JPH0542365Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0542365Y2 JPH0542365Y2 JP1985185490U JP18549085U JPH0542365Y2 JP H0542365 Y2 JPH0542365 Y2 JP H0542365Y2 JP 1985185490 U JP1985185490 U JP 1985185490U JP 18549085 U JP18549085 U JP 18549085U JP H0542365 Y2 JPH0542365 Y2 JP H0542365Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- air
- sampling tube
- disk
- ground
- disc
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 33
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は地中ガスの組成分析を行なう際に使用
される地中ガス採気管の漏気防止材に係るもので
ある。
される地中ガス採気管の漏気防止材に係るもので
ある。
(従来の技術)
第4図は従来の採気管Aを示し、気道aが縦貫
された打込管b下端部を尖鋭な打込み頭部cに形
成し、その上部に気道aい連通する微小な孔、ま
たはフイルタdを取付け、上端に蓋eを取付けた
釘状構造に構成され、前記打込管bを地中に貫入
することによつて、フイルタd、気道aを介して
地中ガスを採取するものである。しかしながら前
記従来の採気管においては、打込管bを地中に貫
入するとき、地表空気の流入防止手段について何
等配慮されていなかつた。
された打込管b下端部を尖鋭な打込み頭部cに形
成し、その上部に気道aい連通する微小な孔、ま
たはフイルタdを取付け、上端に蓋eを取付けた
釘状構造に構成され、前記打込管bを地中に貫入
することによつて、フイルタd、気道aを介して
地中ガスを採取するものである。しかしながら前
記従来の採気管においては、打込管bを地中に貫
入するとき、地表空気の流入防止手段について何
等配慮されていなかつた。
(考案が解決しようとする問題点)
従つて前記従来構造においては、打込管を地中
に貫入する際に生じる採気管と土との間隙から地
表空気が流入して、採取した地中ガスの組成を乱
す場合がある。このため攪乱されていない地中ガ
スを採取するためには、地表空気を遮断して、地
中ガス採気管の漏気を防止する部材を打込管に装
備させる必要があつた。
に貫入する際に生じる採気管と土との間隙から地
表空気が流入して、採取した地中ガスの組成を乱
す場合がある。このため攪乱されていない地中ガ
スを採取するためには、地表空気を遮断して、地
中ガス採気管の漏気を防止する部材を打込管に装
備させる必要があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、外周縁に沿つて、下方に
指向して傾斜された円筒状の垂下縁部を具えた気
密性円板の中心に採気管嵌挿孔を穿設するととも
に、同孔の内周面に前記採気管外周面に対する気
密摺動部を設けてなることを特徴とする地中ガス
採気管の漏気防止材に係るものである。
案されたものであつて、外周縁に沿つて、下方に
指向して傾斜された円筒状の垂下縁部を具えた気
密性円板の中心に採気管嵌挿孔を穿設するととも
に、同孔の内周面に前記採気管外周面に対する気
密摺動部を設けてなることを特徴とする地中ガス
採気管の漏気防止材に係るものである。
(作用)
本考案は前述したように構成されているので、
前記気密性円板の外周縁に沿つて、方に指向して
傾斜された円筒状の垂下縁部を設け、同円板の中
心に穿設された採気管嵌挿孔に採気管を嵌挿し
て、同採気管を地中に貫入する際、両足で前記円
板を踏んで同円板を地面に圧着するとともに前記
円筒状の垂下縁部を地中に圧入することによつ
て、気密性を有する円板が地面に密着し、同円板
と地面との間隙より地表空気の進入する惧れがな
くなる。
前記気密性円板の外周縁に沿つて、方に指向して
傾斜された円筒状の垂下縁部を設け、同円板の中
心に穿設された採気管嵌挿孔に採気管を嵌挿し
て、同採気管を地中に貫入する際、両足で前記円
板を踏んで同円板を地面に圧着するとともに前記
円筒状の垂下縁部を地中に圧入することによつ
て、気密性を有する円板が地面に密着し、同円板
と地面との間隙より地表空気の進入する惧れがな
くなる。
更に前記円板の中心に穿設された採気管嵌挿孔
の内周縁に設けた前記気密摺動部によつて、前記
嵌挿孔と採気管との間の気密が保持され、両者の
間隙から地表空気が流入する惧れがない。
の内周縁に設けた前記気密摺動部によつて、前記
嵌挿孔と採気管との間の気密が保持され、両者の
間隙から地表空気が流入する惧れがない。
(考案の効果)
このように本考案に係る地中ガス採気管の漏気
防止材によれば、簡単な構造で、採気管と土との
間隙から地表空気が地中に流入するのを阻止し、
同流入空気によつて採取ガスの組成を乱すのを防
止するものである。
防止材によれば、簡単な構造で、採気管と土との
間隙から地表空気が地中に流入するのを阻止し、
同流入空気によつて採取ガスの組成を乱すのを防
止するものである。
また前記漏気防止材の主体を構成する気密性円
板の中心部に設けた採気管嵌挿孔の内周面に気密
摺動部が設けられているので、同部が前記円板と
これに嵌挿された採気管との間の気密を損なうこ
となく同採気管の外周面に沿つて摺動することに
より採気管を地中に貫入するものであり、また前
記円板の垂下縁部を足踏み等によつて地面に密着
させた際、同円板が、気密を保持しており、地表
空気が採取する地中ガスの組成を乱すことなく、
同地中ガスを採取しうるものである。
板の中心部に設けた採気管嵌挿孔の内周面に気密
摺動部が設けられているので、同部が前記円板と
これに嵌挿された採気管との間の気密を損なうこ
となく同採気管の外周面に沿つて摺動することに
より採気管を地中に貫入するものであり、また前
記円板の垂下縁部を足踏み等によつて地面に密着
させた際、同円板が、気密を保持しており、地表
空気が採取する地中ガスの組成を乱すことなく、
同地中ガスを採取しうるものである。
(実施例)
以下本考案を図示の実施例について説明する。
1は鋼板より構成された気密性円板で、その中
心に採気管嵌挿孔が穿設され、同孔2内周面に前
記した採気管外周面に対する気密摺動部を構成す
るゴムリング3が一体に取付けられている。
心に採気管嵌挿孔が穿設され、同孔2内周面に前
記した採気管外周面に対する気密摺動部を構成す
るゴムリング3が一体に取付けられている。
前記円板1の外周縁に沿つて、下方に指向して
傾斜された円筒状の垂下縁部4が垂設され、円板
1を足で踏みつけて圧下するとき、同垂下縁部4
が地中に貫入するようになつている。
傾斜された円筒状の垂下縁部4が垂設され、円板
1を足で踏みつけて圧下するとき、同垂下縁部4
が地中に貫入するようになつている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、前記気密性円板1を足で踏みつけて採気管
Aを前記円板1の採気管嵌挿孔2に嵌挿して地中
に貫入し、地中ガスを採取するものであつて、こ
の際、前記円板1を足Bで踏むことによつて、地
表空気が前記垂下縁部4によつて円板1内の空気
と隔絶され、円板1はその採気管嵌挿孔2に一体
に取付けられたゴムリング3によつて気密を保持
して採気管Aが外周面に沿つて摺動しながら下降
して地中に挿入され、同地面と円板1との間隙よ
り地表空気が進入する惧れがなくなり、また前記
円板1の採気管嵌挿孔2と採気管Aとの間隙から
の地表空気の進入も阻止され、地表空気の進入に
より採取ガスの組成が乱れ、不正確な測定結果が
生じるのを防止される。
ので、前記気密性円板1を足で踏みつけて採気管
Aを前記円板1の採気管嵌挿孔2に嵌挿して地中
に貫入し、地中ガスを採取するものであつて、こ
の際、前記円板1を足Bで踏むことによつて、地
表空気が前記垂下縁部4によつて円板1内の空気
と隔絶され、円板1はその採気管嵌挿孔2に一体
に取付けられたゴムリング3によつて気密を保持
して採気管Aが外周面に沿つて摺動しながら下降
して地中に挿入され、同地面と円板1との間隙よ
り地表空気が進入する惧れがなくなり、また前記
円板1の採気管嵌挿孔2と採気管Aとの間隙から
の地表空気の進入も阻止され、地表空気の進入に
より採取ガスの組成が乱れ、不正確な測定結果が
生じるのを防止される。
このように図示の実施例によれば簡単な構成で
採気管Aと土との間隙からの地表空気の流入が阻
止され、同流入空気によつて採取ガスの組成が乱
れるのを防止しうるものである。
採気管Aと土との間隙からの地表空気の流入が阻
止され、同流入空気によつて採取ガスの組成が乱
れるのを防止しうるものである。
なお前記漏気防止材の円板をプラスチツクより
構成し、同円板の中心に穿設した採気管嵌挿孔の
内周面にゴムリングを一体に取付けてもよい。
構成し、同円板の中心に穿設した採気管嵌挿孔の
内周面にゴムリングを一体に取付けてもよい。
更にまた前記漏気防止材の円板を採気管と接す
る採気管嵌挿孔の内周面も含めて肉厚のゴムより
構成してもよい。
る採気管嵌挿孔の内周面も含めて肉厚のゴムより
構成してもよい。
第1図は本考案に係る地中ガス採気管の漏気防
止材の一実施例を示す縦断面図、第2図はその平
面図、第3図はその使用状態を示す縦断面図、第
4図は採気管の正面図である。 1……円板、2……採気管嵌挿孔、3……ゴム
リング、4……垂下縁部。
止材の一実施例を示す縦断面図、第2図はその平
面図、第3図はその使用状態を示す縦断面図、第
4図は採気管の正面図である。 1……円板、2……採気管嵌挿孔、3……ゴム
リング、4……垂下縁部。
Claims (1)
- 外周縁に沿つて下方に指向して傾斜された円筒
状の垂下縁部を具えた気密性円板の中心に採気管
嵌挿孔を穿設するとともに、同孔の内周面に前記
採気管外周面に対する気密摺動部を設けてなるこ
とを特徴とする地中ガス採気管の漏気防止材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985185490U JPH0542365Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985185490U JPH0542365Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293744U JPS6293744U (ja) | 1987-06-15 |
JPH0542365Y2 true JPH0542365Y2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=31134164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985185490U Expired - Lifetime JPH0542365Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542365Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3540737B2 (ja) * | 2000-10-20 | 2004-07-07 | 鹿島建設株式会社 | 地盤の表層ガス計測装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122926A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 土壌ガス採取用器具 |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP1985185490U patent/JPH0542365Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122926A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 土壌ガス採取用器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6293744U (ja) | 1987-06-15 |
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