JPH0542162U - ヒンジキヤツプ - Google Patents

ヒンジキヤツプ

Info

Publication number
JPH0542162U
JPH0542162U JP8987191U JP8987191U JPH0542162U JP H0542162 U JPH0542162 U JP H0542162U JP 8987191 U JP8987191 U JP 8987191U JP 8987191 U JP8987191 U JP 8987191U JP H0542162 U JPH0542162 U JP H0542162U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
finger hook
cover
sealing member
finger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8987191U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2565692Y2 (ja
Inventor
哲夫 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Can Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Can Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Can Co Ltd filed Critical Daiwa Can Co Ltd
Priority to JP1991089871U priority Critical patent/JP2565692Y2/ja
Publication of JPH0542162U publication Critical patent/JPH0542162U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2565692Y2 publication Critical patent/JP2565692Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 いたずらや衝撃を受けた時でも、容易に上蓋
が開蓋しない封止構造を有するヒンジキャップを提供す
る。 【構成】 上部に注出口13が形成されている下蓋1
と、注出口13を封鎖する封鎖部が形成されており、開
蓋し易くする指掛け部21が外方へ突設されている上蓋
2とが、指掛け部21と反対側のヒンジ部8を介して連
結されているヒンジキャップにおいて、下蓋1のヒンジ
部と反対側には嵌合孔16が形成され、嵌合孔16に永
久嵌合される嵌合突起部29と指掛け部21を上方から
被うように指掛け部21に係合されるカバー部27とカ
バー部27と指掛け部21とを連結している切断が容易
な脆弱部28とを一体成形してなる封止部材3が、上蓋
の指掛け部21にカバー部27を係合させ、下蓋の嵌合
孔16に嵌合突起部29を嵌合することにより前記上下
蓋1,2を封止した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、いたずらや衝撃を受けた時でも、容易に上蓋が開蓋しない封止構造 を有するヒンジキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いたずら防止機能付のヒンジキャップとして、例えば実開昭62−19 1652号公報および実公昭63−33821号公報に記載されたものが知られ ている。
【0003】 前者は、上蓋と下蓋と両者を連結するヒンジ部と封止部材とが一体成形されて おり、下蓋に多数個の点状の連結部を介して封止部材を連結し、上蓋を閉めた時 に、指掛け部が形成された上蓋の側壁を、この封止部材により隠すようにしたも のである。この上蓋の開蓋は、封止部材を連結部より破断したのち、指掛け部に 指をかけてこれを押し上げることでなされる。なお、この上蓋は、封止部材によ り保持されていない。
【0004】 また、後者は、上蓋と下蓋と両者を連結するヒンジ部とが一体成形されており 、上蓋の筒壁の下方部分を切除して、突条による凹凸嵌合部を解除して、外方に 突出する上蓋引起し片に指を掛けて上蓋を引き上げることで開蓋するものである 。なお、前記上蓋引起し片は筒壁に一体的に連結されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
これらのヒンジキャップは、肉薄のヒンジ部が繰り返し折り曲げられるので、 これに耐え得る性能の樹脂、例えばポリプロピレンや高密度ポリエチレンで製造 される。
【0006】 しかしながら、前述した従来技術では、次のような問題点がある。
【0007】 (1)前者および後者の例において、開蓋時に切除される封止部材や筒壁は、上 蓋や下蓋と一体成形されているために、切除性の難易度の調整は、封止部材や筒 壁の材質ではなく、設計が難しい構造上の厚み調整となり、しかも、製造に当た っては、封止部材や筒壁は上下蓋と一体成形されるために、例えば利用の便宜を 図る目的で、封止部材や筒壁を上下蓋とは別色にして、使用者に封止箇所を一見 して識別させるようなことができない。
【0008】 (2)上蓋と封止部材が保持されていない前者では、例えばこのヒンジキャップ が装着された容器が、倒立状態でトレーに立てられていた場合、これをトレーか ら抜き取る時や誤って落下させた時、上蓋が開いてしまい開蓋防止にはならない 。
【0009】 (3)後者の構造では、上蓋引起こし片が外方に突出しており、またこの上蓋引 起し片の真下は、切り込み線により凹状に弱く形成されているため、この部分を 内方に押圧しながら上蓋引起し片を強く押し上げれば、突条による凹凸嵌合部が 外れて上蓋を開蓋することができてしまう。しかも、この上蓋を押し下げること により、容易に元の閉蓋状態に戻すことができる。このため、完全にいたずらを 防止することはできない。
【0010】 本考案は上述のような従来の問題点に着目してなされたもので、いたずらや落 下衝撃を受けた時でも、容易に上蓋が開蓋することがなく、また封止部材の切除 性の難易度調整を、実施が容易な合成樹脂の材質の選択により行なうことができ 、また封止部材を上下蓋とは別色にして、使用者に封止箇所を一見して識別させ ることができ、さらに開蓋後に再び閉蓋できなくすることで、一見していたずら 状態の識別ができるようにしたヒンジキャップを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、上蓋や下蓋とは別体の封止部材の嵌合突起部を下蓋の嵌合孔 に永久嵌合するとともに、封止部材のカバー部を上蓋の指掛け部を上方から被う ように指掛け部に係合することにより、封止部材で上蓋と下蓋とを封止すること で、上述の課題を解決することとした。
【0012】 すなわち、本考案のヒンジキャップにあっては、上部に注出口が形成されてい る下蓋と、該下蓋の注出口を封鎖する封鎖部が形成されており、開蓋し易くする 指掛け部が周縁部から外方へ突設された上蓋とが、該指掛け部と反対側の周縁部 でヒンジ部を介して連結されているヒンジキャップにおいて、前記下蓋のヒンジ 部と反対側には嵌合孔が形成されており、該嵌合孔に永久嵌合される嵌合突起と 前記指掛け部を上方から被うように該指掛け部に係合されるカバー部と該カバー 部と該嵌合突起部とを連結する切断容易な脆弱部とを備え、一体成形されている 封止部材が、前記上蓋の指掛け部に前記カバー部を係合し、前記下蓋の嵌合孔に 前記嵌合突起部を嵌合することにより該上蓋と下蓋とを封止している構成とした 。
【0013】
【作用】
上蓋の閉蓋時には、指掛け部にカバー部の係合部を係合して、上蓋に封止部材 を取り付け、その後、上蓋を指で押し下げて下蓋に重ね合わせる。この時、封止 部材の嵌合突起部が下蓋の嵌合孔に永久嵌合されることで、上下蓋が封止部材に より封止される。
【0014】 上蓋の開蓋時には、封止部材の脆弱部を切断してカバー部を除去し、指掛け部 を指で押し上げて上蓋を開蓋する。
【0015】
【実施例】
以下、本考案実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 (第1実施例) まず、構成について説明する。
【0017】 図1は、本考案第1実施例のヒンジキャップを組み立てて容器本体に嵌合した 状態を示す縦断面図、図2は図1の切断位置に直交する位置で切断されたヒンジ キャップ及び容器本体上部の半断面図である。第1実施例のヒンジキャップは、 主に下蓋1、上蓋2および封止部材3から構成されている。上下蓋1,2はヒン ジ部8および反転板9により一体形成により連結されており、上蓋2はヒンジ部 8を支点として上下に回動する(図3参照)。
【0018】 下蓋1は、外筒部10と内筒部11および天井部12を有しており、内筒部1 1の内周面には、容器本体4の首部5に螺着されるネジ部が形成されている。天 井部12の上面中央部には注出口13を有するノズル部14が突設されている。 また、天井部12の下面中央部には、密封リング20が吊設されており、ヒンジ キャップを容器本体4に挿着する際に、容器本体4の首部5の開口部7に密着さ れて液漏れを防止する。また、この天井部12の周縁部のヒンジ部8取付位置の 反対側には、円弧状の嵌合孔16が形成されており、この嵌合孔16に沿った天 井部12の下面には、段差部17が突設されている。
【0019】 上蓋2は、周側壁22、頂壁23を有しており、この周側壁22のヒンジ部8 取付位置の反対側には、開蓋時に上蓋2を開蓋し易くする指掛け部21が外方へ 突設されている。この指掛け部21の先端部には、上方に突出する立上部21a が形成されている。また、周側壁22の指掛け部21側の内周面には、3本の縦 リブ26が形成されている。頂壁23の中央部の下面には、下蓋1の注出口13 に圧入され、液漏れを防止する筒状の栓体(封鎖具)24が突設されている。ま た、この栓体24の外周部には、頂壁23の下面から吊下された閉蓋位置調整用 のストッパリング25が突設されている。なお、両上下蓋1,2は、ヒンジ部8 と共に同色に着色したポリプロピレンにより一体成形されている。
【0020】 図4において、封止部材3は、下蓋1の嵌合孔16に永久嵌合されるくさび形 の嵌合突起部29と、指掛け部21を上方から被うようにこの指掛け部21に係 合されるカバー部27とが、切断が容易な脆弱部28を介して一体的に連結され たものである。
【0021】 嵌合突起部29は、嵌合孔16と同様に円弧形であり、下部に爪30が形成さ れ、上部に平坦部31が形成された縦断面形状がくさび形の突起体であり、嵌合 孔16に合致する形状及び寸法にしたので、図1に示すように嵌合孔16に嵌入 した際に、爪部30が下蓋1の段差部17に掛止されて、下蓋1に永久嵌合され る。また、この封止部材3は、適度に切断性のある低密度ポリエチレンにより、 前記上下蓋1,2とは別部材として製造されている。このため、封止部材3の切 除性の難易度調整を、適切な材質選択により行うことができる。また、封止部材 3の色も上下蓋1,2とは異色に着色されており、このため使用者に封止箇所を 一見して識別させることができる。
【0022】 カバー部27は、図1において断面視して逆コの字形を有しており、下方に折 れ曲がるフック部27aと、指掛け部21の立上部21aが嵌入される溝32が 形成されている。なお、このフック部27aの折れ曲がった先端部側の長さは、 後述する上蓋2の開蓋後の再閉蓋時に、フック部27aが立上部21aに当接し て、カバー部27を指掛け部21に再係合するこができない長さである。
【0023】 脆弱部28は、嵌合突起部29とカバー部27とを、数箇所点状に連結した肉 薄な連結部である。
【0024】 図において、符号15は下蓋1の外筒部10に形成されて、指掛け部21に指 を掛け易くするための凹部、符号6は容器本体4の首部5の元部に形成された突 起部、符号18は下蓋1の天井部12の下面であって、外筒部10と内筒部11 との間に吊設された小周壁、符号19はこの小周壁18と内筒部11との間に形 成されたポケットである。
【0025】 次に、作用について説明する。
【0026】 まず、封止部材3を上蓋2に取り付ける。
【0027】 すなわち、図5矢印のように溝32内に指掛け部21の立上部21aを押し込 むように嵌入して、カバー部27を指掛け部21に係合する。このように、溝3 2内に立上部21aが押し込まれているため、係合後の封止部材3の指掛け部2 1に対する上下方向の移動は規制される。
【0028】 次いで、図1において栓体24を注出口13内に圧入するように、上蓋2を下 蓋1に重ね合わせて閉蓋する。このとき、円弧状の嵌合突起部29が円弧状の嵌 合孔16内に嵌入され、爪30が段差部17に掛止されて、嵌合突起部29は嵌 合孔16に永久嵌合される。なお、この閉蓋時には、堅固な縦リブ26により嵌 合突起部29の平坦部31を上方から押さえ付けるようになっているため、嵌合 突起部29を嵌合孔16に良好に嵌入できる。この際、カバー部27が指掛け部 21の上面に被さっており、嵌合突起部29が円弧状の嵌合孔16と形状及び寸 法が合致しており、しかも嵌合突起部29の爪30が段差部17に掛止されるの で、封止部材3と上下蓋1,2との係合は堅固となる。このようにして、上下蓋 1,2が封止部材3により完全に封止される。従って、もし、いたずらによりカ バー部27が上方に持ち上げられたり、容器が落下衝撃を受けた時でも、容易に 上蓋2が開蓋することがない。そののち、このヒンジキャップは、首部5に下蓋 1を螺着して容器本体4に装着される。
【0029】 次に、上蓋の開蓋方法を説明する。
【0030】 この上蓋2を開蓋する際には、まず図6に示すように、カバー部27を押し下 げて指掛け部21からカバー部27を離脱し、次いでこのカバー部27を脆弱部 28に沿って切断してこれを除去する。図7は切断されたカバー部27を示す斜 視図である。そののち、図8に示すように指により指掛け部21を押し上げて上 蓋2を開蓋する。
【0031】 もし、いたずらによりカバー部27が指掛け部21から離脱された場合、この カバー部27を再び指掛け部21に係合しようとしても、上述したようにこのフ ック部27aの折れ曲がった先端側の長さが、再閉蓋時にフック部27aが立上 部21aに当接する長さとなっているため、カバー部27のフック部27aが、 指掛け部21の先端部の立上部21aに当接して再係合できない。このため、開 蓋後に上蓋2の再閉蓋ができず、一見していたずら状態の識別ができ、よって心 理的ないたずら防止策となる。
【0032】 (第2実施例) まず、構成について説明する。 実施例1と異なる部分は、以下の通りである。
【0033】 図9に示すように、実施例1の指掛け部21の立上部21aが削除され、この 指掛け部21の上面の中央部両側から周側壁22にかけて、傾斜面を有する固定 壁33が2個形成され、また、各固定壁33の外側面には、縦長の突条34が形 成されている。また、図10および図11に示すように、カバー部27の両端部 には横板35が形成されて、指掛け部21への係合時における封止部材3の横移 動を防止している。各横板35は横長なL字形の板部材であり、その長尺側の先 端部には、前記突条34に掛止される切欠部37が各々形成されている。また、 各横板35の内方には、指掛け部21の嵌入空間である袋部36が形成されてい る。
【0034】 次に、作用について説明する。
【0035】 封止部材を上蓋に取り付ける際には、袋部36に指掛け部21を合わせ、その ままカバー部27を指掛け部21側へ真っ直ぐ押し込んで、カバー部27を指掛 け部21に係合する。このとき、切欠部37が突条34に掛止されることで、係 合後の封止部材3の横移動が防止される。なお、封止部材3の係合後の指掛け部 21に対する上下方向の移動は、カバー部27の下壁と、横板35の長尺側の端 部により規制される。このように、係合後の封止部材3は、上下移動だけでなく 、横移動も確実に規制されるため、係合後の封止部材3の組付安定性が向上する 。次いで、実施例1と同様にして上下蓋1,2を封止部材3により封止する。上 下蓋1,2が封止部材3によって封止されている状態を図12〜図14に示す。
【0036】 また、上蓋を開蓋する際には、カバー部27の上部中央部に指を掛けて、第1 実施例と同様にこれを下方に押し下げて指掛け部21からカバー部27を離脱し た後、脆弱部28を切断し、カバー部27を除いてから指掛け部21に指を掛け て持ち上げることにより開蓋する。なお、指先が当接してカバー部27離脱の邪 魔になる横板35は、指掛け部21の両側端から各固定壁33までしか延出され ていないため、実際に指が掛けられるカバー部27の中央部下は、比較的ゆとり のある空間が形成されて、指掛け部21から離脱し易くなっている。
【0037】 図15に示すように、このヒンジキャップを装着した容器本体4を、トレー3 8に倒立状態で収納して店頭陳列する場合、トレー38に収納凹部39を設ける と共にその一部に拡張凹部40を設け、トレー38の拡張凹部40に、封止部材 3を合わせ、収容凹部39内にヒンジキャップを圧入した状態で、容器本体4を トレー38上に立設する。この陳列中、誤って容器本体4をトレー38から落と しても、上述したように上下蓋1,2は封止部材3により完全に封止されている ため、上蓋2が収容凹部39から離脱する際の摩擦力や落下衝撃に負けて開蓋し たり脆弱部28が破断するようなことはない。
【0038】 更に、本例の容器本体4は、胴部の印刷面と突起部6との位置関係を一定(9 0°の位置)にしたので、ヒンジキャップを螺合すると突起部6がポケット19 に収納された位置で回転が停止し、封止部材3(指掛け部21)と胴部の印刷面 とが同一方向となりトレー38でのディスプレイ効果が上がる(印刷面が全部同 一方向) なお、その他の構成および作用は、第1実施例とほぼ同様であるため説明を省 略する。
【0039】 以上、本考案の実施例を図面により説明したが、具体的な構成はこの実施例に 限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等がなっても 本考案に含まれる。
【0040】 例えば、実施例では、下蓋と上蓋とが一体形成されているが、両者を別体の組 み合わせ構造とし、両者を別々の色調とすることもできる。また、その場合の構 成として、実公昭53−490号公報や実開昭56−161656号公報に示さ れているように、両者をヒンジ部で組み合せ結合するようにしてもよいし、実開 昭56−100355号公報に示されているように、上蓋とヒンジ部と連結部と を一体成形し、別体の下蓋に連結部で係合させるか、その逆に下蓋ヒンジ部と連 結部とを一体成形して上蓋と係合するようにしても良い。
【0041】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のヒンジキャップにあっては、嵌合突起部を嵌合孔 に永久嵌合するとともに、指掛け部を上方から被うようにカバー部を指掛け部に 係合して、封止部材により上下蓋を封止する構成としたため、いたずらや衝撃を 受けた時でも、容易に上蓋が開蓋することがないという効果が得られる。
【0042】 また、封止部材は、上下蓋とは別体に製造されるため、脆弱部の切除性の難易 度調整を、実施が容易な合成樹脂の材質の選択で行うことができるとともに、封 止部材を上蓋又は下蓋とは別色にして、使用者に封止箇所を一見して識別させる こともできるという効果が得られる。
【0043】 さらに、開蓋後に再び閉蓋できなくすることで、一見していたずら状態の識別 ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のヒンジキャップを組み立てて容器
本体に嵌合した状態を示す縦断面図である。
【図2】図1の切断面に直交する切断面で切断したヒン
ジキャップ及び容器本体の上部を示す半断面図である。
【図3】第1実施例のヒンジキャップで、封止部材を装
着する前の状態を示す斜視図である。
【図4】第1実施例のヒンジキャップの封止部材を示す
斜視図である。
【図5】第1実施例のカバー部が指掛け部に係合された
状態を示す斜視図である。
【図6】第1実施例のカバー部が指掛け部から離脱され
た状態を示す縦断面図である。
【図7】第1実施例の切断除去されたカバー部を示す斜
視図である。
【図8】第1実施例の上蓋が開蓋されたヒンジキャップ
を示す斜視図である。
【図9】第2実施例のヒンジキャップで、封止部材を装
着する前の上下蓋を示す斜視図である。
【図10】第2実施例のヒンジキャップの封止部材を示
す背面斜視図である。
【図11】第2実施例の封止部材を示す正面斜視図であ
る。
【図12】第2実施例のヒンジキャップの斜視図であ
る。
【図13】第2実施例のヒンジキャップの平面図であ
る。
【図14】第2実施例のヒンジキャップの要部縦断面図
である。
【図15】ヒンジキャップを装着した容器本体をトレー
に収容した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下蓋 2 上蓋 4 容器本体 7 開口部 8 ヒンジ部 13 注出口 16 嵌合孔 21 指掛け部 24 封鎖部(栓体) 27 カバー部 28 脆弱部 29 嵌合突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に注出口が形成されている下蓋と、該
    下蓋の注出口を封鎖する封鎖部が形成されており、開蓋
    し易くする指掛け部が周縁部から外方へ突設されている
    上蓋とが、該指掛け部と反対側の周縁部でヒンジ部を介
    して連結されているヒンジキャップにおいて、 前記下蓋のヒンジ部と反対側には嵌合孔が形成されてお
    り、該嵌合孔に永久嵌合される嵌合突起と前記指掛け部
    を上方から被うように該指掛け部に係合されるカバー部
    と、 該カバー部と該嵌合突起部とを連結する切断容易な脆弱
    部とを備え、一体成形されている封止部材が、前記上蓋
    の指掛け部に前記カバー部を係合し、前記下蓋の嵌合孔
    に嵌合突起部を嵌合することによって、該上蓋と下蓋と
    を封止していることを特徴とするヒンジキャップ。
JP1991089871U 1991-10-31 1991-10-31 ヒンジキャップ Expired - Lifetime JP2565692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991089871U JP2565692Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ヒンジキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991089871U JP2565692Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ヒンジキャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0542162U true JPH0542162U (ja) 1993-06-08
JP2565692Y2 JP2565692Y2 (ja) 1998-03-18

Family

ID=13982834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991089871U Expired - Lifetime JP2565692Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ヒンジキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2565692Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH107163A (ja) * 1996-06-19 1998-01-13 Saitama Plast Kk 注出構造
JP2011157106A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Yoshino Kogyosho Co Ltd 封緘容器
JP2017013830A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3003561U (ja) * 1994-01-21 1994-10-25 今泉工業株式会社 塗装用マスキング部材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3003561U (ja) * 1994-01-21 1994-10-25 今泉工業株式会社 塗装用マスキング部材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH107163A (ja) * 1996-06-19 1998-01-13 Saitama Plast Kk 注出構造
JP2011157106A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Yoshino Kogyosho Co Ltd 封緘容器
JP2017013830A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2565692Y2 (ja) 1998-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61163A (ja) 容器蓋
JP5449960B2 (ja) 不正開封防止機構付きヒンジキャップ
JPH0542162U (ja) ヒンジキヤツプ
JP5579421B2 (ja) 不正開封防止機構付きヒンジキャップ
JP2660552B2 (ja) ヒンジ付キャップ
JP2605789Y2 (ja) 液体収納容器
JP2532935Y2 (ja) 注出キャップ
JP4297542B2 (ja) バージン機構付きヒンジキャップ
JP2555612Y2 (ja) 錠剤容器
JP2528705Y2 (ja) 注出キャップ
JP4961845B2 (ja) 携帯用振出し容器への内容物充填方法
JPS6213955Y2 (ja)
JP3628835B2 (ja) 容器のワンタッチキャップ
JP2520782Y2 (ja) 注出キャップ
JP2556980Y2 (ja) 化粧品充填皿収納用の簡易容器
JPS6229409Y2 (ja)
JP3023911U (ja) 容 器
JP2546885Y2 (ja) 注出キャップ
JPH047098Y2 (ja)
JPH0734837Y2 (ja) 反転ヒンジ付きキャップ
JPS6242941Y2 (ja)
JPH0424820Y2 (ja)
JPH0454914Y2 (ja)
JPH0650371Y2 (ja) キヤツプ
JPH0752044Y2 (ja) 弾性反転形キャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971118

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term