JPH0716136U - エンジンのブーストセンサ - Google Patents

エンジンのブーストセンサ

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Publication number
JPH0716136U
JPH0716136U JP4604993U JP4604993U JPH0716136U JP H0716136 U JPH0716136 U JP H0716136U JP 4604993 U JP4604993 U JP 4604993U JP 4604993 U JP4604993 U JP 4604993U JP H0716136 U JPH0716136 U JP H0716136U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake pipe
sensor
chamber
adapter
boost
Prior art date
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Pending
Application number
JP4604993U
Other languages
English (en)
Inventor
節夫 星
正彦 矢部
博之 前島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP4604993U priority Critical patent/JPH0716136U/ja
Publication of JPH0716136U publication Critical patent/JPH0716136U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間部品の点数を削減しつつ脈動による検出
精度の低下を抑制できる直付型のブーストセンサを提供
する。 【構成】 エンジンのインテークパイプ1の内側に絞り
を介して連通されたチャンバ9を形成したアダプタ3
と、受圧部8を前記チャンバ9に臨ませたセンサ本体7
を設けたことにより、エンジンの運転にともなってイン
テークパイプ内に発生した脈動がセンサ本体7の受圧部
8に影響を及ぼさないようにした。また、センサ本体7
をインテークパイプ1の外壁面にアダプタ3を介して取
り付けたことにより、中間部品の点数および組付け工数
を削減するとともに、ブーストセンサの全体構成をコン
パクト化した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエンジンのブースト圧を検出するブーストセンサに係り、詳しくは、 脈動の影響を受けることなくブースト圧を的確に検出できるようにした直付型の ブーストセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンのブースト圧を検出するために、従来では例えば図5に示したように インテークパイプAの外壁面にセンサ本体BをビスCで締付固定するとともに、 センサ本体Bから離れた位置に設けた圧力取出口DにアイEをアイボルトFで取 り付けていた。そして、アイEと前記センサ本体Bの受圧部GをラバーホースH を介して接続することにより、インテークパイプAの内側からアイボルトFおよ びアイEを介して取り出したブースト圧をラバーホースHでセンサ本体Bの受圧 部Gに導くようにしていた。Iはクリップバンドである。
【0003】 このようにインテークパイプAから取り出したブースト圧をラバーホースHで センサ本体Bの受圧部Gに導くようにした場合は、ラバーホースHによるダンピ ング作用でインテークパイプA内の脈動を減衰させることができる。ところが、 この場合はアイボルトFあるいはラバーホースHなどの複数の中間部品を用いる 必要性があるためにコストが高くなるという不具合があった。なお、中間部品を 用いることなくセンサ本体Bを圧力取出口Dに直付けすると、エンジンの運転に ともなう脈動がそのままセンサ本体Bの受圧部Gに伝達されるのでブースト圧の 検出精度が低下するという不具合がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、中間部品の点数を削減しつつ 脈動による検出精度の低下を抑制できる直付型のブーストセンサを提供すること を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、エンジンのインテークパイプの内側に絞 りを介して連通されたチャンバを形成したアダプタと、受圧部を前記チャンバに 臨ませたセンサ本体を設けている。そして、前記センサ本体をインテークパイプ の外壁面にアダプタを介して取り付けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
インテークパイプの圧力は、絞りによる狭搾作用を受けた後にアダプタのチャ ンバに導入されるために、エンジンの運転にともなってインテークパイプ内に発 生した脈動はチャンバに影響を及ぼさない。従って、アダプタのチャンバに受圧 部を臨ませたセンサ本体は脈動に影響されないブースト圧に対応した信号を出力 することになり、ブースト圧の検出精度が高くなる。
【0007】 また、センサ本体をインテークパイプの外壁面にアダプタを介して直付けする ようにしている。このために、中間部品の点数および組付け工数が削減されると ともに、ブーストセンサの全体構成がコンパクト化される。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に係るブ ーストセンサの一実施例を示す断面図であり、エンジンのインテークパイプ1の 所定位置に設けた圧力取出口2にアダプタ3をねじ込み固定している。
【0009】 アダプタ3は図2および図3に示したように中心部にネジ孔4を形成した有底 の筒状に構成されており、インテークパイプ1へのねじ込み先端面を構成する底 壁5に小孔6を設けている。そして、アダプタ3のネジ孔4にねじ込んだセンサ 本体7の受圧部8の先端面と前記底壁5でチャンバ9を形成することにより、小 孔6を介してインテークパイプ1の内部に連通保持されたチャンバ9の圧力をセ ンサ本体7の受圧部8で検出し、この検出値に応答した電気信号を出力するよう にしている。10はハーネス、11はガスケットである。
【0010】 以上のように構成されたエンジンのブーストセンサにおいて、インテークパイ プ1の圧力は、小孔6が構成する絞りによる狭搾作用を受けた後にアダプタ3の チャンバ9に導入されるために、エンジンの運転にともなってインテークパイプ 1内に脈動が発生したとしてもチャンバ9の圧力は影響されず、平静に保たれる 。従って、アダプタ3のチャンバ9に受圧部8を臨ませたセンサ本体7は脈動に 影響されないブースト圧に対応した信号を出力することになり、ブースト圧の検 出精度が高くなる。
【0011】 また、センサ本体7をインテークパイプ1の外壁面にアダプタ3を介して直付 けするようにしているために、中間部品の点数および組付け工数が削減されると ともに、ブーストセンサの全体構成がコンパクト化される。
【0012】 上記実施例ではプラグタイプのセンサ本体7を採用し、このセンサ本体7をイ ンテークパイプ1の壁面に直角に取り付けるようにしているが、スペース的な制 約を受ける場合はセンサ本体7をインテークパイプ1の壁面と平行に取り付ける ことができる。
【0013】 すなわち、図4は本考案に係るブーストセンサの他の実施例を示す断面図であ り、この実施例においてはチャンバ9を形成したアダプタ3をインテークパイプ 1の外壁面に締付固定している。そして、アダプタ3に設けたセンサ取付孔12 に受圧部8を挿入したセンサ本体7をアダプタ3にビス13で締付固定するとと もに、前記センサ取付孔12とチャンバ9を連絡孔14を介して連通保持させて いる。
【0014】 従って、この実施例の場合は大型のセンサ本体7であってもインテークパイプ 1の外壁面からのセンサ本体7の取付高さを小さくできるとともに、チャンバ9 とセンサ取付孔12の近接させることができる。また、図4に示した実施例のよ うにチャンバ9とセンサ本体7の受圧部8の間に連絡孔14などによる絞りを介 在させた場合は、脈動による影響の排除効果がより高くなるためにブースト圧の 検出精度がさらに改善される。15はインテークパイプ1の圧力をチャンバ9に 導く絞りを構成する小孔、16はシールリングである。
【0015】 なお、センサ本体7としては半導体式圧力センサあるいはストレーンゲージ型 圧力センサなどを用いることでブースト圧の検出精度を高くすることができる。 また、アダプタ3を制振材あるいは断熱材で構成した場合は、インテークパイプ 1の振動および熱がセンサ本体7に伝達することによる不具合を回避することが できる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案に係るブーストセンサによれば、センサ 本体をインテークパイプにアダプタを介して直付けするようにしているために、 従来のように複数の中間部品を用いる必要性がなく、部品点数および組付け工数 が削減されるとともに、ブーストセンサの全体構成がコンパクト化される。また 、センサ本体とインテークパイプの間に介在させたアダプタにチャンバを形成す るとともに、このチャンバとインテークパイプの内部を絞りを介して連通させて いるために、エンジンの運転にともなってインテークパイプの内部に脈動が発生 した場合においてもセンサ本体の受圧部における脈動の影響が充分に小さくなり 、ブースト圧の検出精度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブーストセンサの一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1に示したアダプタの側面図である。
【図3】図1に示したアダプタの正面図である。
【図4】本考案に係るブーストセンサの他の実施例を示
す断面図である。
【図5】ブーストセンサの従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インテークパイプ 2 圧力取出口 3 アダプタ 4 ネジ孔 5 底壁 6 小孔 7 センサ本体 8 受圧部 9 チャンバ 12 センサ取付孔 13 ビス 14 連絡孔 15 小孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのインテークパイプの内側に絞
    りを介して連通されたチャンバを形成したアダプタと、
    受圧部を前記チャンバに臨ませたセンサ本体を備え、該
    センサ本体をインテークパイプの外壁面にアダプタを介
    して取り付けたことを特徴とするエンジンのブーストセ
    ンサ。
JP4604993U 1993-08-24 1993-08-24 エンジンのブーストセンサ Pending JPH0716136U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4604993U JPH0716136U (ja) 1993-08-24 1993-08-24 エンジンのブーストセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4604993U JPH0716136U (ja) 1993-08-24 1993-08-24 エンジンのブーストセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0716136U true JPH0716136U (ja) 1995-03-17

Family

ID=12736174

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JP4604993U Pending JPH0716136U (ja) 1993-08-24 1993-08-24 エンジンのブーストセンサ

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JP (1) JPH0716136U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51121631U (ja) * 1975-03-25 1976-10-02
JPS5713293U (ja) * 1980-06-27 1982-01-23
WO2005116429A1 (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Mikuni Corporation スロットルシステムおよびセンサユニット
WO2008152964A1 (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 燃焼振動検出装置の取付構造

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