JPS6232262Y2 - - Google Patents

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JPS6232262Y2
JPS6232262Y2 JP8944282U JP8944282U JPS6232262Y2 JP S6232262 Y2 JPS6232262 Y2 JP S6232262Y2 JP 8944282 U JP8944282 U JP 8944282U JP 8944282 U JP8944282 U JP 8944282U JP S6232262 Y2 JPS6232262 Y2 JP S6232262Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ear hook
blind hole
hook part
ear
protrusion
Prior art date
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JP8944282U
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English (en)
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JPS58109720U (ja
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Publication of JPS6232262Y2 publication Critical patent/JPS6232262Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ほぼ直線状の支持部とこの支持部か
ら長手方向に突出した金属製の連結用突出部に取
り付けた熱可塑性樹脂エラストマー製耳掛部とか
らなる眼鏡枠テンプルに関する。
眼鏡枠の耳掛部特に動きの激しい子供用やスポ
ーツ用のそれにあつては、眼鏡が耳からはずれな
いようにするために半掛式ではなく、ほぼ半円弧
に近い巻きつる式の耳掛部が主流になつており、
そのため耳掛部が肌に触れる面積が大きいので長
時間装用したとき耳が痛くなるのを防止するた
め、また装用者の動きに伴なう小さな衝撃力を吸
収して肌に刺激を与えないようにするため、芯金
を入れることなく柔軟性プラスチツクのみで作ら
れている。それに対して前枠を支持するテンプル
のほぼ直線状の支持部は、柔軟性プラスチツクの
みで作ると、剛性に劣り前枠を支持できないので
金属芯を入れた硬質プラスチツクで作るとか、あ
るいは金属のみで作られる。従つて、いずれにせ
よ、ほぼ直線状の支持部と、アール(曲率)を持
つた耳掛部とを連結することが必要である。これ
までの眼鏡枠では、この連結部を強固に結合する
ことにのみ腐心し、そのため連結部は接着剤で固
着してしまい、再着脱は不可能であつた。つま
り、柔軟性プラスチツクでは伸縮性が十分ではな
いために、めくら穴の径を支持部の連結用突出部
の径に対して十伏に小さくすることができず、そ
のため両者を嵌着したときに耳掛部が連結用突出
部を締め付ける力が弱く、接着剤なしでは耳掛部
が支持部から抜けてしまう恐れがあるからであ
る。
ところで、装用者には頭の大きさに個人差があ
り、予め工場で決められた長さのテンプルでは、
応々にしてぴつたりフイツトせず、そのため激し
い装用者の動きに伴なつて眼鏡がガタつくのを避
けることができない。
従つて、常態では耳掛部と支持部とは容易に引
き離すことができず、それでいて調整時には出来
るだだけ簡単な手段で両者を引き離すことがで
き、調整後再び嵌着することができれば、非常に
便利である。
本考案者は、最近開発されベルト、ロール、ケ
ーブル被覆材、パツキングなどの工業用部品に使
用されつつあるポリエステル系エラストマーを始
めとする熱可塑性樹脂エラストマーについて偶然
入手する機会があり、これについて耳掛部への利
用について研究したところ、この種のエラストマ
ーは例えば100℃前後に加熱すると弾性が増大
し、そのため、めくら穴の径を突出部の径に対し
て十分小さくしておいても、突出部をめくら穴に
容易に挿入することができ、しかも常温に戻す
と、両者の径の違いとエラストマーの弾性の故に
耳掛部が突出部を締め付ける力が非常に強大とな
り、そのため日常生活の中では耳掛部が支持部か
ら抜けることはなく、更にまたエラストマーの熱
可塑性の故に加熱という簡単な手段で塑性変形が
可能で装用者の耳の形状に合わせてアールをつけ
ることが可能であり、それでいて弾性の故に耳に
対する当りがソフトで装用感がよく、衝撃力も吸
収されるので装用者の激しい運動にも眼鏡のガタ
つきがないという数多くの利点のあることを見い
出し、この材料で耳掛部を作ることにより100℃
前後の加熱という簡単な手段で耳掛部の再着脱可
能なテンプルを考案した。
即ち、本考案は、金属性の連結用突出部1aを
有するほぼ直線状の支持部1と長手方向にめくら
穴2aを有するポリエステル系エラストマー、ポ
リアミド(ナイロン)系エラストマー、ポリオレ
フイン系エラストマー、ポリウレタン系エラスト
マーなどのような熱可塑性樹脂エラストマー製の
耳掛部2とからなり、前記耳掛部2を加熱軟化し
た後前記めくら穴2aに前記突出部1aを挿入し
てなる、加熱操作だけで再着脱可能な耳掛部を有
する眼鏡枠の調整式テンプルを提供する。
次いで実施例を示す図面を引用して本考案を具
体的に説明する。
実施例 第1図は、本実施例で使用する眼鏡枠テンプル
の金属製支持部を示し、図イは上方から見た平面
図を、図ロは正面図を、図ハは図ロのX−Y矢視
断面図を表わす。図イ及びロで矢印Aは眼鏡の前
枠方向を示す。1は支持部で1aは支持部より突
出した耳掛部連結用突出部である。この突出部1
aの先端は円錘状で、側面には長手方向に向つ
て、直角方向の細かいギザギザを切つてある。こ
のギザギザは、耳掛部が容易に抜けないように抵
抗を持たせるためのものである。
第2図はポリエステル系エラストマー製の耳掛
部を示し、図イは正面図であり、図ロは、図イの
B方向から見た端面図である。2は耳掛部であ
り、2aは支持部1の突出部1aを挿着するため
の“めくら穴”である。この“めくら穴2a”
は、突出部1aの断面形状よりやや小さい相似の
断面形状を有する。第2図ロでは、めくら穴2a
の長方形の断面はやや傾むいているが、これは耳
掛部2の先端(下部)を頭側に近ずけるためであ
る。
めくら穴2aは、突出部1aより十分小さいの
でそのまま突出部1aをめくら穴2aに挿入する
ことは難しく、従つて耳掛部を100〜120℃に加熱
して軟化させた上で挿入する。その後、水又は空
気中で体温以下に戻すとポリエステル系エラスト
マーは収縮するので、接着剤を使用せずとも耳掛
部2が支持部1に堅固に連結固定される(第3図
参照)。本考案のポリエステル系エラストマー製
耳掛部2は、再び同程度に加熱すると軟化するの
で両手で持つて引張ると、両者は引き離すことが
できる(第4図参照)。そこで、支持部1の突出
部1aを装用者の寸法に合わせて切断して短縮し
(第5図参照)、挿入し易いように角を落した上
で、耳掛部2を再加熱して軟化させた後、突出部
1aをめくら穴2aに挿入する(第6図参照)。
こうして常温に戻すと、もはや耳掛部2は支持部
1に強く連結固定され、大きな力で引張つても両
者は離れることがない。
本考案によれば、加熱という簡単な手段で耳掛
部が着脱可能になり、従つて個々の装用者に合わ
せて眼鏡店の従業者又は装用者自身がその場でテ
ンプルの長さを調節してフイツトさせることが可
能になり、それでいて耳掛部は適度な弾性を有す
るので装用感が良いという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例で使用される眼鏡枠テ
ンプルの支持部を示し、図イは上方から見た平面
図、図ロは正面図、図ハは図ロのX−Y矢視断面
図である。第2図は本考案の実施例で使用される
耳掛部を示し、図イは正面図、図ロは図イのB方
向から見た端面図である。第3図は、両者を連結
固定して得られるテンプルの正面図である。第4
〜6図は、耳掛部の着脱の様子を示す説明図であ
る。 主要部分の符号の説明、1……支持部、1a…
…連結用突出部、2……耳掛部、2a……めくら
穴、3……前枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の連結用突出部1aを有する支持部1と
    長手方向に浅いめくら穴2aを有する略半円形の
    熱可塑性樹脂エラストマー製耳掛部2とからな
    り、前記耳掛部2を加熱軟化した後、前記めくら
    穴2aに前記突出部1aを挿入してなる、加熱操
    作だけで再着脱可能な耳掛部を有する眼鏡枠の調
    整式テンプル。
JP8944282U 1982-06-15 1982-06-15 眼鏡枠の調整式テンプル Granted JPS58109720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8944282U JPS58109720U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 眼鏡枠の調整式テンプル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8944282U JPS58109720U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 眼鏡枠の調整式テンプル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58109720U JPS58109720U (ja) 1983-07-26
JPS6232262Y2 true JPS6232262Y2 (ja) 1987-08-18

Family

ID=30098058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8944282U Granted JPS58109720U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 眼鏡枠の調整式テンプル

Country Status (1)

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JP (1) JPS58109720U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3604358A1 (de) * 1986-02-12 1987-08-13 Wilhelm Anger Buegel fuer eine brille, bei dem schaft und endstueck durch eine steckverbindung verbunden sind
US20160004092A1 (en) * 2014-07-03 2016-01-07 Ron Lando Collapsible Eyewear

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58109720U (ja) 1983-07-26

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