JPH0542847Y2 - - Google Patents

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JPH0542847Y2
JPH0542847Y2 JP3147687U JP3147687U JPH0542847Y2 JP H0542847 Y2 JPH0542847 Y2 JP H0542847Y2 JP 3147687 U JP3147687 U JP 3147687U JP 3147687 U JP3147687 U JP 3147687U JP H0542847 Y2 JPH0542847 Y2 JP H0542847Y2
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roller
firing pin
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pin
roller pins
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は温度センサー用撃針の支止装置の分野
に関するものである。
(従来の技術) 従来の撃針を支止する装置としては、熔融性温
度ヒユーズに2個の小孔を設けて両小孔にローラ
ーを貫通せしめた2本のアームの折曲端部を嵌挿
し、両アームの他端部を支点にすると共に、上記
の貫通ローラーを撃針頭部の凹部に嵌挿させ、撃
針を支止していた。
しかるに、両方のアームに貫通したローラーを
回転仕易くするために、撃針頭部に形成した凹部
の形状とローラーが接触しているキヤツプ兼用基
台部の上面が、凹凸部のないフラツト面となつて
いないと、ローラーの回転がスムーズに行かない
欠陥があつた。
(本考案が解決しようとする問題点) 本考案は、撃針の頭部に形成した凹部の傾斜面
と基台部の上面の夫々の切削面が、精度を左程要
することなくラフな形状でも、ローラーピンに貫
通する中央ローラー及び左右両側ローラーが、確
実且迅速に機能してローラーピンを展開せしめる
と共に、撃針をも確実に落下させるようにしたも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、2本のローラーピンに中央ローラー
を貫通し、該ローラーより若干径が大きい形状の
左右両側ローラーを中央ローラーの左右両側に貫
通せしめ、2本のローラーピンの後方端部に接続
部を形成して重合し、両接続部をキヤツプ兼用基
台部の上面に取着したピンに枢着し、2本のロー
ラーピンを構成する前方端部にも接続部を形成し
て重合し、両接続部が重合した際に合致する小孔
を設け、中央ローラーだけを撃針の頭部に形成さ
れている凹部に嵌挿し、且接触せしめるよう両ロ
ーラーピンの前方端部の接続部に形成の小孔を合
致させ、両小孔にセツトピンを嵌脱自在に嵌挿し
たことを特徴とする温度センサー用撃針の支止装
置である。
(実施例) 1は頭部3に凹部4を有する撃針2を懸架し、
且頭部3を若干飛出するキヤツプ兼用基台部であ
る。この基台部1の上面はフラツト形状とする。
1′は基台部1の中央に穿設した撃針2の貫通孔
である。5,5′は撃針2の頭部3の凹部4に嵌
挿する中央ローラー6と、左右両側ローラー7と
を貫通せしめ、撃針2の頭部3の外側に対向状に
位置するローラーピンである。そして両ピン5,
5′に貫通する中央ローラー6は左右両側ローラ
ー7より若干径を小となし、しかも凹部4に確実
に嵌挿し、常時凹部4と接触状態にある。他方の
ローラー7は、中央ローラー6より若干径を大に
して凹部4とは接触しないが、基台部1の上面と
は接触するように形成されている。また両ピン
5,5′の後方端部に接続部8,8′を形成して重
合し、基台部1に軸着したピン9を介して枢着す
る。従つてピン9を支点にしてローラーピン5,
5′が開放される。そして両ピン5,5′の前方端
部も接読部10,10′を形成して重合し、両接
続部10,10′が重合した際に合致する小孔1
1を両接続部10,10′に形成する。12は線
材を折曲して形成したアームであり、この形状は
限定するものでない。そしてこのアーム12は上
記のローラーピン5,5′の上方に位置し、しか
も撃針2の外側に位置する形状を以て形成する。
そしてこのアーム12の後方部には、セツトピン
13が嵌挿可能な形状の小孔14を有するプレー
ト15を取着する。上記の如き構成のアーム12
は、基台部1の上面に直立状に立設したアーム受
け15′の上方に、アーム12全体が回動自在と
なり、しかもローラーピン5,5′の前方端部に
設けた接続部10,10′の小孔11と小孔14
とが合致するようにして嵌込んでやる。以上の如
くアーム受け15′に対するアーム12の嵌込み
位置が比較的高い位置にあるので、アーム12の
前方部は図面図示の如く前方へ下降状に傾斜して
いる。16はローラーピン5,5′及びアーム1
2を跨装する形状で、上方には線状の形状記憶合
金資材製の2本の脚部を有する変形作動杆17を
取着した跨装状受け部である。この受け部16
は、図面図示の如く基台部1の上面に小ネジ18
を介して取着する。上記の形状記憶合金資財製作
動杆17の形状は、先端がアーム12の下方に係
止されているか、或は下方に位置せしめておくよ
うにする。そして上記の作動杆17は、温度精度
が70℃±5℃になつたら、直線状に延びるような
性質の形状記憶合金材を使用する。しかしこの温
度は必要に応じ変更でき得るものであつて、これ
に限定するものでない。また上記の作動杆17は
杆状,板状、螺旋状…等何れのものでも良い。以
上が本考案における温度センサーの構成である。
18′は基台部1の上面に立設した脚部、19は
キヤツプである。
次に本考案の温度センサー用撃針の支止装置を
装着する消火装着の構成部材につき説明すると以
下のとおりである。20は高圧不燃性流体を充填
したボンベ21を内蔵した筒体である。22はパ
ツキン、23は筒体20の下方開口部に螺着した
下方キヤツプ、24はボンベ21内の流体の排出
口である。25はボンベ受け、26はボンベ受け
25の外側にあつてボンベ受け25を嵌挿せしめ
ているガイドパイプである。27はガイドパイプ
26の下方に嵌着したスプリング受け、28はス
プリング受け27によつてストツプされているス
プリングである。29は撃針2の先端部より若干
上方に穿設した貫通孔、30は撃針2の中央部に
穿設した貫通孔1′に挿通せしめたロツドであり、
このロツド30の両端はガイドパイプ26の切欠
部に嵌挿し誘導される。31は基台部1と筒体2
0との螺着時に嵌挿したパツキンである。32は
ボデイ、33はボデイ32に嵌挿した消火液剤を
充填した可撓性を有する合成樹脂製容器である。
そしてこの容器33の頭部には容器取付部34を
接続し、固定部35を介してボデイ32の開口部
を遮蔽し、且容器取付部34の先端にコツク36
及び噴射孔を有するノズル37を装着する。以上
のコツク36とノズル37とを固定部35より延
設した前板部38内に収納しておく。39は前板
部38の下方に装着したハンドル、40はボデイ
32の前方部に装着した前方握り部、41はボデ
イ32の稍中央部の下方に取付けリング42を介
して装着した引金部である。そして本考案の温度
センサーはボデイ32の所定個所に装着する。筒
体20の下方に接続しているパイプ43を容器固
定部35に接続する。44は本考案の温度センサ
ーの頭部に装着した引金部41と接続しているレ
リーズである。
(作用) 次に本考案の作用を説明する。本考案において
は、火災等が発生し室内が所定温度例えば70℃±
5℃になると、作動杆17が、例えば折曲された
形状から、変化して直線状となり、この直線状に
徐々に変化し始めた瞬時において、作動杆17の
先端部がアーム12の先端部を引掛けアーム12
を上方向へと持上げる。このような作動の過程に
おいて、アーム受け15′に嵌着しているアーム
12の後端部が、支点となつてアーム12が上方
向へ持上げられることは勿論のこと、アーム12
に取着されているプレート15もアーム12に比
例して上方向へ徐々に持上げられると同時に、各
小孔11,11,14に挿込んでいたセツトピン
13がアーム12及びプレート15の上方向への
移動に比例して抜き取られて、上記各小孔11,
11,14から外れる。
上述の如くしてセツトピン13が抜き取られた
瞬間に、ピン9を支点にローラーピン5,5′が、
凹部4と接触している中央ローラー6は内側方向
に強制的に回転させられ、他方基台部1の上面に
接触している左右両側ローラー7は中央ローラー
6の回転とは反対の外側方向に回転をして外側方
向に展開する。ローラーピン5,5′が展開した
瞬間にスプリング27の伸脹力によつて撃針2を
下方向に急降下せしめ、ボンベ21の封板を撃針
2を構成する先端部の尖状部が破断する。更に本
発明においては、セツトピン13の上方部を引張
つて手動式となし、両ローラーピン5,5′をピ
ン9を支点にして開放し、撃針2を急降下せしめ
ても良い。
以上の如き工程によつて、ボンベ21が破断さ
れ、ボンベ21に充填している高圧不燃性流体が
噴射されると、この流体は筒体20内からボデイ
23内に流出する。そして流出された流体が可撓
性の容器33を圧迫して、容器33内に充填され
ている消火液剤をノズル37より噴射させて消火
する。
(効果) (1) 本考案は上述のとおり2本のローラーピンに
中央ローラーを、中央ローラーの左右両側にこ
のローラーよりも径が若干大きい形状の左右両
側ローラーを貫通せしめ、両方の中央ローラー
だけを撃針頭部に形成した凹部に嵌挿し、他方
の左右両側ローラーを基台部の上面と接触せし
めるようにして、中央ローラーを凹部の傾斜面
とだけ接触させて、撃針が落下する下方向に対
して、内側方向への回転をよりスムーズに機能
させると共に、他方左右両側のローラーは外側
方向(時計方向)へと強制的に回転するように
して、両方のローラーピンの展開をよりスムー
ズに機能させるようにした優れた利点を有して
いる。
(2) さらに本考案は、中央ローラーは凹部とだけ
嵌挿し、且接触せしめ、他方の両側ローラーは
中央ローラーとは別個に基台部の上面と接触す
るだけで十分なので、凹部の傾斜面の製作上の
精度を従来のものに比しラフで足りるようにせ
しめると共に、基台部の上面のフラツト面をも
従来のものに比しラフで足りるに至つた。従つ
て製作費も従来に比し安価になつた利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案温度センサー用撃針の支止装置
を装着した温度センサーの一部切欠斜面図、第2
図は同センサーの平面図、第3図は同センサーの
一部切欠側面図、第4図は同センサーの要部の平
面図、第5図は同センサーの要部の平面図、第6
図は同センサーを構成する要部の一部切欠縦断面
図、第7図は同センサーを装着した消火装置の要
部の縦断面図、第8図は同センサーを装着した消
火装置の縦断面図である。 1……基台部、1′……貫通孔、2……撃針、
3……頭部、4……凹部、5,5′……ローラー
ピン、6……中央ローラー、7……左右両側ロー
ラー、8,8′……接続部、9……ピン、10,
10′……接続部、11……小孔、12……アー
ム、13……セツトピン、14……小孔、15…
…プレート、15′……アーム受け、16……受
け部、17……作動杆、18……小ネジ、18′
……脚部、19……キヤツプ、20……筒体、2
1……ボンベ、22……パツキン、23……下方
キヤツプ、24……排出口、25……ボンベ受
け、26……ガイドパイプ、27……スプリング
受け、28……スプリング、29……貫通孔、3
0……ロツド、31……パツキン、32……ボデ
イ、33……容器、34……容器取付部、35…
…固定部、36……コツク、37……ノズル、3
8……前板部、39……ハンドル、40……前方
握り部、41……引金部、42……取付リング、
43……パイプ、44……レリーズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本のローラーピンに中央ローラーを貫通し、
    該ローラーより若干径が大きい形状の左右両側ロ
    ーラーを中央ローラーの左右両側に貫通せしめ、
    2本のローラーピンの後方端部に接続部を形成し
    て重合し、両接続部をキヤツプ兼用基台部の上面
    に取着したピンに枢着し、2本のローラーピンを
    構成する前方端部にも接続部を形成して重合し、
    両接続部が重合した際に合致する小孔を設け、中
    央ローラーだけを撃針の頭部に形成されている凹
    部に嵌挿し、且接触せしめるよう両ローラーピン
    の前方端部の接続部に形成の小孔を合致させ、両
    小孔にセツトピンを嵌脱自在に嵌挿したことを特
    徴とする温度センサー用撃針の支止装置。
JP3147687U 1987-03-04 1987-03-04 Expired - Lifetime JPH0542847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3147687U JPH0542847Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JP3147687U JPH0542847Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JPS63137655U JPS63137655U (ja) 1988-09-09
JPH0542847Y2 true JPH0542847Y2 (ja) 1993-10-28

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JP3147687U Expired - Lifetime JPH0542847Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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