JPH0542505U - 階段足場構造 - Google Patents

階段足場構造

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JPH0542505U
JPH0542505U JP9241591U JP9241591U JPH0542505U JP H0542505 U JPH0542505 U JP H0542505U JP 9241591 U JP9241591 U JP 9241591U JP 9241591 U JP9241591 U JP 9241591U JP H0542505 U JPH0542505 U JP H0542505U
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JP
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stairway
frame
scaffolding
stairs
longitudinal direction
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Application number
JP9241591U
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Inventor
萩原博夫
Original Assignee
綜建産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築現場における階段足場の組立を簡単迅速
に行うことが出来るようにし、更には階段足場組立後も
自由に階段を利用出来るようにした階段足場構造を提供
する。 【構成】 階段出入口部3及び踊り場部5に筋かいの無
い枠組足場21をそれぞれ組立設置して、該枠組足場の
長手方向の取付用梁枠25に、梯子状枠組の間に金属パ
ネル41を貼り長手方向に摺動自在となるように複数連
結し更に上記連結した梯子状長手枠端部に固定フック3
1、33を設けた作業床29を、該固定フックで握着固
定するように構成した階段足場構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築現場における階段の天井部または階段側壁部高所の作業に際し 使用する階段足場構造に関し、さらに詳細には、容易かつ迅速に階段部の足場組 立作業が施工できるように伸縮自在の作業床を階段出入口部及び踊り場部に設置 された枠組の梁枠に固定フックで握着固定するように構成した階段足場の構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のビルやマンション等の建築現場の階段天井部または階段側壁部高所の作 業に際し使用する階段部4の足場構造は図5に示す様に、先ず階段出入口部3及 び踊り場部5に筋かい7で補強した枠組足場9、10をそれぞれ組立てた後、該 枠組足場9、10の長手方向にパイプ及びクランプにて梁枠11、12を取り付 けて、更に階段部4に支柱13を設置して階段部足場骨組のパイプ15を前記梁 枠11、12に架設して、その上に足場板17を載せて番線等で捲着固定するも のであった。
【0003】 この際、上記足場板17は木製または金属の長板であり、階段部4の長さに応 じて2〜3枚を支柱13を介して枠組足場9、10間を架け渡すように構成され る。また、足場板17は傾斜しており滑り易いので歩幅程度の間隔で桟木19が 設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の階段足場においては階段部の傾斜角が35度前後あ るために、その組立作業において危険性が高く、また組立自体が難しいので専門 職人でなければ施工できないという問題点を有していた。
【0005】 また、階段足場が組上がった状態においては階段部の支柱や踊り場の枠組足場 の筋かいが邪魔になって階段の登り降りが自由に出来ず不便であるという問題点 を有していた。
【0006】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、建築現場における階段足場 の組立を簡単迅速に行うことが出来るようにし、更には補強用梁枠によって筋か い不要とした枠組を用いることにより階段を自由に利用出来るようにした階段足 場構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、建築現場における階段天井部または階段側壁部の作業に際し使用す る階段足場構造において、梯子状枠組の間に金属パネルを貼った作業床を長手方 向に複数摺動自在となるように連結し、更に上記連結した梯子状長手枠の端部に 固定フックを設け、階段出入口部及び踊り場部に設置された枠組の梁枠に該固定 フックを握着固定するようにした階段足場構造を提供することにより、上記目的 を達成するものである。
【0008】 また、本考案は、上記階段出入口部及び踊り場部の枠組において、長手方向に 補強用梁枠を配することにより筋かいを不要とした枠組を使用し、該梁枠部に前 記固定フックを握着固定するようにした階段足場構造を提供することにより、上 記目的を達成するものである。
【0009】
【作用】
本考案における階段足場構造は、作業床の重量が一人で運搬可能な程度に軽く 作業が容易である。
【0010】 また、上記作業床の枠組は連結梯子状になっており該連結部分が長手方向に伸 縮自在なので様々の階段部分の長さに応じて適宜使用可能であり、また強度も必 要十分で階段部に支柱を立てる必要がない。
【0011】 上記作業床長枠端部の固定フックは階段出入口部及び踊り場部の枠組の梁枠部 のパイプに強固に握着されロックされる構造なので作業中に外れることはなく安 全である。
【0012】 階段出入口部及び踊り場部の枠組足場は長手方向を2本の梁枠で補強した枠組 を使用し筋かいを使用しないことにより、また、階段部に支柱が無いことにより 階段部天井部または階段側壁部の作業中においても他の作業員が自由に階段を利 用出来る。
【0013】
【実施例】
本考案の階段足場構造の実施例を、図1〜図4に基いて詳細に説明する。
【0014】 図1は本考案に係わる階段足場構造の実施例を示す斜視図、図2は本考案に係 わる作業床の斜視図である。図3は該作業床の連結部分の構造を示す側面図(A )、及び正面図(B)である。図4は階段出入口部及び踊り場部に組立設置され る筋かいの無い枠組足場の平面図(A)、正面図(B)、及び側面図(C)であ る。
【0015】 本考案に係わる階段足場構造は、図1に示されるように、階段出入口部3及び 踊り場部5に筋かいの無い枠組足場21をそれぞれ組立設置して該枠組足場の長 手方向の取付用梁枠25に階段部4の長さに応じて適当な長さに伸縮させた作業 床29の固定フック31、33を握着固定するような構造となっている。この際 、図1の実施例においては更に落下防止対策のためのパイプで組み立てた簡易の 手摺34を施している。
【0016】 次に、本考案における階段足場構造の主要部である作業床29について図2と 図3を用いて詳細に説明する。
【0017】 なお、図1と同一箇所は同一符号を記する。
【0018】 図2において、作業床29は梯子状枠組の間に金属パネル41を貼った作業床 を上下2段に長手方向に摺動自在となるように連結した構造であり、該作業床( 上)35、作業床(下)37の連結部分は図3のように作業床(上)35の断面 がI形の長枠材43を作業床(下)37の断面がI形の長枠材45に内接掛合す るようにし、更に長枠材43の外側に鋲着固定された支持材47と長枠材45の 内側に鋲着固定された支持材49とによって相互に相手長枠材の掛合片側部分を 抱持する構造となっている。
【0019】 前記支持材は各長枠材に1ないし2箇所設けてあり連結部分の強度保持のため 、最長に上下作業床を伸ばした状態においても長枠材43、45の摺動部分は3 0〜50cm残るようにロックされる。上記連結構造により作業床(上)35と 作業床(下)37は長手方向に摺動自在となる。
【0020】 次に、梯子の横木に該当する横枠51は直径30〜50mmのパイプを30〜 50cm間隔で長枠材に直角に貫設固定したもので作業時の足掛かりの役割を有 する。金属パネル41は上記横枠51に鋲着もしくは溶接されており、また長枠 材43、45との接合面52は内に折り曲げた構造となっているので必要十分の 強度を保持することが出来る。
【0021】 なお、金属パネル41の表面は滑り止めのチェッカー状の凹凸パターンを施し ている。
【0022】 固定フック31、33は汎用の握持緊合するフックと同構造のものであり、枠 組パイプの径に適合するように作られており、前記長枠材の端部に鋲着もしくは 溶接固定されている。
【0023】 なお、上記作業床29は殆どアルミ合金製で作られており18kg程度の重量 なので軽く、また縮めて運搬出来るので作業性に優れた構造となっている。
【0024】 次に、階段出入口部3及び踊り場部5に設置される筋かいを不要とした枠組足 場21の構造を図4を用いて説明する。
【0025】 従来は図5の枠組足場9、10のように図4(B)におけるab間及びcd間 に当たる箇所に筋かいを配して強構造の枠組を組み立て使用していたが、階段部 分の作業のための枠組足場は垂直に多段重ねる必要が無いので筋かいを配する程 の強度を要せず、(B)のように水平長手方向の取付用梁枠25に補強用梁枠5 5を平行に加え2本として該梁枠の挟間を補強パイプ57で連結することにより 、また枠組足場の支柱59と上記補強用梁枠55との隅に補強材61を配するこ とにより階段出入口部3及び踊り場部5において使用するに必要十分な強度を有 する枠組と成すことが出来る。
【0026】 この際、(B)における孔63は手摺パイプ柱固定用の孔である。また、該枠 組足場の寸法は既存の汎用枠組と同様であり、長手方向Xが1800mmもしく は1829mm、幅((A)におけるY)は汎用の足場板64が2枚載置できる 寸法、高さは短手方向の梁枠65まで((C)におけるZ)が1700〜180 0mm、また前記2本の長手方向の梁枠25、55の間隔は100mm程度であ る。
【0027】 上記枠組足場21を使用することにより前記作業床29の固定フック31を( C)のように上段の取付枠用梁53に取り付けることで簡単に階段部の足場が組 み立てられ、また、枠組足場21の下は筋かいが無く人が自由に通り抜けられる 程に余裕があり且つ階段部4には支柱等が配されていないので、階段部足場が組 上がった状態においても自由に階段を使用することが出来る。
【0028】
【考案の効果】
本考案における階段足場構造は上記のように構成されているため、以下に記載 するような効果を有する。
【0029】 (1)階段部足場の組立作業が非熟練作業員でも簡単に施工出来るので、従来 工法に比べて大幅に能率が向上するという優れた効果を有する。
【0030】 (2)筋かい不要の枠組足場を使用するので枠組足場内を自由に出入りが出来 、また階段部に支柱が無いので自由に階段を使用することが出来るという優れた 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる階段足場構造の実施例を示す斜
視図。
【図2】同実施例における作業床の斜視図。
【図3】(A)は上記作業床の連結部分の構造を示す側
面図、(B)は同正面図。
【図4】(A)は本考案に係わる階段出入口部及び踊り
場部に設置される枠組の平面図、(B)は同正面図、
(C)は同側面図。
【図5】従来の階段足場構造を示す斜視図。
【符号の説明】
3 階段出入口部 4 階段部 5 踊り場部 7 筋かい 9、10 枠組足場 11、12 梁枠 13 枠組足場の支柱 15 足場板の骨組 17 足場板 19 桟木 21 枠組足場 25 取付用梁枠 29 作業床 31、33 固定フック 34 手摺 35 作業床(上) 37 作業床(下) 41 金属パネル 43、45 長枠材 47、49 支持材 51 横枠 52 金属パネルの長枠材との接合部 55 補強用梁枠 57 補強パイプ 59 枠組足場支柱 61 補強材 63 手摺固定用孔 64 汎用足場板 65 短手方向の梁枠 X 長手方向寸法 Y 幅 Z 高さ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築現場における階段天井部または階段
    側壁部の作業に際し使用する階段足場構造において、梯
    子状枠組の間に金属パネルを貼った作業床を長手方向に
    複数摺動自在となるように連結し、更に上記連結した梯
    子状長手枠の端部に固定フックを設け、階段出入口部及
    び踊り場部に設置された枠組の梁枠に該固定フックを握
    着固定するようにしたことを特徴とする階段足場構造。
  2. 【請求項2】 建築現場の階段出入口部及び踊り場部
    に、長手方向に補強用梁枠を配することにより筋かいを
    不要とした枠組を設置し、該梁枠部に前記固定フックを
    握着固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の階段足場構造。
JP9241591U 1991-11-12 1991-11-12 階段足場構造 Pending JPH0542505U (ja)

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JP9241591U Pending JPH0542505U (ja) 1991-11-12 1991-11-12 階段足場構造

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JP (1) JPH0542505U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019605A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Tatsuo Ono 多目的ステージ
JP2012193518A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Asahi Kasei Homes Co 足場

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JP2008019605A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Tatsuo Ono 多目的ステージ
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