JP2516648Y2 - マンホール蓋 - Google Patents

マンホール蓋

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JP2516648Y2
JP2516648Y2 JP11491190U JP11491190U JP2516648Y2 JP 2516648 Y2 JP2516648 Y2 JP 2516648Y2 JP 11491190 U JP11491190 U JP 11491190U JP 11491190 U JP11491190 U JP 11491190U JP 2516648 Y2 JP2516648 Y2 JP 2516648Y2
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JP
Japan
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manhole
plug
gas
cylindrical body
manhole cover
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JP11491190U
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JPH0473047U (ja
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省三 永井
龍二 池田
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Tokyo Electric Power Co Inc
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Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば地中ケーブル線路が形成された管
路、洞道等の内部に通じるマンホールの入口部に用いら
れるマンホール蓋に関する。
(従来の技術) 第5図にマンホールの一般的な構造を示している。1
は地中ケーブル2等を布設した管路、3aは管路1の内部
に通じるマンホール3の入口部である。マンホール入口
部3aには内蓋4と外蓋5がそれぞれ開閉自在に配設され
ている。
このようなマンホール3の内部には溜り水等から発生
した可燃性ガスや管路あるいは土中の亀裂部分から浸入
したガスが存在していることがある。
このためマンホール3の内部に作業者が入る場合は、
予めその内部における酸素濃度、メタンガスのような可
燃性ガスの有無等につきガス測定を行い安全を確認する
ようにしている。
従来上記ガス測定を行う場合は、外蓋5と内蓋4とを
外し、マンホール入口部3からマンホール3内に外径約
6mmのポリエチレン製の吸気用パイプを入れて気体を吸
引し地上に設置された測定機器により所定のガス測定を
行っている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の内蓋4と外蓋5には、いずれも
前記ガス測定を行うための何等の考慮も施されていなか
った。
このため、空気より軽い可燃性ガスは内蓋4を取外し
た途端に、外部に飛散してしまい実際に測定ができない
という不都合があった。
本考案は、上記不都合を解消すべくなされたもので、
空気より軽いガスの測定を可能にするマンホール蓋を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) すなわち本考案のマンホール蓋は、マンホール入口部
を閉塞する蓋本体と、この蓋本体に装着された栓体とを
備え、前記栓体は、前記蓋本体を貫通して固定された円
筒体と、前記円筒体内に挿置され、かつ軸方向に延びる
通気孔を有するシール部材と、前記円筒体の上端に螺合
され、かつ前記シール部材を押圧して前記通気孔を閉塞
する盲栓とから構成されたものであることを特徴とす
る。
(作用) このように構成された本考案のマンホール蓋において
は、前記栓体はマンホール入口部の内蓋に設置されてい
る。なお栓体が取り付けられた内蓋である蓋本体は、マ
ンホール入口部を機密にシールしている。
ガス測定に際しては前記盲栓を円筒体から取り外して
前記シール部材の通気孔から吸気用パイプを差し込み、
マンホール内のガスを吸引し地上に設置された測定機器
により所定のガス測定を行う。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面につき説明する。第1図
ないし第4図は本考案の実施例を示す図である。
第1図においてマンホール入口部10に周知の手段によ
り鉄製の枠体11が設けられており、この枠体11の2箇所
にそれぞれ内蓋12および外蓋13が設置されている。
内蓋12はガスケット14を介してマンホール入口部10を
気密にシールしている。
内蓋12には栓体15が気密に装着されている。
栓体15は、第2図に示されるように内蓋12の一部を貫
通して固定された円筒体16と、円筒体16内に挿置された
シール部材17と、円筒体16の上端に螺合された盲栓18と
から構成されている。
シール部材17はスポンジゴム製で円柱形を呈してお
り、中心に軸方向に延びる通気孔19を有している。この
通気孔19は、第3図に示されるように十文字状にスリッ
トを設けたもの、あるいは第4図に示されるように貫通
孔を設けたものである。
盲栓18は円筒体16に螺合可能なボルト形を呈してお
り、シール部材17の上面を押圧して通気孔19を閉塞しう
るように構成されている。
ガス測定に際しては、外蓋13を取り外し盲栓18を円筒
体16から取り外す。そして予め用意した吸気用パイプ
(図示せず)をシール部材の通気孔19から差し込み、マ
ンホール内のガスを吸引し、地上に設置された測定機器
(図示せず)により所定のガス測定を行う。
(考案の効果) 以上、本考案のマンホール蓋によれば、蓋本体を取り
外すことなく確実なガス測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のマンホール蓋の一実施例を示す断面
図、第2図は第1図A部の拡大断面図、第3図および第
4図は本考案の実施例に使用されるシール部材の一例お
よび他の例をそれぞれ示す平面図、第5図はマンホール
の一般的な構造を示す概略図である。 10……マンホール入口部 12……内蓋 13……外蓋 15……栓体 16……円筒体 17……シール部材 18……盲栓 19……通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−33845(JP,U) 実公 昭49−32064(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンホール入口部を閉塞する蓋本体と、こ
    の蓋本体に装着された栓体とを備え、前記栓体は、前記
    蓋本体を貫通して固定された円筒体と、前記円筒体内に
    挿置され、かつ軸方向に延びる通気孔を有するシール部
    材と、前記円筒体の上端に螺合され、かつ前記シール部
    材を押圧して前記通気孔を閉塞する盲栓とから構成され
    たものであることを特徴とするマンホール蓋。
JP11491190U 1990-10-31 1990-10-31 マンホール蓋 Expired - Lifetime JP2516648Y2 (ja)

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JPH0473047U JPH0473047U (ja) 1992-06-26
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JP2580725Y2 (ja) * 1993-02-23 1998-09-17 矢崎総業株式会社 指示用計器

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JPH0473047U (ja) 1992-06-26

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