式油圧エレベータの昇降装置を
示す概略図である。図において符号11は乗かご
であり、乗かご11は、真下に配置された油圧シ
リンダ12と、プランジヤ13とからなる油圧ジ
ヤツキ14により、昇降器15内を上下方向に移
動されるようになつている。図において符号1
6、および17は、この乗かご11の上下移動を
ガイドするガイドレールおよび案内装置である。
昇降器15に隣接して機械室18が設けられ、こ
の機械室18内に、油タンク21、電動機22、
油圧ポンプ23、流量制御弁24などからなるパ
ワーユニツト25が配設されている。パワーユニ
ツト25で発生された圧力油は、油圧配管26を
介して油圧ジヤツキ14に給送されるが、油圧ポ
ンプ23の脈動による振動、騒音などのトラブル
を防止するため、通常、油圧配管26中にサイレ
ンサ27を配置し、給送油の脈動を減衰させるよ
うにしてある。
ところで、大型荷物用や自動車用の油圧エレベ
ータにおいては、大型の油圧ジヤツキを使用する
ため、多量の圧力油を必要とし、パワーユニツト
を複数台連結して圧力油を給送する場合がある。
第2図は、2台のパワーユニツト25を連結
し、1台の油圧ジヤツキ14に圧力油を給送する
ようにした例を示す図である。すなわち、それぞ
れのパワーユニツト25に接続されている油圧配
管26を合流管28により合流させ、続いて合流
管28をサイレンサ27に接続させてある。第3
図はこの合流管28とサイレンサ27との接続状
態を示す部分拡大断面図である。
このような、合流管を用いて複数の油圧配管を
合流し、この合流管をサイレンサに接続するとい
う従来の回路構成は、次のような欠点を有してい
る。
(イ) 合流管28は、管内流速を小さくする(通常
5m/sec以下)ため、第3図に示すように合流
前部分と合流後部分とで径を変化させる必要が
あり、製作が困難で価格も高くつく。
(ロ) 合流管28を設置するための特別のスペース
が必要で、その分機械室18が大きくなる。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点を考慮してなされたもの
であり、合流管の設置を不要とし、省スペース
化、低価格化を図ることのできるエレベータ用油
圧装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、1台の油圧エレベータに対し、複数
のパワーユニツトが油圧配管を介して接続されて
いるエレベータ用油圧装置であつて、複数の油圧
配管がサイレンサにより合流されていることを特
徴としている。
本発明によれば、サイレンサにより合流管の機
能を兼用させることができ、合流管の設置が不要
となる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
第4図は本発明によるエレベータ用油圧装置の
一実施例を示す概略図である。2台のパワーユニ
ツト25には、それぞれ油圧配管26が接続さ
れ、この油圧配管26の他端は各々サイレンサ3
1の両端に接続されることにより合流されてい
る。第5図は、油圧配管26とサイレンサ31と
の接続状態を示す断面図である。サイレンサ31
は、圧力油の流量に対し十分大きい容積を有する
筒状体をしており、筒状ケーシング33とその両
端を密封するフランジ34とから構成されてい
る。油圧配管26は、それぞれサイレンサ31の
両端フランジ34に対し相対向する関係で挿入接
続され、サイレンサ31からの出口配管32は筒
状ケーシング33の中央部に接続されている。出
口配管32はさらに油圧ジヤツキ14に接続さ
れ、乗かご11の昇降作動に必要な圧力油を給送
し得るようになつている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。
2台のパワーユニツト25から吐出された圧力
油は、油圧配管26を通りサイレンサ31の両端
からサイレンサ31内に入り合流する。サイレン
サ31内で合流された圧力油は、出口配管32を
通つて油圧シリンダ14に給送される。
サイレンサ31は圧力油流量に対し、十分大き
い容積を有しているので、パワーユニツト25か
らの圧力油の脈動はサイレンサ31内で減衰され
るが、この減衰特性について、本実施列例におけ
るサイレンサと、第3図に示した従来例における
サイレンサとを比較してみる。第6図は従来のサ
イレンサの形状寸法を示し、第7図は本実施例に
よるサイレンサの形状寸法を示している。第6図
および第7図のような形状寸法の場合、サイレン
サ単体としての消音効果は次式で表わされる。
従来のサイレンサの場合 20logS2/S3+20log|sinkl2|−20log|coskla| −20log|coskcl| ……(1) 本実施例のサイレンサの場合 20logS2/S3+20log|sinkl2|−20log|coskl2| −20log|coskl2/2| ……(2) ここで k=2πf/c c:音速 (例:1000m/s) f:脈動周波数 (例:100Hz) 上記第(1)式と第(2)式とを比較してみると、両者
の違いは第(4)項のみである。一般に構造上、 lc<l2/2とする場合が多いが、実用的な寸法範
囲ではlcが大きい方が効果がある。
例えば lc=0.1mのとき −20log|cosklc| =−20log|cos(0.628×0.1)|=0.017 lc=l2/2=0.45mのとき −20log|cosklc=−20log|cos(0.628×0.45)
| =0.35 となる。
従つて、本実施例によるサイレンサは、従来例
によるサイレンサより第4項の差分だけ消音効果
が優れている。
第8図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。本実施例においては、サイレンサ41が縦型
構造とされ、下方側から流入した圧力油が上方側
から吐出されるようになつている。このようなサ
イレンサ41においては、2台のパワーユニツト
からの油圧配管26は、それぞれサイレンサ41
の下方側に相対向する関係で挿入接続され、出口
配管42はサイレンサ41の上方側に接続されて
いる。
このような構造からなるサイレンサにおいて
も、前述した実施例と同様、複数の油圧配管の合
流管としての機能を発揮することができるととも
に、良好な消音効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、合流管
の設置が不要となり、省スペース化、コストダウ
ン化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧エレベータの昇降装置を示す概略
図、第2図は従来のエレベータ用油圧装置を示す
油圧回路図、第3図は従来のサイレンサと合流管
との接続状態を示す断面図、第4図は本発明によ
るエレベータ用油圧装置を示す油圧回路図、第5
図は本発明によるサイレンサと油圧配管との接続
状態を示す断面図、第6図は従来のサイレンサの
形状寸法を示す概略図、第7図は本発明における
サイレンサの形状寸法を示す概略図、第8図は本
発明の他の実施例を示す断面図である。 11…乗かご、14…油圧ジヤツキ、25…パ
ワーユニツト、26…油圧配管、31…サイレン
サ、32…出口配管、41…サイレンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1台の油圧エレベータに対し複数のパワーユ
    ニツトが油圧配管を介して接続されているエレベ
    ータ用油圧装置において、前記複数の油圧配管
    は、サイレンサにより合流されていることを特徴
    とするエレベータ用油圧装置。 2 サイレンサは圧力油流量に対し十分大きい容
    積を有する筒状体であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のエレベータ用油圧装置。 3 油圧配管はサイレンサの両側面に相対向する
    関係で接続されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のエレベータ用油圧装置。
JP58206735A 1983-11-02 1983-11-02 エレベ−タ用油圧装置 Granted JPS6098205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58206735A JPS6098205A (ja) 1983-11-02 1983-11-02 エレベ−タ用油圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58206735A JPS6098205A (ja) 1983-11-02 1983-11-02 エレベ−タ用油圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6098205A JPS6098205A (ja) 1985-06-01
JPH054308B2 true JPH054308B2 (ja) 1993-01-19

Family

ID=16528232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58206735A Granted JPS6098205A (ja) 1983-11-02 1983-11-02 エレベ−タ用油圧装置

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JPS6098205A (ja) 1985-06-01

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