JPH0542418Y2 - - Google Patents

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JPH0542418Y2
JPH0542418Y2 JP6274388U JP6274388U JPH0542418Y2 JP H0542418 Y2 JPH0542418 Y2 JP H0542418Y2 JP 6274388 U JP6274388 U JP 6274388U JP 6274388 U JP6274388 U JP 6274388U JP H0542418 Y2 JPH0542418 Y2 JP H0542418Y2
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rim
pad
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foot
flat
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JP6274388U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プラスチツク製メガネフレームに関
する。
〔従来の技術〕
従来のプラスチツク製メガネフレームでは、パ
ツド(鼻当)は、リムの一部を山のように盛りあ
げてリムと一体に成形したものであつた。
従つて、装用者個人個人の顔に合わせてパツド
の位置を調整することは不可能で、装用者はメー
カーから既成のパツドを押し付けられ、人によつ
ては、メガネフレームが顔にぴつたりフイツトし
ないという欠点があつた。
その点、金属製フレームでは、以前から、金属
丸線からなるパツド足を有するパツド(クリンガ
ーパツドと呼ばれる)をリムにロウ付けしてお
り、このパツドの足には、十分なアールを持たせ
た調整部があつて、装用者に合わせてパツドの位
置を調整することができる。
そこで、金属製フレームに用いられるパツドの
パツド足の根本をヤリのように加工して、そのヤ
リを加熱した上でプラスチツク製リムに埋込んだ
フレームが提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このフレームでは、パツド足の
根本が単にリムに固定されているだけであるの
で、パツド足に対し直角方向の力が加わると、リ
ムに埋め込まれたパツド足の根本がぐらついて、
やがて抜けてしまうという問題点があつた。ま
た、埋込時に外観を損ねることも多い。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本考案は、クリンガーパツドの金属丸
線からなるパツド足の根本部を(長さが足りない
場合は少し延長した上で)ほぼ直角に折り曲げ、
偏平につぶした上で、偏平な面がレンズ面にほぼ
直角を成すように、リムにインサート成形した。
〔作用〕
本考案で、根本部をほぼ直角に折り曲げる目
的は、根本部をリムの長手方向に埋没させること
で、十分な長さを可能とし、それによりパツド足
を強固にリムに固定するためであり、根本部を
偏平につぶし、偏平面がレンズ面にほぼ直角を成
すようにリムにインサートする目的は、(イ)偏平面
の両側のリム(プラスチツク)の肉厚を十分確保
して、それでいてリムの正面(レンズ面に直角な
方向)から見たとき、リムの肉厚が、厚くなる*
のを防ぎ、リムが太目になるのを防止し、(ロ)そし
て、リムが透明な場合、根本部がリムを正面から
見たとき目立つのを防止するためである。*リム
には、レンズを保持するためのV溝が、必要であ
り、極端に薄くすることはできない。
また、偏平部は、リムへの固定をより確実なも
のとするために、表面に微細な凹凸やギザギザを
設けたり、フアツシヨン性高めるために、レリー
フ像や模様を設けてもよい。
なお、根本部を折り曲げる作業と偏平につぶす
作業は、本考案ではどちらを先に行なつてもよ
く、実用新案登録請求の範囲では説明を短くする
意味で前者を先にしたにすぎず、また、表現力の
不足から動作で説明したにすぎず、真意は形状を
説明したのである。
〔実施例〕
第1図は、本実施側にかかるメガネフレームの
部分斜視図である。
クリンガーパツド1は、主として鼻に直接接触
するパツド1a〔一般にセルロースプロピオネー
ト、セルロースアセテート、ポリアミド、シリコ
ーンラバー、ポリカーボネート等で作られる〕、
パツド1aとパツド足1cとを或る自由度を持た
せて連結するパツド箱1b、パツドとリム2とを
連結するパツド足1cからなる。
パツド足1cには、十分なアールを持たせた調
整部1dがあり、これがため、パツド1aの位
置、角度等を調節することができる。
パツド足の根本部(リムの中に入つている部
分)は、本考案に従い、ほぼ直角に折り曲げら
れ、かつ偏平につぶされて偏平部1eを構成して
いる。
偏平部1eは、第1図には点線で示されている
が、偏平面がレンズ面にほぼ直角を成すようにリ
ム2にインサート成形されている。
リム2はプラスチツク例えばセルロースプロピ
オネート、ポリアミド、カーボンフアイバー強化
ポリアミド、ポリメチルペンテン等で作られてい
るが、リムもレンズ面にほぼ直角を成す方向に長
く、レンズ面にほぼ平行な方向に短く(つまり、
薄肉に)作られる。
偏平部1eは、偏平面がリムの長手方向に平行
になるようにインサート成形されるので、リム2
を徒に厚肉にすることがない。厚肉のリム2は、
装用者に嫌われる。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案によれば、パツドの位置調
整が可能で、しかもパツド足が強固にリムに固定
されており、しかもパツド足の根本部をリムにイ
ンサートしても、根本部が偏平でしかも偏平面を
レンズ面にほぼ直角となるようにインサートした
ので、リムの肉厚を徒に厚くすることなしに十分
な肉厚を保つことができ、また正面から見た場
合、根本部が目立たない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本実施例にかかるメガネフレームの
部分斜視図である。 主要部分の符号の説明、1……クリンガーパツ
ド、1a……パツド、1b……パツド箱、1c…
…パツド足、1d……調整部、1e……偏平部及
び根本部(点線表示)、2……リム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくともリムがプラスチツクで成形されたメ
    ガネフレームにおいて、 クリンガーパツドのパツド足の根本部をほぼ直
    角に折り曲げ、偏平につぶした上で、偏平面がレ
    ンズ面にほぼ直角を成すように、前記リムにイン
    サート成形してなることを特徴とするメガネフレ
    ーム。
JP6274388U 1988-05-12 1988-05-12 Expired - Lifetime JPH0542418Y2 (ja)

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JP6274388U JPH0542418Y2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12

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JP6274388U JPH0542418Y2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01171417U JPH01171417U (ja) 1989-12-05
JPH0542418Y2 true JPH0542418Y2 (ja) 1993-10-26

Family

ID=31288302

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JP6274388U Expired - Lifetime JPH0542418Y2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12

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JPH01171417U (ja) 1989-12-05

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