JPH0542357Y2 - - Google Patents

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JPH0542357Y2
JPH0542357Y2 JP1986095390U JP9539086U JPH0542357Y2 JP H0542357 Y2 JPH0542357 Y2 JP H0542357Y2 JP 1986095390 U JP1986095390 U JP 1986095390U JP 9539086 U JP9539086 U JP 9539086U JP H0542357 Y2 JPH0542357 Y2 JP H0542357Y2
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intake manifold
vibrator
boost
pressure
engine
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JP1986095390U
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JPS632132U (ja
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、ターボエンジンのインテークマニホ
ールドにおける圧を検出するターボエンジンのブ
ースト圧検出装置に関する。
〔従来技術〕
ターボエンジンにおいては、出力、燃費等の最
適に制御するために、エンジン吸入圧力(ブース
ト圧)を検出する必要がある。
ところで、このブースト圧の検出にあたつてイ
ンテークマニホールドからブースト圧を直接ブー
ストセンサで検出することは、機関脈動を拾い、
正確な検出値を得にくいばかりか、ブーストセン
サそのものを破壊するおそれがあつて好ましくな
い。
そのため、従来では、第3図及び第4図に示す
ようにインテークマニホールド1内のブーストセ
ンサ2との連通路3に絞り部(オリフイス)4を
設けて、例えば絞り部4前後のブースト圧P1
びP2が、例えば第5図A,Bに示す圧力特性の
関係となるように、脈動を減衰させていた。
更に、近年では、実開昭59−104045号公報にお
いてインテークマニホールド内とブーストセンサ
とを絞り付き金具に加えて可撓管で連通すると共
に、ブーストセンサをエンジンの脈動域外の部材
上に取付けて、脈動を長尺な可撓管を波打たせる
ことでも減衰し、かつブーストセンサがエンジン
の、脈動により誤つた圧力を検出しないようにし
て、ブースト圧を可及的に正確に検出しようとす
るものが提案されている。
しかしながら、これらの検出装置にあつては、
エンジンブレーキを作動させた時のように排気管
内の圧力が上昇した場合やインテークマニホール
ド内の吸気脈動やバルブの開閉タイミングなどか
らエンジンの吹き返しが発生し、排気ガスが絞り
部4に到達してカーボン等が付着するが、この付
着物は除去する手段がないために次第に堆積して
ついには絞り部4を閉塞してブースト圧の検出が
不可能になるという不具合があつた。
技術分野が異なるが、車両のエンジン油圧を検
出するのにダイヤフラムを使用した装置が実開昭
56−89937号公報で提案されている。
この装置はダイヤフラムに作用する圧力の変動
を緩和して検出部を保護するために圧力室の入口
部に設けてあるストツパーにダンパーを支持させ
たものである。このダンパーは一種のチエツキ弁
であつて、高い圧力が作用すると拡大部、即ち弁
体が急上昇してストツパーに当接してダイヤフラ
ム側に高圧が作用しないようにしたものである。
従つて、この装置をターボエンジンのブースト圧
力検査装置の連通路の掃除用に利用することはで
きないものである。
〔考案の目的〕
そこで、本考案は、簡単な手段により、絞り部
にカーボン等が付着堆積するのを防止して、長期
間にわたつて良好にブースト圧を検出することが
できるターボエンジンのブースト圧検出装置を提
供することを目的とする。
〔考案の構成〕
前記目的を達成するための本考案は、インテー
クマニホールドとブーストセンサーとの間を結ぶ
連通路の一部を絞つて絞り部を形成し、この絞り
部内に振動子を貫通して設けており、この振動子
は胴部とこれの両端に設けた拡大部とを有してお
り、前記胴部は前記絞り部の内径より僅かに小径
に、拡大部は連通路より大径に形成されており、
この振動子はインテークマニホールド内の圧力を
伝達するとともにこのインテークマニホールド内
の脈動を受けて振動するように構成してなるター
ボエンジンのブースト圧検出装置である。
インテークマニホールドとブーストセンサとの
間を結ぶ連通路に絞り部を形成することは機関脈
動を減衰させるために必要な構成部材であるが、
この部分にカーボンが付着するのが問題であつた
のである。
本考案においては、前記絞り部に棒状の振動
子、いわゆる掃除具を設けたものであるが、この
振動子はエンジンの振動を拾つて振動し、常に絞
り部に接触ないしは近接してカーボンを脱落させ
るように作用するものである。
〔考案の実施例〕
以下添付の第1図及び第2図に基づいて、本考
案の一実施例を説明する。なお、第3図及び第4
図と同様な部材には同じ番号を付して詳しい説明
は省略する。
即ち、図中1がインテークマニホールド、2が
ブーストセンサで、3が絞り部4を備えた連通路
である。
そして、前記絞り部4にエンジン振動に誘起さ
れて振動する棒状の振動子5が貫設けされる。こ
の前記棒状の振動子5は、絞り部4の内径より若
干小径の丸棒から構成され、この組付時におい
て、絞り部4から突出する上、下端部を適宜の治
具を用いて順次膨出状に潰し加工して抜き出し不
能としている。
前記のように構成されるため、絞り部4内面と
棒状の振動子5外面との間に形成される周間隙に
より、従前と同様の絞り機能が得られ、脈動が効
果的に減衰される。
一方、エンジンの吹き返しにより、絞り部4に
カーボン等が付着堆積しようとしても、この絞り
部4内には、エンジン振動に誘起されて振動する
棒状の振動子5が介在されているため、この振動
子5の振動によりカーボン等が効果的に排除さ
れ、結局絞り部4に付着堆積することはない。
〔考案の効果〕
本考案に係るターボエンジンのブースト圧検出
装置は、インテークマニホールドとブーストセン
サーとの間を結ぶ連通路の一部を絞つて絞り部を
形成し、この絞り部内に振動子を貫通して設けて
おり、この振動子は胴部とこれの両端に設けた拡
大部とを有しており、前記胴部は前記絞り部の内
径より僅かに小径に、拡大部は連通路より大径に
形成されており、この振動子はインテークマニホ
ールド内の圧力を伝達するとともにこのインテー
クマニホールド内の脈動を受けて振動するように
構成されている。
従つて、ブーストセンサへの連通路に必要とす
る絞り作用を与えながら、振動子がインテークマ
ニホールド内の脈動を受けて微妙に振動すること
になる。
絞り部内でこの振動子が振動することによつて
常時絞り部において一種の掃除動作が行なわれる
ことになり、カーボン等が絞り部に付着して堆積
することを防止することができ、長時間にわたつ
て良好な状態でブースト圧を検出することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面図、
第2図は第1図の−線断面図、第3図は従来
例の要部断面図、第4図は第3図の−線断面
図、第5図A,Bは絞り部前後のブースト圧の
各々特性図である。 1……インテークマニホールド、2……ブース
トセンサ、3……連通路、4……絞り部、5……
棒状の振動子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インテークマニホールドとブーストセンサーと
    の間を結ぶ連通路の一部を絞つて絞り部を形成
    し、この絞り部内に振動子を貫通して設けてお
    り、この振動子は胴部とこれの両端に設けた拡大
    部とを有しており、前記胴部は前記絞り部の内径
    より僅かに小径に、拡大部は連通路より大径に形
    成されており、この振動子はインテークマニホー
    ルド内の圧力を伝達するとともにこのインテーク
    マニホールド内の脈動を受けて振動するように構
    成してなるターボエンジンのブースト圧検出装
    置。
JP1986095390U 1986-06-24 1986-06-24 Expired - Lifetime JPH0542357Y2 (ja)

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JP1986095390U JPH0542357Y2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24

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JPS632132U JPS632132U (ja) 1988-01-08
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