JPH054224Y2 - - Google Patents

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JPH054224Y2
JPH054224Y2 JP1987164426U JP16442687U JPH054224Y2 JP H054224 Y2 JPH054224 Y2 JP H054224Y2 JP 1987164426 U JP1987164426 U JP 1987164426U JP 16442687 U JP16442687 U JP 16442687U JP H054224 Y2 JPH054224 Y2 JP H054224Y2
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card
case
electrode
terminals
socket
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ICカードの電極部を電気的に接続
するためのソケツトに関するものである。
〔従来の技術〕
ICカードの静電気による損傷を避け、且つIC
カードの電極部との機械的摩擦を避けるため、
ICカードがソケツトに嵌合され、所定位置にセ
ツトされないうちはソケツト内の端子との接触な
しに挿脱可能とした手段は従来より種々提案され
ており、例えば第5図に示すような機構がある。
すなわち、第5図において、1はソケツト側の
ハウジングで、その内部には2列に並んだ端子
2,2が開いた状態で装着されており、この両端
子2,2の間にICカードAのエツジ電極A1を挿
入した後に、これを機械的開閉機構3,3を用い
て強制的に両端子2,2間を閉じ、嵌合状態を得
て電気的に接続する構成である。
しかし、上記の如きソケツトでは、前記機械的
開閉機構3,3によつて前記両端子2,2間の開
閉を行うために、ICカードの電極A1部と前記両
端子2,2間の機械的摩擦を避けることが出来な
いといつた問題点があつた。
本件出願人は、このような問題点を改善するた
め、第6図に示すような改良したソケツトを先に
提案した。すなわち、相対する端子4,5を段違
いに装着したハウジング6の外側部に、該ハウジ
ング6の上方開口部6A方向に延びたガイド部材
7を回動自在となるように取り付けるとゝもに、
該ガイド部材7を前記ハウジング6内の低い側の
端子4方向にばね8により付勢せしめたものであ
る。なお、図において、9は防塵カバー、10は
本体カバーで、上記防塵カバー9の一端はガイド
部材7に取り付けられており、他端には孔9aを
形成して該孔9aと本体カバー10に設けた突起
10aとによりロツク機構R0が形成されている。
そして、前記改良されたソケツトは、ICカー
ド或いはプリント基板Aのエツジ電極部A1を傾
斜したガイド部材7内に挿入することにより、カ
ードAの先端部のエツジ電極部A1はソケツト内
の両端子4,5間に無摩擦的に挿入され、この状
態からガイド部材7をばね8の付勢に抗して指で
押し、これを直立せしめる。
これによつて、端子4,5はカードまたは基板
Aの電極部A1に接触しながらこじられるように
押し広げられる。この押し広げられた量が接点圧
力となつて嵌合し、両者は電気的に接続され、こ
のとき前記ロツク機構R0の突起10aが前記防
塵カバー9の孔9aと嵌合してロツクされる。
そして、解除ボタン12を押すことにより前記
突起10aが孔9aから外れ、ガイド部材7はば
ね8の付勢によつて上記傾斜状態に復帰し、カー
ドAの先端電極部A1は上記と同様ハウジング6
内の両端子4,5と非接触状態となり、従つて無
摩擦的にこれを抜き取ることができるものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、後者のものでは、ICカード等を高低
の端子間に斜めに差し込んでこれを直立させるこ
とにより、端子4,5を電極部A1に接触させて
いるため、長期に亘り使用する間に、てこの原理
によりICカードが変形して上記接触が不良にな
る虞れがある。また、この方式では、カード側か
ら端子に接触させ、しかも斜めに挿入して直立さ
せるので、どうしてもこじりがあり、長期間には
電極部の損傷を生ずるといつた問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑み、静止した状態でICカー
ドの電極部に対して適正な接点圧で端子を接触せ
しめ、または離脱せしめるものを提供することを
目的としたものであり、その要旨は、後端に出力
端子部を設けその手前にICカードの挿入時に該
カードの電極部が露出するよう開口部を形成した
ケースと、該ケースのほゞ中央部両側に立設した
支持片に折曲部で枢支された横L字形の作動レバ
ーと、該作動レバーの短腕に前端が枢着され前記
ケースの開口部に摺動可能に嵌装されたスライダ
と、該スライダの後端より前記出力端子部にかけ
て前記ケースに挿入されたICカードの電極部に
向け凸に弾性変形する可動端子とから構成したこ
とを特徴とするICカード用ソケツトにある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
により詳細に説明すると、11は内部にICカー
ド収納穴12が形成されたケースで、後端には出
力端子部13が設けられ、該出力端子部13の手
前の上下面に開口部14,14′を形成して、IC
カードBがケース入口12aから収納穴12内に
挿入されたとき、電極部B1,B2がケース11の
上下に露出するよう構成されている。
15はスライダで、前記ケース11の上下両開
口部14,14′側に嵌装され、上記開口部14,
14′間でその後端から前記ケース11の出力端
子部13にかけて、突起16a,16′aを備え
た可動端子16,16′がICカードBの電極部
B1,B2に向かつて凸に弾性変形するよう構成さ
れている。
17は横L字形の作動レバーで、その折曲部を
前記ケース11のほゞ中央部両側に立設した支持
片18に枢支17aされ、その垂直側の短腕19
の先端を前記スライダ15の前端に枢着17bす
るとゝもに、水平側の長腕20の先端に下方への
延長部21を形成し、その内面に係合部22を設
けて前記ケース11の前端上面に設けたフツク2
3と共にロツク機構24を構成している。なお、
図中25は横L字形の作動レバー11のつまみで
あり、また上記作動レバー17には、長腕20の
途中に下方に向けてスリツト26,26′がある
穴27,27′を形成して、長腕20の上下方向
への変形を容易にしている。
上記のような本考案ソケツトにおいて、ICカ
ードを使用するときには、まず第2図の状態から
横L字形の作動レバー17のつまみ25を持ち上
げると、その長腕20は前記穴27,27′及び
スリツト26,26′を具備するため、第2図仮
想線のように容易に変形して、前記係合部22が
フツク23より外れるとゝもに、枢支17aを軸
として時計方向に回動する。
すると、短腕19の先端も時計方向に回動する
ので、第3図に示す如く、スライダ15は枢着1
7b部で左方向に引つ張られ、この移動によつて
前記可動端子14,14′の凸の弾性変形が戻る
から、ここでケース11の入口12aからICカ
ードBを電極部B1,B2を先にしてケース11内
のICカード収納穴12内に完全に挿入する。
そして、再び横L字形の作動レバー17をつま
み25により第2図実線のように下げ、係合部2
2をフツク23にかけるようにすれば、前記作動
レバー17の短腕19が枢支17aを軸として反
時計方向に回動し、これに枢着17bしたスライ
ダ15を出力端子部13に向かつて摺動させるか
ら、可動端子16,16′はICカードBの電極部
B1,B2に向かつて凸に弾性変形し、上記電極部
B1,B2に圧接せしめられる。
圧接部を抜くときは、再びつまみ25により横
L字形の作動レバー17を上げれば、前記のよう
に、上記状態からスライダ15がケース11の入
口12a側に引かれ、ICカードBの電極部B1
B2に圧接していた可動端子14,14′が上記電
極部B1,B2から離れるから、ICカードBを可動
端子16,16′と無接触状態で抜くことができ
る。
〔考案の効果〕
本考案に係るICカード用ソケツトは、上述の
ように、後端に出力端子部を設けその手前にIC
カードの挿入時に該カードの電極部が露出するよ
う開口部を形成したケースと、該ケースのほゞ中
央部両側に立設した支持片に折曲部で枢支された
横L字形の作動レバーと、該作動レバーの短腕に
前端が枢着され前記ケースの開口部に摺動可能に
嵌装されたスライダと、該スライダの後端より前
記出力端子部にかけて前記ケースに挿入された
ICカードの電極部に向け凸に弾性変形する可動
端子とから構成したものであるから、ICカード
がケースの所定位置に挿入されてからその電極部
に可動接点が圧接し、又可動接点が電極部から完
全に離れてからICカードを抜くことができる。
従つて、前記のようなこじりもなく、ICカー
ドを変形したり、電極部に損傷を生じさせるとが
ないとゝもに、可動端子がケースに摺動可能に嵌
装されたスライダの後端と出力端子部間に設けら
れていることにより、可動端子は正確に変位し、
従つて適正な接点圧で電極部に圧接せしめること
ができるといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るICカード用ソケツトの
側面図、第2図は同正面、第3図はICカードの
正面と共に示す同縦断面図、第4図は同底面図、
第5図及び第6図は従来のソケツトの縦断面図で
ある。 11……ケース、12……ICカード収納穴、
12a……ICカード入口、13……出力端子部、
14,14′……開口部、15……スライダ、1
6,16′……可動端子、17……L字形作動レ
バー、18……支持片、19……短腕、20……
長腕、21……長腕の延長部、22……係合部、
23……フツク、24……ロツク機構、B……
ICカード、B1,B2……電極部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後端に出力端子部を設けその手前にICカード
    の挿入時に該カードの電極部が露出するよう開口
    部を形成したケースと、該ケースのほゞ中央部両
    側に立設した支持片に折曲部で枢支された横L字
    形の作動レバーと、該作動レバーの短腕に前端が
    枢着され前記ケースの開口部に摺動可能に嵌装さ
    れたスライダと、該スライダの後端より前記出力
    端子部にかけて前記ケースに挿入されたICカー
    ドの電極部に向け凸に弾性変形する可動端子とか
    ら構成したことを特徴とするICカード用ソケツ
    ト。
JP1987164426U 1987-10-27 1987-10-27 Expired - Lifetime JPH054224Y2 (ja)

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JPH0168681U JPH0168681U (ja) 1989-05-02
JPH054224Y2 true JPH054224Y2 (ja) 1993-02-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212281B2 (ja) * 1980-10-25 1987-03-18 Kawasaki Steel Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6212281B2 (ja) * 1980-10-25 1987-03-18 Kawasaki Steel Co

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